ポケットモンスターXY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/28 00:11 UTC 版)
ポケットモンスターXY、ポケモンXYは、ポケットモンスターシリーズの作品のうち、以下のものの略称。
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ポケットモンスター XY
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/03 06:24 UTC 版)

ポケットモンスター XY(シーズン1) ポケットモンスター XY&Z(シーズン2) |
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アニメ | |
原案 | 田尻智 増田順一、杉森建 |
総監督 | 湯山邦彦 |
監督 | 矢嶋哲生 冨安大貴(第124話、第141話、第142話) |
シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
キャラクターデザイン | 広岡トシヒト |
音楽 | 宮崎慎二 |
アニメーション制作 | OLM Team Kato |
製作 | テレビ東京 MEDIANET、ShoPro |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | シーズン1:2013年10月17日[注 1] - 2015年10月22日 シーズン2:2015年10月29日 - 2016年11月10日 |
話数 | 全142話[注 2] (シーズン1:全93話、シーズン2:全47話+特別編2話) |
関連作品 | |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『ポケットモンスター XY』(ポケットモンスター エックスワイ、英名 : Pokémon The Series: XY)は、ゲームソフト「ポケットモンスターシリーズ」を原作とするOLM制作の日本のテレビアニメ。テレビ東京系列などで2013年10月17日から2016年11月10日まで放送された。『ポケットモンスター ベストウイッシュ シーズン2』の続編でアニメ版ポケットモンスターシリーズとしては第5シリーズとなる。テレビ東京開局50周年特別企画。
本項では2015年10月29日から開始された『ポケットモンスター XY&Z』(ポケットモンスター エックスワイアンドゼット)についても記載し「XY&Z」と表記する。また、同月22日放送分以前をまとめて示す部分は「XY編」または「XY」と表記する。
また、アニメ版ポケットモンスターのシリーズ作品を示す際は必要に応じ、1997年から2002年に放送された『ポケットモンスター』は「PM」、『アドバンスジェネレーション』は「AG」、『ベストウイッシュ』[注 3]は「BW」、『サン&ムーン』は「SM」、2019年から2023年に放送された『ポケットモンスター』[注 4]は「PM2」と表記する。
概要
ゲーム『ポケットモンスター X・Y』の発売に合わせてスタートした新シリーズ。通例通り一部のキャラクターと舞台を一新したシリーズで、BWシーズン2 デコロラアドベンチャー最終話と直接繋がる形でストーリーが展開される。
タイトルからも分かるように本作(XY・XY&Z両方)は当時発売している本編ゲーム『ポケットモンスター X・Y』をベースとした作りをしている。
BW第61話からCM前後のアイキャッチで行われていたポケモンのシルエットクイズは引き続き継続されているが、今作では画面右側に表示されたシルエットが描かれた4枚のカード[注 5]から、画面左側に表示されたポケモンのシルエットと同じものを選ぶ形式に変更された。基本的にCM前のナレーションはサトシたちの場合が多いが、第14話以降はその話に登場するゲストキャラが読み上げることが多くなる。
本作の次回予告は冒頭でサトシとピカチュウが登場するアニメーションが入り、サトシが「さあみんな! 一緒に行こうぜ!次の冒険へ!!」[注 6]と言ってモンスターボールを投げて本編映像に入る形式となっている。
シーズン1(XY)
前週にあたる2013年10月10日には、放送直前スペシャルとして『「ポケットモンスター XY」放送直前SP 〜ロード to カロス〜』が放送され、カロス地方へ向かう飛行機の中でサトシが見た夢の中でこれまでの冒険を振り返る内容となっている[1]。また、同年10月14日には第1話の先行上映会が全国のショッピングモールで開催され、同日のニコファーレでのニコニコ生放送でも実施された。テレビ東京系では、初回となる2013年10月17日には、スタートスペシャルとして、第1話と第2話が連続の1時間スペシャルとして放送された。初回視聴率は5.3%[注 7]。10月19日には、アメリカ・スペイン・ドイツ・イタリアにおいて、『Pokémon the Series: XY』というタイトルで、第1話と第2話が世界同時放映された。
エンディング後にはおまけコーナー「オーキド博士のポケモンホロキャスター」がスタートする[注 8]。内容は「オーキド博士のポケモン講座」等と同様のものである。第6世代以前のポケモンも紹介されるが、映像は「XY」での場面のみに統一されている。前作の「オーキド博士のポケモンライブキャスター」とは違い、紹介されるポケモンも実際に登場し、オーキド博士がポケモンの技を食らって酷い目に合うという定番のオチが復活している。さらに前作(BWシーズン2)でオーキド博士がゲットしたロトムも登場している。なお、これまではポケモンに鳴き声は使われなかったが、今作ではロトムも含め初めてポケモンに鳴き声が付いた。第66話からは映画に先駆けて新ポケモン・フーパも登場している。
サブタイトルが表示される前の数秒間に最初サトシ、セレナ、シトロン、ユリーカの4人の立ち絵が表示され、その後にこの4人の中で主役になるキャラや関係がある話ではそのキャラが右に立ち絵として映し出される。しかしこの4人が主役ではない場合も基本、サトシが右の立ち絵になることが多い。またロケット団やポケモンが主役になる回も右の立ち絵になることがある(ピカチュウやデデンネなど)。第60話でセレナがイメチェンしたことにより、第61話より立ち絵が変更された。また第14話と第78話はサブタイトルが別仕様で表示されたことにより、立ち絵も表示されなかった。
提供の読み上げではBWまではサトシ或いはサトシと一緒に旅をするトレーナーが読み上げ、その後に読み上げたトレーナーの所持ポケモンの内一匹が鳴くが、『XY』ではサトシに統一され、鳴くポケモンもピカチュウに固定されている[注 9]。第67話からは提供画面でピカチュウが「ゲッタバンバン」の振り付けを踊るアニメーションが追加された。第68話から第86話の次回予告後の提供画面は「ガオガオ・オールスター」の一場面に変更され、第70話から第86話まではフーパのアニメーションが、第87話からはサトシのアニメーションが追加された。
番組構成は第65話まではアバン→OP→Aパート→アイキャッチ→提供クレジット→CM→アイキャッチ→Bパート→CM→ED→オーキド博士のポケモンホロキャスター[注 10]→CM→次回予告→提供クレジットの順であったが、第66話からはアバン→OP→提供クレジット→CM→Aパート→アイキャッチ→CM→アイキャッチ→Bパート→CM→ED→オーキド博士のポケモンホロキャスター[注 10]→CM→次回予告→提供クレジットの順に変更された。
前作から引き続き字幕放送を実施。その中の字幕では、サトシの台詞は黄色、シトロンの台詞は水色、ユリーカの台詞は緑色、それ以外の登場キャラクター[注 11]は白で表記される。
2014年春の改編で、2013年4月から水・木曜のみ行われていた18:30 - 19:00枠のアニメを月・火・金曜にも設置することになったため、19時台の月・火のバラエティ番組は18:57開始、金は18:58開始にそれぞれ縮小、土・日曜は18:30開始を継続し、そして水曜19時枠には18:57より音楽バラエティ番組『THEカラオケ★バトル』を編成するが、本作は引き続き19:00開始を継続、その結果、テレビ東京の19時番組で19時またぎでないのは本作が初となる。また、『妖怪ウォッチ』が金曜日18:30へ移動したことで2001年10月から12年半続いた水曜19時台のアニメ枠が廃止になったため、テレビ東京のゴールデンタイムのアニメ枠は当番組と直後の『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が放送されている木曜19時台のみとなった。テレビ東京のゴールデンタイムのアニメ枠が木曜のみになるのは1997年4月から1998年9月以来15年半ぶりで、木曜19時台のみになるのは1993年4月から同年9月以来20年半ぶりとなる。
今作から、前作まであった作画枚数の制限が撤廃されている[2]。そのためトレーナーがモンスターボールを投げる、技の指示を出す及びポケモンが技を出すといったシーンでは、通常背景の代わりとなっていた流PANBG(流背)による流PAN表現や、イメージBGのFollow撮影が廃止され、劇場版のようにその場所に合わせた背景が使われるようになった[注 12]。また、ポケモンバトルシーンにおいて迫力・臨場感のあるバトルが見られるようになっており、特に2015年4月9日放送の「ミアレジム戦!サトシVSシトロン!!」では作画枚数が1話分としては異例の1万枚を使用している[3]。
なお、バトル前には「○○VS○○」とゲームで出るようなカットインが入る演出がされている(状況によってはカットされることもある)。
シーズン2(XY&Z)
2015年10月29日より新シリーズに突入し、『ポケットモンスター XY&Z』のタイトルで放送開始。初回は『ポケットモンスター XY 特別編 最強メガシンカ Act IV』と2本立ての1時間スペシャルとして放送された[注 13]。また、同年12月31日の2時間スペシャルにおいても、CMを除いて、それと全く同じ形式で放送された[4]。
『XY』でヒャッコクジムのゴジカに勝利した後の位置づけとなっており、舞台・登場キャラ・設定が引き継がれるほか、『最強メガシンカ』に登場したキャラクターも登場しており、『XY』と『最強メガシンカ』がリンク(交差)することが特徴ともなっている。『XY』での総作画監督は広岡トシヒトが単独で担当していたが、本作では広岡トシヒトと小山知洋が数話ごとに担当しており、共同で担当した回もある。
サトシゲッコウガ、ジガルデ・コア、ジガルデ・セル、ジガルデ・10%フォルム、ジガルデ・パーフェクトフォルムが登場し、『XY』には登場しなかった第6世代のポケモンも登場するようになる。なお、ジガルデのフォルムチェンジやサトシゲッコウガはゲームにおいては第7世代『ポケットモンスター サン・ムーン』で登場する。
サブタイトルの表示やアイキャッチ、提供は『XY』を引き継いでいる。OP後の提供クレジットのアニメーションはピカチュウからプニちゃん(ジカルデ・コア)に変更された。第25話(通算118話)以降は、Aパート後の提供ではボルケニオン、次回予告後の提供ではマギアナに変更されている。2015年11月5日放送の第2話(通算95話)「熱血ハリボーグ!狙われたプニちゃん!!」で通算900回目の放送を達成した[注 14]。
エンディング後のおまけコーナーは「オーキド博士のポケモンホロキャスター」に替わり、施設やポケモン等にスポットを当てた様々なテーマを混ぜ込んだコーナーが始まり、幾つかに分けられている。その回の後日談を放送する場合もあり、「オーキド博士のポケモンホロキャスター」では使われなかった劇場版を含む過去の映像が使われている。テレビ東京系列で2016年1月28日に放送された第12話(通算第105話)内のミニコーナー「パフォーマー通信」では、OLM内に新設されたデジタル作画チームにより、シリーズにおいては初となるデジタル作画が行われている[5]。
2016年4月7日より、放送時間を5分繰り上げ、18:55 - 19:25の放送となる[6]。本アニメシリーズの放送時間帯変更はPMが木曜19時枠にて放送再開した1998年4月以来18年振り[注 15]となる。これにより、テレビ東京の19時の番組が月曜から木曜は18:55開始に統一、金曜のみ18:53開始(2016年7月1日まで)→18:55開始(2016年7月8日から)、土日は18:30開始のため、全ての番組が19時またぎ(フライングスタート)になる。なおテレビ東京木曜19時台番組が19:00またぎになるのは、1980年5月 - 9月間の『伝説巨神イデオン』(18:45 - 19:15。この後金曜19:30に移動)以来、実に35年半振りである(「テレビ東京」に社名変更後では初)。18:55開始になると同時に、番組構成が65話以前のものに戻された。
オー・エル・エムは、2016年4月4日付けでイマジカ・ロボット ホールディングス(現・IMAGICA GROUP)の子会社になったことに伴い、本作はオー・エル・エムとIMAGICA(現・IMAGICA Lab.)の初の共同制作作品となる。
2016年11月18日にポケットモンスターシリーズ完全新作『ポケットモンスター サン・ムーン』が発売されるにあたり、アニメも発売前日より新シリーズ『ポケットモンスター サン&ムーン』が開始されることになった。本作は2016年10月27日放送の第47話(通算140話)で最終回となり、翌週からは2週にわたり番外編が放送された。番外編はプラターヌ博士とパンジーが遺跡を調査する物語と、サトシ・セレナと別れた後のシトロンとユリーカとデントのミアレシティでの物語となった[注 16]。
本作の最終回は『DP』同様に、サトシが次作での新地方(本作ではアローラ地方)に向かわず、カントー地方にあるマサラタウンの実家に帰宅するシーンで幕を閉じた。本編終了時のクレジットは筆記体表記の「and to our own way」と表示された[注 17]のは今作が初であった。ヒロインのセレナもサトシがカントー地方に帰還する前にホウエン地方に旅立ち別れている[注 18]。また、シリーズ初の本編中に一切ナレーションの入らない回となった他、次作へ直接つながる展開はない[注 19]。次作『SM』はサトシと母親のハナコがアローラ地方へ観光旅行に訪れるという内容でスタートし、ストーリーもアローラ地方での学校生活が主になり、その後の『新無印』もジム戦を主軸とせず、拠点を固定して全地方[注 20]に短期出張する形式を採っているため、PMから続いてきた「サトシが地方を旅しながらジム戦を重ねる」というストーリーは本作をもって終了した。
タイトル名の変更こそあったものの、DP以来となる、シリーズ中での舞台の変更はなく、初回から最終回まで一貫してカロス地方での旅という形となった。
あらすじ
XY編
イッシュ地方での旅を終え、アイリスとデントと別れ、カントー地方に帰還したサトシとピカチュウは、ポケモンマスターになるという夢を追い、デコロラ諸島で知り合ったポケモンルポライターのパンジーと共にカロス地方へとやって来た。謎のポケモンと新たなライバル、そして新たな仲間。シトロンとユリーカの兄妹やセレナと旅をするサトシの冒険が再び始まった。
XY&Z編
ヒャッコクジムのジムリーダー・ゴジカに勝利し、7つ目のジムバッジを入手したサトシ達は8つ目のポケモンジムがある街・エイセツシティに向けて、旅を続けていた。その道中、一行は正体不明のポケモン「プニちゃん(ジガルデ・コア)」を旅に連れていくのだが、「プニちゃん」は謎の集団・フレア団に狙われていた。そしてサトシのゲコガシラにも変化が起きる。
登場人物
- 既存キャラクター
- 前作から引き続きサトシ、サトシのピカチュウ、ロケット団、オーキド博士、ハナコが登場。
- サトシはゲーム版『X・Y』の男主人公に合わせ、衣装が変化している[注 21]。
- ロケット団は『BW』同様に登場しない回もあるが、『BW』前半のシリアスな性格ではなく、『DP』以前のようなコミカルな描写が主。ただし、バトルのテクニックや作戦に使われるメカなどは『BW』時代のものをそのまま用いていることもある。
- 『BW』で一度レギュラーを外れたムサシのソーナンスは本作で再びレギュラーに復帰[注 22]し、本作よりEDのクレジット位置がニャースの下に変更となった。
- ゲーム『X・Y』は歴代世代の様々なポケモンがカロス図鑑に載っているが、エンディングを迎えてもカロス図鑑に載っていないポケモン(化石ポケモンを除く)が『フレンドサファリ』にしか登場しない。それを踏まえてか、ロケット団のニャースやバシャーモ仮面(リモーネ)のバシャーモといった一部を除いたカロス図鑑に載っていないポケモンの登場は少ない。
- シリーズの中で前作までのヒロインがゲスト出演しなかったのはシリーズで初となる。前作『BW』のヒロインであるアイリスは本作には登場しなかったが[注 23]、XY&Z最終回後の特別編では、デントが登場した。なお、第22話ではサトシがヒカリのポッチャマについて少しだけ語っていた。
- シリーズの中で初めて、サトシの以前のポケモンが一切登場していないが、フシギダネ・ゼニガメ・リザードン・ジュカインなどサトシがゲットしたことのあるポケモンの別個体が登場している。
- なお、PMからDPまでレギュラーを務め、BWの番外編に登場したタケシは一切登場しない[注 24]。
- 新キャラクター
- メインヒロインにゲーム版女主人公をモチーフにしたセレナが採用された(『DP』のヒカリ以来)。途中の第60話からは髪を切り衣装も変更している。
- タケシ、デントと同様にジムリーダーであるシトロンが旅に同行している。
- シトロンの妹であるユリーカが旅に同行している。『AG』のマサト以来となる10歳未満の仲間のポジションであり、女性キャラが2人以上メインキャラとなり、ダブルヒロインとなったのは今作が初。
