Q4の家族
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「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の記事における「Q4の家族」の解説
先導エミ(せんどうエミ) 声 - 榎本温子 誕生日9月27日(天秤座)、血液型はB型。 第3話「ようこそ!カードキャピタルへ」から登場。アイチの妹。お嬢様学校と呼ばれる宮地学園の初等部に通っている小学6年生。気弱な兄とは反対にとてもしっかりしており、アイチのことは呼び捨てで呼ぶほか、朝はアイチより早く起きて母のシズカの代わりに彼を起こしている。彼がきちんと生活できるか不安という理由でQ4の合宿に参加した。カムイに惚れられているが全く気付いておらず、彼とナギサが恋人同士と思っている。 【第1期】 カードゲームについては存在そのものを知らないほどだったが、ヴァンガードをする時の普段とは違うアイチを見て興味を抱く。ミサキのデッキを借りて森川と行った初めてのファイトでは、可愛いかどうかを判断基準にして使うユニットを選んだり、可哀想という理由でカードを消費する行動を避けるなど未熟さを見せたが、ビギナーズラックと森川の実力不足に助けられて勝利した。他のファイターの戦いを見ていた影響か、少しずつ未熟さを克服し、カードを使いこなしている様子をミサキとのファイトで見せた。いつかミサキやアイチを超えるファイターとなることを夢見て次第に実力を付けていき、秋のショップ大会では三和の策略により「プリンセス・メイデン」としてカムイと対峙、勝利した。全国決勝前のショップ大会ではジュニアの部で出場し優勝を飾り、常にファイトを楽しむ姿勢を周囲に評価された。デッキ 初戦ではミサキのデッキ、ミサキ戦では「オラクルシンクタンク」の構築済みデッキ(桜花の姫巫女)を借りてファイトしており、秋のショップ大会では「オラクルシンクタンク」と「バミューダ△」の混成デッキを使用していたが、全国決勝前のショップ大会では「バミューダ△」のみで構成したデッキを使用している。 【第2期】 シンガポールへ旅立つアイチのことを心配しているが、合宿の時のように随行したりはせず、自宅やカードキャピタルでVFサーキットのテレビ中継を見ている。ただし南の島での合宿や香港では他のカードキャピタルの面々と同行し、アイチの世話を焼いている。 【第3期】 宮地学園の中等部に進級。親友のマイと転校してきたレッカの3人で「宮地学園中等部CF同好会」を設立した。売り言葉に買い言葉で始まったシンゴとのファイトでは、ユニットの特性を生かした連携とブレイクライドを駆使して勝利する。 141話では、Я化したゴウキが引き起こした事件に巻き込まれマイと共に人質にされてしまうが、レイジとエイジの活躍やレッカの手助けによって安全を確保される。カムイにЯ化についての説明をしたり自力での脱出を試みたりするなど、芯の強さを見せている。デッキ 第1期終盤同様「バミューダ△」で構成されているが、「PR♥ISM(プリズム)」と名のつくユニットをメインとした編成に変更されている。 主な使用カードは「PR♥ISM-I(プリズム-イメージ) ヴェール」、「PR♥ISM-P(プリズム-プロミス) ラブラドル」など。 【第4期】 アイチに関する記憶が無くなっており、一人っ子ということになっている様子。しかし、ヴァンガードを始めた理由が思い出せないことに対して違和感は感じている。 ファイト描写はないが、これまでと同様に「バミューダ△」を使用し、「歌姫の二重奏(デュエット)」で追加された「Duo 魅惑の瞳(テンプテーション) リィト」を使用していたことから、前期の「PRISM」軸から「Duo」軸に変更した模様。 【劇場版】 三和、ナオキ、シンゴと共にアイチの応援に回る。また、三和から伊吹が櫂と自分の先導者と聞かされた時にアイチにメールでそのことを伝える。 【G第2期】 第14話から再登場。その日開かれたショップ大会の抽選でシードで出場し、勝ち上がったツネトに勝利するが、決勝のクロノとのファイトでは敗れる。デッキは「パシフィカ」軸の「バミューダ△」で構成されている。 