diffuse
「diffuse」とは、拡散する・広めることを意味する英語表現である。
「diffuse」の基本的な意味
「diffuse」とは、主に「拡散する」「発散する」「散乱させる」「放散する」「広める」「普及させる」「まき散らす」「満ち渡らせる」「散漫な」「言葉数の多い」「びまん性の」などを意味する英語表現。動詞(他動詞または自動詞)、形容詞としての用法がある。派生語に副詞「diffusely(散漫に)」、形容詞「diffusive(拡散性の)」、名詞「diffuseness(散漫性)」「diffusion(散布)」がある。「diffuse」の活用一覧
動詞「diffuse」の活用形は、三人称単数現在形が「diffuses」、過去形・過去分詞が「diffused」、現在分詞が「diffusing」となる。「diffuse」の語源
「diffuse」の語源は、ラテン語の「diffusus」であり、「流れて広がる」「外で広がって、方々に散らばる」「外に、離れて流れ出る」といった意味があった。語根としては「dis-(四方八方に分かれる)」「fundere(流れる)」から構成される。印欧語根は「*gheu-(流れる)」である。語源が同じ単語に「confuse(混同する)」「refuse(拒絶する)」「found(鋳造する)」がある。「diffuse」を含む英熟語・英語表現
diffuse panbronchiolitis
「diffuse panbronchiolitis」とは、「びまん性汎細気管支炎」を意味する表現で、慢性的な痰や咳、呼吸困難を引き起こす疾患である。以下のように説明される。「Diffuse panbronchiolitis (DPB) is an idiopathic inflammatory disease, well recognised in Japan and principally affecting the respiratory bronchioles, causing a progressive suppurative and severe obstructive respiratory disorder.(びまん性汎細気管支炎[DPB]は、日本ではよく知られている特発性の炎症性疾患で、主に呼吸細気管支を侵し、進行性の化膿性および重度の呼吸閉塞性疾患を引き起こす)」
diffuse light
「diffuse light」とは、「散乱光」「散乱照明」を意味する表現である。「UltraLight illumination provides dark field, bright field and diffuse lighting all in just one electronically controlled light.(ウルトラライト照明は、暗視野、明視野、拡散照明のすべてを1台の電子制御ライトで実現する)」のように用いられる。
「defuse」と「diffuse」の違い
「defuse(危険を取り除く)」と「diffuse(拡散する)」は、意味が違うが、発音がよく似ていて間違えやすい単語である。発音記号はそれぞれ「dìːfjúːz(ディィーフュゥーズ)」と「dɪfjúːz(ディィフュゥーズ)」である。「de-」の発音に違いが表れ、前者は口をあまり開けずに「イー」と長く言う音、後者は日本語の「エ」と「イ」の中間の音になるという違いがある。「diffuse」と「spread」の違い
「diffuse」と「spread」は、どちらも広げる、広めるといった意味の似た単語である。他動詞の「広める」という表現について、パンに塗る油脂がスプレッドと呼ばれるように、「spread」は薄い物質の層で何かを覆うときに用いる。「diffuse」は空気・水またはその他の物質が自然に広がるときに用いる。自動詞の「広まる」という表現について、「spread」はより大きな面積に拡大することを表し、「diffuse」は全体に拡散する、行き渡るという意味合いを表す。「diffuse」の発音・読み方
「diffuse」の発音記号は、「dɪˈfjuːz」であり、中盤の「-ffu-」にアクセントが置かれる。カタカナで表記する場合、「ディィフュゥーズ」のような音になる。「diffuse」の使い方・例文
光を拡散させるという言い方では、次のように用いられる。「One application of diffuse optical tomography is optical mammography(breast cancer imaging using light).(拡散光トモグラフィーの応用例として、光マンモグラフィー[光を用いた乳がん画像診断]がある)」「Set the shade ratio to diffuse solar radiation amount, otherwise to normal radiation amount for calculation.(影の比率分は散乱日射量、それ以外は通常の日射量として計算する)」「Diffusers are optical components to reduce or diffuse strong light and protect sensitive measuring equipment from damages or prevent image formations.(拡散板は強い光を減光および散光させ、感度の高い測定器の損傷防止や各種結像防止に使用される光学素子)」物質を拡散させるという表現では、「The unobtrusive glass diffuser diffuses CO2 in water efficiently.(目立ちにくいガラス製のディフューザーは、水中のCO2を効率よく拡散させる)」のような使い方がある。
