自演乙の会とは? わかりやすく解説

自演乙の会(自らを演出する乙女の会)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 00:10 UTC 版)

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」の記事における「自演乙の会(自らを演出する乙女の会)」の解説

季堂 鋭太(きどう えいた) 声 - 間島淳司 / 逢坂良太 本作主人公で、「自演乙の会」唯一の男子会員。学年トップ優等生だが、中学時代は中の下の成績だった。幼い頃愛称は「たっくん」。血液型A型幼い頃恋愛病患のようだった両親がやがて不仲になり、挙句の果て中学3年の夏に自分1人置いてお互い密かに作っていた恋人二人揃って蒸発したことから、恋愛全般に対し強固な不信感持ってしまい、「恋愛アンチ」を自負している。 両親蒸発という圧倒的現実打ちのめされるまでは、中2病思考書き綴った日記付け行動にも移していた。日記帳お気に入り動物図鑑ケース隠していたが、誤って古書店売却したため真涼の手渡ってしまう事態となった中学生時代は少しでも目立とう破天荒な中2病的な)行動取っていた。しかし、両親蒸発や千和の交通事故などを経て、現在は価値観変わっている優等生になったのも、地元国立大学医学部推薦入学勝ち取るため中学3年後以降勉学一筋実績だが、その動機は千和の体を治すためであり、真涼は最初からそれを知っているハーレムのような状態になっているが、恋愛アンチのため原作最新刊の時点ですら「好きな人はいない」と思っている。しかし、真涼に関して以前まではノートのために嫌々彼氏演じていたが、原作6巻時点では放っておけない存在になっており、「自分を必要としてくれるな恋人という名目でも偽彼氏という名目でも構わないからずっとそばにいてやりたい」と思っている。また、偽装カップル解消され今でも彼女を気にかけており、彼女に困ったことがある際は、助けたい想っている。 両親蒸発孤独の身となった鋭太を引き取ったのが現在の保護者である伯母冴子だが、仕事ゲームクリエイター)でほとんど家に帰れないため、家事全般担当するようになったことでスキル著しく上達している。 春咲 千和(はるさき ちわ) 声 - 豊崎愛生 / 赤﨑千夏 ヒロイン一人で、鋭太の『幼なじみ』。クラス1年5組小1から隣家住み、鋭太を「えーくん」と呼ぶ。名前と仔犬連想させる小柄な体格から「チワワ」のあだ名があり、本人ペンネームとして『かわゆいチワワ』を使っている。肉料理好物で、もてる話には興味があり特に女性雑誌「パチレモン」のファン身長150 cm血液型O型小学校1年の頃から剣道を嗜んでおり、全国大会出場狙え剣道部期待エースであったが、中学3年の夏に交通事故で腰に深刻な重傷負い激し運動出来なくなったために剣道諦めなければならなくなった。現在は大手術とリハビリのすえ、日常生活問題ないまで回復し多少なら剣道動作もできるが、無をしそうになると鋭太は本気で怒っている。 高校進学後、鋭太に(一般論として)「幼馴染が彼女なんてありえないと言われたことに反発しモテまくる」と宣言した。さらに鋭太と真涼が偽装カップルとなってからは、真涼に対して強烈な敵愾心燃やしていて、成り行きで「自演乙の会」に入部する羽目となった小学校入学直前3月からのお隣さん何かにつけ「大好き」「愛してると言い続け、鋭太は「ありがとう」の意味にしか取っていなかったが、実はずっと本気だった模様原作4巻で鋭太に告白したが後にフラれてしまう。しかし、鋭太が真涼と別れた時のために真涼以上のモテカワ女子になることを決意した。 鋭太とは作中二度キスしており、一度目は鋭太に告白した時、二度目風邪フラフラな鋭太が真涼の家に行こうとした時(ちなみに二度とも真涼に目撃された)。 料理は下手で、普通に不味かった長らく鋭太の手料理食べさせられていたが、真涼の出現奮起し練習した結果、鋭太に「うまい」と言わせるだけの技量身に付けている。 夏川 真涼(なつかわ ますず) 声 - 斎藤千和 / 田村ゆかり ヒロイン一人で、鋭太の『彼女』。同じ1年1組クラスメイト血液型AB型9年間を海外過ごした帰国子女で、銀色ストレートヘア蒼い瞳が特徴。鋭太のファーストキス相手でもある。 過去の出来事から、鋭太と同様に恋愛憎んでいる。 校内一の美人評判で、連日告白疲れ、鋭太に偽装カップル(「フェイク」)を持ちかける。当然、千和とは緊張関係となるが、「自らを演出する乙女の会」(自演乙の会)を結成し、千和の「幼なじみ意識逆手にとって鋭太が彼氏であることを見せつけ、この時点では優位に立っていた。しかしながら、千和はもちろん、鋭太に恋する姫香と愛衣は本来真涼にとってライバルのはずだが、同時に得難い友人でもある。このことが真涼の心理大きく捉えている。 一方で偽装カップルの鋭太に対しては、当初成績の事や千和と仲良くしていることの嫉妬心から嫌悪感抱いていた。しかし本性現した上偽装カップル強要したにも関わらず嫌われるどころか寧ろ優しく接してくれる彼に戸惑いながらも徐々に惹かれていき、自分自分気持ちが判らなくなってしまう。