タートルズの敵役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 23:55 UTC 版)
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の記事における「タートルズの敵役」の解説
原作のキャラクターや複数のメディアに登場したキャラクターについて記述。各メディアでの描写や一つのメディアでしか登場しないキャラクターはリンク先を参照。 シュレッダー(Shredder)/小禄沙紀(オロク・サキ; Oroku Saki) タートルズの宿敵。刃物を備えた鉄の鎧兜を纏っており、そこから「シュレッダー」の異名を取る。また、クローンも存在しており、2003年版アニメにも登場している。1987年版 - フット団アメリカ支部のリーダー。本名はサワキ・オロク(原語版ではオロク・サキ)。スプリンターと旧知の人間。シリーズで唯一コミカルで間が抜けている。 2003年版 - 複数人物が該当。1人目はユートロム星からの犯罪者で、正体を隠してフット団の首領を務めていた。2人目は天狗シュレッダーと呼ばれていた人物で、本名はオロク・サキ。3人目はコンピュータウイルスであるバイロによってよみがえった存在。 2012年版 - フット軍団の首領。スプリンターと旧知の人間。 バクスター・ストックマン(Baxter Stockman) 原作では、フット団との関係は特に無い。1987年版 - ロボット・マウサーを発明したマッドサイエンティスト。 2003年版 - マウサーロボットを開発したマッドサイエンティスト。 2012年版 - マウサーロボットを開発したマッドサイエンティスト。 フット団員(Foot Ninja) シュレッダー配下の足軽忍者。「一般兵[下]、光学迷彩兵・重火器装備兵[中]、魔術兵のフットウィザード・シュレッダー親衛隊のエリートフットソルジャー[上]」と、ランク分けされている。1987年版 - ロボット。フットソルジャーを参照。 2003年版 - フットソルジャー、ハイテクフットソルジャー、エリートフットソルジャー、メカフットソルジャーといったランク分けが成されている。 2012年版 - クランゲロイドを参照。 オロク・ナギ(Oroku Nagi) シュレッダーの兄。ハマト・ヨシの恋人、唐慎を襲った後、ヨシに勝負で殺された。原作のみの登場だが、2003年版に似ているキャラクターである真清水由紀夫(ましみ ゆきお(Yukio Mashimi)が登場する。 ラットキング(Rat King) 「ネズミの王様」を自称する男性で、大量のネズミを指揮する。地上にネズミの帝国を作ることを目的としている。1987年版 - 基本的に悪役だが、利害が一致すればタートルズにも味方する。 2003年版 - エージェント・ビショップの脱出クローン。 2012年版 - 科学者ヴィクター・ファルコ。 ザンラモン最高指揮官(Zanramon) トリケラトプスの容姿をした宇宙人兵士軍団トリケラトン共和国(Triceratons)の最高指揮官。ハニーカットの作った転送装置を狙い、ブランク将軍と対決する。 ブランク将軍(General Blanque) 人間連邦総司令官。人型宇宙人種族の独裁者で、残忍な性格。宇宙制覇のため、転送装置を狙っている。 カライ(Karai) シュレッダーの娘(養女)。ミラージュ・スタジオが1993年に刊行したTeenage Mutant Ninja Turtles1巻のシティ戦争編("City at War" )で初めて登場した。名前は日本漢字の「辛」から。2003年版 - シュレッダーの娘(養女)にして、フット団の幹部。 2012年版 - シュレッダーの娘として育てられたフット団のくノ一で、スプリンターの実の娘。
※この「タートルズの敵役」の解説は、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の解説の一部です。
「タートルズの敵役」を含む「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の記事については、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の概要を参照ください。
タートルズの敵役
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 23:47 UTC 版)
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の記事における「タートルズの敵役」の解説