医療用語でdiffuseは「びまん性」という意味があり、これは病変が一面に広がっている、均等にはびこっている状態を表す。「びまん性」という言葉を使った、以下のような表現がある。「Many diverse pathological processes can cause diffuse lung disease.(びまん性肺疾患は、多くの多様な病態が関与している)」「Clinical worsening following discontinuation of tocilizumab in diffuse cutaneous systemic sclerosis.(びまん性皮膚全身性硬化症に対するトシリズマブ投与中止後の臨床的悪化)」「The most common histological types of ovarian lymphoma are diffuse large B-cell lymphoma and Burkitt lymphoma.(卵巣リンパ腫の組織型は、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫とバーキットリンパ腫が最も多い)」
diffuse
「diffuse」とは、散らす・広げることを意味する英語表現である。
「diffuse」の基本的な意味
「diffuse」とは、広く知れ渡らせる・普及する・拡散する・外側に動く・明解さを欠いているなどの動詞として使われる。さらに、広まった・普及した・散漫な・冗長な・言葉数の多いといった形容詞としても使用されている。なお、「diffuse」の名詞形は「diffuseness」となり、広がりや散漫さという意味になる。また、普及・伝播・散布・拡散などを示す「diffusion」も関連している。「diffuse」の活用一覧
「diffuse」の現在形で、三人称単数の場合は「diffuses」となる。過去形は「diffused」、過去分詞形も「diffused」、現在分詞形は「diffusing」である。「diffuse」の語源
「diffuse」に含まれる「fuse」の語源は、注ぐを意味するラテン語「 L.fundere」である。fuseは電気配線に入っているヒューズとつづりや意味は一緒である。ヒューズは熱で溶けて注がれる、つまり電気回路が切れるイメージからきており、これに散らすを意味する接頭辞「di-」をつけることで、あちこちに散らして注ぐといったニュアンスが入った、普及する・散らすという英単語になっている。「diffuse」の発音・読み方
「diffuse」はカタカナ発音で表記すると「ディヒューズ」となる。「diffuse」は音節が「dif」と「fuse」の2つに分かれており、動詞・形容詞共に後の音節を強く発音する。「diffuse」の覚え方
「diffuse」の覚え方だが、fuseが含まれている認知度の高い単語と一緒に覚えておけるだろう。例えば、接頭辞の「con」(一緒)が付いた「confuse」は、直訳すると共に注ぐとなり、それが混乱させるという意味につながる。また、接頭辞の「re」(返す)をつけると、いったん注いだものを注ぎ返すイメージの、拒絶する・はっきり断るという意味になる。fuseが注ぐという意味であることを頭に置いておくと、散らすを意味する接頭辞「di」が付くことで、散らしながら注ぐ、つまり拡散する・広げると思い起こせるだろう。株式会社diffuseとは
株式会社diffuseは、SNS運用代行・動画制作・WEB支援・マーケティング支援を行う会社である。令和3年9月に設立され、令和5年初頭の所在地は、東京都中野区である。株式会社diffuseの企業理念は「世界にキッカケを創る」というもので、企業が持つ魅力やサービス内容を認知させるサポートが主な事業内容となる。良いサービスを展開しているものの、その努力が世の中に知られていない企業の課題をくみ取り、どうしたら伝えたい内容を拡散し、広めることができるかに着目する姿勢が、企業名に込められている。「defuse 」と「diffuse」の違い
「defuse 」と「diffuse」は同じ発音だが、意味は全く違う単語である。「diffuse」は前述で説明したとおりだが、「defuse 」は取り除く・鎮めるという意味になる。「diffuse 」と「spread 」の違い
「diffuse 」は散らかすというニュアンスがある。一例として、水に色のついたインクを落とした時のことを考えてみると、インクが徐々に拡散し、最後には水とインクの区別がつかなくなる。これが「diffuse 」のイメージである。対して「spread 」は、単に広がる・広げる・押し広げるという意味にとどまり、物理的に広がることに焦点が当てられている。「diffuse」を含む英熟語・英語表現
「diffuse」を含む英熟語や英語表現は、IT・科学・物理・医学などに関するものが多い。例えば、「diffuse reflector plate」は拡散反射板を、「diffuse modulation signal receiver」は拡散変調信号受信装置を指す。diffuse light
diffuse lightは、散乱光を意味する。散乱光は、日光が窒素や酸素などの空気分子に加え、個体まは液体の微粒子であるエーロゾル粒子にあたり、あらゆる方向に反射して地上に到達する光を指している。
「diffuse」の使い方・例文
「diffuse」の日常的な使い方とともに、科学や医療用語として使用される例文を挙げる。なお、科学や医療用語は、特許庁や医学用語辞典に書かれた内容を転記する形で記載していく。・You diffuse a feeling of happiness.
(あなたは周囲に幸福感を漂わせている)
・To enable to efficiently diffuse light from a light source.
(光源からの光を効率よく拡散させる)特許庁
・Diffuse intrinsic pontine usually occurs in children.