さらにライバルたち嫉妬若干ヤンデレ)を示し、『もにょもにょ』と称するいちゃらぶ行為要求するなど依存心強まり、「鋭太の彼女でいるなら、どんなことでもする」と宣言しクラス席替えでは鋭太の隣に何が何でも座ろうとするまでになったちなみに鋭太とは作中で4回キスをしており、一度目は学校帰り道に真涼の不意打ちで、二度目は真涼がプールおぼれた際に鋭太が人工呼吸をしたとき、三度目は鋭太が愛衣花火を見に行った翌日、真涼に謝罪としてキス要求されたとき(この際、真涼はあまりの恥ずかしさ噛んでいた)、四度目はミスコン舞台で、鋭太が「フェイク」の関係を戻そうとしたとき(因みにこの4度目は鋭太からのキスである)。 ついにはフェイク」を巡り、姫香に自らの認めたくない本心をつかれ、精神的に不安定になってしまう。鋭太を繋ぎ止めていたはずの日記効力失い両親への想い崩壊し挙句の果てに鋭太との偽彼氏の関係を解消してしまう。さらに追い打ちをかけるようにノート返して彼氏の関係を解消しようとした矢先に鋭太と千和のキス目撃してしまう。それ以降真意不明だが、鋭太と千和の仲を応援することを決意する。しかし、鋭太の所有物抱き枕使って彼のことを考えながらもにょもにょをしたりするなど、彼への依存心強くなっている。 実家スウェーデンにあり、社交界では飾り物隠喩で『宝石』と評されていた。当然裕福ではあるが、真涼自身自由に使える資金限られている。母違いの妹である真那とは、愛憎わだかまり遮られ本心明かしがたい距離感悩まされ、さらに実の母と父の関係から要求される自らの立ち位置人間不信をこうじさせるなど、十代少女としては過大な負荷背負わされている。 一人暮らしだが料理破滅的に下手で、食事は主にウイダーインゼリーカロリーメイトおよびレトルト食品頼っている。また、ジョジョ』の愛読者で、会話そこここネタ仕込むばかりか部室自費単行本揃えるほど。カナヅチため水泳が苦手。 11巻にてパチレモン再建着手し父親自分実力証明することを決意12巻では全国的な人気者になった姫香に専属モデル引き受けるように要望するが、その見返りとして真涼がかつて鋭太に強いた彼氏事実を皆に公表することを条件とされてしまう。 秋篠 姫香(あきしの ひめか) 声 - 金元寿子 ヒロイン一人で、鋭太の『元カノ』。クラス1年2組黒髪髪型おかっぱ血液型B型。 鋭太が千和を護るため、駅前不良少年闘う様子を観て恋に落ちる以後前世付き合っていたと主張する中2病元カノ」。鋭太の中2病残滓親和性高くことあるごとに無機的台詞想い告げるうち、次第積極的な行動身に付き、苦手だった姉に「好きなひとが、できた!」と言えるほどに強くなっている。 中2病だけあってマンガアニメが大好きで、姉の優華厳し目を向けられていた。しかしそのきっかけ幼稚園の頃に、絵本『不思議の国のアリス』優華読んでもらったことで、「反発しながらも姉が大好きな妹」その2である。 実はかなり着やせする体系をしており、小柄華奢な体系だが真涼の次に巨乳である。 ふとしたことから「フェイク」を知ってしまい、内心理想カップル」と崇拝していた二人拒絶そのまま中2病閉じこもるかに見えたが、鋭太や風紀委員達の尽力ことなき得て、その過程で真涼の想い顕現させてしまう。 秋篠家は江戸時代から続く老舗旅館あきしの」を経営しており、女子高校進学した仲居修業をするのがしきたりとされていた。姫香はそれを拒んでいたが、姉との一件以降「ただのお手伝い」と称しお客さん相手取り組んでいる。 11巻にて全国的な人気者となりパチレモン再建の要となる。12巻では真涼の要望を受け専属モデル引き受けるが、その見返りとして真涼がかつて鋭太に強いた彼氏事実を皆に公表することを条件として真涼に突きつける冬海 愛衣(ふゆうみ あい) 声 - 茅野愛衣 ヒロイン一人で、鋭太の『婚約者』。愛称は「あーちゃん」。クラス1年3組風紀委員所属性格真面一辺倒で、成績学年3位血液型A型風紀委員として「自演乙の会」を廃部にしようと画策するが、夏期講習で鋭太と同じクラスになり、昔の『約束』を思い出させた後に、自らも入部しリーダー称するカオルとは同じ小学校で、小学校1年から4年まで同級であり、小学5年生1学期県外引っ越した高校1年生春に再び羽根山市戻ってきた。母親亡くし父親、弟と共に暮らしており、父親仕事都合引っ越し繰り返している。 10年前、鋭太と同じ「わかば幼稚園ほし組」に在籍しけっこんやくそく』をしたが、直後引っ越し離れ離れになった。高校入学再会したが、鋭太は想い出の丘に連れてこられるまで忘れていた。愛衣手書きの『こんいんとどけ』を大事に持っていて、海での合宿で鋭太が握りしめた際の血痕結婚約束信じ込んで、自らの絶対的優位確信している。口癖は「おそとはしってくる!」「愛衣ちゃん大勝利!」。 「自演乙の会」に対抗するうち、付き合っている彼氏が居ると虚勢を張って、姫香に『恋愛マスター』と崇拝される羽目となり、肝心の鋭太へのアピール妨げられ涙する展開となっている。それでも鋭太への恋心抑えきれず、尊敬する風紀委員会先輩達詰問されるが、逆に恋心全開告白目撃され全面的な支援取り付けている。 しかし、基本的に鋭太との関係は他のヒロインズレており、原作6.5巻のキャラ紹介では「千和たちより一段高ところにいるつもりで、実は同じフィールドにすら立っていない。その隔絶気付く時が覚醒の時。」と書かれる。 恋心妄想家で、ポエム家。 ビッグガンガンにて連載されスピンオフ漫画俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 愛」では主人公務めている。 ただし、偽彼氏存在が無いことや鋭太に妄想ノート見られなかったなど原作とは違った展開となっている。

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