わしとは? わかりやすく解説

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わし

[感]歌謡囃子詞(はやしことば)。よいしょ。

(はし)立の熊来酒屋まぬらる奴(やっこ)—」〈万・三八七九〉


わ‐し【和市】

読み方:わし

古代合意のうえでの売買のこと。のち、単なる売買をさすようになり、中世には売買価格相場年貢銭納場合換算率をさした。


わ‐し【和紙】

読み方:わし

ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの靭皮(じんぴ)繊維原料として、手漉(す)きで作る日本古来の紙。強靭変質しにくく、墨書き適する。美濃紙鳥の子紙奉書紙など。俗には、和紙に似せてパルプ・マニラ麻などを機械漉いた洋紙含めていうことがある日本紙。わがみ。⇔洋紙

[補説] 本美濃紙細川紙石州半紙は、平成26年2014)「和紙 日本の手漉(てすき)和紙技術」の名称でユネスコ無形文化遺産登録された。
書名別項。→和紙


わし【和紙】


わ‐し【和詩/×倭詩】


わし【私/×儂】

読み方:わし

[代]「わたし」音変化一人称人代名詞近世では女性親し相手に対して用いたが、現代では男性が、同輩以下の相手に対して用いる。「—がなんとかしよう

「こな様それでも済もぞいの、—は病になるわいの」〈浄・曽根崎


わし【×鷲】

読み方:わし

タカ目のうち、大形のものの総称。翼が大きくて風に乗って飛びくちばし・つめは先が曲がって鋭く小獣などを捕食する。イヌワシ・オオワシ・オジロワシなど。《 冬》「大いなる古創顔にこれの—/誓子」

[補説] 書名別項。→鷲


わし【鷲】

読み方:わし

川田順歌集昭和15年1940)刊。本作翌年刊行の歌文集国初聖蹟歌」により、昭和17年1942)、第1回帝国芸術院賞(現、日本芸術院賞受賞


座し、坐し

読み方:わし

サ行四段活用動詞座す」「坐す」の連用形である「座し」「坐し」、あるいは連用形名詞化したもの


和し


和し

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和紙

日本古来の紙、日本製の紙の事。日本紙ともいう。繊維長いため、薄くとも強靭寿命比較長い和室などの建具にも使用されており、近年天然自然素材としてインテリア向けの需要高まっている。

わし

[多]=私(わし)=わたし

わし

方言共通語・該当漢字語意解説または【使用例
わし わたし

わし

但馬方言共通語用例備考
わし それはわしの考えだ。 どちらかというと男性語だが、年輩層の女性中には使う人もいる。

わし

大阪弁 訳語 解説
わし わし、おれ、ぼく
I; me
儂。男性一人称和泉では女性も使う。男女問わず、「おれ」「おら」「おいら」などは東日本多く「わたし」「わし」「わい」などは西日本に多い。奥羽では「わ」九州では「おい」も使う。しもべの意味を持つ音読みの「僕(ぼく)」は使わない複数形は「わしら」。


読み方
わし

和志

読み方
和志わし

(わし から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/26 02:48 UTC 版)

ハクトウワシ

(わし)とは、タカ目タカ科に属するのうち、オオワシオジロワシイヌワシハクトウワシなど、比較的大きめのものを指す通称である。タカ科にて、比較的大きいものをワシ、小さめのものをタカ(鷹)と呼ぶが、明確な区別はなく、慣習に従って呼び分けているにすぎない。

象徴としての鷲

鷲はその姿から鳥の王者とされ、信仰の対象にもなった。ローマ皇帝の紋章は鷲である。のちに東ローマ帝国双頭の鷲を紋章とし、ロシア帝国などへ受け継がれたほか、12世紀以前からセルビア国旗には白い双頭の鷲が描かれている。中欧・西欧ではハプスブルク家によって神聖ローマ帝国からオーストリア帝国へ双頭の鷲が受け継がれ、プロイセン王国ドイツ帝国も鷲を紋章とした。ナチス・ドイツもそれにならい、軍服や建築物の随所に鷲の意匠を施した。現在のドイツオーストリア両国の国章にも鷲が使われている。また、ナポレオンイギリス王室ポーランドなども鷲を紋章に取り入れている。

メキシコ国旗に描かれているワシは「ウィツィロポチトリの予言鷲」と呼ばれる。「蛇をくわえた鷲がサボテンの上にとまっている場所を見つけ、そこを都とせよ」という神託に従い、現在のメキシコシティに安住の地を見つけたというアステカ族神話にちなんだものである。 アメリカ合衆国ハクトウワシを、フィリピンフィリピンワシを国鳥としている。

鷲の尾羽は矢羽根として最高のものとされる。陸奥国の名産として朝廷伊勢神宮の遷宮の折などに鷲の尾羽を献上したという記録が残っている。中央ユーラシアのカザフ人やキルギス人は、イヌワシを鷹狩用に馴致する習慣がある[1]

ワシの名を冠した物事

ワシは「鳥の王者」として、力強い印象を与えることから、その名を冠した様々な物事が存在する。

脚注

出典

  1. ^ 相馬 拓也『鷲使いの民族誌-モンゴル西部カザフ騎馬鷹狩文化の民族鳥類学』ナカニシヤ出版、2018年2月。 

注釈

  1. ^ 初代・大鷲龍介は鷲の能力を基本的に武器としているが、2代目・飛羽高之ではそれに加えて「飛羽返し」などの剣技も武器として扱っている。

関連項目

鳥の一般名の記事

カタカナ名の記事が自然科学的な内容を中心とするのに対し、一般名の記事では文化的な側面や人との関わりなどについて解説する。


わし

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:35 UTC 版)

名詞

わし

  1. の名。ワシ参照

代名詞

わし【儂、

  1. わたし「わたし」変形。さらに転じて「わい」とも。西日本に多い表現で、共通語では古風な男性一人称とされる

関連語

同音異義語

わし





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