血球算定、血液像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/06 10:26 UTC 版)
白血球総数は正常ないしやや増加、好中球数は正常ないしやや減少(百分率は低下)する。リンパ球の著しい増加、異型リンパ球の出現(5 %以上になることが多い)が特徴的である。伝染性単核球症の鑑別において平均リンパ球/白血球比(L/WBCC)を用いると、cut off 0.35とすることで、特異度100 %、感度90 %との報告がある。 異型リンパ球の出現は、EBウイルスがBリンパ球に感染し、感染細胞に対する細胞性免疫反応により活性化された幼若なT細胞が増加することによる。
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