- ユリーカ(実際の持ち主はシトロン)のポケモンであるデデンネはアイリスのキバゴ、ヒカリのポッチャマと同じようにボールに入らず常にユリーカのポシェットに収納されている[注 25][注 26]。
- ジョーイ・ジュンサーのデザインや声優は『BW』同様一新された。手持ちのポケモンはそれぞれプクリンとライボルトに変更された。
以下の人物・団体は個別項目を参照。
スタッフ
監督は矢嶋哲生に、キャラクターデザインは広岡トシヒトになるなど、一部のスタッフが刷新されている。吉川兆二は本作から役職が「アニメーションコーディネーター」[注 28]に変更され、吉川に代わり野本岳志、折方崇志がアソシエイトプロデューサーを担当する。今作を最後に無印開始から務めていた神田修吉、小田部羊一、金村勝義、辺見俊夫が降板した。
- 原案 - 田尻智、増田順一、杉森建
- スーパーバイザー - 石原恒和
- アニメーション監修 - 小田部羊一
- 企画 - 福永晋(第1話 - 第48話)→宮原俊雄(第49話 - 第142話)、浅井認(第1話 - 第110話)→岡本順哉(第111話 - 第142話)
- アソシエイトプロデューサー - 野本岳志(第1話 - 第110話)→折方崇志(第111話 - 第142話)
- アニメーションコーディネーター - 吉川兆二
- 総監督 - 湯山邦彦
- 監督 - 矢嶋哲生、冨安大貴[注 29](第124話、第141話、第142話)
- 副監督 - 冨安大貴(第94話 - 第123話)
- シリーズ構成 - 冨岡淳広
- 設定制作 - 伊藤史哉(第1話 - 第42話・第50話)→川越一生(第43話 - 第49話・第51話 - 第142話)
- 設定協力 - GAME FREAK inc.、The Pokémon Company
- キャラクター設定 - 松島賢二、西野弘二、松宮稔展
- キャラクター原案[注 30] - 藤原基史、森本茂樹、吉田宏信、海野隆雄、外山健吉、渕野大樹、大村祐介、李ヒョンジョン、鶴田沙綾、井部真那、田上怜子、藤原麻衣子、水谷恵、大久保智彦、ジェイムスターナー、河本幸(第3話 - 第142話)、菜花健作(第49話 - 第142話)、北風友裕[注 31]、大谷真代(第3話 - 第142話)、ありがひとし(第3話 - 第142話)、にしだあつこ、森次慶子(第1話 - 第2話)、江尾可奈子(第3話 - 第142話)
- キャラクターデザイン - 広岡トシヒト
- アニメポケモンデザイン - 一石小百合、松原徳弘、毛利和昭、佐藤和巳
- メカデザイン - 小川智樹(第96話、第102話、第103話、第108話、第110話、第111話、第112話、第115話、第117話、第118話、第123話、第131話、第133話、第139話、第142話)、尼野浩正(第108話、第117話、第137話)
- 総作画監督 - 広岡トシヒト(第1話 - 第116話、第119話 - 第122話、第127話 - 第132話、第135話 - 第140話)、小山知洋(第98話、第101話 - 第108話、第110話、第117話、第118話、第123話 - 第126話、第133話、第134話、第141話、第142話)
- 美術監督 - 金村勝義
- 色彩設計 - 吉野記通
- 撮影監督 - 白井久男
- 編集 - 辺見俊夫
- 音響監督 - 三間雅文
- 音楽 - 宮崎慎二
- 一部原曲・作曲 - 景山将太、足立美奈子、佐藤仁美、一之瀬剛
- 音楽プロデューサー - 佐野弘明
- 音楽協力 - テレビ東京ミュージック
- ナレーション - 石塚運昇
- 協力 - ジェイアール東日本企画
- プロデューサー - 佐々木亮(第1話 - 第21話)→細谷伸之(第22話 - 第43話)→松山進(第44話 - 第142話)、田中茂裕、村椿拓郎
- アニメーションプロデューサー - 神田修吉(第1話 - 第21話)→加藤浩幸(第22話 - 第142話)
- アニメーション制作 - OLM Team Kato
- 製作 - テレビ東京、MEDIANET、ShoPro
主題歌
前作に引き続きPIKACHU RECORDSのレーベルが使用されなくなっており、ソニーミュージック系の曲を使用。
XY&Zの主題歌はいずれも「アニメ『ポケットモンスターXY&Z』キャラソンプロジェクト」に基づいたキャラクターソングとして制作されている。
オープニングテーマ
- XY
-
話数 曲名 歌手 概要 1-27 V 遊助 番組タイトルがオープニングの終盤にクレジットされるのは、『チャレンジャー!!』以来となった。第35話以降は不定期に挿入歌として使用されている。本編最終回となった第140話では表記は挿入歌になっているが、事実上のエンディングとしてフルサイズで使用され、本編のダイジェストシーンが挿入された。 28-54 メガV 2014年の長編映画『破壊の繭とディアンシー』のオープニングテーマでもあり、テレビ東京系列の本放送時の第36話から第40話までは劇中の映像が流れていた。また、第44話以降、映像の一部が変更された。 55-93 ゲッタバンバン 佐香智久 第61話と第71話から、映像の一部がそれぞれ変更された。第82話から第86話まではテレビ東京系列の本放送時のみ『光輪の超魔神 フーパ』の劇中の映像が流れていた。第67話以降は不定期に挿入歌としても使用されている。
- XY&Z
-
話数 曲名 歌手 概要 94-142 XY&Z サトシ
(松本梨香)これまで松本の主題歌はPIKACHU RECORDSのレーベルが使われていたが、同レーベルの消滅により、今回からSME Recordsが使われている。2016年の長編映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』のオープニングテーマでもあり、テレビ東京系列の本放送時の第127話から第131話までは劇中の映像が流れていた。無印編の「めざせポケモンマスター」以来続いてきた本シリーズの概説文が今回で最後になった。
エンディングテーマ
- XY
-
話数 曲名 歌手 概要 1-27 X海峡Y景色 J☆Dee'Z 3話ごとに歌詞が1番→2番→3番と変わり、ローテーションしている。 28-45 ピースマイル! J☆Dee'Z with ピカチュウ(大谷育江) 2014年の短編映画『ピカチュウ、これなんのカギ?』のエンディングテーマとしても使用された。 46-67 ドリドリ 中川翔子 第60話以降、映像の一部が変更された。第64話以降は不定期に挿入歌として使用されている。 68-93 ガオガオ・オールスター Little Glee Monster 2015年の短編映画『ピカチュウとポケモンおんがくたい』のエンディングテーマとしても使用された。
- XY&Z
-
話数 曲名 歌手 概要 94-106
108-112
114-123
125-128
132-134
141プニちゃんのうた ユリーカ
(伊瀬茉莉也)第105話以降は、本編内でも歌っており、作中ではユリーカが作った歌という設定になっている。かないの代役期間中に使用開始されたが、歌唱はオリジナルキャストの伊瀬が担当。 107 ロケット団 団歌 ロケット団
(ムサシ、コジロウ、ニャース)これまでロケット団の主題歌及び渡部チェルの編曲はPIKACHU RECORDSのレーベルが使われていたが、同レーベルの消滅により今回からSME Recordsが使われている。第103話以降は一部の回でインストがBGMとして使用されている。 113
138ドリドリ セレナ
(牧口真幸)セレナ役の牧口真幸によるカバーではあるが、本曲がエンディングテーマとして使用されるのは第67話以来となる。第113話ではセレナがこの曲を歌っている。 124
137
142キラキラ シトロン
(梶裕貴)シトロン役の梶裕貴によるカバーである。 129-131 ピカチュウのうた ピカチュウ
(大谷育江)ピカチュウが歌を歌っており、全編がポケモンの言葉で歌唱される主題歌はシリーズ初。 135
136
139ニャースのバラード ニャース
(犬山イヌコ)
挿入歌
ノンクレジット。インストゥルメンタルとして流れたものは除く。
- 「V」(第21話、第35話、第37話、第43話、第46話、第51話、第52話、第56話、第58話、第61話、第62話、第77話、第135話)
- 「ドリドリ」(第64話、第80話、第90話、第91話、第101話、第105話、第109話、第113話、第138話)※113、138話はセレナVer.
- 「メガV」(第93話)
- 「ゲッタバンバン」(第67話、第68話、第75話、第78話、第108話、137話)
- 「キラキラ」(第84話、第86話、第88話、第104話)
- 「ロケット団 団歌」(第103話、第104話、第106話、第107話、第113話)
- 「XY&Z」(第106話、第110話、第116話、第128話)
各話リスト
放送日は全てテレビ東京系列のもの。話数は放送順。
XY(各話リスト)
話数 | サブタイトル | 放送日 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | カロス地方にやってきた!夢と冒険のはじまり!! | 2013年 10月17日 [注 32] |
冨岡淳広 | 矢嶋哲生 | 末田宜史 | 志村泉 堤舞 |
2 | メガシンカとプリズムタワー! | 飯島正勝 | 田島瑞穂 松田真路 松永香苗 |
|||
3 | ケロマツVSヤヤコマ!空中機動バトル!! | 10月24日 | 外山草 | 西田健一 | 緒方厚 小山知洋 |
|
4 | ピカチュウとデデンネ!ほっぺすりすり!! | 10月31日 | 大橋志吉 | 冨安大貴 | 松田真路 | |
5 | ハクダンジム戦!華麗なるビビヨンの舞バトル!! | 11月7日 | 藤田伸三 | 池添隆博 | うえだしげる | 志村泉 |
6 | 氷上決戦!ピカチュウVSビビヨン!! | 11月14日 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | ||
7 | セレナにおまかせ!?激走サイホーンレース! | 11月21日 | 面出明美 | 尼野浩正 | 内田裕 | |
8 | ポケモントリマーとトリミアン! | 11月28日 | 大橋志吉 | 樋口香里 | 末田宜史 | 堤舞 |
9 | ミアレジム攻略!シトロンの秘密!! | 12月5日 | 米村正二 | 古賀一臣 | 夏目久仁彦 | |
10 | ハリマロンVSメガメガニャース!! | 12月12日 | 武上純希 | 尼野浩正 | 古賀一臣 | 案浦達哉 |
11 | 竹林の追跡!ヤンチャムとゴロンダ!! | 12月19日 | 冨岡淳広 | 西田健一 | 小山知洋 | |
12 | ポケモンバイヤーを捕まえろ!コフーライ偽装作戦!! | 2014年 1月9日 |
米村正二 | 川田武範 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
13 | ニンフィアVSケロマツ!幼稚園は大さわぎ!! | 1月16日 | 藤田伸三 | 冨安大貴 | 小林調 | 古川博之 田中一真 |
14 | ぶきみな雨宿り!ニャスパーは見ていた!![注 33] | 1月30日 | 大橋志吉 | うえだしげる | 緒方厚 | |
15 | ハリマロンVSマフォクシー!ダイエットバトル!? | 2月6日 | 武上純希 | 尼野浩正 | 吉村文宏 | 篠原隆 |
16 | デデンネがピチューで ピチューがデデンネで…!? | 2月13日 | 面出明美 | 末田宜史 | 志村泉 | |
17 | ケロマツ対ゲコガシラ!忍者バトル!! | 2月20日 | 米村正二 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |
18 | カビゴンを起こせ!パルファム宮殿でバトルです! | 2月27日 | 武上純希 | 古賀一臣 | 夏目久仁彦 | |
19 | マダムXの陰謀!恐怖のカラマネロ!! | 3月13日 | 藤田伸三 | 尼野浩正 | 瀬谷新二 | 瀬谷新二 篠原隆 |
20 | 挑戦バトルシャトー! ビオラ対ザクロ!! | 3月20日 | 冨岡淳広 | 樋口香里 | 前園文夫 | 小山知洋 |
21 | デビューです!セレナとフォッコでポケビジョン!! | 3月27日[注 34] | 米村正二 | 尼野浩正 | 古賀一臣 | 案浦達哉 |
22 | 黄金のコイキングを釣り上げろ!! | 4月10日 | 大橋志吉 | 西田健一 | 堤舞 | |
23 | オーロラの絆!アマルスとアマルルガ!! | 4月17日 | 面出明美 | 川田武範 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
24 | ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!![注 35] | 4月24日 | 冨岡淳広 | 加瀬充子 | 前園文夫 | 緒方厚 |
25 | ペロッパフとペロリーム!!甘い戦いはあまくない!? | 5月8日 | 園田英樹 | 樋口香里 | 西田健一 | 夏目久仁彦 |
26 | フラベベと妖精の花! | 5月15日 | 武上純希 | 尼野浩正 | 末田宜史 | 志村泉 |
27 | チャンピオン・カルネ登場!霧の中のメガサーナイト!! | 5月22日 | 米村正二 | 吉村文宏 | 山口頼房 | 篠原隆 山田桃子 |
28 | ジャジャーン!ニセ サトシ現る!! | 5月29日 [注 36] |
大橋志吉 | 川田武範 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
29 | コルニとルカリオ!メガシンカの秘密!! | 藤田伸三 | 加瀬充子 | うえだしげる | 小山知洋 | |
30 | ルカリオVSバシャーモ!試練の洞窟!! | 6月5日 | 面出明美 | 尼野浩正 | 古賀一臣 | 玉川明洋 |
31 | メガルカリオ対メガルカリオ!波導の嵐!! | 6月12日 | 冨岡淳広 | 樋口香里 | 冨安大貴 | 松永香苗 田島瑞穂 |
32 | 呼び合う心!波導のむこうへ!! | 6月19日 | 大橋志吉 | 西田健一 | 吉村文宏 | 金子匡邦 |
33 | メガルカリオ対メガクチート!メガシンカの絆!! | 7月3日 | 藤田伸三 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |
34 | 森のチャンピオン!ルチャブル登場!! | 7月10日 | 武上純希 | 末田宜史 | 藤田友 | |
35 | スカイバトル!?ルチャブル対ファイアロー!! | 7月24日 | 大橋志吉 | 尼野浩正 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 |
36 | うつしみの洞窟!鏡の国のサトシとサトシ!? | 7月31日 | 米村正二 | 飯島正勝 | 前園文夫 | 志村泉 |
37 | 蠢く森のオーロット! | 8月7日 | 吉村文宏 | 西田健一 | 篠原隆 | |
38 | ポケモン・サマーキャンプ!ライバル三人組登場!! | 8月14日 | 冨岡淳広 | 富沢信雄 | 小山知洋 | |
39 | セレナVSサナ!ポケビジョン対決!! | 8月21日 | 川田武範 | 古賀一臣 | 玉川明洋 | |
40 | ポケエンテーリング!霧の中のX!! | 8月28日 | 武上純希 | 樋口香里 | 末田宜史 | 篠原隆 青木一紀 山田桃子 |
41 | チームバトル!殿堂入り決戦!! | 9月4日 | 冨岡淳広 | 飯島正勝 | うえだしげる | 田島瑞穂 |
42 | マスタータワー!メガシンカの歴史!! | 9月18日 | 面出明美 | 尼野浩正 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 |
43 | シャラジム戦!ピカチュウVSメガルカリオ!! | 9月25日 | 冨岡淳広 | 冨安大貴 | 志村泉 | |
44 | シトロン対ユリーカ!?ニャオニクスできょうだいバトル!! | 10月2日 | 面出明美 | 富沢信雄 | 柳瀬雄之 | 佐野陽子 |
45 | どじっこプクリンVS暴走ボーマンダ!! | 10月9日 | 園田英樹 | 前園文夫 | 緒方厚 | |
46 | セレナ、初ゲット!?ヤンチャムVSフォッコ!! | 10月16日 | 大橋志吉 | 川田武範 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
47 | シトロン、想い出のキャンパス!電撃の再会!! | 10月23日 | 藤田伸三 | 金崎貴臣 | 末田宜史 冨安大貴 |
小山知洋 |
48 | 出動ラプラス防衛隊!ユリーカがんばる!! | 10月30日 | 米村正二 | 尼野浩正 | 鈴木卓夫 | 斉藤圭太 青木一紀 山田桃子 |
49 | 踊れヤンチャム、魅せろフォッコ!明日へのステップ!! | 11月13日 | 大橋志吉 | 樋口香里 | 古賀一臣 | 松永香苗 玉川明洋 |
50 | 海底の城!クズモーとドラミドロ!![注 35] | 11月20日 | 藤田伸三 | 吉村文宏 | 斉藤圭太 郷津春奈 |
|
51 | ルチャブルとダークルチャブル! | 11月27日 | 武上純希 | 池添隆博 | 西田健一 | 田島瑞穂 |
52 | 忍法対決!ゲコガシラ対ガメノデス!! | 12月11日 | 藤田伸三 | 金崎貴臣 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 |
