ナディア一行とは? わかりやすく解説

ナディア一行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:23 UTC 版)

ふしぎの海のナディア」の記事における「ナディア一行」の解説

ナディア / ナディア・ラ・アルウォール 声 - 鷹森淑乃 本作主人公褐色の肌と藍色の髪の少女髪型ショートボブ1875年5月31日生まれ14歳一人称は「あたし」。自分出自知らないままサーカス団拾われ、そこで育ったため、アクロバティック身体能力発揮するサーカス看板スターであり、舞台では「ジャングル舞姫」と紹介されていた。親と生き別れ時に預けられ宝石ブルーウォーター”によって数奇な運命ジャンと共に巻き込まれていく。自分生まれ故郷を見つけるのが夢。血液型A型身長155cm。体重43kg。B/W/H:79/58/83。足のサイズ22.5cm。指輪サイズ7号特技一輪車玉乗り水泳。他に猛獣使いや、空中ブランコといった高所での演技披露している。 感情起伏激しく、わがままで意地っ張りな性格正義感強く精神的にも強い。かなり嫉妬深く時にはウブだったりする。人間対す猜疑心が強い。ジャンとは後に夫婦となる。 普段服装は、白いチューブブラに橙色の短いチョッキ、そして下半身は白い縁取り施した腰布と白のアンダースコートといったヘソ出しスタイルで、腰には赤茶色サッシュ飾り帯)を巻いている。頭には髪留めと金イヤリング手首首元にもそれぞれ、金のブレスレットとスレイブチョーカーを幾重にも付けている。靴は赤茶バレエシューズ。これはサーカス舞台衣装だが(加えて舞台でティアラバトン所持)、ナディアはこの衣装気に入っている。なお、TVシリーズでは与えられノーチラス号艦内服を裂き、へそが出るように改造していた。だが齢を重ねた後は、さすがにヘソ出しには拘らなくなったサーカスにいた頃に様々な動物仲良くなったが、老いたサーカスの牛が売られていく時に死に際声を聞いて以降肉料理味見することすら極端に嫌うベジタリアンとなった生物の命を奪う者は全て悪人信じきり、生存のための狩猟に対しても強い敵意を向ける(※キング例外)。アイスクリームオムレツ山羊の乳は好むことから、徹底的なビーガンではなく食事規制の緩い卵乳菜食ということになる。また、全ての動物に対して寛容なわけでもなく、第30話ではを叩く場面がある。好きな食べ物前述卵焼きの他、豆腐ヒヨコマメ海草サラダトマトジュース嫌いな食べ物タマネギ椎茸ピーマン肉類。「野菜がいい」と言いながら肉の味がするポテトチップ食べるのは、庵野が「肉が嫌いだと言いながら「サッポロポテト・バーベQあじ」が大好きなことが元ネタになっている結婚後もベジタリアンのままだが、家族のために肉や料理作れる。グランディス仕込み影響作る料理見た目悪く、味は不明である。 実は古代アトランティス人純粋な血を受け継ぐタルテソス王国王女動物たちと話ができると自称していたが、本当ブルーウォーターによる能力だった。 彼女が冷たい性格だったりワガママだったりするのは、恋して振られ庵野女性観元にしたためであり、スタッフの間でもよく嫌われていた。南の島編(南の島編・アフリカ編における作画の外注参照)での暴走ぶりは「周りから見た庵野監督」の当時性格モチーフにしていた。 劇場版では17歳成長ロンドン見習い新聞記者実際雑用係)として働いている。性格TVシリーズよりもかなり丸くなりわがままも控えめだが、ファジィ嫉妬してジャン詰め寄るなど、嫉妬深さ変わっていない。 クレジット上は全放送回登場だが、第38話ではネオ・アトランティスに捕えられていたため台詞はない。 キャラクター原案の基になった人物クレオパトラ7世。 ジャン・ロック・ラルティーグ 声 - 日髙のり子 発明好きなフランス人少年1875年生まれ14歳しし座O型一人称「僕」ル・アーヴル叔母夫婦住んでいた。トンボ眼鏡蝶ネクタイトレードマーク。海で行方不明になった父(ラウル・ロック・ラルティーグ)を、自分作った飛行機探したい思っている。叔父万国博覧会に賑わうパリ都に行きナディア出会ったことで物語は始まる。主要人物では唯一放送回台詞存在する。 いつかナディア自作飛行機乗せ、彼女の故郷であるアフリカまで連れて行くことを目標にする。