気圧 単位としての気圧

気圧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/18 07:03 UTC 版)

単位としての気圧

気圧(きあつ)
記号 atm
非SI単位
圧力
定義 101 325 Pa(計量法)
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上述のように、海面での大気圧は圧力(特に気圧や水圧)の単位としても用いられる。海面での大気圧を「1 気圧」とする。 単位としての「気圧」の元々の定義は「海面での大気圧」であるが、大気圧は場所や気象条件によって異なる。そこで、海面での大気圧の標準の値として標準大気圧を定め、この値を1気圧と定義した。

標準大気圧は、1954年の第10回国際度量衡総会 (CGPM) において、正確に 101 325 パスカル (Pa) と定められた。これは、元々は760 水銀柱ミリメートル (mmHg) をパスカルに換算し、小数点以下の端数を切り捨てたものである。

現在では、気圧は、国際単位系 (SI) においては定義されていない非SI単位である。しかし日本の計量法においては、法定の計量単位として定義されている[2]。計量法における定義は、1954年CGPMにおけるものと同一の、101 325 パスカルである[3]

単位記号

気圧の単位記号は、大気を意味する atmosphere に由来する atm である[4]

気圧、水銀柱ミリメートル、トルの関係

水銀柱ミリメートルトルは、計量法体系において、全く同一の定義となっていて、どちらも正確に 101 325/760 Pa である[5][6]。これは標準大気圧1760という意味である。約 133.322 Pa に当たる。

また、1 気圧 は 1 バール に数値が近い(1atm = 正確に1.01325 バール)が 1.325%の差がある。




  1. ^ a b 文部省日本気象学会編『学術用語集 気象学編』日本学術振興会、1987年、増訂版。ISBN 4-8181-8703-8
  2. ^ 計量法 別表第三 圧力の欄、気圧
  3. ^ 計量単位令 別表第三 項番2、圧力、気圧の欄 「パスカル又はニュートン毎平方メートルの十万千三百二十五倍」
  4. ^ 計量単位規則 別表第2 圧力(2回目の欄)、気圧の欄、「atm」
  5. ^ 計量単位令 別表第六項番12、血圧の計量、水銀柱ミリメートル、「パスカル又はニュートン毎平方メートルの七百六十分の十万千三百二十五」
  6. ^ 計量単位令 別表第六項番11、生体内の圧力の計量、トル、「パスカル又はニュートン毎平方メートルの七百六十分の十万千三百二十五」


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