事実の誤認などで物議を醸した報道とは? わかりやすく解説

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事実の誤認などで物議を醸した報道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 01:57 UTC 版)

スポーツニッポン」の記事における「事実の誤認などで物議を醸した報道」の解説

1996年平成8年10月から1997年平成9年3月にかけ、サンケイスポーツ発行している競馬専門紙競馬エイト』に掲載されている調教コメント大部分を、東京本社版競馬面で剽窃していた。いつも記事似通っていることに疑念抱いていたサンスポ側はスポニチ側に調査申し入れその結果サンスポ側が各調教師確認したところスポニチ側から取材受けていないことが発覚スポニチ側も記事剽窃認め全面謝罪した紙面謝罪文掲載謝罪文サンスポでも取り上げられた。これにより、一部役員責任取って辞職するという事になった当時TBS系放送されていた報道情報番組ブロードキャスター」でスポニチ紙面紹介するコーナー打ち切りとなり、番組出演していた当時同紙の大隅潔記者降板した。 阪神タイガース監督だった野村克也監督最終年2001年平成13年)、野村監督対す批判記事の度が過ぎていると批判された。大阪本社による野村批判年を追う毎に他紙比較して異常な出稿量となり、読者投稿欄阪神公式サイト掲示板野村批判まで利用した当時、かなり少数派だった野村批判書き込みを「殺到」と表現し過剰なまでの世論誘導行った当時野崎勝義球団社長が「事実反す内容遺憾である」と同年7月球団よりスポニチ取材禁止処置とられるほどに発展したことから同年オフ野村監督辞任沈静化した。野村監督後任である星野仙一は、打撃チーフコーチ田淵幸一招聘した理由一つとしてタイガース長年頭を痛めていたスポニチとの対立も、スポニチ専属評論家だった田淵出現雪解けタイミング迎えられるマスコミとの無用な摩擦解消そういう希望叶った」と著書記している。野村対すスポニチ批判記事は、1970年代南海ホークス時代鶴岡一人監督辞任後スポニチ専属評論家)との確執端を発する問題で、南海監督時代1977年昭和52年)、豊中市自宅マンション泥棒入ったことで当時愛人関係にあった野村沙知代との同棲発覚しスクープとなった。さらに同年9月南海球団野村監督解任決定したことをいち早くすっぱ抜いたという経緯もあった。 2005年平成17年2月22日朝刊一面で「進藤晶子松嶋菜々子実兄結婚」と報じたスポニチ追従して夕刊フジ等他のマスコミ一斉に取り上げた。しかし、報道直後進藤所属事務所から「進藤松嶋実兄会った事もない」と否定文書が出され誤報確定スポニチサイト上の記事即座に削除し訂正記事掲載した。この話題乗った他のマスコミ大慌て記事差し替え余儀なくされた。ネタ元は「松嶋実兄進藤似た女性歩いていた所を目撃されたから」という説が有力だ真相不明である。なお、進藤翌年プロゴルファー深堀圭一郎結婚し松嶋実兄結婚したのはフリーアナウンサー孫明日香だった(のちに松嶋あすか改名)。 2010年平成22年5月27日サッカー日本代表ワールドカップ前による高地トレーニングについて、マラソントレーナーの小出義雄が「高地トレーニング効果ゼロ」「これなら低地全力追い込んだ方が良かったのにね」と話した報じた。しかし一週間後、小出関係者から「自身日本代表高地トレーニング否定している」との虚偽報道聞き自身ホームページで「今回日本代表練習日程丁度いい思いますよ」と真っ向から反論記事により、当時日本代表監督岡田武史が気を悪くていないか心配した2011年平成23年6月28日紙面6月29日スポニチAnnexにて、イタリアのサッカーチーム・ユベントスが日本代表本田圭佑獲得乗り出しクラブ交渉詰め段階まで来ているとユベントス幹部明らかにしたと報道したイタリア国内では一切報道無かったため、イタリア各紙は「ユベントス本田獲得する」とスポニチ情報源として発表するとした。スポニチは同紙を情報源としているイタリア各紙報道についてイタリア各紙ユベントス本田獲得報道していると発表。それに対し本田及び代理人や、本田所属するCSKAモスクワのババエフゼネラルマネージャーと移籍先であると報道されユベントスのジュゼッペ・マロッタゼネラルマネージャーも揃って移籍否定した。さらにスポニチは、「ユベントス幹部戦力として評価していることを明言した」としていたが、マロッタゼネラルマネージャーは、「構想には入っていない。本田には興味がない」と明確に否定された。関係者全て否定されにも関わらず、約1週間後今夏補強目玉獲得目指すユベントスなどと続報をした。 2012年平成24年1月29日紙面で、1週間前からイタリア紙などで報道されていた本田セリエASSラツィオ移籍交渉についてスポニチは、ソース明かさず条件面とクラブ間で合意した報道している。