論議とは? わかりやすく解説

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ろん‐ぎ【論議/論義】

読み方:ろんぎ

[名](スル)

互いに意見述べて理非論じ合うこと。「—を尽くす」「—を呼ぶ」「健康法について—する」

仏語

教義明らかにするために問答すること。また、それが形式化された儀式法会のほか、法楽などのためにも行われる

十二分経の一。教義解説注釈をした書。優婆提舎(うばだいしゃ)。

声明(しょうみょう)の一種2形式化され、一定の唱え方が定められたもの。

(ふつう「ロンギと書く)能で、地謡(じうたい)もしくはワキツレシテ問答形式交互に謡い合う部分また、その謡。


ろんぎ 【論義・論議】

仏教で、教え明らかにするため行う問答議論のこと。インド・チベット中国でも行われたが、日本では儀式化されており、その方法から番論義講師一人問者一人)、向論義(講師問者入れ替わる)、二十一日論義、五日十座論義などがあり、場所から内論義宮中)、殿上論義、仙洞論義(上皇御所)などの呼称もあった。問答といった場合は、儀式化されない宗派上の論争宗論)をもいう。→ 宗論

優婆提舎

(論議 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/10 01:51 UTC 版)

優婆提舎(うばだいしゃ)は、サンスクリット語の「upadeśa उपदेश」の音写語である。「論議」と漢訳される。




「優婆提舎」の続きの解説一覧

論議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 06:12 UTC 版)

弘安源氏論議」の記事における「論議」の解説

もともと「論議」とは、教説問答あるいは論説意味するサンスクリット語由来する言葉で、仏教において仏典解釈のために行われる議論のことを意味し十二部経一つとして仏陀あるいは仏弟子たちが教えについて論議し問答によって理を明らかにしたもの指したり、経典註釈書標題としても用いられる本書そのような仏典解釈のために行われた議論模した形で、『源氏物語』解釈について議論を行うものになっている

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論議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/19 06:20 UTC 版)

恋愛格差」の記事における「論議」の解説

厚生労働省の「第20回 生命表」によると、0歳児の段階で、男性の方が女性よりも5.4人ほど多く生まれている。徐々に差は少なくなり、50前後同数高齢者では女性の方が多くなる。つまり、結婚が多い年代である20代30代では男性の方が多くなっており、単純に全員結婚して女性足らない。但し、これは2000年代の今にはじまったことではない。そのこともあって、改め語られることがこれまで無かっただけで「余る男性がいること」は特に新し現象でもないとする分析もある。近年見られる高齢男性若年女性との結婚などによって、更に先鋭化して格差大きく広がっているのが昨今であるとする分析もある。 恋愛格差論において、中年童貞/中年処女存在は、少子化問題絡めたうえで論じられることがある

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論議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 16:15 UTC 版)

非関税障壁」の記事における「論議」の解説

世界恐慌の際、各国保護主義傾きブロック経済形成され英米ほどの規模勢力圏もたない日独伊東欧諸国において侵略志向台頭して第二次世界大戦発生の原因になった。また経済学立場からは自由貿易こそが経済成長最大化する枠組みであり、恐慌時のブロック経済化は恐慌悪化させたものであるとする見方主流になる。そのため、第二次世界大戦後自由貿易西側世界建前となる。しかし企業労働組合農民などは各国政治家有力な支持母体であり、そのうち比較優位にない産業関係者輸入抑制求めて政治家に圧力をかけることになる。 なお、自由貿易盛んになるほど長距離運輸大量エネルギー消費を必要とするため、自由貿易制限すべきであるとする立場もある(→フードマイレージ)。 これらの背景から、環境保護労働者保護生産者保護政策などを遂行する上で輸入に対して制限設ける必要があり、非関税障壁必要悪であるという主張生まれた公衆衛生を守るため、一定の規格満たさない食品農産物輸入認めない 労働者酷使によって価格競争力得た製品労働ダンピング商品として排除する(→フェアトレード宗教的理由戒律タブー)によって規範反す製品排除する 政府調達先を事実上国内企業に限る 国内販売製品一定割合上の部品国内生産品(ローカルコンテンツ)の使用義務付ける 自国文化育成のため、テレビ放映映画上映における輸入コンテンツ割合制限設ける(→スクリーンクォータ) などが今まで行われてきており、近年では特に、 障害者保護行わない国家・地域製造され製品排除する 環境汚染対策十分に行わない国家・地域製造され製品排除する 遺伝子工学いわゆるバイオテクノロジー)的手法用いた農/畜産物排除する 資源管理国際協定従わない国家・地域収穫され水産物マグロ好例)を排除する などの例がみられる。 これに対し自由貿易立場からは「自国正当化のために非経済問題悪用している」などの再反論が行われることが多々あり、多く事例では当事国同士紛争となり、さらには貿易摩擦へと発展している。 一般に非関税障壁撤廃により消費者商品価格低下コストパフォーマンス向上といったメリットを受ける。一方食品の製造年月日表示義務輸入食品にとって不利な非関税障壁であるとして消費期限のみの表記へと制度変更された事例あるように、その他の面において消費者デメリットを被る可能性がある。

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論議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 23:42 UTC 版)

BOINCクレジットシステム」の記事における「論議」の解説

クレジット配分は、EONやAstroids@Homeなどのいくつかのプロジェクト意義唱えられている。このような懸念から、時間の経過と共に多くそのようなプロジェクト閉鎖され、またいくつかの代替配分戦略にもつながった

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論議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 01:58 UTC 版)

大化の改新」の記事における「論議」の解説

蘇我入鹿暗殺タイミング三韓朝貢の儀の最中である点。当時常識として外交儀式最中クーデター起こさない外交儀式中にクーデター起こすことは外交使節に対して国が内紛中で攻め込む絶好機会だと宣伝することと同義である)。また、仮に三韓朝貢暗殺者虚構だったとすれば外交政策中心人物である入鹿気付かないずがないいずれにしても疑問があるとの指摘がある。

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論議

出典:『Wiktionary』 (2021/08/18 12:42 UTC 版)

名詞

(ろんぎ)

  1. ある問題について互い意見述べ論じ合うこと。

「論議」の例文・使い方・用例・文例

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