批判や問題視された放送内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 22:52 UTC 版)
「めざまし8」の記事における「批判や問題視された放送内容」の解説
東京オリンピック聖火リレーのトーチによる谷原の行動について 2021年7月1日、谷原が謝罪するシーンがあった。 谷原は前日、神奈川県内で行われた聖火リレーに走者として参加したことを報告し、実際に使用したトーチを手に、聖火を次のランナーに渡す「トーチキス」を体験したと告白。 オリンピックというイベントに参加できて光栄に思いましたし、いよいよスタートするんだな、早く選手たちの熱い戦いを見たいなという気持ちになりました」 と、満足そうに語った。 だがその後、満面の笑みを浮かべながら聖火のトーチを指示棒代わりに 「一つ目どれからまいりましょうか。はい、『カナダで49.5度数十人死亡』でございます」 と次のトピックスを紹介してしまい、直後に自身の行為が場違いなことに気づいたのかトーチを降ろすと「失礼いたしました」と謝罪の言葉を口に。 しかし、この谷原の行動に視聴者からは 「熱波でカナダが大変なことになっているのに、谷原さんがめっちゃさわやかな笑顔で話し始めたからビックリした…」 「谷原さん…さすがにトーチでカナダの熱波を指すのは不謹慎すぎるでしょ…」 と批判が寄せられた。 トラウデンの発言拒否について 7月8日、トラウデンは、スペシャルキャスター(コメンテーター)としてあるまじき発言をしてしまい、炎上騒動を巻き起こしていた。新型コロナウイルス感染者の増加を受けて東京都に再発令された、4度目の緊急事態宣言について報道。7月7日の新規感染者が920人だったことやデルタ株の流行などから、政府は緊急事態宣言の発令に踏み切ったようだ。そして視聴者からバッシングが続出しているのは、谷原の「どういう対策、緊急事態宣言以外で何をやるべきだと思います?」という質問に対するトラウデンの返答。彼女はこの質問に、「日本の国民はかなりこう、我慢してきたと思うので…」「ワクチンが進むしかないのかな」と持論を語り、谷原の質問を煙に巻く。答えになっていないトラウデンのコメントを受けて谷原は、「結局そこにいたるまでにはなにか対策はしなきゃいけないわけじゃないですか。そこ、どうされるべきだと思いますか?」と再度質問。これにトラウデンは「対策…私に聞かないでください。わからないです、流石に」とスペシャルキャスター(コメンテーター)らしからぬ発言を繰り出し、顔を歪ませるのだった。トラウデンの「わからないです」発言に対して、ネット上では、「質問されて答えられないトラウデン」「トラウデン直美がコメンテーターとして出てるのに違和感。素人の意見を大切にしたいという意味?」などと厳しい声が寄せられていた。 JR東日本変電所火災についての山下・谷原の発言に関する不祥事 10月11日、前日に発生した変電所火災。JR東日本では10路線が運転を見合わせ、約23万6000人に影響が出た大きな騒動となっている。そんな中、番組でこの話題について話を振られた山下は「いやあ、本当に23万人の皆さま、大変ご迷惑をお掛けしました」となぜか頭を下げて謝罪。スタジオから「え?」と戸惑いの声が漏れる中、「もうこのようなことがないように、点検しっかりとやって参ります!」と力強く話した。これに谷原が「え? 山下さん、火災起こされた方?」と乗っかると、山下は至って真面目な顔で、「いや、違います」ときっぱり。谷原は「JRを代表して、ね? 代わりに」とフォローしていたという。しかし、JRとは無関係の山下の突然の謝罪に、ネット上からは「全く笑えない」「点検云々とか憶測で言うな」などといった批判の声が殺到する事態になっていたといい、山下のおふざけに唯一乗った谷原に対しても、ネットからは「なんで一緒になってふざけるの?」「司会なら止めろよ」「一緒になって笑いを取りに行くな」という声が寄せられていた。 山下のコメントに対する応答について 11月15日、コメンテーターの山下の言動が問題視されていた。オーストリア政府がワクチン未接種者のみを対象に、ロックダウンを実施するといったニュースについて報道。オーストリアでは、12歳以上の未接種者は個人の住居から特例以外の外出が認められなくなるという。ちなみにワクチン接種完了率は国民の約65%とのことなので、およそ200万人がロックダウンの対象となる。