53 | セレナの本気!激走メェークルレース!! | 12月18日 | 面出明美 | 川田武範 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
54 | カラマネロ対マーイーカ!絆は世界を救う!! | 12月25日 | 藤田伸三 | 尼野浩正 | 吉村文宏 | 篠原隆 |
55 | 最弱のドラゴン!?ヌメラ登場!! | 2015年 1月8日 |
米村正二 | 樋口香里 | うえだしげる | 志村泉 |
56 | デデンネがんばる!ヌメラのために!! | 1月15日 | 大橋志吉 | 金崎貴臣 | 浅見松雄 柳瀬雄之 |
佐野陽子 西川真人 津金えみ |
57 | バニプッチ・パニック!ホワイトアウトはこおりごおり!! | 1月22日 | 武上純希 | 西田健一 | 緒方厚 | |
58 | ヒヨクジム戦!ゲコガシラVSゴーゴート!! | 1月29日 | 米村正二 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |
59 | サトシとセレナ初デート!?誓いの樹とプレゼント!! | 2月5日 | 面出明美 | 山口健太郎 | 斉藤圭太 内田裕 篠原隆 |
|
60 | 目指せカロスクイーン!セレナ、デビューです!! | 2月12日 | 冨岡淳広 | 冨安大貴 | 堤舞 | |
61 | 荒野の決闘!戦えヌメラ!! | 2月19日 | 大橋志吉 | 尼野浩正 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 |
62 | サイエンスの未来を守れ!電気の迷宮!! | 2月26日 | 武上純希 | 金崎貴臣 | 前園文夫 | 小山知洋 |
63 | 迷い道は分かれ道!?ムサシとソーナンス!! | 3月5日 | 米村正二 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |
64 | フォッコVSマフォクシー!華麗なるパフォーマーバトル!! | 3月12日 | 面出明美 | 村野佑太 | 鈴木卓夫 | 中村路之将 |
65 | カメール、ライチュウ登場!ヌメイルがんばる!! | 3月26日 | 藤田伸三 | 樋口香里 | 西田健一 | 志村泉 |
66 | ミアレシティ捜査線!シトロイド対ブラック・シトロイド!! | 4月2日 | 大橋志吉 | 木村哲 | 南川達馬 | 青木一紀 内田裕 斉藤圭太 |
67 | ミアレジム戦!サトシVSシトロン!! | 4月9日 | 冨岡淳広 | 金崎貴臣 | 関野昌弘 | 西谷泰史 松永香苗 |
68 | 狙われたメガシンカ!ガブリアスの絆!! | 4月16日 | 武上純希 | 尼野浩正 | 西田健一 | 篠原隆 |
69 | 湿地帯の戦い!ヌメルゴン対フラージェス!! | 4月23日 | 藤田伸三 | うえだしげる | 緒方厚 | |
70 | 決着!ヌメルゴン虹の彼方に!! | 4月30日 | 樋口香里 | 南川達馬 | 片山みゆき | |
71 | 運勢最悪?ユリーカ対ニャース!! | 5月7日 | 大橋志吉 | 尼野浩正 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 |
72 | こわいイエのおもてなし! | 5月14日 | 米村正二 | 飯島正勝 | 前園文夫 | 小山知洋 |
73 | ファッションショーでバトルです!タツベイVSシュシュプ!! | 5月21日 | 面出明美 | 村野佑太 | 西田健一 | 志村泉 |
74 | クノエジム戦!美しきフェアリーの罠!! | 5月28日 | 冨岡淳広 | 樋口香里 | 大和田淳 | 篠原隆 篠原信子 上杉遵史 清水健一 志村泉 酒井裕未 |
75 | ライバルバトル3本勝負!明日に向かって!! | 6月4日 | 木村哲 | 関野昌弘 | 西谷泰史 新村杏子 黒石崇裕 田島瑞穂 堤舞 |
|
76 | 風とタマゴとオンバット! | 6月11日 | 大橋志吉 | 前園文夫 | 能海知佳 | 篠原隆 新村杏子 黒石崇裕 田島瑞穂 |
77 | 挑戦ポケモンスカイリレー!飛べ、オンバット!! | 6月18日 [注 37] |
藤田伸三 | 金崎貴臣 | 西田健一 | 緒方厚 |
78 | ピカチュウはスター!?映画デビュー!! | 園田英樹 | 尼野浩正 | 前園文夫 | 篠原隆 | |
How to ピカチュウ・ザ・ムービー!よーい!アクション!! | 内田裕 | |||||
迅雷のヒーロー!スーパーピカチュウ!! | 斉藤圭太 | |||||
ピカチュウのドキドキNG大賞[注 38] | 中村路之将 | |||||
79 | 激闘モンスターボール工場!ピカチュウVSニャース!! | 6月25日 | 米村正二 | 三浦陽 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
80 | テールナーとヤンチャム!!魅せろ炎のパフォーマンス!! | 7月2日 | 面出明美 | 村野佑太 | 松田清 | 新村杏子 |
81 | 時をかけるサトシ!ロトムの願い! | 7月9日 | 武上純希 | 木村哲 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
82 | パンプジンフェスティバル!さよならバケッチャ!? | 7月23日 | 大橋志吉 | 樋口香里 | 前園文夫 | 松田芳明 |
83 | 雪山をこえて!マンムーとユキノオー!! | 7月30日 | 米村正二 | うえだしげる | 小山知洋 | |
84 | ハリマロン!はじめてのおつかい!! | 8月13日 | 面出明美 | 尼野浩正 | 則座誠 | 小関雅 |
85 | 折れた小枝・折れた心!テールナーの強き思い!! | 8月20日 | 武上純希 | 松田清 | 志村泉 | |
86 | シャッターチャンスはファイヤー!伝説を撮れ!! | 8月27日 | 藤田伸三 | 村野佑太 | いわもとやすお | 篠原隆 |
87 | ユリーカお世話です!甘えん坊のチゴラス!! | 9月10日 | 大橋志吉 | 木村哲 | 前園文夫 | 空流辺広子 |
88 | 追憶のトレイン!シトロンとホルビー!! | 9月17日 | 米村正二 | 金崎貴臣 | 渡辺正彦 | 直井由紀 |
89 | イーブイはひとみしり!?お花畑でつかまえて!! | 9月24日 | 面出明美 | 尼野浩正 | 西田健一 | 青木一紀 斉藤圭太 中村路之将 千葉茂 |
90 | タッグバトルは友情バトル!イーブイ初参戦!! | 10月1日 | 樋口香里 | 前園文夫 | 松田芳明 飯飼一幸 |
|
91 | ハッピーダンスはクイズのあとで!?トライポカロン・ヒャッコク大会!! | 10月8日 | 村野佑太 | 小平麻紀 | 緒方厚 | |
92 | カロスの危機!巨大日時計の戦い!! | 10月15日 | 冨岡淳広 | 木村哲 | うえだしげる | 瀬谷新二 篠原隆 青木一紀 |
93 | ヒャッコクジムのダブルバトル!ゴジカの未来予知!! | 10月22日 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
XY&Z(各話リスト)
話数 | 通算 話 |
サブタイトル | 放送日 | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 94 | Z爆誕!カロスに潜む者!! | 2015年 10月29日 [注 39] |
冨岡淳広 | 金崎貴臣 | 西田健一 | 西谷泰史 大橋藍人 |
2 | 95 | 熱血ハリボーグ!狙われたプニちゃん!! | 11月5日 | 大橋志吉 | 平牧大輔 | 則座誠 | 小関雅 |
3 | 96 | メガタブンネVSギガギガニャース!! | 11月12日 | 武上純希 | 飯島正勝 | うえだしげる | 志村泉 小山知洋 一石小百合 福江光恵 |
4 | 97 | シシコとカエンジシ!炎の旅立ち!! | 11月19日 | 園田英樹 | 村野佑太 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
5 | 98 | ピカチュウ、プニちゃんの夢を見る! | 11月26日 | 武上純希 | 木村哲 | 渡部周 | 北島勇樹 中野彰子 |
6 | 99 | ようこそ忍者村へ!英雄ゲッコウガの伝説!! | 12月3日 | 藤田伸三 | 樋口香里 | 吉村文宏 | 中村路之将 |
7 | 100 | 忍者村決戦!ゲコガシラ対キリキザン!! | 12月10日 | 飯島正勝 | うえだしげる | 志村泉 | |
8 | 101 | 踊れイーブイ!トライポカロン・デビュー!! | 12月17日 | 大橋志吉 | 秋山勝仁 | 大和田淳 | 緒方厚 毛利和昭 小山知洋 |
9 | 102 | ついの洞窟!動き出したZの謎!! | 12月24日 | 冨岡淳広 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |
10 | 103 | ユリーカとプニちゃん! | 2016年 1月14日 |
藤田伸三 | 村野佑太 | 守泰祐 藤本ジ朗 吉川志我津 高村雄太 |
中屋了 糸井恵 西村彩 |
11 | 104 | オンバットとフラエッテ!風の中のめぐりあい!! | 1月21日 | 米村正二 | 尼野浩正 | いわもとやすお | 篠原隆 |
12 | 105 | サトシとセレナ!ダンスパーティでゲットだぜ!! | 1月28日 | 面出明美 | 樋口香里 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
13 | 106 | 最強メガバトル!ゲッコウガVSメガリザードン!! | 2月4日 | 冨岡淳広 | もりたけし | 前園文夫 | 上杉遵史 |
14 | 107 | 爆裂グランドフォース!ジガルデ捕獲作戦!! | 2月11日 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | ||
15 | 108 | 荒野のブリガロン!木を植えるロボン!! | 2月18日 | 米村正二 | 尼野浩正 | うえだしげる | 小山知洋 |
16 | 109 | マスタークラスの試練!どうするセレナ!? | 2月25日 | 面出明美 | 高橋知也 | 松田真路 | |
17 | 110 | サンダーとオンバーン!怒りの雷撃!! | 3月3日 | 園田英樹 | 北原広大 | 渡部周 | 北島勇樹 中野彰子 黄英植 金明心 |
18 | 111 | レフトとライト!揺れる心のカメテテ!! | 3月10日 | 武上純希 | 吉村文宏 | 仲野良 | 篠原隆 荻野美希 |
19 | 112 | マスタークラス開幕!火花散る乙女の激闘!! | 3月17日 | 面出明美 | 樋口香里 | 大和田淳 | 田島瑞穂 大橋藍人 |
20 | 113 | エルVSセレナ!開け未来への扉!! | 3月24日 | 冨安大貴 | 関野昌弘 | 篠原隆 | |
21 | 114 | シトロンの花嫁!?ユリーカのシルブプレパニック!! | 4月7日 | 大橋志吉 | 尼野浩正 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
22 | 115 | セレナ、サトシになる!最強ピカチュウ対決!! | 4月14日 | 松井亜弥 | 高橋知也 | 小平麻紀 | 中川洋未 |
23 | 116 | サトシとアラン!ゲッコウガVSメガリザードンふたたび!! | 4月21日 | 冨岡淳広 | 関野昌弘 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
24 | 117 | 森の呪いと白いボクレー! | 4月28日 | 藤田伸三 | 尼野浩正 | 阿部雅司 | 服部益実 平良哲朗 金孝恩 |
25 | 118 | サトシ対チャンピオン・カルネ!VSメガサーナイト!! | 5月5日 | 米村正二 | 樋口香里 | 仲野良 | 千葉茂 内田裕 上杉遵史 |
26 | 119 | ライバル対決!サトシVSショータ!! | 5月12日 | 藤田伸三 | 博多正寿 | 大和田淳 | 緒方厚 小山知洋 |
27 | 120 | エイセツジム戦!氷のバトルフィールド!! | 5月19日 | 冨岡淳広 | 関野昌弘 | 浅田裕二 | 岩根雅明 |
28 | 121 | 迷いの森… 進化の夜明け! | 5月26日 | 冨安大貴 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
|
29 | 122 | サトシゲッコウガVSメガユキノオー!発動巨大水手裏剣!! | 6月2日 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | ||
30 | 123 | メレシーを探せ!ヌメルゴンとデデンネ!! | 6月9日 | 大橋志吉 | 尼野浩正 | 高橋知也 | 清水健一 山田桃子 斉藤圭太 篠原隆 上杉遵史 |
31 | 124 | 爆熱の機巧フェスティバル! | 6月16日 | 榎本守 | 鷲田敏弥 小川一郎 |
||
32 | 125 | カロスリーグ開幕!メガリザードン対決・X対Y!! | 6月30日 | 園田英樹 | 樋口香里 | 仲野良 | 松田真路 |
33 | 126 | メガジュカイン対ライチュウ!経験値いただきます!! | 7月7日 | 松井亜弥 | 紅優 | 西田健一 | 志村泉 窪敏 服部益実 なまためやすひろ 小山知洋 |
34 | 127 | 準決勝フルバトル!サトシ対ショータ!! | 7月21日 | 面出明美 | 飯島正勝 | 前園文夫 | 篠原隆 |
35 | 128 | ライバル決戦!サトシゲッコウガVSメガジュカイン!! | 7月28日 | 志村錠児 | 浅利藤彰 | 志村泉 大橋藍人 |
|
36 | 129 | 激闘カロスリーグ!集え、すべての熱き想いよ!! | 8月4日 | 冨岡淳広 | 尼野浩正 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
37 | 130 | 決勝戦!サトシ対アラン!! | 8月11日 | 藤田伸三 | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |
38 | 131 | カロスリーグ優勝!サトシ頂上決戦!! | 8月18日 | 飯島正勝 | 西谷泰史 小山知洋 |
||
39 | 132 | 襲撃フレア団!プリズムタワーのジガルデ!! | 8月25日 | 冨岡淳広 | 尼野浩正 | 吉村文宏 | 内田裕 青木一紀 中村路之将 篠原隆 小山知洋 |
40 | 133 | 衝撃ジガルデ対ジガルデ!壊れゆく世界!! | 9月1日 | 高橋知也 | 佐々木勅嘉 | 三股浩史 伊藤悠太 板倉健 |
|
41 | 134 | 突撃ミアレジム!シトロイドよ永遠に!! | 9月8日 | 志村錠児 | 前園文夫 | 阿浪純司 上杉遵史 |
|
42 | 135 | 進撃する巨石!カロス防衛線!! | 9月15日 [注 40] |
樋口香里 | 仲野良 | 緒方厚 小山知洋 |
|
43 | 136 | 反撃のジガルデ!カロス最終決戦!! | 浅田裕二 | 岩根雅明 | |||
44 | 137 | はじまりはゼロ!シトロンの決断! | 10月6日 | 藤田伸三 | 尼野浩正 | 西田健一 | 入江健司 上田美由紀 |
45 | 138 | サトシとラストバトル!セレナの選択!! | 10月13日 | 面出明美 | 高橋知也 | 渡辺正彦 | 夏目久仁彦 直井由紀 |
46 | 139 | さらばサトシゲッコウガ!クセロシキの逆襲!! | 10月20日 | 米村正二 | 吉村文宏 | 篠原隆 | |
47 | 140 | 終わりなきゼロ!また逢う日まで!! | 10月27日 | 冨岡淳広 | 矢嶋哲生 | 広岡トシヒト 大橋藍人 小山知洋 |
|
48 (特別編1) |
141 (特別編1) |
XYZの伝説! | 11月3日 | 牧野吉高 | しぎのあきら | 青野厚司 小野晃 |
|
49 (特別編2) |
142 (特別編2) |
最強の二人!シトロンとデント!! | 11月10日 | 米村正二 | 尼野浩正 | 榎本守 | 鷲田敏弥 小川一郎 |
社会的出来事に伴う影響
テレビ東京系列において2014年4月24日に放送予定であった、本来の第24話に当たる「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」は都合により放送延期となった。当該エピソードはサトシ達が大昔に沈没した船を探索するという内容であり、同月16日に発生したセウォル号沈没事故に配慮したものと見られる[8]。なお当日は、同年5月8日[注 41]に放送予定であった本来の第25話に当たる「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」を繰り上げて第24話として放送した。冒頭では内容変更のお断りテロップが添えられ、また直前のアニメ『GO-GO たまごっち!』からのジャンクションも、直後のアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の番宣CMに差し替えられた。
その後、当該エピソードは同年11月20日に第50話として放送された[注 42]。放送に際して、主題歌とミニコーナーは放送時の前後回と同じものに変更されたが、ストーリーは本来放送予定だった時のままであり、前後回とは時系列が繋がっていない[注 43]。そのため第50話は番外編扱いとなった。
