血界の眷属(ブラッドブリード)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 03:12 UTC 版)
「血界戦線」の記事における「血界の眷属(ブラッドブリード)」の解説
ヴァルクェル・ロッゾ・ヴァルクトヴォエル・ギリカ 声 - 能登麻美子 「トーニオ・アンドレッティ最後の19時間」&「BLOOD LINE FEVER」に登場。 トーニオを転化(眷属化)させた長老級の眷属。彼からはマスター・シニョリータと呼ばれる。K・Kとスティーブンを軽々と圧倒していたが、クラウスの奇襲を受けて密封される。 トーニオ・アンドレッティ 声 - 置鮎龍太郎 「トーニオ・アンドレッティ最後の19時間」&「BLOOD LINE FEVER」に登場。 マフィアのチンピラ。明るく前向きな性格をしている。表面上はボスの付き人、実情は所属組織の人身御供としてHL(ヘルサレムズ・ロット)に降り立つ。転化させる素材としては、性格も含め逸材らしい。 転化して間もなくライブラと交戦するも、実力不足のためクラウスによって一撃で仕留められる。ヴァルクェルを密封したライブラを恨みつつ再生中。 オズマルド(Ozmaldo) 声 - 立木文彦 「拳客のエデン」に登場。 地下闘技場「e-den(エデン)」の元・不倒チャンピオンで現オーナーの「拳豪オズマルド」。正確には彼本人ではなく、その死体の中に入り「使っていた」眷属。 「オズマルド」の姿ではクラウスに及ばなかったが、オズマルドの巨体の中から出て皮を剥がれた細身の人間に似た姿となると、クラウスですら軽く触れるだけで一蹴する規格外の戦闘力を誇る。ただ、クラウスを殺害しようとせず、「死体の中に入って(自分の力を制限して)戦わなければ(相手が死んでしまうから)拳闘ができない」「一応死体を、しかも自分が殺したわけではない」という旨の発言、またクラウスの戦いぶりに対する心底からの賛辞から、人類へ積極的な敵意が有るわけではなく、単に拳闘が好きなだけの眷属だったようだ。 クラウスを吹き飛ばした後はすぐに姿を消し、特に被害は出していない。 エルルエル・ルカンド・ロゾ・ティエトカゥア・ギ・ムルムハヴァト 「Zの一番長い日」に登場。 インド国軍グワーリヤル空軍基地を丸ごと滅ぼした眷属。 インドで裸獣汁外衛賤厳とツェッドと交戦し、上半身と下半身に分断されたが下半身だけでもライブラの面々と渡り合った程の上位存在。 下半身は空間連結術式でインドからHL(ヘルサレムズ・ロット)まで裸獣汁外衛賤厳ごと移動し、上半身はツェッドに航空機の先端に縛り付けられて空路でHL(ヘルサレムズ・ロット)まで移動させられた。 ザップとツェッドによるコンビネーションでダメージを受けた直後にクラウスに密封される。 ザメドル・ルル・ジアズ・ナザムサンドリガ(Zamedle Lolow Zeaze Nazamsandriga) 声 - 鈴村健一 「幻界病棟ライゼズ」に登場。 食獣動植物(後述)をペットにしている眷属。ニューヨークと異界が融合した直後、ペットに食事をさせる為ブラッドベリ総合病院を襲撃し、クラウス、スティーブンと交戦するが、ニューヨークがHL(ヘルサレムズ・ロット)として再構築された為手を引いた。 3年後、異界に消えた病院がHL(ヘルサレムズ・ロット)に現れた際に喰いかけの患者を襲う為に再び出現。クラウスと再度交戦するが、彼らを侮っていた為神々の義眼を持つレオの存在に気づくのが遅れ、密封される。 アラン・フォスター 声 - てらそままさき 「BRATATAT MOM」に登場。 K・Kの息子ケインのクラスメイトであるキャロライン・フォスター(声 - 金元寿子)を「訳あって」育てている眷属。娘は人間で、彼が血界の眷属(ブラッドブリード)である事を知らない。 娘の養育のために用心棒稼業を行っていたが、麻薬取引現場の護衛任務中に首から下だけがライブラと交戦。首から上は娘の授業参観に参加していたが、同席していたK・Kに正体を見抜かれ、一触即発の空気のなかキャロラインとケインが現れたため戦意を喪失。その後、キャロラインを守るために共にHL(ヘルサレムズ・ロット)を離れた。 アルダマハエル・ジ・ジルラヒア・オル・ザルツマイロロス 声 - 浜田洋平 「妖眼幻視行」に登場。 上半身が刃物と触手で出来た怪物と化した眷属。自我が無く不気味な行動をしていた為、HL(ヘルサレムズ・ロット)の警察機構であるHL(ヘルサレムズ・ロット)PDMPでも炸薬弾頭を命中させる事が出来た。その際に吹き飛んだ頭部が再生出来なかった為、長老級の眷属では無いと判断されたが、暴走し始め見境なく破壊を振りまく十分に危険な存在である。 タイクーンブラザーズ 「災蟲競売篇」に登場。 常に二人組で行動する血界の眷属。それぞれが「イングウェイ」と「マクシミリアン」を名乗っている。 ズールディーズオークション復活に際して、オークション支配人のデナルドに会場の護衛として雇われる。 外見は人間の青年と変わらないが、長老級の眷属として名を馳せる強大な実力を持ち、裸獣汁外衛賤厳をして「初めて会う次元の存在」という程の戦闘を見せつける。イングウェイが「強欲な狂人達」、マクシミリアンが「Ex-G.I.」と交戦。その後、レオが連れ去った「人蠱」の一体を連れ戻すためにライブラを急襲する。 あくまでビジネスとしてオークションの護衛行っており、無駄な戦闘を避け、目的を達成できるなら眼の前の相手を見逃すことも厭わない。イングウェイ 赤いスーツをラフに着こなした黒髪の青年。小型犬と行動を共にしていることが多い。 EX-G.I.に一度は上半身を吹き飛ばされるものの、その後は圧倒する。血液で作り出した針状の暗器を用いて戦う。手に持てば攻防一体の剣のように扱い、相手に打ち込めば無数に枝分かれして内部から激痛とともに人体を破壊する。 マクシミリアン 黒いスーツを着込んだ茶髪の青年。 「強欲な狂人達」の前に立ちはだかり、彼らと一進一退の攻防を繰り広げるが、ヴェネランダの乱入とカロプス人蠱の中身が流出したことで水入りとなる。眼の前の相手がひとりでに切り刻まれるような戦闘法の正体は、単分子で結合させた斬殺ワイヤーを使用したもの。
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血界の眷属(ブラッドブリード、Blood Breed)
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「血界戦線」の記事における「血界の眷属(ブラッドブリード、Blood Breed)」の解説
人知を超えた存在が、DNAに直接術式を書き込むという方法で人間を改造し作り上げた異界の住人。俗に吸血鬼とも呼ばれる存在で、外見は通常の人間と全く変わらないが、鏡や光学機器には映らない。また羽のような緋色の光を纏っているとの伝承があり、実際に神々の義眼を通すとそのように見える。
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