(びまん性内在性橋グリオーマは、通常、小児に発生する)PDQ®がん用語辞書 英語版
びまん性とは、病気などの症状を一カ所に特定できない様子を示し、拡散性や広汎性とも表現される。
diffuse
「diffuse」は、拡散する・広がるということを意味する英語表現。
「diffuse」の基本的な意味
「diffuse」は、名詞としてはあまり使用されない。主に動詞や形容詞として使用される。動詞の場合は、「広がる」や「拡散する」という意味を表し、形容詞の場合は「広範囲に広がった」「不明瞭な」という意味を表す。「diffuse」の活用一覧
「diffuse」の活用一覧は次の通りである。「基本形:diffuse」「過去形:diffused」「過去分詞形:diffused」「現在分詞形:diffusing」「diffuse」の語源
「diffuse」の語源は、ラテン語の「diffusus」に遡る。「diffusus」は「広がった」という意味の過去分詞形であり、「diffundere」(分散させる、広げる)という動詞から派生している。その後、中英語である「diffusen」を経て、現代英語の「diffuse」になったと考えられている。「diffuse」の発音・読み方
「diffuse」の発音記号は「dɪˈfjuːz」である。音声を文字で表すと、最初の音節は「dɪ」と発音し、次に「fjuːz」と続く。「fjuːz」の「fj」は、「y」のように発音される。最後の「z」は無声の音であることに注意する。ディフューズに近い音になる。「diffuse」の覚え方
「diffuse」は、物質が広がっていく様子を表す言葉であるため、広がることをイメージし覚えることが重要である。また、「diffuse」の発音は、ディフューズと発音されるため、英語を話すときに「フューズ」という音に注目し頭に思い浮かべてから覚える。「diffuse」は、物質の広がりだけでなく、情報や感情などの広がりも表すことができることを押さえて覚える。形容詞として用いる場合は、「あいまいな」「不明瞭な」という意味を持つためこのことも頭に入れておくようにする。株式会社diffuseとは
株式会社diffuseは、東京の中野区にあるデジタルマーケティングを用いて企業に「キッカケ」を提供する会社である。ユーザーの共感から消費者行動を逆算した集客・認知方法を提供している。クライアントのSNS支援事業、動画作成事業、web支援事業、マーケティング支援事業などを行っている会社である。「defuse 」と「diffuse」の違い
「defuse」は、緊張感を和らげる、緊張を解除する、危険を去らせるなどの意味を持つ。一方、「diffuse」は、広がる、拡散する、散らばるなどの意味を持つ。例えば、爆弾を解除することを「defuse a bomb」と表現し、「噂が広がる」という場合には「rumors diffuse」と表現する。「defuse」と「diffuse」は、スペルが似ているため混同されることがあるが、意味や使い方が異なるので注意が必要である。「diffuse 」と「spread 」の違い
「diffuse」と「spread」は、ともに「広がる」という意味を持つ類義語だが、使い分けには微妙な違いがある。「spread」は、物質や情報が表面上に広がることを表す。例えば、コンテナから粒子がこぼれて地面に散らばったという場合には、「The particles spread on the ground from the container.」と表現する。一方、「diffuse」は、物質や情報が広がることに加えて、散らばる、拡散する、あるいは不明瞭になる、あいまいになるという意味を持つ。例えば、電話での会話や口コミなどで噂が広がった場合には、「The rumors diffused through the conversation or word-of-mouth.」と表現する。「diffuse」を含む英熟語・英語表現
diffuse light
「diffuse light」とは、拡散光、散乱光といった意味で、光が均等に広がっている状態を表す。具体的には、光源から発せられた光が物体に反射・散乱され、広がりながら照らされている状態を指す。このような光は、光が強い中心部分よりも周辺部分の方が明るさが均等であるため、柔らかな印象を与える光として知られている。逆に、光源に対して直接的に照らされる光を「直射光」といい、これは強烈でシャープな印象を与える。「diffuse light」は、自然光でも人工光でも使われる言葉であり、写真や映像制作などで、被写体を柔らかく照らすために利用されることがある。また、建築やインテリアなどでも、均等に照らすことができる照明器具が「diffuse light」を利用していることがある。
「diffuse」の使い方・例文
動詞としての使い方として「広がる」を例にすると、The fragrance of flowers diffused through the air.(花の香りが空気中に広がった。)となる。形容詞として「あいまいな」を例にすると、The diffuse nature of the problem made it hard to solve.(問題のあいまいさが解決を困難にした。)となる。名詞として「拡散光」を使う場合、The photograph was taken using diffuse lighting.(その写真は拡散光を用いて撮影された。)となる。「diffuse」は、主に自然現象や物質が広がる様子を表す場合に使われることが多い。また、「diffuse」を形容詞として使う場合には、注意深く用いる必要がある。あいまいな印象を持たれたくない場合には、「precise」や「clear」などの代替表現を使うことを検討すると良い。- diffuseのページへのリンク