事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長としてとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長としての意味・解説 

事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長として

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 19:39 UTC 版)

黄炳瑞」の記事における「事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長として」の解説

2014年4月27日朝鮮中央通信金正恩長距離砲兵軍分隊視察に関する報道では、朝鮮人民軍総参謀長李永吉より上位紹介されていたことから、動静伝えられていない朝鮮人民軍総政治局長の崔竜海失脚してその職務継いだか、糖尿病健康状態問題があるとされる崔竜海職務代行していると推測された。2013年崔竜海金正恩視察に最も多く随行していたが、2014年入ってから次帥昇進するまでは、黄炳瑞金正恩視察に最も多く随行した人物となっていた。 2014年5月2日、同1日開催され朝鮮民主主義人民共和国メーデー行事配信した朝鮮中央通信報道で、黄が朝鮮人民軍総政治局長の肩書付き紹介されたことから、黄が崔竜海職務を完全に引き継いたことが判明した。これにより黄が金正恩に続く朝鮮人民軍ナンバー2になったものと推測された。そして翌3日には崔竜海の党書記への就任党内序列降格確認された。同年9月25日の第13最高人民会議第2回会議で、黄が国防委員会副委員長選出された。 2014年10月4日体育政策所掌する崔竜海(党書記国家体育指導委員会委員長)と、対南政策所掌する金養建(党書記、党統一戦線部長)を伴い電撃的」に訪韓し、韓国金寛鎮国家安全保障室長柳吉在統一相と会談し今後南北高官協議開催同意した。また仁川開催されていた2014年アジア競技大会閉会式にも出席した。この訪韓について、日本の外交筋は北朝鮮最高幹部3名の同時訪韓は「極めて異例」と評価したという。 2014年10月29日金正恩現地視察報じた朝鮮中央通信複数報道の中で、崔竜海黄炳瑞らよりも上位最上位紹介され、再び党中央委員会政治局常務委員としても紹介されたことから、崔が事実上ナンバー2として復権し、黄が降格した見られた。 2015年2月28日朝鮮中央通信報道で、黄が崔竜海より上位紹介されナンバー2復帰した見られた。翌3月には崔竜海党中央委員会政治局常務委員から政治局員再降格されていたことが判明した2015年4月8日北朝鮮メディアが黄を党中央委員会政治局常務委員として紹介し、黄が同職就任していることが判明した。これにより、「国」では国防委員会副委員長、「党」では政治局常務委員、「軍」では次帥称号保有した総政局長と、国家・党・軍の全ての中枢機構金正恩に次ぐ職位得たことが確認された。 2015年8月4日発生した軍事境界線非武装中立地帯DMZ)に仕掛けられていた地雷爆発韓国軍兵士2名が足を切断する重傷負った事件受けて8月10日韓国政府北朝鮮による仕業発表報復措置として北朝鮮向けた大型拡声器金正恩体制批判する政治宣伝放送始めた。これに北朝鮮側が反発し8月22日17時30分までに放送をやめなければ軍事的報復措置を採るとして「準戦時体制」への移行宣言し南北間の緊張高まっていた。これを受けて22日夜から25日未明にかけて、韓国側から金寛鎮と洪容(ホン・ヨンピョ)統一相、北朝鮮側から黄炳瑞と金養建が出席して板門店会談行い北朝鮮地雷事件遺憾表明することを交換条件韓国放送中止することなどで合意した韓国側から国家安全保障室長金寛鎮統一相、北朝鮮側から黄炳瑞と金養建という顔ぶれは、2014年10月会談同一であり、南北交渉窓口としては最高位のものであった2015年10月行われた朝鮮労働党創建70周年慶祝中央報告大会で確認され北朝鮮人物序列によると、黄炳瑞金正恩金永南に次ぐ党内序列第3位となっている。 2015年12月に3週間公の場から姿をあらわさなかった際は韓国当局黄炳瑞中国持病治療行ってるとの見方示した2016年6月29日開催された第13最高人民会議第4回会議で、国防委員会に代わって新設され国務委員会副委員長選出された。

※この「事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長として」の解説は、「黄炳瑞」の解説の一部です。
「事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長として」を含む「黄炳瑞」の記事については、「黄炳瑞」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長として」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長として」の関連用語

1
14% |||||

事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長としてのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



事実上のナンバー2、朝鮮人民軍総政治局長としてのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの黄炳瑞 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS