板門店
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板門店(パンムンジョム/はんもんてん、朝鮮語: 판문점)は、朝鮮半島中間部に位置する朝鮮戦争停戦のための軍事境界線上にある地区で、公式名称は軍事停戦委員会板門店共同警備区域(朝鮮語: 군사정전위원회 판문점 공동경비구역、英語: Military Armistice Commission Joint Security Area Pan Mun Jŏm)。北側の朝鮮人民軍、中国人民志願軍と南側の国連軍で停戦協定が1953年に調印され、同年10月以降は停戦を監視する「中立国監督委員会」と「軍事停戦委員会」が設置され、停戦協定遵守の監視を行っており、70年以上に渡る朝鮮半島の南北分断を象徴する場所となっている。
- ^ “판문점(板門店)”. 韓国民族文化大百科事典. 2022年9月5日閲覧。
- ^ “정전협정 맺은 '이름없는 주막' 판문점…北 '도끼만행' 후 군사분계선 대치 [김정욱의 밀톡]” (朝鮮語). 서울경제 (2020年8月21日). 2022年9月5日閲覧。
- ^ “南北首脳会談もここで!よく耳にする「板門店」とは?名前の由来は中国に関係―中国コラム”. Record China (2018年4月27日). 2018年5月1日閲覧。
- ^ 標準発音に基づく。ハングルを一文字ずつ発音した場合は「ノル・ムン・リ」となる。
- ^ “<뉴스 속의 한국사> 선조 피란 갈 때, 주민들 널빤지문 다리 만들어 도왔대요”. 『朝鮮日報』 (2018年5月2日). 2019年2月28日閲覧。
- ^ 주막(酒幕)(韓国民族文化大百科事典の解説)
- ^ a b “<유레카> 판문점, 널문리 / 김이택”. ハンギョレ (2018年5月7日). 2019年2月28日閲覧。
- ^ a b “前中国人民志愿军联络员回忆“三八线”风云”. 人民網 (2003年7月25日). 2018年3月7日閲覧。
- ^ a b 「朝鮮半島休戦 中立国が監視/前線にスウェーデン軍人」『読売新聞』朝刊2019年8月20日(国際面)。
- ^ 板門店・共同警備区域の非武装化へ 地雷撤去ほぼ終了『聯合ニュース』2018年10月19日
- ^ a b c d “韓国における民族分断と観光”. 島根県立大学. 2022年1月22日閲覧。
- ^ “世界と日本 大図解シリーズ No.1355 対立と和解の場 板門店”. 『東京新聞』. (2018年5月27日)
- ^ 北朝鮮、板門店に1メートル以上の溝を掘る 逃走防止か Yahoo!ニュース
- ^ 北朝鮮に越境入国した米兵「不法侵入で追放」アメリカ側が身柄確保との情報 東京新聞
- ^ 亡命事件勃発の南北非武装地帯「板門店ツアー」即中止にならないワケ
- ^ a b c d e f g 加藤将輝・著、中森明夫・プロデュース『北朝鮮トリビア』飛鳥新社 2004年 ISBN 978-4-87031-619-5
- ^ 誓約書に記載あり
- ^ 迫る緊迫感、通信の自由なく 北朝鮮の見学ツアーに参加『毎日新聞』2017年11月27日
板門店(非武装地帯)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 09:35 UTC 版)
「マーセナリーズ」の記事における「板門店(非武装地帯)」の解説
砲撃で半壊した北朝鮮側の板門閣は国連軍司令部として利用され、国連軍が駐留している。38度線より南側(韓国側)の平和の家や本会議場は砲撃でゲーム開始時にはほぼ全壊している。西側には沙川江が存在。
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