なお、カムイの気持ちには未だに気付いていない。 【G第4期】 宮路学園高等部3年生。カムイ、ナギサと「ヘル&ヘヴン」を結成し、「U20チャンピオンシップ」に参加する。デッキ オープニングで「PR♥ISM(プリズム)」を使いファイトをしているシーンがある。 【漫画版】&【2018年版】 漫画版では当初は本編には登場せず扉絵で存在が示唆されているのみだったが、第1部の終盤に登場した。2018年版では漫画版第3話に先駆けて序盤に登場している。その際、初めてファイトを見て強い感動を覚え、カムイにファイトを教えてもらうなど好奇心が強い面も見せた。 【外伝 イフ-if-】 主人公のひとり。シリーズの主人公としてはアイチ、クロノ、新右衛門に続いて4人目で、シリーズ史上初の女性主人公となる。歴史の歪みを直してサンクチュアリから戻らない兄のアイチを連れ帰るためにパートナーのシュカとともにさまざまな時間軸を旅し、魔法少女「ブラスター・ペア」に変身してジャマーと戦う。ヴァンガードのユニットを実体化させる力があり、シュカが選んだユニットカードを『リアライズ!』の掛け声とともに実体化させることができる。私服の時は、アイチのものに似たジャケットを着ている。 先導シズカ(せんどうシズカ) 声 - 篠原恵美 アイチとエミの母親。おっとりした性格で、少々とぼけた一面を持つ。ヴァンガードに熱中するアイチとエミを暖かく見守り、応援している。 新田シン(にったシン) 声 - 森嶋秀太、朝日奈丸佳(幼少期) 誕生日12月28日(山羊座)、血液型はO型。 第3話「ようこそ!カードキャピタル」から登場。「カードキャピタル」店長の男性。一人称は「私」。本名は「新田 新右衛門(にった しんえもん)」。ミサキは彼の姪にあたり、彼のことを「シンさん」と呼んでいるが、呼ばれる度に「店長」と呼ぶよう指摘している。飼い猫「店長代理」と共に店を切り盛りする。年長者であり、何かと苦労を押し付けられることが多い。ミサキの両親が亡くなった後、店を守るべくカードキャピタルを受け継いだ。ミサキによれば、父親に似ているらしい。回想場面で櫂や三和と同じ後江高校の制服を着用していた。 カードショップを切り盛りしているだけあって、エミが初めてファイトする時もかなりはしゃいでいた。また、ショップ大会の参加権を賭けてアイチにファイトさせたり、事前説明なしにショップ大会から店の代表を選出したり、チーム・カエサルを餌に櫂を合宿に参加させたりと食えない一面も見せる。 愛車はアニメーション監督の辻初樹の趣味でワーゲンバスだが、伊藤彰のイメージではムルティプラだという。 【第1期】 過去に囚われてヴァンガードファイトを投げ出したミサキを救うために、入荷した構築済みデッキでエミとファイトさせ、父の宝箱を思い出したミサキに預かっていた鍵を返した。 チャンピオンシップではメンバーを会場へ送り届けたりアドバイスを与えたりと影ながらチームを支える。チャンピオンシップからの帰還後、チーム・カエサルの提案もあってQ4の強化合宿を企画。秘蔵のカードをデッキ構築の助けにと貸し出すなどしていた。 【第2期】 VFサーキットに参加するQ4の後見人としてシンガポールへ同行。現地で土産として買い漁ったカードをデッキ構築の助けにと供与した。 【第3期】 相変わらず店長として活動を続ける。タクトの宣戦布告を認知し、宮地学園にいるアイチたちの元に駆けつけ、エミとマイを自宅へ送り届けるなど陰で活躍する。 【第4期】 アイチのことは忘れているが、蒼龍の島へ行く際に櫂達の意図を汲んで引率として同行するなど「大人」として彼らをサポートしている。最終話ではショップ大会を開催するも、ナオキを始めエミたちからもほとんど店長と認識されなくなっている。 【G第1期】 新たにできた2号店の掛け持ち店長となっているが、1号店はオーナーであるミサキに任せている。また、26話にてクロノとファイトするためにデッキを構築していた場面が見受けられており、今まで不明だった使用クランが「むらくも」と判明し、35話で「新田伸衛門」と名乗ってクロノとファイトを行う。