バンディッツ東京とは? わかりやすく解説

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バンディッツ東京(ヤマキ自工サッカー部)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 23:18 UTC 版)

俺たちのフィールド」の記事における「バンディッツ東京(ヤマキ自工サッカー部)」の解説

日本リーグ時代から続く名門クラブ本拠地東京日本リーグ時代高杉貫一エースとして活躍Jリーグ創設際しJリーグ準会員加盟行ったものの、親会社ヤマキ自工JFL十分だという程度熱意しかなくJFLからのスタート余儀なくされるヤマキ自工意志現場反映されスタジアム補強というハード・ソフト両面での整備出遅れる事となる。主人公高杉和也留学から帰国すると、和也知っているヤマキの姿は無くやる気の無い集団と化していた。以下の選手の他に、騎馬磯野プレーJリーグ昇格尽力した昇格時にクラブ名をバンディッツ東京に変更。「山賊」の意で、ユニフォームフラッグデザイン連載時読者より応募されたものから採用された。ディフェンスに関して日本代表監督鹿野からも「Jリーグ1、2を誇る」と述べられている。 ヤマキ自工の名前は週刊少年サンデー編集者だった八巻和弘、及びヤマハ発動機サッカー部(現:ジュビロ磐田)をヒントとしているのではないかと言われている(ジュビロ磐田中山雅史ファンで、ジュビロ磐田のJ昇格時に少年サンデー誌上中山題材にした読み切り漫画描いたことがある)。 石川 亨いしかわ とおる) ヤマキ自工キャプテンポジションフォワードディフェンダー。 かつて貫一とツートップ組んでいた事もある古参選手事実上初登場アルゼンチン編が終了してナビスコカップ冒頭だが、和也たちが少年サッカークラブ所属していた時も貫一と共に試合出場している。 和也に昔とは違い活気の無いヤマキ自工には入団しない方がいいと忠告するために高杉家を訪れる。しかし和也拓馬入団きっかけ再度Jリーグ入り目指す。なお和也入団後ディフェンダーとして守備統率した。特に秀でた面が無いため地味な存在だが、その温厚誠実な人柄からチームメイトには慕われている。 バンディッツがJ昇格後は現役引退監督就任した。妻と1男1女がいる。 桜場 慎二さくらば しんじ) ポジションフォワード自他共に認めるごっつぁんゴーラーヤマキ自工時代からの古参選手の一人で、帰国後の和也プレー人柄に触発されひたむきさ取り戻す。トリッキーポジショニングJリーグ昇格後も得点重ね日本人選手得点ランキング3位入り日本代表に選出される。完全な努力型であるため、決定的な場面でミスもするが(「バカー!」とサポーター野次られたこともある。味方である和也シュートゲームメイクによる決定的な得点潰したこともある)、その努力で運をも引き寄せるところに魅力があるキャラクター実際実力がないわけではなく、リザーブ・ドッグス戦や韓国代表戦では和也とのコンビネーション決定機演出している。また、明る性格ムードメーカー役割も担う。97年W杯予選サウジアラビア戦で決定的な4点目(現実97年W杯予選W杯出場決めたゴールシーンにそっくりである)をゲットする。W杯本選アルゼンチン戦先発出場し、夢を信じ倒れるまで走りつづけた姿は、和也のフィジカルコンディションを覚醒させる遠因となった作者彼について連載終了後、「和也に次ぐリザーブ・ドッグズと旧代表の橋渡し役」と特集組んだ雑誌コメントしている。 土黒 貴之(つちぐろ たかゆきポジションボランチヤマキ自工時代からの古参選手の一人で、皮肉屋一面もあるが、冷静な性格場と仲がよく、いいコンビである。場が代表に選出され時には惑星直列並み奇跡と言いつつ「惑星直列のないヤツごまんといるんだからな」とショックを受けつつ桜庭励ましており、予感させるが代表に選出はされなかった。本編希少な車を運転する登場人物1人間 慶悟(はざま けいご) ポジションゴールキーパーJFLヤマキ自工時代からの古参選手の一人で、恵まれた体格生かし数々ピンチを防ぐ。冷静な面もあるが、激昂しやすくチームメイトとも喧嘩をしてしまう。低迷していたヤマキ嫌気指し移籍考えていたが、和也加入によって変貌していく仲間達希望見出しヤマキ自工上層部がJ加盟取り消す意志を知る事で逆に移籍封印しチーム為に奮起するJリーグ昇格し石川引退した後はバンディッツキャプテン務めた熱くなりやすい性格災いしレッドカード掲示されたこともある(その際彼の進言バンディッツが、控え登録の選手中にサブキーパーを一人登録していなかった事が発覚した)。レッドカード退場したためキーパー出来選手がいないと言うトラブルになってしまった。土黒曰くミサイルぶち込んで壊れそうにない桜庭からは「病気しているのを見た事が無い」と言われており、その両名からは「存在が非常識と言われた。退場後はハーフタイムに自ら後半作戦提案したちなみに酒が飲めなかったり、アイドルファン?