ベイ‐リーフ【bay leaf】
株式会社ベイリーフ
ローリエ
(ベイ-リーフ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/21 22:40 UTC 版)
ローリエ(フランス語: laurier)は、ゲッケイジュの葉を乾燥させた香辛料である。煮込み料理に加えて使われる。
名称
日本ではローレル(英語: laurel)、ローリエ(フランス語: laurier)、ベイリーフ(ベイリーブズ[注 1]、英語: bay leaf, bay leaves)、ゲッケイジュ(月桂樹)、ロールベールブレッター(ドイツ語: Lorbeerblätter)などの名でも流通しているが、これらは各国語の綴りや発音の違いから来ている。生薬としては月桂葉(げっけいよう)と呼ばれるが、成分本質 (原材料) では医薬品でないものと判断されており、薬効を謳わない限りは食品である。オリンピック発祥のギリシャでは月桂冠が名誉の象徴となっているのは良く知られている。
成分
リナロール、ミルセン、オイゲノール、シネオールなどの精油成分を多く含み、芳香のもととなっている。精油を抗菌性のある外用薬の原料とする例がある[1]。消化を促進し、疲労回復の効果もあるとされる[2]。
利用
月桂樹は小アジア原産の植物であるが、ローリエはトルコ、ギリシャ、イタリア、フランスなど、地中海沿岸を中心に栽培されるようになったため、ヨーロッパでよく使用されるスパイスとなっている。市場にはドライハーブで売られている[2]。すがすがしく、明瞭な芳香があるので、香り付けに使用される。甘い香りが調理で強く出て、肉の臭みなどを消す働きがあり、欧風カレーやポトフ、シチューなどの煮込み料理の風味付けによく使用される[2]。出汁・ソースなどにも利用される。オランダなど、ヨーロッパ北部ではハーリングなどのマリネにも利用される。
調理に使う際には、長時間煮込むと苦味が出てくるので注意。途中で取り出しやすいように、葉を刻まずに使う。
生の葉を使用することも出来るが、青臭さと苦みが出る。好みは分かれるところだが、保存の点も含め乾燥させて使うのが一般的である。自宅で作る場合には、葉がそり返らないように重しを乗せ、日陰で2週間ほど乾燥させる。
脚注
注釈
出典
- ^ 江蘇新医学院編、『中薬大辞典』、上海科学技術出版社、1986年
- ^ a b c 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 177.
参考文献
- 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、177頁。ISBN 978-4-415-30997-2。
ベイリーフ
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「サトシのポケモン (ジョウト編)」の記事における「ベイリーフ」の解説
チコリータ→ベイリーフ 声 - かないみか 性別:♀ 戦績:4勝4敗 登場時期:JT・HT・DP・BW2・PM2・SS・OA・MV 128話から登場。サトシ初の♀ポケモン。元々はとある雪山の近くに生息していた個体。 野原でうたた寝をしていたところをサトシが発見し、ゲットするためバトルを挑む。初戦のフシギダネ相手には、フシギダネやサトシの油断もあって鮮やかに勝利。続いてサトシが繰り出したのはヒトカゲの最終進化型、リザードン。力の差は歴然ながらも動ぜず戦い、なんとダブルノックアウトで引き分けという大番狂わせを見せた鉄火娘。倒れたチコリータが大きなダメージを負っていためポケモンセンターへ連れて行くことにするのだが、その際抱き抱えたサトシに抵抗して噛みつく程に当初は敵視していた。小さな体に見合わず負けん気が強く、どんな大きなポケモンにも向かっていくためよく怪我をしていたという。しかしその回でロケット団に攫われた時に雪山で助け出されてからはサトシの優しさに惚れ込み、自らサトシについて行く。 以降はモンスターボールから出された際に戦況などお構いなしに甘えるなど、サトシへの恋心が強くなる。そのためか、サトシと特別仲が良いピカチュウに強いライバル意識を持っていた。138話ではサトシにとって自分よりピカチュウの方が大事だと思い込み家出したこともある(その際、寝ぐらに選んだ廃工場で、住み着いていた野生ポケモンのオコリザルを撃退し、その手下のサワムラーやエビワラーらを屈服させるというお転婆っぷりを見せている)。サトシはチコリータの熱いアプローチに当初は困惑していたが、中盤になると少し喜ぶなど満更ではないような面も見せる。ジム戦ではキキョウジムではあまり活躍できずホーホーに敗退するが、ヒワダジムでイトマルを倒す活躍をした。 201話でロケット団に襲われた際、アーボックとウツボットに集中攻撃されるサトシを助けたい気持ちからベイリーフに進化。サトシがゲットした草タイプで進化したポケモンはチコリータが初である。自分の体が急に大きくなったことで力を制御できず、サトシたちと馴染むことができなくなるも、やがて克服。サトシへの愛情表現は進化前のすりすりから「のしかかり」に変わった。進化後はパワーも格段に上がり、格闘タイプのタンバジムでも2体抜きする活躍をするなどジョウト編でのエースの一角となる。230話でポケモンライド(手綱でポケモンに引かせて滑るボードレース)に参加し、シゲルのウインディと激走を繰り広げ、僅差で勝利しサトシを優勝へ導いた。うずまきカップ参加時にキングラーと交代で一時的にオーキド研究所に預けられた際には、サトシと離れ離れになったショックから研究所で大暴れしてオーキド博士を困らせている。その試合後サトシがオーキド博士に勝利報告をした時に、モニター越しにサトシへ泣きついて哀願し、無事サトシのもとに帰還することとなった。ジョウトリーグでは、シゲル戦ではカメックスに敗れたが、ハヅキ戦ではヘルガーを倒した。 サイドストーリーではポケモンに餌を与えるケンジの手伝いをしていた。 サトシがホウエン地方に旅立つ際、新天地に向かう覚悟から、ピカチュウ以外の他のポケモンたちと一緒に研究所に預けられる。しかし無印最終回でのロケット団とのバトルや、AG3話で落とし穴に落ちたハルカ達を助けようとしてベイリーフを出そうとするほど、サトシにとっても欠かせない存在となっていた様子が見られる。その後もサトシに対する愛情は変わらず、ホウエンリーグ後にマサラタウンに帰ってきた時には、サトシとの再会を大喜びしている。また、再会に喜んで暴走するケンタロスの群れに巻き込まれたサトシを「つるのムチ」で救出した。DP182話でサトシがシンオウリーグエントリー後に研究所のポケモンを順に送ってもらった際は、サトシに会いたくて本来転送されるはずのヘラクロスの順番を割り込んだ。 PM2の39話ではシジマの回想で登場した。68話ではサトシとの再会に喜んだ。 現在の使用技は「つるのムチ」、「はっぱカッター」、「のしかかり」、「ずつき」。進化前は「たいあたり」や「あまいかおり」も使用。
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