クロノに対し、たぐいまれな戦術を披露するも、クロノの新たなGユニット「時空獣 アップヒーバル・ペガサス」によって行句点され、敗北し、クロノの悩みを解決させるきっかけを与えた。同話で、彼の叔母であるミクルとは顔見知りであり、高校のときクロノの父親であるライブがかつて自身とマークと共に組んでいた「チームNIPPON」のメンバーだったことが明らかになった。また、普段はフルフレームのレンズが厚いメガネをかけているが、ファイトの際はチームNIPPON時代に使用していたメガネをかけ目つきも鋭くなる。ファイトではクロノに敗北しているが、クロノいわく「まだ本来の実力は出してない」とのこと。 【G第3期】 回想でチームNIPPON時代が描かれる。全国大会優勝後、半年後に開催される世界大会への切符を手にしたが、チームメイトであり師匠でもあるライブが大会を目前にしながらヴァンガード交流クラブやリューズのラボに通っていることに苛立ちを覚える。この頃すでにミサキの面倒を見ており、世界大会を最後に一線から退きショップに本腰を入れることを考えていた。デッキ 先述通り「むらくも」を使用。メインカードは「看破の忍鬼 ヤスイエ」、切り札は「伏魔忍鬼 カガミジシ」と「伏魔忍竜 ホムラレイダー」。 【漫画版】&【2018年版】 基本的にこれまで同様の立ち位置。2018年版ではカムイに対してエミのエスコートをさせる優しい面も見せた。ショップ対抗戦では審判役を務めた。 【新右衛門編】 新シリーズの主人公で当時は後江高校3年生。両親の死去とそのショックによるミサキの入院、さらにエスカのカードキャピタル吸収合併など生活に追われており、ミサキとカードキャピタルを守るべく自ら店長と名乗りだす。現在の温厚な頃と比べスケボーを愛用してマタタビを使いネコを誘導させてエスカ達を翻弄させたり、店を守るべくカードキャピタルへテントを張り野宿同然に生活するほど即に行動面を起こすほど無鉄砲で熱血漢な一面が多いが、学力は低くよく補習や追試を受けている。また腕前は旧主人公(アイチ、クロノ)と異なり実力はあるが未熟な面もある為ライブから「未熟右衛門」と呼ばれている。その後ハロウィンで一時的にオープンして念願のエスカとファイトすることになったが圧倒的な実力を見せつけ店を担保に取られてしまい荒んでいた。おまけにミサキと謝ろうとしたが、偶然彼女とエスカの会話を聞いてしまいショックを受ける。その後正直にミサキで謝ろうと思い病院に訪れエスカの関係を知りここでミサキの直観像記憶(アイデテック・イメージ)の事をナナミに教えてもらうことを初めて知る。そしてエスカノ店に訪れ改めてエスカに直訴する。そして「店を一時預けること」と「エスカップで優勝したら再戦する」という条件を受け再戦のチャンスを与えた。そしてエスカップが3人参加が条件のためライブを誘うが断られそのためにファイトに臨むが連敗が続き同時に弱点を教える。デッキ後ライブと再戦、凌がれるも反撃チャンスが少なかったためエスカップの協力を認めた。その後、ライブやマークとチーム「キャピタル」を組み、エスカップにて順調に勝ち進む。同じくチームを組んでいたタツヤ、ナナミ、トノリと決勝戦での対戦を誓っていたが、準々決勝で彼らを破った神崎、大山、海津ルウガの3名で構成されたチーム「竜牙独尊」と対戦することになる。ライブとルウガの大戦後、神崎と対戦することになるが彼の強さへの渇望と高い実力に惨敗する。2勝2敗で再び対戦するがファイトの楽しさを思い出し、神崎を打ち負かし、エスカと対戦する権利を得る。そのエスカと二人の始まりとも言えるキャピタルにて雌雄を決するファイトの最中、彼女からファイターとしての人生か、キャピタルの店長としての人生を選ぶかに2択を迫まれるも、ファイターとして、キャピタルの店長としての自分を選び、そのままエスカに打ち勝つ。その後は猛勉強に励み、大学へ進学する。 リマインド20では大学4年生となり、引き続きライブとマークでチーム「ニッポン」としてアジアサーキットを勝ち進む。決勝戦にてライブが見たことのないクランであるギアクロニクルを使うことに困惑し、問い詰めるもはぐらかされる。