シュレッダー(Shredder) タートルズの宿敵。 本編中では残虐な人物として描かれた一方、日本語版の次回予告においては他の登場人物同様コミカルなキャラクター付けがなされた。吹き替え版の一人称は「私」。 その正体は本体を腹部に隠したユートロム星人。護送船で運ばれていた最中に事故により地球に不時着した隙に逃走し、人間の姿で何百年という年月を地球で過ごしてきた。タートルズとは幾度と無く厳しい闘いを強いられた末、シーズン3ではユートロムの裁判により、宇宙の彼方の小惑星に幽閉されるという形で一応の決着がついた。その後も、シーズン5やシーズン7では彼本人とは異なる「シュレッダー」が相手となる。 『Turtles Forever』ではテクノドロームの科学力によって完全復活を遂げ、あらゆる並行世界に存在する全タートルズを抹殺することで、原点である原作の世界のタートルズを始末しようと企むも失敗した。 バクスター・ストックマン(Baxter Stockman) マウサーロボを開発した若い科学者。吹き替え版の一人称は「私」。 マウサーロボを使って悪事を働くも、一度タートルズに敗れる。その後はフット団に協力していたが、タートルズ抹殺失敗の制裁を受け、シュレッダーによって左目を潰されてしまう。その後も再登場を重ねる中で機械化が進み、上頭から下の体を無くし、頭がアタッチメント式になった再生機能付きのパワードスーツや、節足動物を思わせる小型ボディと体を取り換えられるようになった。最終的にはカプセルの中に脳髄が浮かんだ状態で登場した。 シーズン6では同じく志を新たにしたビショップと協力し、自分の能力を良い方向へと使うことを決心した。 カライ(Karai) シュレッダーの娘(養女)にして、フット団の幹部。 自分を育ててくれたシュレッダーを心から敬愛しており、彼の命令には基本的に忠実である。一方で、父親程の非道な一面は持っておらず、良心の呵責に苦悩することもある。 好敵手であるレオナルドとは、父親に対しての尊敬や愛情に関する考え方の相違をよく揉め合う複雑な関係にある。 『Turtles Forever』では、1987年版のシュレッダーたちの手によって蘇った義父とともにタートルズと戦うが、残忍の過ぎる義父のやり方に不満を持ち、消滅に向かうタートルズを助けたりなどの活躍を見せる。 余談だが劇場版「TMNT」のラストでは「また近いうち手を組む時が来るだろう。その時はお前たちにとって懐かしい者が現れる」と『Turtles Forever』に繋がると取れる発言をする場面が存在する。が、これはDVDの監督による音声解説で監督本人が「物語の余韻を残すためだけの台詞」と発言している。 ハン(Hun) フット団傘下の「パープル・ドラゴン・ギャング」のリーダー。かつてはチンピラであったが、シュレッダーに腕を見込まれ、現在の地位に就いた。シュレッダーと共にヨシを襲撃した際、普通のネズミであった頃のスプリンターに左頬を傷つけられた過去を持つ。 左腕に龍を模したペイントが、右肩にフット団のマークがそれぞれあしらわれている。シュレッダーには忠実な一方、カライとは衝突することが多い。 『Turtles Forever』では、1987年版ドナテロが持っていた液体が原因でミュータント・タートルになってしまう。 ナノ(Nano) 分裂能力を持つ数百万ものナノボットが秘密研究所から逃げ出し、機械部品などのガラクタを取り込んで仮初の体とした姿。 ニューヨークに逃げてきた後は、ハリーという泥棒とペアを組んでいる。親子のような関係で、ハリーを「パパ」と呼び父親のように愛していた。 自在にガラクタを自身に取り込み姿を変えることができ、ゴミ捨て場で巨大化しタートルズを苦しめたが、ドナテロの機転により溶鉱炉へ突き落とされ、ガラクタごと溶かされて絶命。ハリーも逮捕された。その後新たに、「家族」への憧れ意識を持った生き残りが現れ、ハリーと開発者をさらったが、タートルズの連携により発生した電磁パルスにより完全に機能停止した。その後、一部の生き残りをストックマンに利用されそうになるが失敗して暴走、ジャスティスフォース本部を襲うがタートルズとジャスティスフォースにより阻止される。最終的には和解して改心し、ジャスティスフォースに入団した。 ゴミクズマン(Garbageman) ゴミだらけの島を支配していた大男で、配下と共に捕らえた人々を奴隷としてこき使っていた。アームの付いた装甲車に乗ってタートルズと対決したが、ドナテロの機転により海底に消えた。その後、川底にゴミの帝国・ジャンクランティスを作り上げ、通りかかった船を襲っていたが、偶然タートルマリンのテストを行っていたドナテロ&ミケランジェロに見つかり、戦いの末に再び海底に消えた。 サバンティ・ロメロ(Savanti Romero) 元は時間王サイマルテニオスの助手。時間管理の座を奪う野望を持ったため、罰としてモンスターに姿を変えられ、中世へ追放された。 そこでも悪事を働いたため、タートルズに敗北した末に今度は白亜紀まで追放される。シーズン4でもタートルズやレネトへの復讐を狙う。 アルティメット忍者(Ultimate Ninja) 大明神の息子で、東洋龍のような怪物を召喚・使役するなどの魔術や剣技の名手。シュレッダーを倒したレオナルドに命を懸けた決闘を申し込むが敗れ、命を助けられる。決闘が終わった後も卑劣な手段で襲いかかるが大明神に咎められる。 その後は「バトル・ネクサス」中にドレイコを傘下に加え、密かにレオナルド暗殺を目論むが、大明神の杖を手にした影響で発生した時空の裂け目に飲み込まれた。 シーズン3では、「アルティメット・ドレイコ」としてドレイコと融合した姿で再登場。大明神の杖と時間王のタイムセプターの力を利用し、タートルズを別次元へと飛ばしてしまう。 レオナルドに対して強い恨みを抱いており、執拗に彼の命を狙う一方、父である大明神へのトドメはどうしてもさせずにいた。戦いの末に、最後にはドレイコと分離し砕け散ってしまうが、時間王の計らいで純粋な子供時代へと生まれ変わらせてもらい、新たな人生を歩むことにした。 ドレイコ(Drako) 「バトル・ネクサス」に出場したドラコニア星出身の闘士。スプリンターに敗れた恨みを晴らすと共にアルティメット忍者と手を組み大明神の暗殺を謀るも、最後は大明神の杖から発生した時空の裂け目に究極のニンジャ共々飲み込まれてしまった。 シーズン3にはアルティメット忍者との融合体である「アルティメット・ドレイコ」として再登場し、タートルズやスプリンターを始末しようとしたが、アルティメット忍者と分離して石化して砕け散った。 エージェント・ビショップ(Agent Bishop) シーズン3から登場。遺伝子工学をマスターし自身のクローンを製造することで数世紀もの間生きながらえ、人類の繁栄のために宇宙人とミュータントの抹殺を図ってきた。新たにタートルズをターゲットとして、隙を伺っている。シーズン6では宇宙人に助けてもらった経験から自分の偏った考え方を改め、共存生活の道に尽力することした。 ラットキング(Rat King) エージェント・ビショップの脱出クローン。 天狗シュレッダー(Tengu Shredder) シーズン5で登場した第二のシュレッダーで、正体は大和時代の五竜士の一人であるオロク・サキ。魔界に落ちた後、使用していた名刀・テングソードを巡って千七百数年後のニューヨークで復活を果たした。モチーフは崇徳天皇と思われる。 フット・ミスティックス(Foot Mystics) シーズン1のフット団のアジトにて初登場した5人の戦士で、それぞれ火・水・風・土・金属の力(五行説)を持っている。シーズン1は傘をかぶり、武器を持った姿で現れてタートルズを苦戦させるが、スプリンターの知恵によって敗れた。 シーズン4とシーズン5にて再登場。本来の主人は天狗シュレッダーであり、ユートロム・シュレッダーには「ハート・オブ・天狗」という物質で従っていた。しかし、シュレッダーの後にリーダーとなったカライは彼らの力をあまり重宝しなかったため、バクスター・ストックマンにわざと「ハート・オブ・天狗」を破壊させ、解放された。そして、天狗シュレッダーの復活をもくろみ暗躍する。 サイバー・シュレッダー(Cyber Shredder) シーズン7で登場した第三のシュレッダー。その正体はバイロの手でサイバースペースから誕生した存在であり、現実世界へのより凶悪な干渉を企み、実体を得ようとありとあらゆる策略を張り巡らす。 バイロ(Viral) シーズン6に登場したコンピュータシステムで、コンピュータウイルスのような特性を持つ。
※この「タートルズの敵役」の解説は、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の解説の一部です。
「タートルズの敵役」を含む「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の記事については、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ (2003年のアニメ)」の概要を参照ください。
- タートルズの敵役のページへのリンク