血痕とは? わかりやすく解説

けっ‐こん【血痕】

読み方:けっこん

血のついた跡。


血痕

作者東郷隆

収載図書餓狼化す
出版社実業之日本社
刊行年月2006.7


血痕

作者小檜山博

収載図書小檜山博全集 第1巻(小説1)
出版社艪舎
刊行年月2006.10


血痕

作者輝虎

収載図書思議幕の内弁当怪談特製恐い51
出版社文芸社
刊行年月2007.12


血痕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 08:18 UTC 版)

血痕(けっこん、英語:Blood residue, bloodstain)とは、血液の痕跡のことである。犯罪現場などに残されており、犯人を特定する重要な証拠として鑑識法医学の分野で使用する[1]。また、血痕パターン分析英語版は、考古学分野でも活用される[2]

血の散らばり方(血しぶき、血が出た後に外力によって変化した擦過血痕等)によって、血がどのような力で体のどこから出血したものか、出血した後にどういう力が起きたか等が分析される。また、犯人が出血していた場合も、DNA型鑑定などによって有力な証拠となる。出血してからの時間でも色などが変化し、場合によっては血漿の分離なども起きる。古く乾燥した血痕でも、20世紀初頭に登場したルミノール試薬などによって鑑識に用いられる[3]

とくに、傷をつけた相手にかかる血は、返り血と呼ばれる[4]

出典

  1. ^ Robinson, James L. (2008). “Blood residue and bloodstains”. In Ayn Embar-seddon; Allan D. Pass. Forensic Science. Salem Press. p. 152. ISBN 978-1-58765-423-7. https://archive.org/details/forensicscience00emba 
  2. ^ Hortolà, Policarp (2002). “Red blood cell haemotaphonomy of experimental human bloodstains on techno-prehistoric lithic raw materials”. Journal of Archaeological Science 29 (7): 733–739. doi:10.1006/jasc.2001.0782. 
  3. ^ 血痕がDNAより多くを語るとき”. SWI swissinfo.ch. 2022年6月25日閲覧。
  4. ^ "返り血". デジタル大辞泉. コトバンクより2023年3月21日閲覧

関連項目

  • ルミノール - 血痕の鑑識に用いられる薬品。
  • DNA型鑑定
  • 血の跡ドイツ語版 - 狩猟の際に、手負いの獲物が残す血の跡をたどり追跡する。
  • 血糊(ちのり) - 舞台や映像作品などの出血表現に使用される血に似せた物。

外部リンク


血痕

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/15 15:13 UTC 版)

Demon's Souls」の記事における「血痕」の解説

オンラインプレイヤー死亡すると、死亡現場に血痕が残る。この血痕は他のオンラインプレイヤーが視認でき、血痕に触れることでそのプレイヤー死亡するまでの僅かな時間幻影再現する

※この「血痕」の解説は、「Demon's Souls」の解説の一部です。
「血痕」を含む「Demon's Souls」の記事については、「Demon's Souls」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「血痕」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

血痕

出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:20 UTC 版)

名詞

けっこん

  1. (あと)。人や動物血液垂れた飛び散ったりすることによってできた染み模様のようなもの。

翻訳

  • 英語: bloodstain

「血痕」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「血痕」の関連用語

血痕のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



血痕のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの血痕 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのDemon's Souls (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの血痕 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS