本朝武芸小伝とは? わかりやすく解説

本朝武芸小伝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/03 20:26 UTC 版)

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本朝武芸小伝』(ほんちょうぶげいしょうでん 本朝武藝小傳)は、江戸時代中期の書物。著者は天道流の達人、日夏弥助繁高[1]正徳4年(1714年)に完成し、享保元年(1716年)に版行[1]。日本武芸列伝として最古のものである[1]

別に『干城小伝』ともいい、兵法諸礼射術馬術刀術槍術砲術小具足柔術にわたって10巻より構成され、流祖について詳しく述べる。

明和4年(1767年)に版行した『日本中興武術流祖録』以降の武術書は、ほとんど本書を参酌している。

脚注

  1. ^ a b c 国書刊行会 『武術双書』 名著刊行会、1992年1月、1-2頁。 

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関連項目


本朝武芸小伝

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田宮重正」の記事における「本朝武芸小伝」の解説

『本朝武藝小傳』卷六 刀術では、次のとおり重正は当時の柄の平均的な長さよりも三寸長い長柄の刀を考案推奨したという。 田宮平兵衞正田宮平兵衞正者關東人也、從林崎重信抜刀之妙實盡變入神、後改對馬北條早雲記曰、勝吉北五代記長柄刀のはじまる仔細明神老翁現じ長づかの益あるを林崎勘助勝吉といふ人に傳へ給ふ長柄刀しはじめ田宮平兵衞成正といふ者是を傳ふる、成正長柄刀をさし諸國兵法修行し、柄に八寸の徳、身腰にさんぢうの利、其外神祕術を傳へしより以後長柄刀皆人さし給へり、然に成正が兵法第一神妙奥義と云は、手に叶ひなばいかほど長き用ひべし、勝事一寸ましと傳たり、 — 『本朝武藝小傳』卷六 刀術 抜粋

※この「本朝武芸小伝」の解説は、「田宮重正」の解説の一部です。
「本朝武芸小伝」を含む「田宮重正」の記事については、「田宮重正」の概要を参照ください。

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