日置流 日置流の現在

日置流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/03 06:20 UTC 版)

日置流の現在

山科派、大蔵派
吉田大蔵・片岡家延・家清の流れを汲む流派が「日置流吉田派」として熊本県で活動している[6]
左近右衛門派、大心派、寿徳派
現在は伝わらない。
印西派
鹿児島県に薩摩日置、岡山県には宇喜多秀家家臣で、島津家に仕官し、薩摩藩の日置流印西派弓術の初代師範である東郷重尚に、日置流弓術を伝授した本郷義則がいた。江戸時代・日置当流師家であった徳山家に備前日置が伝わっている。備前日置の流れである浦上一派は関東を中心として活動している。静岡県には印西派遠州系の流れの2系統が伝わりそれぞれ宗家が存在する(奥村家→河合治明系と上村清兵衛系)、近年になって、上村清兵衛系の遠州系から摂津系が分派した。主な活動団体としては、徳山師家道場・徳山正射会、浦上同門会、筑波大学弓道研究室、桜一射会、一水会、薩摩日置流腰矢保存会などがある。他に、日置流印西派塩崎御弓保存会(一水軒の弟子・稲葉吉重が始まり)が福島県南相馬市で、上村清兵衛系の遠州系が静岡草薙神社境内の道場で、摂津系同門会が兵庫県川西市で活動している。流れを汲む大学弓道部は、早稲田大学法政大学筑波大学東京工業大学お茶の水女子大学関西大学岡山大学京都大学大阪市立大学大阪産業大学青山学院大学理工弓道部、東北学院大学工学部、東京都市大学など。
雪荷派
東海地方などに伝わる。東海地方では武士以外に庄屋・名主層にも弓術が普及し、現在でも「お祭り弓」と称して神社において祭礼と結びついた形で保存されている[7]
道雪派
熊本県に熊本系の宗家が存在し、継承されている。藤崎八旛宮で射去祭を奉仕するなどの活動をしている[8]
竹林派
愛知県に尾州竹林派の星野系・岡部系などが、熊本県に肥後竹林派が継承されている。肥後竹林派は維新後一時絶えたが、その後旧熊本藩家老家で八代城主であった松井氏に相伝され、現在まで代々受け継がれている[9]。また京都では尾州竹林派の體勇社(体勇社)が設立され、京都の大学弓道に大きな影響を与えた。現在尾州竹林派の流れを汲む大学弓道部は、同志社大学龍谷大学京都女子大学佛教大学名古屋大学香川大学滋賀大学、神戸大学など。本多流の関西学院大学は石堂竹林派(高松藩系)の伝統も伝えている。
一貫流
宗家は絶えたものの、鳥取県で一貫流保存会が活動。
本多流
財団法人生弓会として各地の支部で活動している。関東で特に盛んである。現在本多利永氏が四世宗家。流れを汲む大学弓道部は、東京大学國學院大學学習院大学東京理科大学関西学院大学など。



  1. ^ 『寛政寛政重修諸家譜』第七巻、p.243
  2. ^ 石岡久夫「弓術流派の沿革と特徴」『現代弓道講座』第1巻pp.173-175.
  3. ^ 『三百藩家臣人名事典』福山藩吉田豊辰の項
  4. ^ 「弓術流派の沿革と特徴」p.200
  5. ^ 尾州竹林派の江戸に伝わった系統で、江戸竹林派とも呼ばれる。ただし紀州竹林派の影響も指摘されている。
  6. ^ 熊本の古武道―日置流吉田派
  7. ^ 弓祭り―「お祭り弓」神事の紹介
  8. ^ 熊本の古武道―日置流道雪派
  9. ^ 熊本の古武道―日置流肥後竹林派


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