だったりする一面もある。 西合志 恵(にしごうし めぐみ) ポジションフォワードJFLヤマキ自工時代からの古参選手の一人。ただし初登場博多デルフィネス戦で、足の故障のために退場した拓馬代わりに出場ポストプレイヤーフィジカル強く当たり負けしない。後の濱田ほど無口ではないが、寡黙で喋る時は「な、な、なんかじっとしていられなくて」などと一番初め言葉2,3回くらい言うのが特徴である。 エジムンド・ロッシャ ポジションディフェンダー左サイドバック)。 J昇格後、バンディッツ東京にレンタル移籍した選手ブラジルのサテライトクラスだったが和也レベルの高さは認めている。来日時には、ニークがバンディッツ選手寮に姿を現した時と同じよう出迎え受けたJリーグ編博多デルフィネス戦ではニークのワンマンプレイを庇う場を他のディフェンス陣と一緒にスパイクで叩くなど、割とチームにも馴染んでいる模様当初ローン移籍だったが、加入から2年過ぎた98年W杯予選から本大会にかけての時期でもバンディッツ所属している。 ビラルド・ジルバ ポジションミッドフィルダー(サイドハーフ)。 Jリーグ昇格後、バンディッツ東京にレンタル移籍した選手彼もまたブラジルのサテライトクラスだったが和也レベルの高さは認めている。無口濱田同様本編では一度セリフがない。Jリーグ編ヴェルディ戦では1点をゲットする姿が描かれている。こちらも98年W杯大会の時期までバンディッツ所属している模様レジャストロニーク・ユーリ ポジションディフェンダーリベロ)。通称「ニーク」。 Jリーグ昇格後、バンディッツ東京に移籍したウズベキスタン代表センターバック。代表ではキャプテン務め実力者来日当初日本のサッカー侮っており、あまりのワンマンプレーに和也含んだバンディッツ東京の面々大乱闘になってしまった。また、来日には別の理由があったため心を閉ざしていたが、和也始めとするチームメイトとの交流通して次第心を開いていく。ソ連崩壊後混乱からウズベキスタン国籍選択した経緯もあって、Jリーグ編セレッソ大阪戦では、ロシア代表ビクトルディミトリ、シェイキンらとは因縁対決となった1997年アジア最終予選ではウズベキスタン代表として和也のいる日本代表と戦う。Jリーグ編における和也と並ぶもう1人主人公である。はじめは日本語は全く分からなかったようだが、後にカタコトカタカナ表記)で話すようになる98年W杯予選ではウズベキスタン代表として日本代表戦い敗れている。その際ユニフォーム交換をしようとした和也に対して、「ナイスゲームとは言えない」「俺の国が泣いている」と悲痛な表情断り代表選手としての責任感強さ見せている。 尾瀬 バンディッツ選手寮の寮長賄い。寮に住み込んでおり、本編家族登場しないが、既婚者である。貫一らがいた強い時代ヤマキを知る数少ない人物である。言葉遣いはやや乱暴だがかつてのヤマキ対す思い強く、昔に戻って欲しいと願う。なお、料理の腕は拓郎が気に入るところを見ると超一級自称ヤマキのサポン(ー)ター生業にしている」であり、志を同じくするサポーター振舞うように用意しているのか、試合観戦弁当持参している。 八巻 玉緒(やまき たまお) バンディッツ東京のメインスポンサーヤマキ自動車工業」の社長令嬢初登場時高校生1年生であり、98年W杯予選には高校卒業旅行兼ねて観戦訪れている。彼女自身は普通の女の子だが社長令嬢という育ちコンプレックス抱いていた。和也にスポンサーサイドにJ昇格意志がないことを伝えて和也激昂させてしまう。しかしヤマキ試合興味持ったらしく、その後何度も試合を観にいく。この時に愛子とも顔見知りになっている初対面では印象悪かった和也自分普通に扱ってくれる存在好意持ち始め、また自分コンプレックス友人との確執から和解経て解消しヤマキJリーグ昇格きっかけ作りにもなる。後に97年W杯最終予選にも現地まで友人駆けつけ和也食事に誘うなど積極的な一面見せたイラン戦後愛子日本を(和也を)信じた強さ微妙な三角関係から身を引くナビスコカップ編の最重要キャラの1人作者連載時コミックスで「お嬢様、という設定をどう描くか悩んだ」という。 八巻 光蔵(やまき こうぞう) 「ヤマキ自動車工業」の社長Jリーグ発足当時は「ヤマキ自工」をJリーグ準加盟はさせたものの、経営の視点からJリーグ昇格をさせる必要は全くない判断していたが、同チーム選手熱意や娘の玉緒変化きっかけとして「ヤマキ自工サッカー部」をJ昇格させることを決意するナビスコカップ編ではやや嫌味登場人物のようにも見えるが、スポーツマンガでは多く場合主要人物感情的な視点から語られるプロスポーツの話(これは当然本編では和也選手視点になる)をメインスポンサー経営的視点から語っている登場人物として、ストーリーに厚みを持たせたナビスコカップ編の最重要キャラの1人である。なお、後に和也CM出演させたこともある。

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