レンタルDVDにおいても、すでに8月の時点で「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」のソフト化が完了していたこともあり[9][注 44]、本放送時と同様の順番で収録されている[注 45]。一方、『ポケモンゲット☆TV』内での再放送では、当初の放送予定順(ストーリー順)通りに放送されており、2015年8月9日に第23話「オーロラの絆!アマルスとアマルルガ!!」が放送された後、翌週(8月16日)に「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」が、翌々週(8月23日)に「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」が放送された。
放送局
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記事の体系性を保持するため、
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劇場版
映画
公開順 | 長編 | 短編 | 公開日 |
---|---|---|---|
1-17 | 破壊の繭とディアンシー | ピカチュウ、これなんのカギ? | 2014年7月19日 |
2-18 | 光輪の超魔神 フーパ | ピカチュウとポケモンおんがくたい | 2015年7月18日 |
3-19 | ボルケニオンと機巧のマギアナ | - | 2016年7月16日 |
プラネタリウム映画
- ポケットモンスター XY 宇宙の破片(そらのはへん)
- 2014年7月より、「コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン(R)」「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」他で、360度全天周用プラネタリウム映画が上映。OPとEDとその映像は初期のものが使用され、登場する宇宙飛行士のお姉さんはジョーイ役の赤﨑千夏が演じた。
特別番組
ゲームに! アニメに!! ポケモン赤・緑から最新作X・Yまで大特集SP
『ポケットモンスター』のゲーム・アニメを特集した特別番組。これまで発売されたゲームシリーズやテレビアニメを振り返りながらゲーム『X・Y』やスペシャルアニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』の情報を放送。
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 2013年9月23日 | 月曜 8:00 - 8:30 | テレビ東京系列 | リピート放送あり |
日本全域 | BSジャパン | 2013年9月27日 | 金曜(木曜深夜) 0:00 - 0:30 | テレビ東京系列 BS放送 |
|
岡山県・香川県 | テレビせとうち | 2013年9月28日 | 土曜(金曜深夜) 1:53 - 2:23 | テレビ東京系列 | |
福岡県 | TVQ九州放送 | 2013年9月29日 | 日曜(土曜深夜) 1:55 - 2:25 | ||
大阪府 | テレビ大阪 | 2013年10月1日 | 火曜(月曜深夜) 1:15 - 1:45 | ||
北海道 | テレビ北海道 | 2013年10月2日 | 水曜(火曜深夜) 2:35 - 3:05 | ||
愛知県 | テレビ愛知 |
ポケットモンスター XY 特別編 最強メガシンカ
テレビ東京系列で『XY』枠を使い、不定期に放送されたスペシャルアニメシリーズ。「メガシンカ」を極める旅をしている青年トレーナー・アランが主役となっている。マノンの台詞からサトシの名前が出てくる、プラターヌ博士が登場するなど、世界観は本編とリンクしている事が窺える。本編第68話ではプラターヌ博士の回想で彼の助手をしていた頃のアランが登場した。第71話からのオープニングでもアランとリザードンが登場。「Act IV」をもって完結し、物語は「XY&Z」本編へ続くこととなり、一部のキャラは「XY&Z」本編にて引き続き登場する。「XY&Z」の第13話でアランが本格的にサトシ達と共演した。
本編の第41話から第54話までのエンディング後には、本作の登場人物が二頭身のデフォルメキャラになり、メガシンカポケモンを紹介するコーナー「マノンのメガシンカ絵日記」が放送されていた。
レギュラー放送には含まれないが、レンタルDVDやキッズステーションの再放送では、本編の話数に組み込まれる形でカウントされている。
- 第1弾「Act I」は、2014年4月3日に放送。
- 第2弾「Act II」は、同年11月6日に放送。
- 第3弾「Act III」は、2015年3月19日に放送。
- 第4弾「Act IV」は、同年10月29日・12月31日[4]に放送。
登場人物・キャスト
- アラン - 小野賢章
- マノン - 小松未可子
- ツワブキ・ダイゴ - 鈴村健一
- プラターヌ博士 - 土田大
- フラダリ - 手塚秀彰
- アヤカ - 沢井美優
- ルイ - 山寺宏一
- ズミ - 吉野裕行
- ジョーイ - 赤﨑千夏
- パキラ - 渡辺明乃
- ジガルデ・コア - 梶裕貴
スタッフ(特別編)
通常放送(『XY』)と異なるスタッフのみ記載。
- 撮影監督 - 鈴木大倫
- 撮影監修 - 柚木脇達己
- 脚本 - 冨岡淳広
- 絵コンテ・演出 - 浅田裕二
- 作画監督 - 岩根雅明
- アシスタントプロデューサー - 生田健(Act I)→佐藤慎(Act II - )、山内未來(テレビ東京)
- 制作デスク - 増谷大輔、網中望(Act II - )
エンディングテーマ(特別編)
- 「メガV(メガボルト)」
- 作詞・歌 - 遊助 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 塩川満己(ソニー・ミュージックレコーズ)
各話リスト(特別編)
放送日は全てテレビ東京系列のもの。話数(Act)は放送順。
Act | 放送日 |
---|---|
I | 2014年 4月3日 |
II | 11月6日 |
III | 2015年 3月19日 |
IV | 10月29日[注 46] |
脚注
注釈
- ^ シリーズ全体としては1997年4月1日から(テレビ東京系の場合)。
- ^ シリーズ全体としてはこの限りではない。
- ^ 特に記載のない場合は狭義の『ベストウイッシュ』と『ベストウイッシュ シーズン2』をまとめて示すものとする。
- ^ 特に記載のない場合は狭義の『新無印』と『めざせポケモンマスター』をまとめて示すものとする。
- ^ そのうち1枚はロケット団のカード(ジョーカー)になっている。
- ^ なお、XY&Z最終回の予告のみ“次の冒険へ”→“最後の冒険へ”へと一部変更されている。
- ^ いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ。
- ^ なお、本編ではコーナー名のタイトルコール及び表示はされない。
- ^ 局によっては、提供読みをアナウンサーに差し替える局もある。
- ^ a b テレビ東京系列では最新情報がある場合はオーキド博士のポケモンホロキャスターは休止となる。電話でのプレゼントがある場合は前作までと同様にエンディングの前に挿入され、この場合もオーキド博士のポケモンホロキャスターは休止となる。また、応募方法や電話番号が表示されるため、エンディング映像が縮小される。
- ^ セレナを含む。
- ^ 下線部の条件に外れていれば例外的に使用される。
- ^ ただし、テレビ東京系以外の地方で1時間SPとして放送されない場合、「最強メガシンカ Act IV」がXYの最終回となる。
- ^ PMでの番外編や放送後に欠番となった1話、およびDP以降製作されている特別編を含むが、AGとBWで未放送となった計3話および『最強メガシンカ』全4話を除いた話数となる。
- ^ 18時台スタートとなるのは1997年12月のポケモンショックによる中断以来。
- ^ そのため、番組欄における最終回を示す「終」のマークは、第47話(通算140話)ではなく第49話(通算142話)についている。ただし、時差ネット局は地域により番外編の2話を放送せず、第47話(通算140話)終了の翌週から『ポケットモンスター サン&ムーン』第1話に移るため、当該地域の番組欄では「終」のマークは第47話(通算140話)となる。
- ^ 従来シリーズの最終回のクレジットは「NEXT TIME… A NEW BEGINNING!」。
- ^ これは前作『BW』編のアイリス・デントと同様。
- ^ 唯一の伏線として、空港でロケット団が太陽と月(=サン&ムーン)を象ったポケモンであるソルロックとルナトーン型のアクセサリーを落として行く場面がある。『PM2』第2話までは本作と『SM』の繋がりが明示されていなかった。
- ^ ゲーム版『X・Y』以降に登場したアローラ地方とガラル地方を含む。
- ^ ただし上半身のみで、下半身は前作の衣装(ゲーム版『ブラック・ホワイト』の男主人公に合わせたもの)をリファインしている。今作の衣装は前作の最終話で先行的に登場している。
- ^ 演じるうえだゆうじも本作でレギュラー出演復帰となった。
- ^ 『AG』から『BW』までは、前作までのヒロインがゲスト出演することが恒例となっており、『AG』と『SM』ではカスミ、『DP』ではハルカ、『BW』ではシーズン2でヒカリが数話登場していた。
- ^ ただし、タケシ役のうえだゆうじはムサシのソーナンス役やサトシのケロマツ・ヌメルゴン役などで出演している。タケシ自身は、後のSM、PM2に複数回登場している。
- ^ ユリーカは10歳未満で、かつポケモントレーナーになれないため。
- ^ EDのクレジットも前2作のキバゴやポッチャマ(途中から)と同じ位置に表示されている。
- ^ 第87話 - 第100話は伊瀬が産休のため、かないみかが代役(テレビ東京・あにてれのサイトのキャスト欄も、代役期間に応じて変更されているが、期間中にXYからXY&Zに移行したため、XYのサイトでは代役当時のままとなっている)。なお、ユリーカの代役期間中に登場したかないが演じるセレナのイーブイ→ニンフィアは伊瀬が復帰した後も引き続きかないが演じる。
- ^ 劇場版では『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』で先行して変更。
- ^ トップクレジット扱い。
- ^ テレビ東京系列の初回放送では、キャラクター原案のスタッフクレジットが前作のまま表示された[7]。
- ^ 第3話以降、「北風友祐」名義に変更。
- ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY スタート1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
- ^ 第14話のサブタイトル表示は他の回とは違い、ホラーな演出がなされていた。また、この回の次回予告ではBGMがなかった(後者は第37話、第72話も同様)。
- ^ テレビ東京系列では『春の豪華二本立て! 1時間スペシャル』の前半に放送。後半には前作の特別編が放送された。
- ^ a b 当初は「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」が4月24日に第24話として、「ショウヨウジム戦!ピカチュウ対チゴラス!!」が5月8日に第25話として放送予定であったが、社会的事情により前者の放送は11月20日まで延期され、後者が繰り上げられて放送された。詳細は後述。
- ^ テレビ東京系列では『メガメガ1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
- ^ テレビ東京系列では『ピカチュウ・ザ・ムービー1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
- ^ この回のサブタイトル表示(4つ全て)は他の回とは違い、映画風になっている。
- ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY&Z スタート記念1時間スペシャル』の後半に放送。前半には最強メガシンカ 〜Act IV〜が放送された。
- ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY&Z 1時間スペシャル!』と題して2話連続放送。
- ^ 5月1日は「世界卓球」中継のため休止。
- ^ タイトルコール後には、本来4月24日に放送予定だった回であるという旨のテロップが添えられた。
- ^ 劇中にてショウヨウジム戦直前と明言されており、終盤でサトシがショウヨウジム攻略の作戦を思いつく描写が存在する他、延期されている間にサトシ達一行がゲットしたヤンチャム・ルチャブル・ルクシオは登場しない。
- ^ レンタルDVDにおける話数は、本編と一緒に「最強メガシンカ」もカウントしているため(後述)、本放送時の話数と異なる。そのため、リンク先にある「第9巻収録の第25話から第27話」は、本編の第24話「ショウヨウジム戦! ピカチュウ対チゴラス!!」から第26話「フラベベと妖精の花!」を指す。
- ^ 「海底の城!クズモーとドラミドロ!!」は第18巻に収録されている[10][11]。
- ^ テレビ東京系列では『ポケットモンスター XY&Z スタート記念1時間スペシャル』の前半に放送。後半にはXY&Zの第1話(通算第94話)が放送された。
出典
- ^ “「ポケットモンスター XY」放送直前SP 〜ロード to カロス〜”. ポケットモンスター エックスワイ:あにてれ:テレビ東京. テレビ東京 (2013年10月3日). 2013年10月11日閲覧。
- ^ 『アニメージュ』2015年3月号のコーナー「この人に話を聞きたい」での岩根雅明の発言より。
- ^ 2015年4月9日放送分佐香智久のLINE生放送内での松本梨香の発言より。[出典無効]
- ^ a b 大みそかの12月31日(木)に2時間スペシャル番組の放送が決定! - テレビ東京・あにてれ ポケットモンスターXY&Z
- ^ 先を見据えて挑む デジタル作画プロジェクト(事例『ポケットモンスターXY&Z』:オー・エル・エム)
- ^ 2016年4月から放送時間が変わります。 - テレビ東京・あにてれ ポケットモンスターXY&Z
- ^ 杉森建のTwitter 2013年10月17日 20:40の発言、同20:44の発言
- ^ 韓国船沈没事故を受け、ポケモンが内容差し替えか……WOWOWでも「タイタニック」放送中止 RBBTODAY 2014年4月22日
- ^ ポケットモンスターXY 第9巻ゲオ、2015年9月15日閲覧。
- ^ ポケットモンスターXY 第18巻ゲオ
- ^ ポケットモンスターXY 第18巻 pocketmonsters.net
関連番組
- ポケモンの家あつまる? - 2015年10月4日より放送されているポケモン情報バラエティ番組。
- ポケモンゲット☆TV - 2013年10月6日から2015年9月27日まで放送されていたポケモン情報バラエティ番組。
- ポケモンスマッシュ! - 2013年9月29日まで放送されていたポケモン情報バラエティ番組。
- ポケモン☆サンデー - 2010年9月26日まで放送されていたポケモン情報バラエティ番組。
- おはスタ - 番組開始当初より、ポケモンの関連情報を流したり映画の宣伝等を行っている。また2015年4月からは、木曜日を「ポケモン曜日」と称している。
外部リンク
- テレビ東京・あにてれ ポケットモンスター エックスワイ
- テレビ東京・あにてれ ポケットモンスター XY&Z
- テレビ東京・あにてれ ポケットモンスター XY特別編 最強メガシンカ
- アニメ ポケットモンスター XY&Z|ポケットモンスターオフィシャルサイト
- テレビアニメ「ポケットモンスターXY&Z」キャラソンプロジェクト公式サイト
テレビ東京系列 木曜18:55 - 19:00枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ポケットモンスター XY&Z
(2016年4月7日 - 2016年11月10日) |
||
テレビ東京系列 木曜19:00 - 19:25枠 | ||
ポケットモンスター XY
(2013年10月17日 - 2015年10月22日) ↓ ポケットモンスター XY&Z (2015年10月29日 - 2016年11月10日) |
ポケットモンスター サン&ムーン
※18:55 - 19:25 (2016年11月17日 - 2018年9月13日) |
|
テレビ東京系列 木曜19:25 - 19:30枠 | ||
ポケットモンスター
ベストウイッシュ シーズン2 (2012年6月21日 - 2013年10月3日) ※19:00 - 19:30 |
ポケットモンスター XY
(2013年10月17日 - 2015年10月22日) ↓ ポケットモンスター XY&Z (2015年10月29日 - 2016年3月24日) |
ポケットモンスター X・Y
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/10 00:23 UTC 版)

ジャンル | ロールプレイングゲーム |
---|---|
対応機種 | ニンテンドー3DS |
開発元 | ゲームフリーク クリーチャーズ |
発売元 | 株式会社ポケモン |
販売元 | 任天堂 |
プロデューサー | 山上仁志、えがみ しゅうさく、宇都宮崇人、増田順一 田尻智(エグゼクティブ)、岩田聡(エグゼクティブ)、石原恒和(エグゼクティブ) |
ディレクター | 増田順一 |
デザイナー | 大森滋(プランニングディレクター) ほか、多数 |