彼の行動に前々から不審に思っていたミクルとマークで2年前に隕石が落ちた弓ヶ岳へ向かうと、同時期に疎遠になっていたタツヤと再会、そのままライブの友人であるリューズと知り合うこととなる。そのリューズとファイトしていた時、惑星クレイが実在することに衝撃を受け、その最中に惑星クレイのユニットが出現したことにユニットとの出会いに興味を持ち始める。決勝戦の前日、上の空だった所にエスカが来訪、ディナーに誘われ、2年前の事故とそこに建てられたリューズラボの実態にライブを連れ戻すことを決意する。決勝戦当日に再びリューズラボに来訪、召喚実験に打ち込もうとするライブと対戦し、エスカから渡された「創天煌神ウラヌス」を使い、勝利する。同じくラボに潜入していたエスカがリューズと対戦する中、リューズから語られた言葉に反目、エスカと共にラボを去ろうとするも新右衛門とファイトする予定だったと語るタツヤによって引き留められ、リューズを降したタツヤとファイトすることとなる。そしてかろうじてタツヤを止めることには成功したが、ライド事故の影響でライブは失踪かろうじてエスカのヘリで決勝大会には間に合ったが、師であるライブ失踪のショックから気が入らくなり神崎と敗北する。10年後(リマインド29)では眼鏡を普通の厚底にして新田シンと名乗るようになる。ライブ失踪のショックが抜けきれず脱力的に過ごしていたが、ライバルである神崎の叱咤、家族や親友であるミサキやミクルの激励、そしてから成長したクロノから昔の自分(高校生時代の己)を見て悩みを吹っ切り髪を逆立て再び大学時代のメガネを掛ける。そしてクロノをキャピタルに誘い「新田新右衛門」としてクロノにファイトを挑むなど最初期シリーズ~ヴァンガードGにおけるすべての経緯が書かれている。またリマインド31において自分の呼び方をシンに変えた理由とて右衛門は右衛門の負の略称で宮廷(ミサキとカードキャピタル)を護る意味を込めて改名してその時のショックで現在の髪型になったと判明した。デッキ 旧シリーズの「むらくも」の頃と異なり「ジェネシス」を使用。メインユニットは「煌天神 ウラヌス」など旧シリーズでミサキが使った北欧神話モチーフのジェネシスのユニットと違い惑星をモチーフにしたユニットが多くイマジナリーギフトボーナスをもらえる主戦法がメイン。切り札はソウルに送ったグレードによってドライブチェックを行えるグレード5ユニット「絶界巨神ヴァルケリオン」。ライブの弱点指摘後、新たに「震天竜 アストライオス・ドラゴン」を追加してヴァルケリオンを呼ぶ速攻特化型デッキに強化された。リマインド20でのタツヤ戦からエスカから受け取った新たなる切り札としてイマジナリーギフトが3つ以上の時、グレードが合計5以上になるようにソウルブラストすれば星域が展開でき更に星詠2枚をレストするとドライブが5減る代わり、ヴァルケリオンをスタンド出来る「創天光神 ウラヌス」が加わる。なお、カムイ曰く「シンさんがジェシスデッキを使うのは初めて」。 店長代理 声 - 橘田いずみ(新・高校生編まで)→遠野ひかる(新右衛門編) ミサキとシンの飼い猫で、「カードキャピタル」のもう一匹の店長。10年前から店で飼われている。 額の眉毛のような模様と青い首輪が特徴。普段はレジで寝ていることが多い。店番だけでなく、ファイトを見守ったりファイトで負けた人を慰めたりするなどもこなしているが、「店長」と呼ばれないと言うことを聞かなかったり、おまけに細かかったりなど、少し偉そうな性格。 聖域での戦いの後のショップ大会ではナオキ達に「店長」と呼ばれるようになる。 なお、4代目エンディングでは櫂の自宅の場所を知っているような描写がある。 スピンオフ作品の『みにヴぁん』の7話では人語を喋っており、一人称は「私」になっており、世界中を旅している旅人として登場している。しかしこれは店長代理の夢の中の話である。 【新右衛門編】 捨て猫だった頃、エスカを追い返すためにネコ嫌いだったことを利用して逃げていた所を新右衛門が偶然見つけ、そのまま頭の上に乗ったことを気に入るなど、これまで語ることのなかった新右衛門との出会いが絵描かれている。
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