上頭

デジタル大辞泉

うえ‐とう〔うへ‐〕【上頭】

読み方：うえとう

その土地に住まないで、京都にいる荘園の領主。地頭に対していう。

「いつも—へ御年貢をささぐる」〈虎明狂・三人夫〉

歴史民俗用語辞典

上頭

読み方：ウエトウ（ｕｅｔｏｕ）

地頭に対して、京都にいる荘園の領主。

隠語大辞典

上頭

読み方：じょうとう

1. 芸娼妓が処女を破ることをいふ。輟耕録に「倡家処女初得薦寝於人亦曰上頭。云々」とある。水揚の条を見よ。〔花柳語〕
2. 芸娼妓が処女を破ること。水揚げに同じ。〔花柳界〕
3. 芸娼妓が処女を破ることをいふ。輟耕録に「倡家処女初得薦寝於人亦曰上頭。云々」とある。水揚の条を見よ。
4. 芸者や娼妓が処女を破ることをいふ。水揚と同じ。
5. 芸娼妓が始めて処女を破る事を云ふ。
6. 芸娼妓が処女を破る事を云ふ。
7. 花柳界用語。芸娼妓が初めて男に接し、処生を破ること、みづあげに同じ。
8. 芸娼妓が処女を破ること。頭をもたげるの（一人前になる）意。
9. 芸娼妓が処女を破ることをいう。輟耕録に「娼家処女得薦寝於入亦曰上頭」とある。水揚の条を見よ。〔花柳界〕
10. 芸娼妓の水揚げ（処女を破る）すること。上棟（むねあげ）と水揚げの連想。〔花〕

分類 花柳界、花柳語、花／風俗

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上頭

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 01:19 UTC 版)

名詞

上 頭（うえとう）

1. その土地に住まないで京都に居る荘園の領主。

対義語

• 地頭