ヘパリン起因性血小板減少症患者でのワルファリンへの切り替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 05:48 UTC 版)
「アルガトロバン」の記事における「ヘパリン起因性血小板減少症患者でのワルファリンへの切り替え」の解説
アルガトロバンは血栓症ならびにヘパリン起因性血小板減少症の患者の抗凝血薬として使用される。このような患者は長期間の抗凝固薬投与を必要とする。長期投与薬としてワルファリンを選択した場合、アルガトロバンがプロトロンビン時間とINRを偽延長するため、特別の注意を要する。アルガトロバンとワルファリンの併用はINRを5.0以上増加させるが出血リスクの増大はない。この問題の解決法の一つは、第X因子の吸光光度定量法の採用である。アルガトロバン投与中止後、通常、40〜45%未満である時INRが2〜3であり治療を要することを意味する。
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