ここで谷原は、山下に日本で同じような制度が導入されたらどうするかと話を振る。すると彼は「いやぁ、僕はワクチン打ってるから関係ない」とコメント。なんの参考にもならない返答を繰り出した。あまりに適当で無責任な山下のコメントに、視聴者からは、「最近はこんなコメンテーターを置いてるのか! 堂々と差別助長するなや!」 「メディアで発言するには思慮深さに欠ける。人となりに、ガッカリします。出ないで欲しい。イメージダウン」などと批判が殺到している。また同日には、小室圭と小室眞子が渡米したニュースが報道されると、彼は2人の幸せを願っていると前置きしつつ、「司法試験落っこちたでしょ? あれ最悪だね」とコメント。思わず苦笑いする谷原をよそに、「男って結婚したら女を守らないといけない」「男気ない」と司法試験に落ちてしまった圭を責めるような発言を繰り出していた。こちらの発言に対しても、「山下真司に喋らせないほうがいいんじゃないかな」「陰険な老人になっちゃったなあ」といった批判が相次いでいる。 谷原の甲殻類アレルギーについて 2022年1月4日、谷原が自身のアレルギーについて語った。本番組の前に放送されている『めざましテレビ』キャスターとの掛け合いで、エンタメキャスターの軽部真一から「どんなお正月だったんですか?」と話を振られると、「僕、海鮮の甲殻類アレルギー出ちゃいまして」と告白。続けて、「体全身かゆくなっちゃって。でも、かゆみを我慢してたらすぐ治まったんで安心したんですが…」と大事には至らなかったとし、「改めて(甲殻類に)もう一回挑戦しようと思います」と宣言した。谷原の突拍子もない宣言にスタジオは騒然。ネット上でも、「努力でなんとかできることじゃない。病院沙汰になるし、そんな危険なことにチャレンジする宣言とかいろんな方面に迷惑だよ」「そういう事をテレビで言うと無知な人が「食べても大丈夫なんだ」と思い込むからやめてほしい。本当に無知な人」など批判殺到が相次いだ。 アメリカで起こった交通事故について 2月14日、アメリカで起こった交通事故について報道した。道路を監視していたパトカーに、走行中の車から外れたタイヤが直撃するという事故で、その瞬間を収めたドライブレコーダーの映像が取り上げられていた。 事故の映像を見ていた谷原は、転がってきたタイヤがパトカーのフロントガラスを叩き割ったタイミングでなぜか大爆笑。ツボに入ってしまったのか、映像がリプレイされる度に笑ってしまうのだった。 命に関わる事故の映像で笑ってしまったため、ネット上では、「タイヤが転がって来る映像見て笑ってる谷原って…」 「何笑ってんの?タイヤがまともに当たったら死ぬんだよ?」 などの批判が上がっていた。 フジテレビ及び当番組の報道姿勢について 5月11日、ダチョウ倶楽部の上島竜兵の死去のニュースを伝える際、情報キャスターの田中が上島の自宅前から中継を行い、谷原も死因や発見時の状況について詳しく報じた。これに対し、当日のコメンテーターとして同番組に出演していた教育評論家の尾木は、WHOでは死因について言わない、場所の特定をしないといったガイドラインが決められていること、日本でも自殺防止のための報道のガイドラインが定められていることを指摘し、連鎖を懸念するとともに番組の報道内容を批判する発言をした。また視聴者からも批判が殺到しており、特に神田沙也加の急逝時に3日間報道した後に谷原が「今日でこの神田さんのことについての報道、めざまし8では一線を引いて終わらせたいと思います。」と宣言していたにも関わらず、今回の報道姿勢について谷原や当番組に対して約束違反などと物議を醸している。さらにこの放送を受けて厚生労働省は同日、著名人の自殺及びその手段や場所等の詳細に触れる報道は自殺を誘発する可能性があるため、「自殺報道ガイドライン」を踏まえた報道をおこなうよう各報道機関に対して要請をおこなった。 大空の差別的・偏見的なコメントについて 6月9日、人気漫画『ONE PIECE』(集英社)について、SPキャスターの大空のコメントが物議を醸している。8日に行われた『ONE PIECE』公式YouTubeチャンネルの特番で、『ONE PIECE』があと2話で最終章に突入することが発表されたと紹介。谷原が「今回のワノ国編はすごく長かったですけど...、読んでらっしゃる方います?」と出演者に呼びかけると、出演者たちは苦笑いしながら谷原から目を逸らしていた。そこで谷原が大空に話を振ると、「僕、周りはみんな読んでるんですけど、僕読めてなくて」と告白。