妊婦への投与等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 09:58 UTC 版)
ポマリドミドはサリドマイドと構造が似ており、妊娠中の女性が服用すると胎児に障害(死亡を含む)を生じさせる危険性があるので、妊娠を希望する患者は服用してはならない。ポマリドミド服用に先立って2種類の妊娠検査で陰性を確認し、避妊する。服用4週間前から服用終了4週間後までは、性交渉を避けるか2種類の避妊法を併用する。ポマリドミドは精液中にも分泌されるので、ポマリドミド服用開始時から終了28日後までの期間に生殖可能年齢の女性と性交渉する際には、精管切除術後であってもコンドームを用いる。男性患者は精子バンクなどに精液を提供してはならない。日本の添付文書では男女とも投与開始から投与中止4週間後までの献血が禁止されている。
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