ラルフ・ブライアント
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ラルフ・ウェンデル・ブライアント(Ralph Wendell Bryant, 1961年5月20日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州フォート・ゲインズ出身の元プロ野球選手(外野手)、監督。
注釈
- ^ 1991年の『Sports Graphic Number』でのインタビューにおいてこの時を振り返り「人生で最悪の1か月半(笑)。雨が降っても晴れても練習練習。今まで、あれほど厳しく練習したことはなかった。でも、そのお陰で近鉄にトレードされた時は最高のコンディションだったんだ。でも、もう1回やれって言われたら絶対に嫌だ(笑)」と答えている。
- ^ このブライアントの認定本塁打をきっかけに、東京ドームでは天井スピーカー直撃の認定ホームランを記録した選手に対して、特別賞としてスピーカーを製造するメーカーから300万円の賞金が贈呈されることになった(メインスピーカーのみ)。なお天井のスピーカーは2015年に撤去されている。
- ^ ブライアントの現役当時のMLBでは、1970年にボビー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)が記録した189が最多であったが、2009年にマーク・レイノル(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が223三振でブライアントを初めて上回った(参照MLB公式サイト)
- ^ 2019年に村上宗隆が184三振を喫するまでは4位まで独占していた。
- ^ a b アレックス・カブレラに更新されるまでは、通算150本塁打、200本塁打も最速記録であった。
- ^ 1試合3本塁打を8回目に達成した試合でもある。3本の内訳は2ラン、満塁弾、ソロであり、もし3ランが出ていたらサイクルホームランであった。なお、この試合の第1打席ではセンターフェンス直撃のヒットを放っている。
- ^ 達成当時1位。現在の1位はウラディミール・バレンティンの7.32(2013年)。
- ^ 198個(1990年)、187個(1989年)はそれぞれ歴代2位 - 3位までを独占している(2019年シーズン終了現在)。
出典
- ^ “歴代最高記録”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年3月23日閲覧。
- ^ a b “近鉄で開花。ブライアントは 日本で本塁打アーチストになった”. Web Sportiva. 2022年3月23日閲覧。
- ^ a b c 『日刊スポーツ』1988年4月19日1面「ラソーダ監督が命名 ジョージアの熊さん」(日刊スポーツ新聞社)
- ^ a b c Sports Graphic number1991年8月20日No272「ラルフ・ブライアント・緊急インタビュー」pp.32-37
- ^ “特集・80's~90's 助っ人黄金時代 【伝説の助っ人インタビュー】ブライアント 「ワタナベから打ったHRは忘れない」”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年3月23日閲覧。
- ^ a b 『日刊スポーツ』1988年4月19日1面「星野新外人獲得 ド軍ブライアント外野手」(日刊スポーツ新聞社)
- ^ 『朝日新聞』1988年7月4日22面(朝日新聞東京本社)
- ^ 『日刊スポーツ』1988年4月19日1面「当分はファームで」(日刊スポーツ新聞社)
- ^ 『報知新聞』1988年6月28日2面「中日ブライアント晴れて猛牛の1軍」(報知新聞社)
- ^ a b c d e 『中日スポーツ』1988年10月18日第5版2頁「夢を追う ドラゴンズ24時 「中日に恩返ししたい」 ブライアント闘志燃やす」(中日新聞社 児玉)
- ^ a b 『東京中日スポーツ』1988年6月25日5面「ブライアント譲って欲しい 近鉄が申し入れ」(中日新聞東京本社)
- ^ 『日刊スポーツ』1988年6月28日2面「代役にブライアント 中日から金銭で獲得」(日刊スポーツ新聞社)
- ^ 北辻利寿「昭和最後の優勝者はドラゴンズ・歓喜の夜に名古屋が沸いた!(20)」『ドラの巻』CBCテレビ、2018年12月28日。2022年4月15日閲覧。オリジナルの2022年4月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ 『報知新聞』1988年6月29日4面「『近鉄ブライアント』きょう発表」(報知新聞社)
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- ^ 菊池靖「最強助っ人を訪ねて ラルフ・ブライアント あの4連発の感触。」『Sports Graphic Number』2011年11月10日号pp.56-57
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- ^ スポーツニッポン2018年4月16日、11版、伊東勤の我が道⑮、「10・19」とブライアント4連発
- ^ a b ベースボール・マガジン社『プロ野球70年史』ベースボール・マガジン社、2004年。ISBN 978-4583038087。568頁-570頁 1989年10月12日の「4連発」に関連して1頁かけてブライアントを紹介している。
- ^ “元近鉄ブライアント ’80年代“伝説の名勝負”舞台ウラを明かす”. Friday Digital. 2022年3月23日閲覧。