シナリオ | 松宮稔展 |
プログラマー | 大野克己(プログラムディレクター) たかはし ともや(フィールドシステムプログラム・リーダー) 玉田荘介(バトルシステム&ポケモンデータプログラミング・リーダー) ほか、多数 |
音楽 | 景山将太(サウンドディレクター)、足立美奈子、佐藤仁美、増田順一 |
美術 | 杉森建(アートディレクター) 海野隆雄(3Dアートディレクター) 大村祐介(トレーナーグラフィックデザイン) ほか、多数 |
シリーズ | ポケットモンスター |
人数 | 1人(ワイヤレス通信時:最大4人) |
メディア | 3DS専用ゲームカード ダウンロード版 |
発売日 | 2013年10月12日 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:7 |
売上本数 | ![]() ![]() |
対応言語 | 日本語、英語、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語 |
その他 | ポケモンバンク対応 |
『ポケットモンスター X・Y』(ポケットモンスター エックス・ワイ)は、2013年10月12日に株式会社ポケモンから発売されたニンテンドー3DS用ロールプレイングゲーム[3]『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』の総称である。この項では、『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』を扱う。
本作をサポートするために開発されたニンテンドー3DSダウンロード用ソフト『ポケモンバンク』および、それに連動して使用可能なソフト『ポケムーバー』について、詳細は「ポケモンバンク」を参照。
概要
『ポケットモンスター X』と『ポケットモンスター Y』は、ポケットモンスターシリーズ完全新作の6作目。今作ではプラットフォームがニンテンドー3DSになり、フィールドだけでなく、バトルシーンや登場人物、ポケモン達もポリゴンで表現されている。また、バトル画面と一部フィールドは3D表示に対応している。パッケージには、『X』に せいめいポケモンのゼルネアス、『Y』に はかいポケモンのイベルタルが描かれている。
「Pokémon Direct 2013.1.8」にて、タイトルが正式発表された[4][5][6]。タイトルである『X・Y』について、プロデューサーの石原恒和は、「これまでのシリーズとは違う新しい次元の作品という意味も込められている」と説明しており[5]、ディレクターの増田順一は、「X軸、Y軸のこと」と説明している[7]。ポケットモンスターシリーズは日本で生まれたゲームタイトルであるため、これまでは国内で先行発売され、海外ではローカライズ作業の関係上、数ヶ月遅れで発売されてきたが、今作ではシリーズ初の世界同時発売(一部地域を除く)が実現された[8]。また石原は以前に、『ポケットモンスター』の理想形は世界同時商品を作ることだと語っており、今作でそのレベルに達したといえる[9]。
『X』と『Y』の主な違いは、特定のポケモンの出現率、出現するポケモンの種類、ポケモン図鑑のテキストで、シナリオやキャラクターの台詞に違いはほぼない。
単独で広大なカロス地方の図鑑である「カロス図鑑」は、「セントラルカロス」「コーストカロス」「マウンテンカロス」の3つに分類されている。
本編で唯一、追加バージョン[注釈 1]は一切発売されず、『X』『Y』のみの展開となっている。
ゲームシステム
- ゲーム開始時に主人公の性別を選択できるだけでなく、肌と瞳と髪の色の組み合わせを3タイプから選べる。これらは後で変更はできないが、目はコンタクトレンズで、髪はサロンでそれぞれ好きな色に変更可能(後述)。
- 名前の文字数制限を変更。ポケモン名は6文字(欧米では12文字)、わざ・とくせい名は8文字(欧米では16文字)にそれぞれ拡大した。
- 新たな移動方法としてローラースケートがあり、3DSのスティックを使って移動する。
- ミアレシティでのいろいろなサービスに関係する「スタイリッシュ度」があり、ミアレシティで特定の条件を満たすことで上がっていく。
- 「バトルシャトー」が追加。バトルシャトー内のトレーナーを一定数倒すごとに主人公の「爵位」が上昇し、それに応じて戦えるトレーナーも強化されるシステムで、爵位が高くなるにつれ四天王やジムリーダーといったトレーナーともバトルが出来る。
- 一部のフィールドで特定のポケモンに乗って移動が出来る。
- 「フレンドサファリ」が追加。殿堂入り後に行くことが出来るキナンシティに設置されており、ニンテンドー3DS本体に登録されているフレンドに応じて出現ポケモンが変化するシステムとなっている。フレンドがポケモンXYを所持してかつ殿堂入りをしていると、出現するポケモンが変化する。「サファリ」とあるが、過去シリーズに存在した「サファリゾーン」との関係性はなく、特殊な仕様の存在しない通常の野生ポケモン戦となる。
- ゲーム内やポケモングローバルリンク(後述、以下「PGL」)でアイテムと交換出来る「ポケマイル」が追加。
- 一部の施設を利用する際に、欧州の慣習であるチップを任意で渡すことが出来る。金額は選択式で、断っても問題はない。
- 特定の場所に「カメラおやじ」が登場。ジャイロセンサーで位置を合わせたり、絞り・ポイント・ホワイトバランスなどを調整して写真撮影ができ、ゲームシンクやSDカードに保存出来る。
- 本作品以降、ニックネームやあいさつなどに設定されている禁止ワードは、前後に数文字足しても弾かれるようになった(例:ガチンコ、うんちく、SEXY 等)。また、過去作で禁止ワードをつけたポケモンをポケムーバーなどで連れてくる際にも、デフォルトネーム(ポケモンの種族名)に戻されるようになった。
- タマゴから産まれるポケモンが入っているボールの種類はモンスターボールで固定だったが、♀の親と同じボールに入るようになった。ただし、プレシャスボール(配信用ポケモンが入っているボール)とマスターボールだけは例外でこれだけはモンスターボールになる。また、メタモンと♂を預けた場合もモンスターボールになる。
- 戦闘画面の背景にきのみの生る木や岩などが表示されている際、特定の技を使うことでバトル後に特定の道具が入手出来るようになった。
- ひとつの能力の基礎ポイントの上限値が255から252になった[注釈 2]。
- 前作までは隠れ特性を持つ♀ポケモンがいないとタマゴから産まれるポケモンに隠れ特性を遺伝出来なかったが、今作からは♂からも遺伝するようになった。また、相手がメタモンでも遺伝出来るようになった。
- タマゴグループ「未発見」のポケモン(伝説のポケモンやルリリ、リオルなど)は、出現した時に決定される「生まれつきの強さ」6項目のうち、いずれか3つが必ず最高値で出現するようになった。
メガシンカ
「メガシンカ」とは、「メガストーン」と呼ばれる道具を持ったポケモンが、戦闘中に一時的に変身をして能力を急上昇させる要素。作中では「進化を超えた進化」と表現されており、トレーナーと強い絆で結ばれたポケモンの間で、トレーナーの持つキーストーンとポケモンの持つメガストーンが反応しメガシンカするとされる。メガシンカを使うためには、ある程度シナリオを進めると手に入るアイテム「メガリング」(キーストーンが埋め込まれている)を手に入れた後で、メガシンカさせたいポケモンに、そのポケモンの名前が付いたメガストーン(「……ナイト」というアイテム名)を持たせて戦闘に出し、「メガシンカ」のコマンドを選択すればよい。メガシンカしたポケモンは、「こうげき」「ぼうぎょ」「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」の種類ごとの能力が上昇し、戦闘中の能力値もそれに伴い再計算され変化する(ただし、能力の上昇にともない、他の能力が低下するポケモンもいる)。また、ほとんどのポケモンの特性が変わり、中にはタイプも変わる種類も存在する。メガシンカポケモンの特性は元の特性に関わらず一つに固定されている。例えば「ふくつのこころ」と「せいしんりょく」の二つの特性を持つルカリオをメガシンカさせた場合、特性は元の特性がどちらでも「てきおうりょく」になる。中には特性が無条件で夢特性になるものもある。メガシンカして「すばやさ」が上昇し、相手のポケモンの「すばやさ」を上回っても、メガシンカしたターンでは行動順に変化はない。戦闘が終わると元の姿に戻り、また戦闘に繰り出せばメガシンカが可能になる。一度のバトルで1回(1匹)しか使えないが、複数のポケモンにメガストーンを持たせることは可能。メガシンカしたポケモンが倒され、「げんきのかけら」などを使い瀕死状態から回復させても、その戦闘中はもう一度メガシンカすることは出来ない。
コンピュータの使うポケモンはメガシンカするときは戦闘に出たらすぐにメガシンカする。
メガシンカ出来るポケモンはそのポケモンに対応したメガストーンが存在するポケモンに限定され、実際にメガシンカするにもそのポケモンが最終進化形であるか進化しないポケモンであることが条件。そのためたとえフカマルやガバイトに「ガブリアスナイト」を持たせてもメガシンカはできない。少なくともサン・ムーンの時点で、リザードンとミュウツーのみ、メガストーンが2種類ずつ存在し、持たせたメガストーンによってメガシンカの姿と能力、特性が異なる。
フェアリータイプ
新しいタイプ「フェアリー」が追加された。フェアリータイプのポケモンには、本作で初めて登場したポケモンのみならず、サーナイト(エスパー→エスパー/フェアリー)のように既存のタイプにフェアリーが追加されたものや、ピッピ(ノーマル→フェアリー)のようにタイプが変更されたものが存在する。英語で「妖精」を意味するフェアリーの文字通り、このタイプを持つポケモンは、タマゴグループ「妖精」に分類されるポケモンや、そうでなくとも可愛らしい外見をしている傾向にある。また、次々作『ポケットモンスター サン・ムーン』でのフェアリータイプのゼンリョクポーズも妖精の翔び立つ姿を描いた可愛らしいポーズになっている。
タイプの相性について、「フェアリー」タイプの技は、「かくとう」「ドラゴン」「あく」に対して「こうかはばつぐん」、「どく」「はがね」「ほのお」タイプに対して「こうかはいまひとつ」となる。「フェアリー」に対して、「どく」「はがね」タイプの技は「こうかはばつぐん」、「かくとう」「むし」「あく」タイプの技は「こうかはいまひとつ」、「ドラゴン」タイプの技は「こうかがない」となる。
コスチューム
洋服やコンタクトレンズで、主人公の外見をある程度に変更出来る要素。カロス地方各地のブティックで購入出来る「ぼうし」「トップス」「ボトムス」「ワンピース(女の子のみ)「くつした」「くつ」「バッグ」「ぼうしかざり」をそれぞれ組み合わせることで、自由に服装をコーディネート出来る。ミアレシティにあるヘアサロンでは、髪型と髪の毛の色を数種類から選択出来る。また、アイテム「レンズケース」を入手した後は、コンタクトを変えることによって瞳の色を変更することが出来る。これらはどれもポケモンセンター内にある「フィッティングルーム」で行う。変更された外見はゲーム中いかなる場合でも反映される。
PSS
PSS(プレイヤーサーチシステム)とは、通信プレイに関係した要素を一元化したもので、ゲーム中では下画面に表示されている。
インターネットに接続している場合の通常時の画面には、フレンド登録したプレイヤー「ともだち」、通信をしたことがあるプレイヤー「しりあい」、周囲やインターネット上に同時に接続しているプレイヤーの一部「とおりすがり」がそれぞれ表示される。
画面上部のメニューアイコンをタッチする、またはスタートボタンを押すと以下のアイコンが表示され、タッチすることでそれらの機能を使用することが出来る。
- 対戦・交換
- ポケモン対戦や交換を行う。近くの人と対戦する「赤外線通信」、周りの人と対戦する「ローカル通信」、遠くの人と対戦する「インターネット対戦」の3種類がある。いずれも基本画面から相手を選べる。
- バトルスポット
-
インターネットに接続して世界中の人とポケモン対戦が出来る。「ランダムマッチ」と「インターネット大会」の2種類がある。
- ランダムマッチ
- 見知らぬ相手とランダムにマッチングして対戦をする。全てのポケモンが使える「フリーバトル」とPGLでレートが計算される「レーティングバトル」がある。
- バトル大会
- PGL経由で開催される、特別なルールを用いるインターネット大会。
- ミラクル交換
- 見知らぬ相手とランダムにポケモン交換が出来るシステム。普通の交換とは違い、もらえるポケモンやプレイヤーは選ぶことが出来ない。
- ハッピーサイン
- 好きな言葉を入力し、他の人に送信出来る。
- ホロキャスター
- いつの間に通信を用いてポケモンのニュースを受信・閲覧出来る。すれちがい通信を受信することでポケマイルがもらえる。
- GTS
- グローバル・トレード・ステーション。『ダイヤモンド・パール』から導入された、全世界のプレイヤーとポケモン交換が出来るシステム。本作ではポケモン名の「直接入力」が可能になっている。
- ゲームシンク
- PGLにゲームの情報を送受信出来る。『ブラック・ホワイト』にもあったが、今作ではポケモンを眠らせられない。
- Oパワー
- フィールド上で使用することでポケモンバトルや育成に関する様々な恩恵を受けられる特別な力。各パワーはキズナおやじという人物からもらえる。どのパワーも有効時間は3分でLvは3まで上昇する。
- 『ブラック・ホワイト』にあったデルパワーとほぼ同等だが、今作では使用するためのパワーポイントは時間経過で回復し、回復量は3DS本体の歩数計で変動する。
- お気に入りリスト
- 他のプレイヤーを登録することでプロフィールが閲覧出来る。
- MYプロフィール
- 自分のプロフィールが編集出来る。
- PSS設定
- PSSの設定を行う。
スパトレ
スパトレは、ポケモンの基礎ポイントを伸ばすためのゲーム。ベーストレーニングとスーパートレーニングの2つがある。PSS同様、下画面に表示される。これまでのシリーズでは隠しパラメータとされ、ゲーム中では直接表示されなかった基礎ポイントだが、スパトレでは6角形のグラフで大まかに表示される。
ベーストレーニングでは、画面に表示されたサンドバッグをタッチして叩くことで、そのとき選択していたポケモンに対してサンドバッグごとに対応した基礎ポイントが与えられる。サンドバッグはスーパートレーニングをクリアしていくと種類が増える。何もせず放っておいても、ポケモンは一定感覚でサンドバッグを叩く。スーパートレーニングと違い、特に操作をせずとも楽に基礎ポイントをためることが出来るが、こちらのほうがより時間を要する。
スーパートレーニングは、ポケモンの形をしたバルーンロボとサッカー形式の対戦をするスポーツゲーム。バルーンの付近に表示される動くゴールポスト型の目標を正確にタッチすると、ポケモンがボールを入れスコアが増える。バルーンロボから射出されたボールがポケモンに当たってしまうとスコアが減少する。飛んでくるボールは横移動で回避することが出来る。制限時間内に目標スコアに達するとクリアとなり、スーパートレーニングの種類に応じた基礎ポイントが与えられる。サンドバッグもこれらのトレーニングをクリアすると種類が増えていく。シュートの威力や蹴ったボールの速度などはポケモンの「のうりょく」が上がると連動して上昇する。あらかじめ、スーパートレーニングの種類に対応したサンドバッグを使いベーストレーニングをしておくことで、クリアしたときの基礎ポイントを増やすことも出来る。
ポケパルレ
ポケパルレでは、下画面に表示された自分のポケモンと触れ合うことが出来る。ポケモン1匹ごとに「なかよし」「おなか」「あそび」、それぞれ5段階で表されるステータスがあり、いろいろな遊びを通してこの3つの度合いが変化していく。
タッチペンかや指でポケモンをなでると、なでた場所によって喜ぶ場合と嫌がる場合があり、喜ぶと「なかよし」が上昇する。嫌がるような行為をしたりピカチュウの頬のような急所に触っても「なかよし」は上がらない。「あそび」が低かったり、何度も同じ場所をなでた場合は上昇しにくい。
ポケモンの周辺に「ポフレ」(ポケモンのお菓子)のアイコンが浮かんでいるときは、ポケモンの「おなか」がすいていることを示しており、ポフレを与えると「なかよし」と「おなか」が上昇する。ポフレには複数の種類があり、ポケモンごとに好みが異なる。トランセルのような蛹の姿をした一部のポケモンはポフレを食べない。
状態異常でない手持ちのポケモンが3匹以上いる場合は、ミニゲームで遊ぶことが出来る。ミニゲームは3種類あり、それぞれに難易度「やさしい」「ふつう」「むずかしい」「むげん」の4つのランクが設定されている。ミニゲームのランクとスコアによって報酬としてもらえるポフレと称号が変わる。基本的には、ポフレを手に入れるための要素。
ポケモンをタッチせずに眺めていると、顔マネあそびが始めることがある。下画面にフキダシが表示されてから15秒以内に、そのお題にあった表情をプレイヤーがすると成功となる。5回連続で成功するとそのポケモンの「なかよし」と「あそび」が上昇し、「おなか」が減る。
ポケモンの「なかよし」が上昇したり、ミニゲームで特定の条件を満たしたりすると、もようがえのグッズが手に入る。もようがえのグッズはポケモンの部屋(つまりポケパルレの通常時の下画面)のコーディネートに使う。
「なかよし」が高いともらえる経験値が通常より増える、ひんしになるようなダメージを受けても残りHP1で耐えるなどのメリットがある。これらは通信対戦中は影響しない。
群れバトル
