九鬼神流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:53 UTC 版)
九鬼神流(くきしんりゅう)は大国鬼平重信が江戸時代前期に開いた棒術とされている。六尺棒を遣う通常の棒術だけでなく、三尺棒を遣う半棒術も伝えていることで知られる。江戸時代前期に高木流柔術と合流した。本体高木楊心流に併伝されている九鬼神流では七尺の八角棒を使用するため、半棒は三尺五寸の棒を使用する。元来、棒の両端にはそれぞれ四個の、中央に一個の鉄環を嵌め、これが九鬼を表すという。しかし、現在、この伝統を守っている系統はない。
- 1 九鬼神流とは
- 2 九鬼神流の概要
- 九鬼神流のページへのリンク