- ^ 『読売新聞』1995年10月12日東京朝刊スポーツA面19頁「近鉄・佐々木新監督が抱負」(読売新聞東京本社)
- ^ a b 『週刊ベースボール』第50巻第55号(通巻:第2148号)1995年12月11日号81頁「週ベオーロラビジョン パ・リーグ情報 近鉄 さよならエディー」(ベースボール・マガジン社)
- ^ 『毎日新聞』1996年5月20日東京朝刊第14版第二スポーツ面22頁「ローズ「ヨッシャー」 満塁サヨナラ弾 近鉄9-5西武 7回戦 観衆17,000」(毎日新聞東京本社【藤岡行弘】) - 『毎日新聞』縮刷版 1996年(平成8年)5月号698頁。
- ^ NHK BS1 ワールドスポーツMLB「あの助っ人は今」
- ^ トニ・ブランコ氏の契約解除とラルフ・ブライアント氏の監督就任のお知らせ - 士別サムライブレイズ(2022年3月18日)2022年3月18日閲覧。
- ^ “石狩レッドフェニックス坪井智哉監督、「全力疾走」で初代王者目指す…独立リーグ「北海道フロンティアリーグ」5月1日開幕”. スポーツ報知. (2022年4月30日) 2022年4月30日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年5月2日). "【5/3美唄戦 代理監督のお知らせ】". X(旧Twitter)より2022年5月2日閲覧。
- ^ 阿佐智 (2022年5月4日). “「待ち人」ラルフ・ブライアント来たらず。それでも新リーグは開幕。【北海道フロンティアリーグ】”. Yahoo!ニュース 2022年5月4日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年5月7日). "【5/7 石狩戦 代理監督のお知らせ】". X(旧Twitter)より2022年5月11日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年5月11日). "【5/11 美唄戦 代理監督のお知らせ】". X(旧Twitter)より2022年5月11日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年5月22日). "【5/22 美唄 石狩戦 代理監督のお知らせ】". X(旧Twitter)より2022年5月23日閲覧。
- ^ “元近鉄ブライアント氏が士別監督就任会見 思い出の“カツカレー”で来日実感”. Full-Count. (2022年5月24日) 2022年5月24日閲覧。
- ^ 阿佐智 (2022年5月23日). “レジェンド助っ人の独立リーグ監督就任の舞台裏…「日本プロ野球外国人OB選手会」とは?”. BASEBALL KING 2022年5月23日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年9月21日). "9/21 #士別サムライブレイズ 公式戦 vs 美唄". X(旧Twitter)より2022年12月14日閲覧。
- ^ “元近鉄ブライアント監督率いる士別サムライブレイズが初代王者に輝く 北海道フロンティアリーグ”. 日刊スポーツ. (2022年9月26日) 2022年12月14日閲覧。
- ^ シーズン終了のご挨拶 - 士別サムライブレイズ(2022年10月3日)2022年12月14日閲覧。
- ^ 士別サムライブレイズ [@samurai_blades] (2022年12月14日). "【ご報告】#士別サムライブレイズ では、今シーズンをもちまして #ラルフ・ブライアント 監督との契約が満了となりましたので、ご報告いたします。". X(旧Twitter)より2022年12月14日閲覧。
- ^ 近鉄・ブライアント「奇跡の4連発を放った最強の大砲」/連続写真
- ^ 『プロ野球「助っ人」伝説』(宝島社)
- ^ 『週刊ベースボール』2013年4月29日号20頁(ベースボール・マガジン社)
- ^ 文春Numberびでお「助っ人列伝」
- ^ 【セ・パ誕生70年記念特別企画】よみがえる1980年代のプロ野球 EXTRA(2) [パ・リーグ編](週刊ベースボール別冊初冬号)ベースボール・マガジン社、2020年、25頁
- ^ “プロ野球回顧録 金村義明が語るブライアント「No.1の打撃。別格でしたね」”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年3月23日閲覧。
- ^ “【データ】村上宗隆プロ野球新5打席連続本塁打 20人「打数」と13人「打席」の両方を更新”. 日刊スポーツ. (2022年8月2日) 2023年1月13日閲覧。
- 1 ラルフ・ブライアントとは
- 2 ラルフ・ブライアントの概要
- 3 人物
- 4 脚注
固有名詞の分類
アメリカ合衆国の野球選手 | ジェイソン・スタンリッジ マーク・キーファー ラルフ・ブライアント チェイス・ヘッドリー ジュディ・ジョンソン |
中日ドラゴンズ及びその前身球団の選手 | フランクリン・グラセスキー 大石弥太郎 ラルフ・ブライアント 金博昭 金子勝美 |
野球指導者 | 外木場義郎 江藤晴康 ラルフ・ブライアント 本間忠 アール・ウェッブ |
大阪近鉄バファローズ及びその前身球団の選手 | 武智文雄 佐藤竹秀 ラルフ・ブライアント 根市寛貴 ナイジェル・ウィルソン |
ロサンゼルス・ドジャース及びブルックリン・ドジャースの選手 | ポール・コネルコ マーキス・グリッソム ラルフ・ブライアント リッキー・ヘンダーソン ドルフ・カミリ |
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