草むらを歩いていると、野生のポケモン5匹が同時に出現し、1対5のバトルになることがある。一部を除くフィールドで「あまいかおり」を使った場合は必ず発生する。数的不利とはいえ、相手のレベルは通常の野生のポケモンよりも大幅に低く設定されている。同じポケモンが5匹出現した場合は、ランダムで隠れ特性の個体が出現する。相手が残り1匹でないと捕獲用のボールを使うことは出来ない。
スカイバトル
こちらが「ひこう」タイプか特性「ふゆう」のポケモンを所持している状態で、各地に点在する「スカイトレーナー」と視線があうとスカイバトルをすることが出来る。参加出来るポケモンが制限されている以外は通常のバトルと同じだが、「なみのり」や「じしん」のような世界観設定的に地形と関係する一部の技は使用出来ない。「ひこう」タイプでも、カモネギのような地に足が着いているグラフィックのポケモンは例外的に参加出来ない。
トレーナープロモ
トレーナープロモは、主人公やポケモンの魅力を表現した10秒間の映像作品。ミアレシティのトレーナープロモスタジオで作成出来る。プリセットの「イベント素材」の組み合わせを選んで簡単に作れる「おまかせ」と、背景やエフェクト、音楽、顔の表情を細かく指定出来る「じぶんでつくる」の2パターンがある。スタジオ内ではプロモ用にメイクをすることも出来る。「イベント素材」は主人公の「スタイリッシュ度」を上げることで増えていく。
タイプに関する仕様変更
- 「でんき」タイプのポケモンは「まひ」状態にならない。
- 「くさ」タイプのポケモンには粉や胞子の技が効かない。
- 「こおり」タイプのポケモンは「こおり」状態にならない。
- 「ゴースト」タイプのポケモンは、相手を逃げられなくする技や特性の効果を受け付けない。
- 「ゴースト」タイプと「あく」タイプの技が、「はがね」タイプには通常ダメージとなった。
経験値に関する仕様変更
- 野生のポケモンを捕獲した場合も、倒したときと同じように経験値をもらえるようになった。
- 戦闘中にポケモンを入れ替えた場合でも、もらえる経験値は等分されず、戦闘に一度でも出たポケモンすべてが100%の量をもらえるようになった。
- 人と交換したポケモンのみならず、レベルアップによる進化をキャンセルしたポケモンとポケパルレで絆を深めたポケモンも、それぞれ経験値を多めにもらえる。経験値増加の効果は重複するため、複数の条件を満たす場合は獲得経験値が大幅に増加することになる。
- 『ブラック・ホワイト』『ブラック2・ホワイト2』にあった、自分と相手のレベル差でもらえる経験値が変動する仕組みは廃止された。
- 「がくしゅうそうち」について、カテゴリが「たいせつなもの」に変更され、前作までは持たせたポケモンにしか経験値が分け与えられなかったが、今作ではすべての手持ちのポケモンに、戦闘に出た場合の半分を分け与えるという効果になった。『赤・緑・青・ピカチュウ』時代の効果に似ているが、バトルに出たポケモンの取り分が減ることはない。入手時のデフォルト設定はオンになっているが、自由にオン/オフを切り替え可能。
登場人物
担当声優はメディアミックス作品での配役。テレビアニメシリーズでの配役はアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。
主人公・町の住民
- 主人公
- 声 - 鬼頭明里(ポケマス〈セレナ〉)
- 本作の主人公。本編開始前にアサメタウンに引っ越してきた。ジムリーダーのコルニから「メガリング」をもらい、以降はそれを腕にはめている。過去作の主人公よりも少し頭身が高い。カルム / セレナからは時折「おとなりさん」と呼ばれている。
- 肌の色の選択や着せ替えが可能。このため過去作の主人公とは違い、外見がプレイヤーによって異なることも多い。
-
『ポケモンマスターズ』では、女主人公がセレナの名前で登場する。
- カルム / セレナ
- 声 - 小野賢章(ポケマス〈カルム〉)
- 主人公と同じ町に住む隣人。容姿は選ばれなかったほうの主人公と同じだが、服装が一部異なっている。男なら「カルム」、女なら「セレナ」という名前になる。
- 両親は優秀なポケモントレーナーだったといわれ、本人もポケモンバトルに関しては、非常に真剣な姿勢で臨んでおり、自分よりも上を行く主人公のことはトレーナーとして強く意識している様子。
- 主人公とはバトルをするだけでなく、一緒に戦うことも多い。フレア団の起こした事件後は、フラダリの思想に対して一定の理解を示した。
- 最初のポケモンは、主人公が選んだポケモンに対して有利なタイプのポケモンを選ぶ。最終的な手持ちのポケモンは、ニャオニクス(性別はトレーナー本人と同じ)、チルタリス♀、ピクシー♀、アブソル♂と、サンダース♂、マフォクシー♂またはブースター♂、ゲッコウガ♂またはシャワーズ♂、ブリガロン♂の6匹で、アブソルをメガシンカさせてくる。
- サナ
- 声 - 下田麻美(ポケマス)
- 主人公の友人で褐色の少女。ライバルと同じく主人公が最初に選ぶポケモンで使用するポケモンが変動する。
- 自分の夢を探しながら、主人公と友達としていられる時を何よりも大事にしている。ハクダンの森では主人公と共に同行する。
- 殿堂入り後は彼女が選んだ最初のポケモンの一匹を交換で貰うことが出来るが、他の地方に行くことを話して旅に出る。
- 19ばんどうろで使用する最終的なポケモンはエネコロロ・ヌメルゴンと、ブリガロン・マフォクシー・ゲッコウガのいずれか一匹。
- ティエルノ
- 声 - 粕谷大介(ポケマス)
- 主人公の友人で巨漢な少年。主人公達に博士から頼まれたポケモンを渡す。バニプッチがプリントされたTシャツを着ている。
- 見かけによらず穏やかな性格で、ダンスが大好き。ポケモン達とダンスチームを作ることを目標としている。
- 殿堂入り後はヒヨクシティで「……のまい」「……ダンス」などの技を覚えたポケモンを探しており、連れてくると1日1枚ハートのウロコが貰える。
- 19ばんどうろで使用する最終的なポケモンはファイアロー・ロズレイド・シザリガー。
- トロバ
- 声 - 森彩香(ポケマス)
- 主人公の友人で小柄な少年。主人公達に博士から頼まれたポケモン図鑑を渡す。丸く膨らんだ髪型で、リュックを背負っている。
- 控えめな性格であり、他者に対して常に丁寧な口調で話す。好奇心旺盛で、ポケモン図鑑の完成を誰よりも早く目指している。
- ミアレシティの一画に彼の家があり、姉が住んでいる。両親が旅行好きで、その血を引いているとも言える。
- 殿堂入り後はセキタイタウンでメガシンカ出来るポケモンの情報を教えてくれるが、何故かミュウツーも捕獲している台詞もある。
- 19ばんどうろで使用する最終的なポケモンはライチュウ・プテラ・フラージェス(オレンジいろのはな)。
- プラターヌ博士
- 声 - 小西克幸(ポケマス) / 井上剛(Evolutions)
- カロス地方の博士。ミアレシティの研究所で「ポケモンの進化」について研究している。自信家な性格。フラダリとは知り合いの関係である。
- 研究所の2階にいる研究員の会話によると、若い頃は同じ研究分野であるシンオウ地方のナナカマド博士に師事していた。
- シリーズとしては初めて主人公にバトルを挑む博士でもある。バトルに勝つと、フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメのうち一体とメガストーンを貰える。レンリタウンでも主人公にバトルを挑んでくる。
- ジーナ、デクシオ
- プラターヌ博士の弟子で、主人公達5人の先輩にあたる。ジーナが女性で、デクシオが男性。カロス地方を旅する主人公の前に度々現れ、ポケモン図鑑のバージョンアップや冒険のサポートをしてくれる。作中では仮面とマントをつけて登場することがある。
- 『サン・ムーン』にも登場。ジガルデの調査を主人公に依頼する他、殿堂入り後はデクシオがメガシンカを実戦で披露するとキーストーンをくれる。また、バトルツリーでも「サン」でデクシオ、「ムーン」でジーナが登場。殿堂入り後イベントでのデクシオの手持ちはエーフィ、ヤドキング、ライチュウ(アローラのすがた)、メタグロス、フーディンで、フーディンをメガシンカさせる。バトルツリーでの手持ちはデクシオがキュウコン(アローラのすがた)、ヤドラン、エーフィ、エルフーン、ウォーグル、ナゲツケサル、バクガメス、ジーナがサンドパン(アローラのすがた)、グレイシア、ユキノオー、ドレディア、バルジーナ、ヤレユータン、ジジーロン。デクシオのヤドランとジーナのユキノオーはメガシンカしてくる場合がある。
- AZ(エーゼット)
- 声 - 土師孝也(ジェネレーションズ)
- 冒険の途中で出会う謎の男。3メートルもの巨体が特徴的な老人。メインストーリーの重要な鍵を握っている。フラダリが「3000年前のカロスの王と同じ名前」と言っているが、実はそのカロス王本人である。
- 当時起きていた戦争が長期化し、自分の友であるフラエッテも兵として駆り出されることになり、戦死してしまう。それに悲しんだAZは「死んだものを生き返らせる装置」の開発に着手してそれを完成、フラエッテを蘇生させるが、その装置は大量に他のポケモンの命を吸い上げることで起動するものであり、自分の蘇生のために膨大なポケモンが死んだという事実を知ったフラエッテはAZのもとを去り、絶望して自暴自棄になったAZは装置を暴走させてそのエネルギーで事の元凶である当時のカロス地方そのものを焼き尽くして壊滅に追いやり、装置は「最終兵器」として後の歴史に伝わることとなる。だが、装置を暴走させた際に蘇生のエネルギーを浴びたAZは不老不死に近い存在となって生き残ってしまい、失意のまま3000年間ずっとカロス地方を彷徨っていた。
- 主人公たちが再び稼働してしまった最終兵器による惨劇を阻止したことで未来の世代や世界への希望を取り戻し、主人公が新チャンピオンになるとともにフレア団の野望を阻止したパレードの前に姿を見せ、ポケモントレーナーがどんなものが知りたいと手合わせを求めてくる。そしてその戦いの直後、自分と同じく不老不死となっていた友のフラエッテが舞い降りてきて、3000年ぶりの再会を果たすことが出来た。使用ポケモンはゴルーグ、シンボラー、コータス。
- 『オメガルビー・アルファサファイア』ではエピソードデルタにおいてミクリと流星の民の末裔の話から、ホウエン地方のルネシティに大木を寄贈していたことが明かされている。また、AZが発明した最終兵器の動力エネルギーのシステムは、ホウエン地方の企業・デボンコーポレーションがそのシステムを平和利用しようとメカニズムを解析し改良(生体エネルギーを動力とするのは同じだが、それを増幅させるなどしてポケモンの命は奪わないようになった)して「∞(むげんだい)エナジー」を完成、技術が現代において平和的な形で蘇ることになった。
- サキ
- 主人公の母親。元サイホーンレーサー。アサメタウンに暮らしている。主人公が道具の間違った使い方をしようとした際には注意を促す[注釈 3]。
- パンジー
- ビオラの姉。ミアレシティにある出版社「ミアレ出版」でジャーナリストとして働いており、妹のいるハクダンシティで主人公に「がくしゅうそうち」を渡す。その後、ミアレ出版では彼女がミアレシティの道案内を行う。妹と同じく太眉毛で、髪の毛先がカールしている。
- クロケア
- 主人公がポケモンを預けているパソコンのボックスの管理者。コボクシティに住んでおり、カントー地方にいるマサキに頼まれてカロス地方の預かりシステムを管理している。一般トレーナーのバッドガイと同じ外見をしている。
- メガシンカおやじ
- コルニの祖父。本名は「コンコンブル」で、メガシンカの研究を行っている。
- ユリーカ
- シトロンの妹。ジム内ではクイズの出題も担当する。幼いながらもかなりのしっかり者。
- カメラおやじ
- カメラの看板がある場所を調べると現れる人物。主人公の写真を撮影してくれる。
- キズナおやじ
- 時折主人公が訪れる町に現れる人物。ほとんどの場合ポケモンセンターやホテルの中にいる。「Oパワー」の伝道者で、主人公にOパワーを与える役目を持っている。岡っ引きのような口調で話す。
- 『オメガルビー・アルファサファイア』では彼の過去が描かれており、キンセツシティのキンセツヒルズに住む「力なき男」だったがメルヘンおやじ、ナウイおやじ、シンガーソングおやじ、グッズ交換おやじ、伝説おやじの5人のおやじ達から自分たちの代わりにキズナを広めるよう「Oパワー」を与えられ、キズナおやじに変化した。
- 思い出娘
- ヒャッコクシティのポケモンセンター近くにいる少女。自分が捕まえたポケモンの覚えている思い出を聞くことが出来る。一般トレーナーのふりそでと同じ外見をしている。
- サカサ
- 18番道路の民家にいるサイキッカーのポケモントレーナー。ポケモンのタイプの相性を反転する「さかさバトル」で1日1回だけ対戦出来る[注釈 4]。勝利後、バトルの内容によってさまざまな道具が貰える。
- 『オメガルビー・アルファサファイア』では店長に化けて登場。キンセツシティの「バトルサービスさかさ」にいる。
- ハンサム
- 声 - 堀内賢雄(ジェネレーションズ) / 北島善紀(ポケマス)
- 殿堂入り後に登場する、『プラチナ』『ブラック・ホワイト』にも登場した国際警察所属の男性。本作ではミアレシティの探偵事務所「ハンサムハウス」で所長を勤め、主人公をバディ(相棒)として雇う。かつては相棒のポケモンを所有していたが、現在は殉職している。全ての依頼をクリアした後、自分の正体を明かして主人公に別れを告げた。
- マチエール / エスプリ
- 声 - 内田真礼(ジェネレーションズ・ポケマス)
- 探偵の任務で出会った褐色肌の少女で、ニャスパーの「もこお」(声 - 芝崎典子〈ジェネレーションズ〉)を大事に育てている。幼く見えるが、年齢は16歳。ミアレシティの路地裏で暮らしていたが、ハンサムの好意によりハンサムハウスで暮らすことになる。
- ハンサムに頼りきりではいけないと思い、隠れてアルバイトを始めるが、それはクセロシキのエクスパンションスーツの研究の手伝いであった。スーツを着たマチエールは「エスプリ」の名前で操られ様々な事件を起こすが、ハンサムと主人公によって解決される。
- ハンサムが街を去った後はハンサムハウスの2代目の所長に就任する。
ジムリーダー
本作のジムリーダーは全員がバトルシャトーで爵位を持っており、マーキスorマーショネス以上になるとバトルシャトーにたまに現れて再戦が可能になる。ザクロを除き、エース格のポケモンは全て本作で初登場したポケモンである。
- ビオラ
- 声 - 遠藤綾(ポケマス)
- ハクダンジムのジムリーダーで、むしタイプの使い手。キャッチコピーは「笑顔を 見逃さない カメラガール」。
- 太い眉毛と毛先のカールした髪が特徴の女性で、「いいんじゃない、いいんじゃないの!」が口癖。ポケモンの写真家も兼ねており、一眼レフカメラを持っている。
- ジムの内部は蜘蛛の巣で出来た迷路になっている。使用ポケモンはアメタマ・ビビヨン(はなぞののもよう)。エースはビビヨン。
- バトルに勝利するとバグバッジとわざマシン83「まとわりつく」が貰える。
- 名前はスミレ科の植物のビオラから。
- ザクロ
- 声 - 福西勝也(ポケマス)
- ショウヨウジムのジムリーダーで、いわタイプの使い手。キャッチコピーは「ワイルド マイルド ロッククライマー」。
- 色黒でダンサーのような身軽な格好をした男性。派手な見た目とは裏腹に、丁寧な口調で話す。本業はロッククライマー。
- ボルダリングや自転車レースなどスポーツが得意だが、長い手足をコンプレックスとしており、ボルダリング以外にどう活用すれば良いか悩んでいる。
- ジムの内部はボルダリングのアスレチックジム。使用ポケモンはアマルス・チゴラス。ジムリーダー・四天王・チャンピオンの中で唯一エース格のポケモンがおらず過去作に登場したポケモンがいない。
- ジムに入る前に、ひでんマシン04「かいりき」が貰える。「自分のバッジを取得することでフィールド上で使えるようになるひでんマシンを、そのジムリーダー自らが主人公に与える」というケースは、ザクロが初であり、他は『オメガルビー・アルファサファイア』のミクリだけである。
- バトルに勝利するとウォールバッジとわざマシン39「がんせきふうじ」が貰える。
- 名前は果物のザクロから。
- コルニ
- 声 - 美波わかな(ポケマス)
- シャラジムのジムリーダーで、かくとうタイプの使い手。キャッチコピーは「エボリューション ファイター!」。
- ローラースケートを履き、髪の毛をポニーテールで結んだ少女。頭にはヘルメットを被っており、左手に「メガグローブ」を装着している。メガシンカおやじ(コンコンブル)の孫娘で、旅の途中でも何度か出会う。シャラジム戦後にマスタータワーでの継承者としての彼女とのバトルを経て、主人公はメガシンカが可能となる。なお、継承者としてバトルする際のみ立ち絵が変わる。
- ジムの内部は巨大なローラースケートパークになっており、ローラースケートで滑っているトレーナー全員とバトルし勝利すると、中央のステージへ辿りつける。ジム戦での使用ポケモンはコジョフー・ゴーリキー・ルチャブル。エースはルチャブル。
- バトルに勝利するとファイトバッジとわざマシン98「グロウパンチ」が貰える。
- セキタイタウンや継承者としてバトルする時はルカリオを使用。その際に連れている2匹のルカリオのうち、1匹は主人公を気に入り、継承者バトルでは主人公の手持ちポケモンとして戦う。継承者バトル終了後、主人公と共に戦ったルカリオはそのままコルニから譲り渡される。バトルシャトーではエースポケモンはルカリオになり、ジムリーダーの中で唯一メガシンカを使用する。
- 名前はピクルスキュウリのフランス語のコルニションから。
- フクジ
- 声 - 中博史(ポケマス)
- ヒヨクジムのジムリーダーで、くさタイプの使い手。キャッチコピーは「いまなお 花を咲かす 老樹」。
- ボーイスカウトのような服装をした老人。副業として庭師をやっており、愛用の大きなハサミを持っている。アスファルトをも貫く植物の強さに憧れている。