続けて、「結構、友だちとか仲間とかの友情関係っていうのが日常生活で少ない人が読んでるかなと思ってるんですけど」と発言した。これに谷原が思わず、「ちょっと待ってくださいよ。僕、ずっと読んでます」とツッコむと、大空は「そういうわけではない?すみません」と言いつつ、「僕もこれから読んでみようと思います」と話していた。しかし、この発言にネット上からは「偏見発言、失礼すぎる」 「読んでもないのになんでこんなこと言うの?」という批判的な声が続出していた。 別日に発生した緊急地震速報の放映について 6月21日、当時石川県珠洲市にて相次いでいた地震について特集した際にお断りのテロップは付いていたが、昨日流れた緊急地震速報のアラーム音を8時台に2度に渡って大音量で放映したため、視聴者から「心臓にも悪い」 「視覚障害の人、石川県人ひとにしてみたら恐怖以外無い」など勘違いしたという戸惑いの声や批判が相次いだ。また中日新聞社の中日スポーツ総局内でもこの音を聞いた社員が実際の警告音と勘違いし、慌てて立ち上がってテレビ画面を確認する姿もあった。本番組の担当者は中日スポーツの取材に対し、「オンエアをサブで聞いていて使うべきではなかったと思いました。被災地の方も聞いていて心を痛めることもあったかと思います」と謝罪し、番組終了後の反省会において、「今後は(アラーム音を)使わないように」との意識をスタッフ間で共有したと説明している。 トラウデンのコーナー取材での恰好と傲慢さについて 6月22日、トラウデンがスマート農場を取材した際の恰好がネット上で物議を醸している。 最先端技術でトマトを栽培しているという農業ハウスを訪れたトラウデンの恰好。出迎えてくれた社員はマスクに帽子を着用していたが、トラウデンは髪を縛っただけで帽子はなし。大きなフェイスシールドを着けていたが、口元からは外れた状態に見えた。画面下部には「本来ハウス内は帽子着用となりますが、特別な許可を得て撮影しています」と表示があった。その後、トラウデンは飲食店でスマート農業で作られた野菜や大豆ミートを使ったハンバーガーづくりにも挑戦。しかし、そこでも店員がマスクを着けている一方、トラウデンは大きなフェイスシールドを顔から離した状態で着けているだけだった。この一幕にネット上からは「帽子被らないことでどんな都合悪いことがあるの?」 「フェイスシールドの着け方間違ってて意味ない」など、ドン引きの声が集まっていた。ルールを守らない番組側に、ドン引きの声が集まってしまっていた。 ビニールハウスでの過酷なリポートについて 6月27日、梅雨明け時に迎えた記録的な猛暑。生中継で情報キャスターの田中が登場した場所は、6月25日に6月としては全国で初めて40度を超えた群馬県伊勢崎市。Tシャツこそ着ているものの、マスク姿の田中は「すでに、この時間、30度を超えて、さらに今日は38度の最高気温の予想となっている」と解説しつつ、「それ以上に悲鳴を上げているのが農家の方ですよね」とキュウリを育てているというビニールハウスの前へ。そして、その室内の気温として「39.3度」と語りつつ、「持ち主の中に入る許可をいただいたので入ってみます」と誰もいないハウスの中へ。すると入るなり、「うわっ、うわっ、もう、息を吸うのが大変なぐらいモワッとした気温となっています」と状況を説明。また、この暑さで巨大なキュウリが育ってしまい、商品としての規格を満たさず、農家の方が全て切り落としたことを明かした。この後、田中は話題を変えて、別の場所にある無人の野菜の直売所について言及。外に置いておいた玉ねぎが暑さで傷んでしまい、回収したと語った。この後も、玉ねぎの話をそれとは直接関係のないキュウリのビニールハウスの中で話していた。時折、「ハァハァ」と息を荒くしていたが、最後は「玉ねぎがここまで影響が出るほどの…伊勢崎市の…そういう暑さだったということです」と言葉が続かなくなってしまった。谷原は「なるべく早くビニールハウスから出てくださいよ、良幸さん」と声をかけると、顔じゅう真っ赤の田中は「ありがとうございます」と辛そうに返していた。田中が温室にいたのは約3分。過酷な状況の中で作業する農業従事者の大変さを訴えたかったことは理解できるが、ネットでは「暑いに決まってるハウスに入るマスコミって」 「誰か外せて言ってやれよ」と批判と心配の声が寄せられていた。
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