ショワルター安定指数とは? わかりやすく解説

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ショワルター安定指数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/12 01:31 UTC 版)

ショワルター安定指数(-あんていしすう, : Showalter stability index)は、気象学において、大気の安定度を評価するために用いられる指数である。SSIと略称される場合も多い。日本では一般的に単位が用いられるが、国際的にはKも用いられる。

概要

SSIの計算法は、まず850hPa面にある空気塊を500hPa面まで強制的に持ち上げた場合の気温 Tp を求める。それにはエマグラム上で850hPa面にある空気の気温と露点から出発して、この空気塊を最初は乾燥断熱減率に沿って持ち上げる。もしこの空気塊が500hPaに到達するまでに飽和に達したら、それ以降は湿潤断熱減率に沿って持ち上げる。こうして500hPa面まで強制的に持ち上げたときのその空気塊の気温が Tp である。この Tp を、実際の大気の500hPa面の気温 T500 から差し引く。その気温差がSSIである。

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。 記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。2020年5月

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