- ジムの内部は巨大なアスレチックの柱をロープで辿り、頂上まで進んでいく。使用ポケモンはワタッコ・ウツドン・ゴーゴート。エースはゴーゴート。
- バトルに勝利するとプラントバッジとわざマシン86「くさむすび」が貰える。
- 名前はキンポウゲ科の多年草のフクジュソウから。
- シトロン
- 声 - 阪口大助(ポケマス)
- ミアレジムのジムリーダーで、でんきタイプの使い手。キャッチコピーは「世界を 明るくする 発明家」。
- 大きな丸眼鏡を掛けている少年。エイパムの手とエレザードの襟を模した形の、2つのアームがついたリュックを背負っている。発明家で、スーパートレーニングを開発したのも彼である。科学に興味を持っており、新たな発明に情熱を注いでいるが、ポケモンと過ごす毎日も大切にしている。サナとは友達で、サナがフラダリラボでロックされた電子ドアを開ける際に、彼の発明品を使用した。
- ジムの内部は妹のユリーカが出すポケモンのシルエットを当てるクイズを解いて進む方式。なおクイズの答えを発表する前に、正解・不正解関係なくポケモンバトルが行われる。使用ポケモンはエモンガ・レアコイル・エレザード。エースはエレザード。
- バトルに勝利するとボルテージバッジとわざマシン24「10まんボルト」が貰える。
- 名前はミカン科の植物のシトロンから。
- マーシュ
- 声 - 上田瞳(ポケマス)
- クノエジムのジムリーダーで、フェアリータイプの使い手。キャッチコピーは「歴史の国から 来た 乙女」。
- 妖精を連想させる格好に、特徴的な目をした女性。ジョウト地方出身らしく、京都弁を話す。本業はデザイナーで、「ポケモンになりたい」という希望を抱いており、その気持ちをモチーフにした独創的な振り袖をデザインしている。人に弱みを見せない性格で、表情も営業スマイルでごまかしているらしい。
- 本作で初登場するフェアリータイプを使うジムリーダーである。ジムの内部はドールハウスで、ワープパネルに乗って部屋を移動していく。使用ポケモンはクチート・バリヤード・ニンフィア。エースはニンフィア。
- バトルに勝利するとフェアリーバッジとわざマシン99「マジカルシャイン」が貰える。
- 名前は植物のノヂシャのフランス語のマーシュから。
- ゴジカ
- 声 - 進藤尚美(ポケマス)
- ヒャッコクジムのジムリーダーで、エスパータイプの使い手。キャッチコピーは「星明かりで 道を つくる人」。
- 星の形をしたイヤリングに裏地が星空のマントを羽織っている女性。占い師をやっており、独特の言い回しが特徴的。バトル後に主人公をスタート地点へとテレポートさせる能力も持つ。
- ジムの内部は魔方陣に乗ると不思議な別世界が広がり、球状の迷路を進んでいく。使用ポケモンはシンボラー・ヤドキング・ニャオニクス(♀)。エースはニャオニクス。
- バトルに勝利するとサイキックバッジとわざマシン04「めいそう」が貰える。
- 名前は多年草のゴジカから。
- ウルップ
- 声 - 松田健一郎(ポケマス)
- エイセツジムのジムリーダーで、こおりタイプの使い手。キャッチコピーは「熱く 厚い 堅氷」。
- 肥満体が特徴の老人で、勝負の前に腹を叩くのが癖。「あれだよ」が口癖。白いタンクトップの上から水色のコートをマントのように羽織っている。既婚者で子供が二人おり、首から下げているロケットペンダントには家族の写真が入っている[10]。ハチクマンの映画を観て映画館で号泣したらしい。まよいの森にあるトレーナーから捨てられたポケモン達が集まる「ポケモンの村」に度々通っている。
- ジムの内部はパズル方式で、スイッチを踏むと足場が回転し、操作して道を繋げていく。使用ポケモンはユキノオー・フリージオ・クレベース。エースはクレベース。
- バトルに勝利するとアイスバーグバッジとわざマシン13「れいとうビーム」が貰える。
- 名前はオオバコ科の多年草のウルップソウから。
四天王・チャンピオン
本作の四天王は『ブラック・ホワイト』シリーズと同じく誰からでも挑戦可能なため、全員の手持ちポケモンのレベルは同じ。先発とエース格のポケモンは全て本作で初登場したポケモンである。 ジムリーダーと同じく全員がバトルシャトーで爵位を持っており、デュークorダッチェス以上(カルネはグランデュークorグランダッチェス)になるとバトルシャトーにたまに現れる。 本作ではポケモンリーグでの四天王・チャンピオン手持ちポケモンの構成が変更されることは無く、バトルシャトーでの再戦がその代替となっている。
ズミの「みず」タイプとガンピの「はがね」タイプは四天王戦としては本作が初となる。また、この2つのタイプとドラセナの「ドラゴン」タイプは過去作でチャンピオンの使用タイプになったことがある。
- パキラ
- 声 - 井上麻里奈(ジェネレーションズ) / 三石琴乃(ポケマス[11]) / 種﨑敦美(Evolutions)
- 「火炎の間」にいる四天王で、ほのおタイプの使い手。ピンク色の髪で、赤いサングラスをかけた女性。カロス地方のアナウンサーも兼ねており、いつの間に通信で受信したポケモンの最新ニュースの解説も行っている。事務的な話し方だが、素顔は苛烈な性格で、再戦時は主人公に対し「憎たらしい」と言葉を投げつける。その理由は殿堂入り後のとあるイベントで明らかになる。
- その正体はフレア団の大幹部。幹部に命令を下しているため、フレア団の中ではフラダリに次ぐ地位にいたと推測出来る。本性は苛烈さに輪を掛けて冷酷かつ残忍であり、ハンサムとの裏取引をいいことにクセロシキを裏切り、切り捨てた。執事であり、幹部のアカマロの話によれば部下に対し、暴力で制裁をすることもあるらしい。フレア団が実質壊滅してもなお、フレア団の理想を盲信している。マスメディアで情報操作し、ジムリーダーやチャンピオンたちを監視するスパイであった可能性がある。
- 使用ポケモンはカエンジシ(♀)・コータス・シャンデラ・ファイアロー。エースはファイアロー。
- 名前はアオイ科の植物のパキラから。
- ズミ
- 声 - 堀越省之助(ポケマス)
- 「水門の間」にいる四天王で、みずタイプの使い手。金髪で三白眼の男性。芸術肌の料理人でもあり、ポケモンバトルは芸術に値するかを問われ、それに対し「いいえ」を選ぶと罵倒される。
- 使用ポケモンはブロスター・スターミー・ギャラドス・ガメノデス。エースはガメノデス。
- 名前はバラ科の植物のズミから。
- ガンピ
- 声 - 赤城進(ポケマス)
- 「鋼鉄の間」にいる四天王で、はがねタイプの使い手。甲冑を身にまとった男性。四天王の中では唯一主人公の側まで歩み寄る。バトルに勝利すると主人公を好敵手として認める。四天王の中では唯一まともだが、最初の相手として選ぶと、バトル後に自分が一番強いと思っていることを含むような発言をする。
- 使用ポケモンはクレッフィ・ハッサム・ダイノーズ・ギルガルド。エースはギルガルド。
- 名前はジンチョウゲ科の植物のガンピから。
- ドラセナ
- 声 - 長谷川暖(ポケマス)
- 「竜章の間」にいる四天王で、ドラゴンタイプの使い手。おおらかな性格で、常に笑顔を見せている女性。祖父母がシンオウ地方出身。先述の3人とは異なり、勝負後のセリフは主人公の去り際に出す。彼女を2番目の相手として選ぶと、何故かバトル後に怒る。
- 使用ポケモンはドラミドロ・チルタリス・クリムガン・オンバーン。エースはオンバーン。
- 名前はスズラン科の植物のドラセナから。
- カルネ
- 声 - 大原さやか(ジェネレーションズ) / 久川綾(ポケマス) / 三石琴乃(Evolutions)
- 「光の間」にいるポケモンリーグチャンピオン。カロス地方を代表する大女優で、実力ある主人公達に興味を抱く。背中に大きな羽根が付いた白い衣装を着ている。メガシンカさせるための道具である「メガチャーム」を所持し、メガシンカも使いこなす。
- 使用ポケモンはルチャブル・ガチゴラス・アマルルガ・パンプジン・ヌメルゴン・サーナイト。エースはサーナイトで必ず最後に登場し、さらにメガシンカさせてくる。
フレア団
今作の悪の組織。赤いスーツに赤いサングラス、赤い髪が特徴。「スマート」が信条。
- フラダリ
- 声 - 東地宏樹(ジェネレーションズ) / 大塚明夫(ポケマス) / 土師孝也(Evolutions)
- フレア団のボス。ライオンのような赤髪が特徴で、スーツを身に纏った男性。奪い合いが絶たない「醜い」現実を憂いており、「美しい世界」を理想に掲げて行動している。
- 表向きはホロキャスターを開発したフラダリラボのトップ。ホロキャスターの売り上げで、ポケモントレーナーやポケモン研究を支援している。プラターヌ博士と親交があり、ミアレシティで「フラダリカフェ」も経営している。3000年前に存在した王の弟の子孫とされているが、本人は「怪しいものだ」と懐疑的である。
- 最終目的は、過去にAZが使用して当時のカロス地方を壊滅させた最終兵器を復活させて、「醜い」と考えている今の世界を全て滅ぼしてしまうことである。フレア団の団員は「フレア団に入ってその一員となれば、最終兵器が作動した際にも生き残ることができる」として誘うとともに入団資金を集め、それと自身の富で最終兵器の復活を進めていた。この行為をフラダリ自身は必要悪と考えており彼なりの罪悪感もあり、起動間近の際には涙を流していた。最終的には、最終兵器の要であるゼルネアス/イベルタルを主人公にゲットされ、自身もメガギャラドスを使い勝負を挑むも敗北、それでも最終兵器の起動を強行するが、主人公たちと別行動していたティエルノとトロバがその動力として生贄にされる寸前だったポケモンたちを救出・解放していたことと、伝説のポケモンを主人公をゲットされたことによってエネルギーが足りず、最終兵器は不完全にしか起動せず暴発、それに巻き込まれて消息不明となる。
- 最終戦では最終兵器を制御するための装置を身に付けた姿で登場する。背中からアームのようなものが生え、目には赤いサングラスをかける。さらにモンスターボールの投げ方も今までより乱暴になっている。メガリングは指輪型。
- 使用ポケモンはコジョフー・ヤミカラス・カエンジシ(♂)・ギャラドス。2回目以降はコジョフーとヤミカラスがコジョンドとドンカラスに進化し、最終戦ではギャラドスをメガシンカさせる。
- 『ウルトラサン・ウルトラムーン』では野望が実現した世界からウルトラホールでエーテルパラダイスに転送され、レインボーロケット団の城を守っている。手持ちはコジョンド、ドンカラス、カエンジシ♂、メガギャラドスに加えて、エースとして『ウルトラサン』ではゼルネアス、『ウルトラムーン』ではイベルタルを使用。
- パキラ
- フレア団の大幹部。
- フレア団としての使用ポケモンはカエンジシ(♀)のみ。
- クセロシキ
- フレア団の科学者の一人。「……ゾ」が口癖。科学者の中では唯一の男性で、リーダー的存在。肌が青白い。彼とバトルをした後、最終兵器を起動する赤と青のスイッチの選択を主人公に委ねるが、主人公が停止スイッチを押しても、最終兵器を起動させてしまう。
- 殿堂入り後のハンサムのイベントにも登場し、エクスパンションスーツの研究・実験を行っており、マチエールを操りミアレ美術館の落書き事件および連続窃盗事件を引き起こしたが、パキラからの処分を主人公が伝達しに来たことにより、駆けつけたハンサムに逮捕される。
- 使用ポケモンはクロバット・カラマネロ。
- コレア
- フレア団の科学者の一人。紫髪の女性。バラとのコンビで行動しており、ボール工場を乗っ取り、社長を脅していた。バラとはとても仲がいい。
- 使用ポケモンは1回目がライボルト、2回目はドラピオンが加わる。
- アケビ
- フレア団の科学者の一人。オレンジ髪の女性。カロス発電所を乗っ取り、ミアレシティへ送られる電気を奪っていた。能天気でお気楽な性格である。
- 使用ポケモンは1回目がグラエナ、2回目はクリムガンが加わる。
- バラ
- フレア団の科学者の一人。緑髪の女性。コレアとのコンビで行動し、ボール工場で出会う。コレアとはとても仲がいい。
- 使用ポケモンは1回目がレパルダス、2回目はキリキザンが加わる。
- モミジ
- フレア団の科学者の一人。青髪の女性。フロストケイブにいたユキノオーを捕らえようとしていた。科学者の中でもプライドが高い。バトルをRPGに例えることが多い。
- 使用ポケモンは1回目がヘルガー、2回目はマニューラが加わる。
- どの言語でも、コレアはC、アケビはA、バラはB、モミジはMで始まる名前になっている。
- アカマロ
- フレア団の幹部。本編には登場せず殿堂入り後のあるイベントにて登場する。
- パキラに執事として仕えているが、同時にパキラからの「制裁」を非常に恐れている。
- 使用ポケモンはウォーグル。
バトルシャトレーヌ
バトルハウスのオーナーである四姉妹。全員が九州弁で喋る。過去作におけるフロンティアブレーン等のような存在。
元々はホウエン地方出身で、九州弁なのはそのため(ホウエン地方のモデルは九州地方)。『オメガルビー・アルファサファイア』にも登場する。
- ラニュイ
- 声 - 加隈亜衣(ポケマス)
- シャトレーヌ四姉妹の四女。シングルバトル担当。「ぺろぺろりーん」等、特徴的な口癖が飛び出すお気楽な性格。
- 使用ポケモンはノーマルがプクリン・ブーピッグ・ブニャット、スーパーがトルネロス・ボルトロス・ランドロス。
- ルスワール
- 声 - 高野麻里佳(ポケマス)
- シャトレーヌ四姉妹の三女。ダブルバトル担当。控えめで腰の低い性格。
- 使用ポケモンはノーマルがペルシアン・オコリザル・パチリス・ネオラント、スーパーがライコウ・エンテイ・スイクン・ラティオス。
- ラジュルネ
- 声 - 種﨑敦美(ポケマス)
- シャトレーヌ四姉妹の次女。トリプルバトル担当。きつい目つきで強気な性格。
- 使用ポケモンはノーマルがレアコイル・キリンリキ・マグカルゴ・イノムー・エルフーン・ドラミドロ、スーパーがフリーザー・サンダー・ファイヤー・レジロック・レジアイス・レジスチル。
- ルミタン
- 声 - 中原麻衣(ポケマス)
- シャトレーヌ四姉妹の長女。ローテーションバトル担当。ややおっとりな落ち着いた性格。
- 使用ポケモンはノーマルがマンタイン・マルノーム・メブキジカ・クレッフィ、スーパーがラティアス・コバルオン・テラキオン・ビリジオン。
地理
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編集注意点:著作権法に違反する恐れがあるので、ゲーム内での紹介文は記載しないで下さい。
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この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2018年4月)
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本作の舞台はカロス地方と呼ばれる。モデルとなったのはフランス[12]。殿堂入り後にもらえる「カロスバッジ」には本物のフランスに実在するエッフェル塔が描かれている。
フランスがモデルだが、カロス地方として描かれているのは主に北フランス部分だけであり、南フランス部分は存在しない。
カロス地方は大都会ミアレシティを中心に東西に周回ルートがある。また、カロス図鑑は地域によって3種類に分類されており、アサメタウンから地つなぎの洞穴にかけての南部がセントラルカロス、コウジンタウンからヒヨクシティにかけての西部がコーストカロス、13番道路からチャンピオンロードにかけての北部〜東部がマウンテンカロスとなっている。
都市・町
- アサメタウン
- 冒険の始まりの場所である。主人公の家がある。
- メイスイタウン
- 2番目の町で、主人公はここでライバルたちと出会い最初のポケモンを選ぶ。ポケモンセンターはないが、回復やモンスターボールを売る店が個別に存在する。
- ハクダンシティ
- ロゼリア像の大きな噴水がシンボルとなる町。主人公が初めてジム戦を挑むジムがある。
- ミアレシティ
- 地図の中心のあたりにあるカロス地方最大の都市。この街のシンボルともいえるプリズムタワーはジムを兼ねている。プラターヌ博士の研究所もここにある。ストーリー前半では停電のためサウスサイドストリートしか入る事が出来ないが、発電所復旧後はノースサイドストリートやプリズムタワーにも入れるようになる。他の都市よりも広大かつ複雑に入り組んでおり、ポケモンセンターも3つ存在する。
- また、この町のプリズムタワーが『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のステージの1つとして、「プリズムタワー」という名前で登場する[13]。
- 『Pokémon LEGENDS Z-A』の舞台である。
- アニメ『ポケットモンスター XY』ではこの町の近くに空港がある。
- コボクタウン
- かつての領主の居城だったショボンヌ城の城下町。姓名判断師はこの町のポケモンセンターにいる。
- コウジンタウン
- 海沿いに位置する街。水族館やカセキ研究所がある。
- ショウヨウシティ
- 崖と海に挟まれた町。起伏を生かした自転車用レースコースが整備されており、途中に地つなぎの洞穴の北側坑口もある。自転車屋があり、ここで自転車を入手出来る。また、マッサージ師の女性がいる。
- セキタイタウン
- 古代遺跡が残る町で、3つの隆起状の石がある。フレア団が最終兵器を起動すると花のような形状の最終兵器が石のあったところに出現し、フレア団壊滅後は大穴が残る。
- シャラシティ
- 北西部の町。マスタータワーがあり、主人公はここでメガシンカについて知ることになる。
- ヒヨクシティ
- カロス北部の港町。ヒルトップエリアとシーサイドエリアに分かれており、モノレールで移動する。
- クノエシティ
- カロス地方最北端にある、自然に囲まれた町。技教えの家やポケモン大好きクラブがあり、大好きクラブの女性に話しかけると先頭の手持ちポケモンのなつき度を評価する。モンスターボールが製造されるボール工場もここに建っている。
