ラルフ・ブライアントとは? わかりやすく解説

ラルフ・ブライアント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 03:11 UTC 版)

ラルフ・ウェンデル・ブライアントRalph Wendell Bryant, 1961年5月20日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州フォート・ゲインズ英語版出身の元プロ野球選手外野手)、監督


注釈

  1. ^ 1991年の『Sports Graphic Number』でのインタビューにおいてこの時を振り返り「人生で最悪の1か月半(笑)。雨が降っても晴れても練習練習。今まで、あれほど厳しく練習したことはなかった。でも、そのお陰で近鉄にトレードされた時は最高のコンディションだったんだ。でも、もう1回やれって言われたら絶対に嫌だ(笑)」と答えている。
  2. ^ このブライアントの認定本塁打をきっかけに、東京ドームでは天井スピーカー直撃の認定ホームランを記録した選手に対して、特別賞としてスピーカーを製造するメーカーから300万円の賞金が贈呈されることになった(メインスピーカーのみ)。なお天井のスピーカーは2015年に撤去されている。
  3. ^ ブライアントの現役当時のMLBでは、1970年にボビー・ボンズサンフランシスコ・ジャイアンツ)が記録した189が最多であったが、2009年にマーク・レイノルアリゾナ・ダイヤモンドバックス)が223三振でブライアントを初めて上回った(参照MLB公式サイト
  4. ^ 2019年に村上宗隆が184三振を喫するまでは4位まで独占していた。
  5. ^ a b アレックス・カブレラに更新されるまでは、通算150本塁打、200本塁打も最速記録であった。
  6. ^ 1試合3本塁打を8回目に達成した試合でもある。3本の内訳は2ラン、満塁弾、ソロであり、もし3ランが出ていたらサイクルホームランであった。なお、この試合の第1打席ではセンターフェンス直撃のヒットを放っている。
  7. ^ 達成当時1位。現在の1位はウラディミール・バレンティンの7.32(2013年)。
  8. ^ 198個(1990年)、187個(1989年)はそれぞれ歴代2位 - 3位までを独占している(2019年シーズン終了現在)。

出典

  1. ^ 歴代最高記録”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年3月23日閲覧。
  2. ^ a b 近鉄で開花。ブライアントは 日本で本塁打アーチストになった”. Web Sportiva. 2022年3月23日閲覧。
  3. ^ a b c 日刊スポーツ』1988年4月19日1面「ラソーダ監督が命名 ジョージアの熊さん」(日刊スポーツ新聞社
  4. ^ a b c Sports Graphic number1991年8月20日No272「ラルフ・ブライアント・緊急インタビュー」pp.32-37
  5. ^ 特集・80's~90's 助っ人黄金時代 【伝説の助っ人インタビュー】ブライアント 「ワタナベから打ったHRは忘れない」”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年3月23日閲覧。
  6. ^ a b 『日刊スポーツ』1988年4月19日1面「星野新外人獲得 ド軍ブライアント外野手」(日刊スポーツ新聞社)
  7. ^ 朝日新聞』1988年7月4日22面(朝日新聞東京本社
  8. ^ 『日刊スポーツ』1988年4月19日1面「当分はファームで」(日刊スポーツ新聞社)
  9. ^ 報知新聞』1988年6月28日2面「中日ブライアント晴れて猛牛の1軍」(報知新聞社
  10. ^ a b c d e 『中日スポーツ』1988年10月18日第5版2頁「夢を追う ドラゴンズ24時 「中日に恩返ししたい」 ブライアント闘志燃やす」(中日新聞社 児玉)
  11. ^ a b 東京中日スポーツ』1988年6月25日5面「ブライアント譲って欲しい 近鉄が申し入れ」(中日新聞東京本社
  12. ^ 『日刊スポーツ』1988年6月28日2面「代役にブライアント 中日から金銭で獲得」(日刊スポーツ新聞社)
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  17. ^ 渡辺久信『寛容力』講談社、2008年。ISBN 978-4062150002 193頁-199頁
  18. ^ スポーツニッポン2018年4月16日、11版、伊東勤の我が道⑮、「10・19」とブライアント4連発
  19. ^ a b ベースボール・マガジン社『プロ野球70年史』ベースボール・マガジン社、2004年。ISBN 978-4583038087 568頁-570頁 1989年10月12日の「4連発」に関連して1頁かけてブライアントを紹介している。
  20. ^ 元近鉄ブライアント ’80年代“伝説の名勝負”舞台ウラを明かす”. Friday Digital. 2022年3月23日閲覧。
  21. ^ 『読売新聞』1995年10月12日東京朝刊スポーツA面19頁「近鉄・佐々木新監督が抱負」(読売新聞東京本社)
  22. ^ a b 週刊ベースボール』第50巻第55号(通巻:第2148号)1995年12月11日号81頁「週ベオーロラビジョン パ・リーグ情報 近鉄 さよならエディー」(ベースボール・マガジン社
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  27. ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年5月2日). "【5/3美唄戦 代理監督のお知らせ】". X(旧Twitter)より2022年5月2日閲覧
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  32. ^ “元近鉄ブライアント氏が士別監督就任会見 思い出の“カツカレー”で来日実感”. Full-Count. (2022年5月24日). https://full-count.jp/2022/05/24/post1225768/ 2022年5月24日閲覧。 
  33. ^ 阿佐智 (2022年5月23日). “レジェンド助っ人の独立リーグ監督就任の舞台裏…「日本プロ野球外国人OB選手会」とは?”. BASEBALL KING. https://baseballking.jp/ns/column/324688 2022年5月23日閲覧。 
  34. ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年9月21日). "9/21 #士別サムライブレイズ 公式戦 vs 美唄". X(旧Twitter)より2022年12月14日閲覧
  35. ^ “元近鉄ブライアント監督率いる士別サムライブレイズが初代王者に輝く 北海道フロンティアリーグ”. 日刊スポーツ. (2022年9月26日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202209260000630.html 2022年12月14日閲覧。 
  36. ^ シーズン終了のご挨拶 - 士別サムライブレイズ(2022年10月3日)2022年12月14日閲覧。
  37. ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年12月14日). "【ご報告】#士別サムライブレイズ では、今シーズンをもちまして #ラルフ・ブライアント 監督との契約が満了となりましたので、ご報告いたします。". X(旧Twitter)より2022年12月14日閲覧
  38. ^ 近鉄・ブライアント「奇跡の4連発を放った最強の大砲」/連続写真
  39. ^ 『プロ野球「助っ人」伝説』(宝島社)
  40. ^ 週刊ベースボール』2013年4月29日号20頁(ベースボール・マガジン社
  41. ^ 文春Numberびでお「助っ人列伝」
  42. ^ 【セ・パ誕生70年記念特別企画】よみがえる1980年代のプロ野球 EXTRA(2) [パ・リーグ編](週刊ベースボール別冊初冬号)ベースボール・マガジン社、2020年、25頁
  43. ^ プロ野球回顧録 金村義明が語るブライアント「No.1の打撃。別格でしたね」”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年3月23日閲覧。
  44. ^ “【データ】村上宗隆プロ野球新5打席連続本塁打 20人「打数」と13人「打席」の両方を更新”. 日刊スポーツ. (2022年8月2日). https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/202208020001009_m.html 2023年1月13日閲覧。 


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