投与中止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 05:06 UTC 版)
コルチコステロイド投与中止時の投与量の漸減法は、患者毎に疾患の再燃可能性、投与期間等によって個別に決定する。段階的なコルチコステロイド全身投与の終了に当たっては、下記の各項目を考慮する。 40mg/日(相当)以上または1週間以上の投薬 夕刻の服用 3週間以上の治療 直近の繰り返し投与歴(特に3週間以上) 直近1年以内に長期治療を中止してステロイドを短期間投与した場合 他の副腎抑制の可能性 疾患増悪の可能性が低く、投与が3週間以内であり、患者が上記に該当しない場合は即座に中止して良い。 コルチコステロイド投与中止期間中は、速やかに生理学的濃度まで減量(プレドニゾロン7.5mg/日相当)し、その後緩やかに減量する。疾患が再燃しないよう注意して観察する必要がある。
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