- フウジョタウン
- 北東部の寒い地域にある、風車がシンボルの町。忘れオヤジとマダムメモリアルがおり、伝説のポケモンについての言い伝えを聞く。
- ヒャッコクシティ
- オーパーツともいえる日時計がある。ただし、日時計が動いている時間は1時間程度と短い。
- レンリタウン
- 川岸に作られた町。大きな滝がシンボルとなっている。駅も存在するが列車に乗る事はできない。ベンチには若い頃のプラターヌが未来の自分に宛てた手紙が残っている。
- エイセツシティ
- ユキノオーや町の中央にあるポケモンジムからの冷気のため、一面雪に覆われている。
- ポケモンリーグ
- カロス地方でのポケモンリーグが開催される場所。建物の中は「火炎の間」「水門の間」「鋼鉄の間」「竜章の間」と呼ばれる4つの部屋に分かれており、それぞれの部屋で四天王が待ち構えている。四天王全員に勝利すると「光の間」へ行くことができ、チャンピオン・カルネとのバトルになる。
- また、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のステージの1つとして、「カロスポケモンリーグ」という名前で登場する。原作同様に乱闘中は4つの部屋に切り替わり、それぞれ異なったギミックを見せる。
- キナンシティ
- 他の町から大きく離れた南東部にある町。殿堂入り後に来られるようになり、ミアレシティからTMVに乗って来られる。町の中心部にはバトルハウスがあり、フレンドサファリもある。道路や水道でつながっていないため、他の町から徒歩(自転車等を含む)やそらをとぶ以外のひでんマシン技では行く事が出来ない。
道路
今作の道路は副名称がついている(道路に入った時と、道路番号が書かれた標識を調べると表示)。前作同様道路番号はリセットされており、シリーズで初めて、水道が一切存在しない。
- 1番道路(アサメの小道)
- アサメタウンとメイスイタウンを結ぶ短い道路。本作の道路では唯一、草むらが存在せず、野生のポケモンが出現しない。
- 2番道路(アバンセ通り)
- メイスイタウンとハクダンの森を結ぶ道。ここから野生ポケモンおよびバトルを挑んでくるトレーナーが現れる。
- 3番道路(ウベール通り)
- ハクダンの森とハクダンシティを結ぶ道。
- 4番道路(パルテール街道)
- ハクダンシティとミアレシティを結ぶ道。道の中ほどに池があり、わきには植え込みの迷路がある。
- 5番道路(ベルサン通り)
- ミアレシティとコボクタウンを結ぶ道。ローラースケートで滑るレールが初登場。
- 6番道路(パレの並木道)
- コボクタウンとパルファム宮殿を結ぶ道。中央のまっすぐな並木道と、東西の草むらが生い茂った道の3つのルートがあるが、東西の道は宮殿側からしか通れない。
- 7番道路(リビエールライン)
- コボクタウンから西の地つなぎの洞穴までほぼまっすぐに延びる道。初めて訪れた時は橋の上にカビゴンが寝ていて、起こさないと通れない。きのみ畑やバトルシャトー、ポケモン育て屋がある。
- 8番道路(ミュライユ海岸)
- 海岸通りとその東側の産地の崖の2つに分かれた道で、崖の道は地つなぎの洞穴の南側坑口とコウジンタウンを、海岸の道はコウジンタウンとショウヨウシティを結ぶ。スカイバトルを挑んでくるスカイトレーナーが初登場する。
- 9番道路(トゲトゲ山道)
- コウジンタウンから東に延びる山道。岩肌が荒いためサイホーンに乗って進むことになる。東側には輝きの洞窟の入口がある。
- 10番道路(メンヒルロード)
- ショウヨウシティとセキタイタウンを結ぶ道。石がたくさん立ち並んでいる。セキタイタウンに最終兵器があるときは入れない。
- 11番道路(ミロワール通り)
- セキタイタウンから東の山地のふもとに続く道。ここから映し身の洞窟を通ってシャラシティに行くことができる。
- 12番道路(フラージュ通り)
- シャラシティからヒヨクシティを結ぶ道。川が横切っているため「なみのり」がないと通れない。東の海岸からはアズール湾に行ける。メェール牧場があり、ここでメェークルに乗ることで段差を越えられる。
- 13番道路(ミアレの荒野)
- ヒヨクシティとミアレシティを結ぶ砂漠地帯。ここでは朝と夕刻近く砂嵐が吹いている。ポケモンもダグトリオやナックラー、フカマルが地中に生息している。発電所もここに立っている。レアコイル・ノズパスはここで進化させることが可能。
- 14番道路(クノエの林道)
- ミアレシティとクノエシティを結ぶ林道。途中に沼地があり、深いところは「なみのり」で移動する。北西の民家では怖い話が聞ける。
- 15番道路(ブラン通り)
- クノエシティとフウジョタウンを結ぶ道。「かいりき」で道をふさぐ岩を動かして穴に落とすことで下の16番道路にも行き来できるようになる。
- 16番道路(トリスト通り)
- フウジョタウンとミアレシティを結ぶ道。川下の池のほとりにはつりハウスがある。上の15番道路には道をふさぐ岩を15番道路側から落とさないと通れない。今作で道路同士のつながりがあるのはここ16番道路と上の15番道路のみである。
- 17番道路(マンムーロード)
- フウジョタウンとヒャッコクシティを結ぶ道。一面雪におおわれており、深い雪をマンムーに乗っていくことになる。また、ここでの戦闘は天候が霰になる。
- 18番道路(エトロワ・バレ通り)
- ヒャッコクシティとレンリタウンを結ぶ道。途中には終の洞窟の入り口が3か所あり、民家ではタイプ相性が逆になる「さかさバトル」を挑んでくるトレーナー・サカサがいる。
- 19番道路(ラルジェ・バレ通り)
- レンリタウンとエイセツシティを結ぶ道。沼地に長いつり橋がかかっていて、初めて来たときはそこでサナたちがバトルを挑んでくる。
- 20番道路(迷いの森)
- エイセツシティの南西の森林地帯で、ポケモンの村に通じている。いくつものエリアに複数の出入り口があり、一部は空間がねじれている。エイセツ側のエリアには、イーブイをリーフィアに進化させるためのコケに覆われた岩がある。
- 21番道路(デルニエ通り)
- エイセツシティとバッジチェックゲートを結ぶ道。道自体は長くないが、南西には「かいりき」で動かす岩のパズルが存在する。
- 22番道路(デトルネ通り)
- バッジチェックゲートとハクダンシティを結ぶ道。南の川べりには空ろの間が口をあけている。
建物・ダンジョン・自然
- ハクダンの森(ハクダンのもり)
- メイスイタウンとハクダンシティの間にある森林地帯。地形はカントー地方のトキワの森に非常に似ている。生息するポケモンもトキワの森を意識しておりピカチュウやキャタピーに加えコフキムシやヤナップ、ヒヤップ、バオップなどが生息。
- パルファム宮殿(パルファムきゅうでん)
- コボクタウンの北西にある宮殿。見学するには料金が必要。中庭にはレシラムとゼクロムの像がある。
- 地つなぎの洞穴(じつなぎのどうけつ)
- カロス西部の山岳地帯に掘られた洞窟で、コボクタウンとコウジンタウン、ショウヨウシティを結ぶ。最初は南側の道を通ることになるが、ショウヨウ側から入って「かいりき」で道をふさぐ岩を動かして穴に落とすことでショートカット出来るようになる。
- 輝きの洞窟(かがやきのどうくつ)
- コウジンタウン東側の山の中に掘られた洞窟。奥には化石採掘場があり、ポケモンの化石が入手出来る。
- 映し身の洞窟(うつしみのどうくつ)
- シャラシティ南部の山地を貫く洞窟。壁の一部が鏡のようになっており、鏡のような壁に向いているポケモントレーナーでも後ろを通ると目が合うようになっている。中では自転車に乗れない。
- アズール湾(アズールわん)
- ヒヨクシティ北西部の海域で、12番道路から行く事が出来る。いくつかの島があり、そのうちのひとつには海神(わだつみ)の穴がある。
- カロス発電所(カロスはつでんしょ)
- 13番道路の荒野の中にある、カロス地方の電力をすべて賄う発電所。最初はフレア団に占拠されている。
- ボール工場(ボールこうじょう)
- クノエシティにあるモンスターボール製造工場で、カロス地方で使われる各種モンスターボールは全てここで生産されている。最初はフレア団に占拠されていた。
- 荒れ果てホテル(あれはてホテル)
- フウジョタウン西にある、ホテルの廃墟。かつて悲しい出来事があり寂れたとされている。15番道路側と16番道路側に分かれている。火曜日にはここのゴミ箱にロトムが潜んでいる事がある。
- フロストケイブ
- フウジョタウン北部の豪雪地帯にある洞窟およびそれにつながる道路。中は一部床が凍りついている。一室にはイーブイをグレイシアに進化させるための氷の岩がある。ここの奥でユキノオーがフレア団に狙われていた。映し身の洞窟同様、中では自転車に乗れない。
- フラダリラボ
- ミアレシティのフラダリカフェ地下にある、フレア団の研究施設。B1Fは矢印パネルとワープパネルの迷路となっており、B3Fには最終兵器の起動スイッチがある。
- フレア団秘密基地(フレアだんひみつきち)
- セキタイタウンの地下にある最終兵器の基地。ここでゼルネアス・イベルタルと遭遇し、またフラダリとの最終決戦が行われる。
- イベント後は入り口が崩れ2度と入れなくなる。
- 終の洞窟(ついのどうくつ)
- 18番道路の途中にある洞窟。かつては炭鉱だったが、化け物がいると噂されたため閉山していた。奥深くには伝説のポケモン・ジガルデが身をひそめているが、殿堂入り前は奥まで行けない。3つの入り口があり、その内の1つは広い洞窟だが、残りの2つはアイテムが1つ置いてあるだけの小さな洞窟である。
- ポケモンの村(ポケモンのむら)
- エイセツシティの南西にある森(20番道路)の奥にあり、トレーナーに捨てられたポケモンが暮らしている暮らす自然豊かな場所である。ウルップもよく訪れている場所。一角にはななしの洞窟があり、伝説のポケモン・ミュウツーがいる。木曜日にはここのゴミ箱にジュペッタが潜んでいる事がある。
- チャンピオンロード
- バッジチェックゲートの北にある山地のダンジョン。山の内外を行き来して進んでいく。一部は遺跡になっている。
音楽
発売日 | タイトル |
---|---|
2013年11月13日 | ニンテンドー3DS ポケモン X・Y スーパーミュージックコレクション |
ポケモングローバルリンク
ポケモングローバルリンク(PGL)は、『X・Y』とウェブサイトを連動させるウェブサイト。前作にも存在したが、大幅にリニューアルされている。
機能
- マイページ - 登録しているソフトの情報が閲覧できる。
- タイムライン - ゲーム内での冒険の軌跡や出来事などが記録されている。
- ポケマイルクラブ - 入手した「ポケマイル」をアイテムと交換したり、アトラクションで遊ぶことが出来る。
- レーティングバトル - レーティングバトルのランキングが閲覧できる。『ブラック・ホワイト』版(以下、「BW版」)PGLのグローバルバトルユニオンに相当する機能。
- GTS - ゲーム内のGTSで交換したポケモンや交換した相手の情報が閲覧できる。
- メダル - 主人公が一定の条件を満たすことで得られる「メダル」が閲覧できる。『ブラック2・ホワイト2』のゲーム内にあったメダル機能と同等の機能だが、ゲーム内ではメダルを閲覧することは出来ず、PGL限定の要素となっている。
- 写真 - ゲーム内で撮影した写真が閲覧できる。
- フレンドリスト - 「ともだち」「しりあい」の情報が閲覧できる。
変更点
- BW版ではAdobe Flashが多用されていたが、X・Y版では使用されていない。
- ゲームシンクをレポート中に自動でするようになった。
- スマートフォンからの閲覧も可能になった。
- BW版では自分を現す「アバター」のアイコンを道具やポケモンなどから選択できたが、X・Y版では主人公の顔アイコンになっている。
- 「ポケモンドリームワールド」が廃止された。これによってポケモンを眠らせる、ポケモンと仲良くなりゲームに送る、きのみを栽培する、家や家具を設置するなど一連の遊び方は不可能となった。
- 道具を入手し、ゲーム内に送るという要素は「ポケマイルクラブ」に受け継がれている。
- 「あんしんメール」が廃止された。
- Cギアや図鑑のスキンを変更できる「カスタマイズ」が廃止された。
キャンペーン
不具合
『ポケットモンスター』シリーズは、どの作品でも何らかの不具合が明らかになっていたが、今作では次のような不具合が確認されている(2013年12月現在)。
- ミアレシティの「サウスサイドストリート」「ノースサイドストリート」でレポート(セーブ)を行いゲームを終了して再開するとフリーズして操作出来なくなる。
- GTSでポケモンの条件の絞り込みを行うと、「通信エラーです」と表示される。
- 以上の不具合はニンテンドーeショップで2013年10月25日配信の更新データ(ver. 1.1)で修正された[15]。
- 「ミラクル交換」によって進化したポケモンが、進化した際に新たに覚えたわざが反映されていないことがある。
- ミアレシティのイベントで、「トレーナープロモ」のキャッチコピーがもらえないことがある。
- 以上の不具合はニンテンドーeショップで2013年12月13日配信の更新データ(ver. 1.2)で修正された[16]。
脚注
注釈
- ^ 『青』『ピカチュウ』『クリスタル』『エメラルド』『プラチナ』『ウルトラサン』『ウルトラムーン』が該当。『ソード』『シールド』以降は追加バージョンに代わり有料ダウンロードコンテンツが配信されている。
- ^ 基礎ポイントは4ポイント単位でステータスを計算しており、252を超えた分の3ポイントは無駄になっていたため。
- ^ 今までのシリーズの殆どで道具使用の注意を促した人物は博士だったが、主人公の親が注意を促すのは『ルビー・サファイア・エメラルド』以来である。
- ^ レベルは主人公の手持ちのポケモンに合わせて上がる。
出典
- ^ 『2023 CESAゲーム白書』コンピュータエンターテインメント協会、2023年7月、186頁。ISBN 978-4-902346-47-3。
- ^ “株主・投資家向け情報:業績・財務情報 - 主要タイトル販売実績 ニンテンドー3DS専用ソフト”. 任天堂. 2024年12月10日閲覧。
- ^ “『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター Y』公式サイト”. 株式会社ポケモン. 2019年8月9日閲覧。
- ^ “Pokemon Direct 2013.1.8(プレゼンテーション映像)”. 任天堂 (2013年1月8日). 2013年2月28日閲覧。
- ^ a b “『ポケットモンスター X・Y』ニンテンドー3DSで2013年10月、世界同時発売”. ファミ通.com (2013年1月8日). 2013年1月13日閲覧。
- ^ “【Nintendo Direct】『ポケットモンスター X・Y』、旅立ちの3匹も明らかに”. インサイド (2013年1月8日). 2013年1月8日閲覧。
- ^ “ニンテンドー3DS|うごく社長が訊く『ポケットモンスター X・Y』|Nintendo:” (2013年10月10日). 2013年10月10日閲覧。
- ^ 増田部長のめざめるパワー 第237回
- ^ “ニンテンドウオンラインマガジン2000年7月号NO.23”. 2015年2月10日閲覧。
- ^ 「ポケットモンスターX・Y 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略ガイド」ゲームフリーク設定資料〔キャラクター編〕より
- ^ 【公式】ポケマスEXだいすきクラブの2024年9月11日のツイート、2024年9月12日閲覧。
- ^ “【ジャパンエキスポ2013】『ポケットモンスターX・Y』カロス地方のモチーフはフランス・・・増田氏が明らかに”. ニュース&コミュニティサイト「インサイド」 (2013年7月5日). 2016年12月8日閲覧。
- ^ “スマブラディレクターズルーム”. 任天堂. 2016年11月14日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “メガバシャーモ|『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター Y』公式サイト”. 株式会社ポケモン. 2015年6月3日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 | ニンテンドー3DS専用ソフト『ポケットモンスター X・Y』ミアレシティでのレポートについてのお願い”. 任天堂 (2013年10月18日). 2013年12月30日閲覧。
- ^ “任天堂株式会社 | ポケットモンスターX・Y 更新データ配信のお知らせ”. 任天堂 (2013年12月13日). 2013年12月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
「ポケットモンスター XY」の例文・使い方・用例・文例
- 2003年の他のヒットは,「ポケットモンスター―アドバンスジェネレーション」,「名探偵コナン―迷宮の十字路」,「黄泉(よみ)がえり」,「座(ざ)頭(とう)市(いち)」だった。
- 彼らは「ドラゴンボール」や「ポケットモンスター」とともに育っているので,それらのキャラクターが日本生まれであることは彼らにとってたいした問題ではありません。
- XY理論は、人間のモチベーション理論の一つだ。
- この守秘義務契約はABCコンピュータとXYZロジスティックの間で締結されたものである。
- 現在彼はXYZ大学の教授です。
- XYプロッターという作図装置
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