ぶちかましとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ぶちかましの意味・解説 

ぶちかまし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/10 17:50 UTC 版)

ぶちかましは、相撲用語である[1]。一般社会で用いる場合は体当たり(たいあたり)の名称がよく用いられる。

概要

相撲におけるぶちかましは、土俵上で両力士が体同士をぶつかり合わす行為の事である。主に頭の生え際辺りや肩から相手にぶつかる[1][2]

前頭部で相手の胸あたりに突っ込む形で、相手も同じ姿勢であれば、頭同士がぶつかり合い、時に出血を伴う[3][4]。ぶちかましをよく使う力士は額周辺がごつごつと変形していたり、片耳が潰れていたり、肩に瘤が出来ていることもある[2]

腰を上げて頭のてっぺんで当たると首にしびれが走る(いわゆる、"電気が走る"という感覚)など、良くないとされる[2][4]

大相撲横綱琴櫻傑將の得意技であった。

なお、女子相撲では禁止されている。

プロレス技

頭部など正面から突っ込む形の体当たりである。近年では力皇猛がここ一番のときに繋ぎ技として使用する。他に相撲出身選手のショルダー・タックルをぶちかましと称する事もある。

ゲーム

スクウェアから発売されているロマンシング サ・ガシリーズ、サガ フロンティアにも同名の技が登場する。

参考文献

  1. ^ a b 金指基『相撲大事典』現代書館
  2. ^ a b c 『大相撲ジャーナル』2017年7月号 p43
  3. ^ 「すごい血まみれ」白熊の顔と胸が紫雷の返り血で赤く染まる 立ち合いのぶちかましで大量出血”. 日刊スポーツ (2025年1月19日). 2025年1月20日閲覧。
  4. ^ a b 『大相撲ジャーナル』2017年8月号特別付録 相撲用語&決まり手図解ハンドブック p2

関連項目



このページでは「ウィキペディア」からぶちかましを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からぶちかましを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からぶちかまし を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ぶちかまし」の関連用語

ぶちかましのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ぶちかましのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのぶちかまし (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS