うわさ〔うはさ〕【×噂】
噂
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噂(うわさ)は、その内容が事実であるかどうかを問わず、世間で言い交わされている話のこと。類義語として流言、飛語(蜚語)、風説、デマ、ゴシップなどがある。語源は「浮沙汰(うわさた)」である[1]。デマの流布行為は名誉毀損・信用毀損罪や偽計業務妨害罪に問われる[2]。
注釈
出典
- ^ 川上善郎『うわさが走る』p.1
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- ^ 「実習生に暴行」デマ情報がSNSで拡散、無関係の会社に中傷や批判メール殺到…告訴も検討 読売新聞 2022年1月20日
- ^ 『週刊誌の読み方』株式会社話の特集、1985年、pp.257-259
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- ^ 木村拓哉「マスク2000枚」否定だけじゃない!不仲や娘の病気「3つのデマ」 Wezzy 2020.04.09 07:00(2020年5月22日閲覧)
- ^ a b 木島康雄『図解で早わかり 最新 刑法のしくみ』2017年11月、pp.138-141
- ^ 「ライオン逃げた」熊本地震のデマ情報を拡散した疑い 20歳男を逮捕 - huffingtonpost 2016年7月21日
- ^ “東名あおり事故でデマ=名誉毀損容疑で11人送検-福岡県警”. 時事ドットコム. (2018年6月19日). オリジナルの2018年6月20日時点におけるアーカイブ。
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噂
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本製品に関して、 「アメリカでROBOTECHが放送された際、タカトクトイスが倒産していたために海外向けに玩具の製造、輸出が出来なかった日本のアニメ会社が代わりにコピーを製造していたポパイ科学に正式にライセンスを与え、製造、輸出を委託した」 「倒産寸前だったタカトクトイスから金型を安く買って作られた」 「ポパイ科学が日本で売られていたバルキリーのプラモデルを参考に独自開発した」等、 多様な噂が新聞やネットニュースを通じて韓国国内で広まっているものの、情報元は韓国のネイバーブログの個人記事と、そこから派生した憶測であり、どれも整合性が無く事実として明確な根拠はない。 そのため韓国国内でも玩具や当時の事情に詳しい人は噂を疑問視しているが、事実のように説明がされている為にそのまま信じている人も多い。
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噂
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学校内や町の探索で聞くことができる怪奇や怪談の話。特定の噂を入手することが事件発生の鍵となる場合がある。収集した噂は「噂ファイル」で見返すことができる。また、集めた数によってウェブサイト上で閲覧できる「イベント画廊」の内容に変化が生じる。
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噂
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以降のナムコのゲームで隠れキャラクターである「スペシャルフラッグ」が登場している事から、一部では「『ギャラガ』にもスペシャルフラッグがあるのでは?」と噂されることも有ったようだが、本ゲームにはスペシャルフラッグは登場しない(次作品の『ギャプラス』で登場する)。
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噂
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アンブロシアーノ銀行破綻とそれに続くカルヴィ暗殺事件には、マルチンクス大司教をはじめとするバチカン関係者やイタリア政財界のみならず、「ロッジP2」のジェッリ代表やマフィア関係者、ユダヤ系金融家で大富豪のジェームズ・ゴールドスミス、果ては事件当時のローマ教皇であったヨハネ・パウロ2世とともに、出身国であるポーランドの反体制(=反共産主義政府)組織である「連帯」を資金援助していたCIAに至るまで、様々な組織の関与が噂された。 なお、暗殺の直接的な理由として、「アンブロシアーノ銀行破綻と、その主因であるマネーロンダリングや不正融資における中心人物であったカルヴィの口封じ」や、「アンブロシアーノ銀行破綻により、多額の資金を失うことになったマフィアやイタリア政界上層部による復讐」など多くの理由が噂された。
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噂
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先割れスプーンの起源と先割れスプーン(spork)という単語についての、多くのもっともらしい虚偽の噂が存在する。
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噂
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「キルロイ」に関しては第二次世界大戦にからんだ様々な都市伝説がある。ドイツ情報機関によってアメリカ軍捕虜の装備の中から頻繁に見つかったため、どんなところにでも容易に入り込む超人的な連合軍のスパイだとアドルフ・ヒトラーは信じていたという。また、ポツダム会議に臨んだスターリンは、控えに設置された専用の屋外トイレに最初に入り、用を足して出てきて一言「キルロイって誰だ?」と補佐官に聞いたともいう。また、あるドイツ将校は、数々の都市でその名を頻繁に目撃したため、もし「キルロイ」なる人物に遭遇することがあったら何者なのか聞いてみたいと思ったとの語りも伝わっている。 落書きのある場所についても様々な憶測が飛び交う。特に、ありえない場所について言及され、自由の女神像が持つ松明にあるとか、エトワール凱旋門や中国の盧溝橋に書かれているとか、ポリネシアの小屋で見ただとか、パリの下水道やジョージ・ワシントン・ブリッジの梁の高いところにあるだとか、果てはエベレスト山頂や月にも書かれていると言った奇想天外なものまである。このようなユビキタス的な広がりの背景には、第二次世界大戦時にあった枢軸国軍の侵攻に対する潜在的な脅威に抗う連合国民の心理が、自分たちが存在する証拠はいたるところにあるんだという噂に転化して流布し、これが今日まで姿かたちを変えて残存しているものと思われる。
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噂
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園内の乗馬像は夜中に歩き、毎日、像の足の上がり方が違うのではないかと言われている。 慈湖派出所が去蒋化運動を原因として一時閉鎖されたときに、建物の二階で夜半に黒い禿頭の男がキョンシーのように飛び跳ねているのが目撃されたという。これについて、「蒋介石は去蒋化に不満があるのではないか」という憶測を呼んだという。
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噂
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「ニコライ・プルジェヴァリスキー」の記事における「噂」の解説
ヨシフ・スターリンはニコライ・プルジェヴァリスキーの隠し子だったという都市伝説がある。この伝説の根拠は両者の顔の類似である。しかしプルジェヴァリスキーがグルジアを訪れたという記録は残されていない。この伝説をユーモラスに発展させたものがウラジーミル・ヴォイノーヴィチの『兵士イワン・チョンキンの華麗なる冒険』で登場する。
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噂
「 噂」の例文・使い方・用例・文例
- 〜と風の噂に聞いてます
- 彼にはビジネス書マニアの噂がある。
- 噂によると、あの性悪女、子供を産むらしい。
- その集団は終末論的出来事に備えているという噂だ。
- 彼の叔母は近所の人々にたくさんの噂を広める人である。
- 同僚の噂によれば、あの新人はコネで採用されたということだ。
- 噂しか聞かない。
- 噂は気にしないよ。
- あなたはその噂を信じているのですか。
- この町にいる誰もがその噂を知っています。
- その噂は日本人の若者の間で広まった。
- 噂をされるのは不愉快です。
- 誰かがあなたの噂をしている。
- 誰かが私の噂をしている。
- 私はその噂が本当なのか本人に確かめるべきだと思います。
- 彼が高校を卒業してから、私は一度も彼の噂を聞いたことがない。
- それはあくまでも噂です。
- それはこの噂と一致します。
- それは噂通りです。
- 彼が高校を卒業してから、一度も彼の噂を聞いたことがない。
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