自力プロペラ航空機発明し、後にさらにそれを改良最後は、パルスジェット機の模型まで開発した性格は純粋で素直で人に好かれ易く温厚呑気だが、思い込んだ一直線となる猪突猛進型で、ガーゴイル賞賛するほど勇敢。女性に対して積極的で、一目惚れしたナディア対し積極的にアプローチしている。母親早く亡くしたからかマザコンシスコンのようで、エレクトラ懐いている。短所メカのめりこみすぎる点や、女心に鈍い点、音痴ナディアサンソンほどではないが、運動神経それなりに高く第1話ナディアグラタンから救うべく自作飛行機風向変わりぶつかりそうになったとき、すぐさま足をつけて走り回避第5話ではネオアトラン兵から逃れるために重石持ち上げて川に飛び込んだ思わせるブラフ作ったり、「島編」では怪物から逃れるべくナディアたちと失踪したり、猛スピード暴走するメカキングに生身の足で追いついているアフリカ編ではナディアを救うべくハマハマと互角俊足駆けつけるなど、健脚である描写が多い。劇場版では、縄で結ばれた両手ギーガーの手下の命中させて縄を切るという離れ業見せた父親商船エリーゼ・ル・アーブル号の船長)はネオ・アトランティス乗船襲撃され死亡していた。ジャン自身ガーゴイルによって高所より滑落死させられたが、ナディアブルーウォーターの力によって蘇生する1897年ナディア結婚眼鏡まで自分酷似し男児CDドラマ「A.D.1901」ではナディアは「ジュニア」と呼ぶ。ゲーム版ではジャンJr.表記されている)を、1907年時点ではさらに第二子もうけている。 料理作ったとがないらしいが、コメディ色が強い「島編」では百科事典情報をもとに餃子などを作っている。 ゲーム『〜Inherit the Bluewater〜』では彼の視点物語が進むため、本編同様に死んだ彼の魂をナディア母親(の魂)が呼び戻すシーンがあるほか、シナリオ進め方によっては死なず代わりにゲームオリジナルキャラクターのソフィア生き返らせることもある。 女性視聴者からの人気が高い。ゲームではプレイヤーキャラクターになることが多い。 劇場版ではナディア同じく17歳。変わらず発明三昧日々を送る。性格はあまり変わっていないが、TVシリーズよりも若干ワイルド。ファジイに嫉妬するナディアからかったりと、TVシリーズ比べれば余裕見せている。 マリー・エン・カールスバーグ 声 - 水谷優子 そばかすが目立つ4歳少女1885年4月10日、フランス・マルセイユ生まれ一人称は「マリー」。登場話は第5-37,最終話物心つく前に大西洋にあるベルデ諸島マハル移住してきた。父はネオ・アトランティス占領されマハル火力発電所技師ネオ・アトランティス支配反抗し脱走図った両親らが殺害され1人だけ生き残ったところをナディアたちと出会い行動共にする周り大人たちのいがみあいから気苦労が絶えない食事中行儀良好だが、おませさんで勉強嫌い。大人女性を「おばさん」と呼んで当事者困惑させることもある。ナディアジャン言いがかりをつけているところを目撃する度に「夫婦喧嘩してるの?」と問いかけている。 無人島でのネオ・アトランティスとの偶発的な戦闘時カラッパ3号から2人逃避行をし、サンソン急速に親しくなり、最終的に16歳にして彼と結婚CDGood Luck NadiaBye Bye Blue Water PART2〜』収録の「シリーズ恨歌・おさな妻ならびにミニドラマにおいては15歳にして妊娠、それをサンソン告げた際に正式なプロポーズ受けている。 結婚後の名前は、マリー・エン・レーヴェンブロイ。 キング 声 - 桜井敏治 ナディア連れているオスの白ライオン実際白っぽい灰色の子供。マリー登場後は彼女と行動することが多い。 人語ある程度解し簡単な算数もできる。コメディパートでは二足歩行披露し、島編に入ると釣り竿持って魚釣りもするなど、徐々に動物離れした人間に近い行動を取るようになった周囲からは頻繁にネコ間違えられており、実際に鳴き声ネコのようである。希少種らしく、ゴンザレス拉致された。 最終話 (A.D.1902) で成長した姿を見せ立派なたてがみ2匹の子供を披露した。 なお、監督樋口によると当初は「実は宇宙人であり、最終回には着ぐるみ脱いで正体現す予定」だったが、周囲反対で没になった

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