超電磁ロボ コン・バトラーV
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『超電磁ロボ コン・バトラーV[注 1]』(ちょうでんじロボ コン・バトラーブイ)は、1976年4月17日から1977年5月28日まで、テレビ朝日系列で毎週土曜18:00 - 18:30(JST)に全54話が放送された、東映テレビ事業部制作のテレビアニメ。通称は『コンV』。
注釈
- ^ 企画段階の仮称は『マグネスV(ファイブ)』であり、これは次番組『超電磁マシーン ボルテスV』の原題にもなった。
- ^ 玩具には合体時の強度不足を補うための補強用のベルトが付属する。
- ^ 超合金魂は(新旧共に)合体の際に一部差し替える必要があった。
- ^ a b 本作放送中に三矢と立壁は改姓している。
- ^ 後釧路市に合併
- ^ コン・バトラーを開発した南原博士は、「敵を倒すには5人の心を合わせることが大事」という考えを基に、このシステムを開発したという。
- ^ アルファ鋼の量が限られていたのと溶解不可能なため、コンバトラーVの装甲を置き換える事もコーティングする事も出来ないための苦肉の策とされている。
- ^ その際に機体が超電磁エネルギーに包まれ、貫通力を高める。
- ^ a b 元々キャンベル星人が捕獲した宇宙人や怪獣を改造したもの。
- ^ なお、発進時にはタンクはカタパルトに通常の向きで固定されているシークエンスがある。一度だけタンクだけの出撃シーンがあったが、この際にもカタパルトが開くシークエンスが存在している。タンクのビッグブラスト発射ポイントには逆噴射用の巨大バーニアも併設されていて、これによる跳躍を幾度か披露している。この際の跳躍高度は優に低いビルを超えるだけあるようで、タンクの強度と耐衝撃性能の優秀さを物語る。
- ^ a b 2000年代以降の有料衛星放送などでの再放送では、「テレビ朝日」(初代ロゴ)表記のものが全話で使われている。
- ^ 成田が当時ひろみプロ所属だったことから、一部のアイテムの版権クレジットにひろみプロの名前のある物がある。
- ^ デボア星の凶暴な不死身の怪獣を捕獲したもの。
- ^ 劇中の台詞より。サキューンはマグマ獣ではない。
- ^ 朝日放送の土曜18:00 - 18:30では『秘密戦隊ゴレンジャー』を先行放送
出典
- ^ 「appendix 辻 真先インタビュー」『超電磁ロボ コン・バトラーV』徳間書店〈ロマンアルバム:アニメージュアーカイブ(1)〉、2002年3月30日、90・94頁。ISBN 4-19-720188-5。
- ^ 大全 2003, pp. 204, 第5章 スタッフインタビュー RESPECT 辻 真先
- ^ a b c 大全 2003, pp. 247, 第7章 長浜忠夫 証言集
- ^ 相賀徹夫編「口絵 コンバトラーV」『小学一年生』1976年4月号、小学館、1976年4月1日、9-10頁、雑誌 1001-4。
- ^ 今柊二「第二章 ガンダム登場 巨人の時代……ロボットアニメの二つの潮流」『ガンダム・モデル進化論』祥伝社、2005年3月5日、79頁。ISBN 4-396-11004-9。
- ^ 小野塚謙太「2 変形と合体 玩具は、子どもの遊びのスピードについていかねばならない。」『カラー版 超合金の男-村上克司伝-』アスキー・メディアワークス〈アスキー新書 105〉、2009年4月10日、37頁。ISBN 978-4-04-867798-1。
- ^ 「超合金と私 安彦良和」『少年マガジン特別編集 THE 超合金 ダイキャスト製キャラクター玩具大全集』講談社、1988年3月1日、118頁。ISBN 4-06-101516-8。
- ^ 大全 2003, pp. 250, 第7章 長浜忠夫 証言集
- ^ 「ぱちんこ 超電磁ロボ コン・バトラーV」プロモーションビデオ。これも素晴らしい!: 編集長メモ
- ^ https://twitter.com/takachihoharuka/status/88460805472927745
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1977年(昭和52年)3月、テレビ欄。
- ^ 『秋田魁新報』1976年6月2日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1976年6月3日 - 1977年4月28日付テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1976年4月17日 - 1977年5月28日付テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1976年4月21日 - 1977年6月1日付テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1976年5月17日 - 1977年4月25日付テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1976年10月8日付朝刊テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1976年5月8日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1976年4月30日 - 6月4日付テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1977年1月26日 - 1978年3月8日付テレビ欄。
- ^ 『日刊スポーツ』1976年6月5日、6月12日付テレビ欄。
- ^ 『サンケイ新聞』1976年4月17日 - 1977年5月28日付朝刊テレビ欄。尚、当時岡山放送はフジテレビ系列とテレビ朝日系列のクロスネットであったが、土曜18:00 - 18:30では朝日放送制作の部長刑事をネットしており、その他の枠でも当番組はネットしていない。
- ^ 『宮崎日日新聞』1976年5月10日付テレビ欄。
- 1 超電磁ロボ コン・バトラーVとは
- 2 超電磁ロボ コン・バトラーVの概要
- 3 登場人物
- 4 コン・バトラーV
- 5 その他の登場メカ
- 6 スタッフ
- 7 劇場版
- 8 脚注
コン・バトラーV
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「超電磁ロボ コン・バトラーV」の記事における「コン・バトラーV」の解説
キャンベル星人の地球侵略とその尖兵である巨大戦闘メカ・どれい獣に対抗するため、南原博士が国連の協力を得て開発した巨大合体ロボット。バトルジェット、バトルクラッシャー、バトルタンク、バトルマリン、バトルクラフトの5機のバトルマシンが合体して、全高57.0メートル、重量550.0トン、最高飛行速度M11の巨大ロボットとなる。動力源は原子力エンジンから発生する電力を基にして生み出される超電磁エネルギー。装甲材質は実在する素材であるサーメット。操縦方法はヘルメットから発信される特殊な信号がパイロットの記憶細胞に取り込まれることで習得する。このため、初招集直後にどれい獣の襲撃を受けたバトルチームもすぐに戦うことができた。 基地である南原コネクションにいるロボット・ロペットが彼らの脳波の同調作業を司る。5人全員の脳波が同調する(コネクション管制室にあるドックにロペットが就いた状態の時に全てのメーターの指針が振り切れ、内照と頭のセンサーライトが発光する)と、「コンバインオッケー!」というロペットの合図に続き、バトルチームの「レッツ・コンバイン!」の掛け声と共に合体が始まる。 搭乗者5人の脳波が完全に同調しないと合体ができない点が弱点として挙げられ、そこを敵に突かれることもしばしばあった(ちずるの偽者に紛れ込まれ合体を妨害される、ロペットが誘拐される、大作の脳波がゲップで乱れる、豹馬と十三がいがみ合いで統一しない等)。 合体ロボとしては『ゲッターロボ』(1974年)に2年に遅れるが、「鉄がむくむく動くウソ(当時の製作スタッフの発言)」のない、外見上理に適った合体機構は「やっと許せるものが出てきた」と男性ファンから歓迎された。合体後の機体固定がはっきりと出ているのは、ジェットを収納したクラッシャーの機体内にジェットのラジエータグリルに噛み合うロックラッチが出るだけである。この時機体内の照明が橙色である事が判る。 エンディングテーマで毎週歌われていた「身長57メートル 体重550トン」のフレーズは特に有名であり、後の漫画・小説などで巨大ロボットの大きさ・重さの設定としてしばしば使用される。
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