ミリバールとは? わかりやすく解説

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ミリバール【millibar】

読み方:みりばーる

圧力単位。1バール1000分の1。主に気圧を表すのに用いた。1ミリバールは1ヘクトパスカル等しい。1気圧1013ミリバール。記号mb


ヘクトパスカル

(ミリバール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/14 16:12 UTC 版)

ヘクトパスカル
hectopascal
記号 hPa
度量衡 メートル法
国際単位系 (SI)
種類 SI組立単位
圧力
定義 100 Pa
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ミリバール
millibar
記号 mbar
度量衡 メートル法
種類 非SI単位
圧力
SI 1 hPa
定義 1/1000 bar
テンプレートを表示

ヘクトパスカル (: hectopascal, 記号 hPa) は、国際単位系 (SI)における圧力単位SI組立単位)である。ヘクトが100倍を表すSI接頭語であるから、1ヘクトパスカルは100パスカルである。気象学で主に使われているが、ストッキングやタイツの引き締め力を表すのにも用いられる。

単位間の関係

圧力の大きさとしては、かつてのミリバール (: millibar, 記号 mbar) すなわち1/1000バールと等しい。標準大気圧は、

  • 1 気圧(標準気圧)(atm)
  • = 1.01325 bar
  • = 1013.25 mbar
  • = 1013.25 hPa
  • = 101325 Pa

と定義されている。

歴史的には、標準気圧 の1気圧 (1 atm) と1バール (1 bar) とが圧力の大きさとして極めて近似しているため、バールの1/1000の単位であるミリバール (mbar) が気圧を表すのに都合のよい単位として広く使用されていた。

しかし、バール・ミリバールはともにSI単位ではない。そのため、SIへの統一をきっかけとして、ミリバールと全く同じ大きさの圧力の単位であるヘクトパスカルが代わりに使用されるようになった。日本での切り替えは1992年12月1日からである。

符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+3371 - ㍱
㍱
ヘクトパスカル
U+33D4 - ㏔
㏔
ミリバール
U+334A 1-13-46 ㍊
㍊
全角ミリバール

Unicodeには、ヘクトパスカルやミリバールを表す上記の文字が収録されている。これらはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない[1][2]

脚注

  1. ^ CJK Compatibility” (2015年). 2016年2月21日閲覧。
  2. ^ The Unicode Standard, Version 8.0.0”. Mountain View, CA: The Unicode Consortium (2015年). 2016年2月21日閲覧。

ミリバール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 21:40 UTC 版)

海の大陸NOA」の記事における「ミリバール」の解説

サボテン枯らすため訪れた3人の刺客一人一時代前のアイドルのような格好をしている。手に持った扇風機から強風起こす

※この「ミリバール」の解説は、「海の大陸NOA」の解説の一部です。
「ミリバール」を含む「海の大陸NOA」の記事については、「海の大陸NOA」の概要を参照ください。

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