本田ユベントス移籍交渉報道時と同じく海外ではそのような報道無かったためスポニチソース海外紙が本田移籍報道した。だが、ラツィオターレ技術部長が29日スカイ・スポーツのテレビインタビューにて「合意したという情報流れているようだが、そのニュース驚いている。交渉続いているが、合意はしていない」と完全否定している。同時にCSKA側は、本田ラツィオ入団内定されたかのような報道不快感露わにした。翌30日本田イタリア入り会長会食しクラブ将来話し合った報道するも、本田交渉中にイタリア入りした事実はなかったことが判明イタリア入り会食も完全なスポニチ先走り報道であった結局本田移籍交渉破談となったが、破談後のスポニチ記事は「「合意」と伝え一部報道もあったが、関係者によると一貫して両者開き大きなままだったという」というものだった2012年平成24年2月6日ロンドンオリンピック男子サッカー最終予選にて、2月22日マレーシア戦に向けて京都サンガ久保裕也秘密兵器として招集される可能性出てきたと報道した。ところが、久保アジア最終予選予備登録入っていないためか招集メンバー登録し試合に出すことは不可能で、確認ミス報道であった2012年3月10日CSKAモスクワ本田前半途中交代したことに対してレオニード・スルツキー監督怒った様子口論する場面があり、指揮官との意見の相違などで交代命じられ可能性もあると報道した。しかし、実際に3月9日現地報道スルツキー監督が、「本田ゼニト戦での怪我調子がよくないため交代させた」と話しており、事実確認ミスであった2019年平成31年1月27日 - ジャニーズ事務所所属アイドルグループ・嵐が、2020年12月末以って無期限活動休止する旨を発表する記者会見文化社会部の桑原記者が「(嵐は)無責任じゃないかという指摘もある」などと質問しファンTV評論家などから批判された。一方エコノミスト伊藤洋一フジテレビ系情報番組内で「僕はあの質問必要だったという風に思ってます。マスコミ人間だったら、あれは誰かが聞かなきゃいけない」等と擁護する発言行った。この質問について嵐のメンバーでもある櫻井翔が、曜日キャスターとして出演している日本テレビ系報道番組で「自分の中で温度が少し上がったというのはあります。あのご質問いただいたおかげで結果としてきちんとわれわれの思いの丈温度乗せて伝えることができた」等と発言した2020年令和2年2月21日 - 同月18日スポニチアネックス及びYahoo!ニュース等のポータルサイトにて、タレント加藤紗里に関する記事掲載した際に誤記があったとしておわび記事掲載した加藤更新したインスタグラム内容記事化したものだが、「恋人」とすべきところを誤って元夫」として配信した2020年12月27日 - 2020年12月27日新型コロナウイルス感染症COVID-19)の感染急逝した立憲民主党羽田雄一郎参議院議員死去当日、「政界関係者」の話として「東京都内行われた会合出席した」ものの、会場を後にして車に乗り込む際にその場倒れて救急搬送されたと伝えた東京スポーツ28日ウェブ記事にて「発熱4日急死羽田雄一郎国交相 "ユルユル永田町"に衝撃走る」で、羽田議員24日発熱して新型コロナ感染疑われいたものPCR検査日の27日に「会合出席しました」と報じた記事読者からは「風邪症状があって、PCR検査予定ある日になんで会合なんかに参加してんの」「会合誰も止めなかったの?」などと、羽田議員行動や党の対応を疑問視する声がツイッター相次いだ。同党の福山哲郎幹事長28日記者会見で、「ネット上で流れている、会合出て途中で倒れたという情報事実ではない」とも明言し事実上前述スポーツ紙報道否定したスポニチ記事29日までに削除されJ-CASTニュース取材に「弊社取材入手した内容誤情報であったため削除しました」と誤り認めた2021年令和3年10月17日 - 同日付紙面及びスポニチアネックスに、「Jリーグ来季から事実上ホームタウン制度撤廃検討していることが明らかになった」との記事掲載した。この記事に対してJリーグ同日村井満チェアマン名で「一部報道機関において、Jリーグホームタウン制度撤廃するとの表現用いた報道ありました。(中略)このホームタウン制度について撤廃変更事実一切なく、今後、Jクラブ営業プロモーションイベント等マーケティング活動における活動エリアに関する考え方方向性について議論しているものです。Jリーグ創設当初から掲げている地域密着思想揺らぐものでは全くありません。」とする声明出し記事否定した

※この「事実の誤認などで物議を醸した報道」の解説は、「スポーツニッポン」の解説の一部です。
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