聴器毒性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 03:36 UTC 版)
症状 聴力低下、難聴、耳鳴り 発現機序 蝸牛の外側有毛細胞の障害と考えられ、総投与量で300mg/m2 以上になると発現頻度が高くなる。 対処法 不可逆的であり、根本的な治療法は見つかっていない。障害が軽度な場合は投与中止で改善する可能性もあるので、定期的な聴力検査(オーディオグラム)を行い、障害の徴候があらわれたら、投与継続の是非を考慮する必要がある。
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