搭載機器
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「国鉄EF64形電気機関車」の記事における「搭載機器」の解説
EF62形をベースに、軸配置を2軸ボギー3台車の一般的な配置「Bo - Bo - Bo」に戻し、併せて歯車比をEF62形の16:71=1:4.44から高速性能をやや重視した18:69=1:3.83に変更した。 制御方式は、直列・直並列・並列の3段組み合わせ制御である。制御装置として、電動カム軸式抵抗制御器 (CS22) 、電動カム軸式転換・バーニア制御器 (CS23) 、電動カム軸式界磁制御器 (CS24) を搭載する。勾配区間での空転・滑走対策としてはEF62形を基にした主回路の橋絡渡り接続、ノッチ細分化や軸重補償が採用された。 主電動機は設計当時の国鉄電気機関車で標準的に採用されていた直流直巻整流子電動機のMT52(端子電圧750 V時1時間定格定格出力425 kW)を6基搭載する。総定格出力は2,550 kWである。 重連運転を想定し、重連総括制御装置と正面貫通扉を備え、また下り坂での安全対策のため発電ブレーキを搭載する。発電ブレーキが速やかに立ち上がるよう、本形式の逆転器は界磁電流の向きを変える界磁転換方式ではなく、電機子電流の向きを変えるという電機子転換方式を採用した。発電ブレーキはあくまで66.7 ‰での運用を前提としたEF62形に対し、25 - 35 ‰前後の勾配で運用することを基本に編成重量に応じた均衡速度を選択できるものとなり、EF62形・EF63形で採用した発電ブレーキ時のバーニア制御等、急勾配対策の特殊装備は省略されている。 客車列車に使用するため電気暖房装置 (EG) を搭載した車両と、未搭載の貨物列車専用機が存在する。
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搭載機器
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「ICON (人工衛星)」の記事における「搭載機器」の解説
高分解能熱圏イメージング・マイケルソン干渉計 MIGHTI (Michelson Interferometer for Global High-resolution Thermospheric Imaging) 熱圏における中性大気の風速と気温を計測する。ドップラー効果による時速10マイル未満の風速の変化を測定可能。同一構成の機器2台を衛星の進行方向に対してそれぞれ斜め左前方と斜め左後方に向け90度直角に搭載している。この配置によって斜め前方で観測した領域を衛星の進行により8分後には斜め後方に向けた装置で再観測し、風ベクトルの立体的な把握が可能となる。本装置を開発したアメリカ海軍研究所(NRL)はマイケルソン干渉計を用いた上層大気の風観測装置として、過去にUARS(1991年)に搭載されたWINDII、スペースシャトルSTS-112ミッション(2002年)と実験衛星STPSat-1(2007年)搭載のSHIMMERを製作しており、その実績を踏まえて本装置の開発が行われている。 遠紫外線イメージャ FUV (Far Ultraviolet Imager) 遠紫外線の波長領域で大気光を観測する。昼側の面では、太陽光のエネルギーで励起された酸素と窒素の発光(波長135.6nmおよび155nm)を観測することによって、上層大気における酸素原子および窒素分子の高度分布プロファイルを取得する。夜側の面では、酸素イオンが夜間に再結合して酸素分子となる際に発する遠紫外線の放射光(波長135.6nm)を観測し、酸素イオンの分布と密度を計測する。IMAGE(2000年打ち上げ)に搭載された遠紫外線スペクトロイメージャと同様の機器であり、共にカルフォルニア大学バークレー校によって開発されている。 極紫外線イメージャ EUV (Extreme Ultraviolet Imager) プッシュブルーム方式のイメージング分光計。酸素イオンの共鳴散乱によって発生する極紫外線(波長61.7nmおよび83.4nm)を観測し、酸素イオン密度の高度分布をプロファイリングする。FUVと同じくカルフォルニア大学バークレー校による提供。 イオン速度測定装置 IVM (Ion Velocity Meter) テキサス大学ダラス校宇宙科学センターによって開発されている。プラズマイオンの速度・温度・密度を観測する。2008年に打ち上げられたC/NOFS衛星にも同設計の装置が搭載され観測を行っている。
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搭載機器
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「PLATO (宇宙望遠鏡)」の記事における「搭載機器」の解説
PLATOの片側を覆うサンシールドは観測機器を熱的に保護しカメラへの迷光入射を防ぐと同時に、その表面に配された太陽電池パネルによって2145Wの電力をサービスモジュールとペイロードに供給する。搭載する口径12cmの屈折光学系を持つカメラ26台は30度の傾斜をつけた光学ベンチ上に配置される。うち24台は観測の中心となる撮影間隔25秒の通常カメラで、他の2台はPLATOの姿勢制御に利用する撮影間隔2.5秒の高速カメラである。24台の通常カメラは同一視野の6台をセットとする4グループから構成される。各グループは視野が一部重なるように中心軸から9.2度の角度差をつけて据え付けられており、これによって2,232平方度の広い合成視野が得られる。個々の通常カメラも1,037平方度の広い視野を持ち、PLATOの合成視野の中央では多くのカメラの視野がオーバーラップすることによって信号/雑音比が改善され、より高品質の観測データ取得が見込まれる。各カメラは20メガピクセル(4510×4510)のCCDを4枚搭載し、26台のカメラを合わせた画素数の総計は2ギガピクセルを超える。1日あたりに取得されるデータ量は435Gバイトに達するとみられる。
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搭載機器
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2015年に戦略的中型計画に提出された段階では、以下の観測機器を搭載する予定であった。 光学磁場診断望遠鏡(Solar UV-Visible-IR Telescope, SUVIT) 太陽観測用の宇宙望遠鏡としては世界最大級となる口径1.4メートル級の大型光学望遠鏡。高解像度とともに、高集光力による高精度磁場診断を実現し、高精度の光球・彩層磁場観測を行う。 紫外線高感度分光望遠鏡(EUV/FUV High Throughput Spectroscopic Telescope, EUVST) 彩層・遷移層からコロナ・フレアプラズマまでの多様なプラズマが発する極端紫外域から遠紫外域の輝線を分光観測し、温度・密度・速度といったプラズマ診断情報を2次元マップ(撮像)として取得する分光望遠鏡。 コロナ撮像観測システム(High Resolution Coronal Imager, HCI) 旧称XIT。遷移層からコロナを対象として、高空間分解能(0.3"以下)の撮像を行う。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 16:20 UTC 版)
スーパーカム(SuperCam) - キュリオシティのChemCamの改良版であり、カメラ、2つのレーザー、4つの分光計を使用して岩や土壌の遠隔分析する遠隔探査機器で、微量の化学物質を測定するのに十分な感度を備える。 火星環境動力学分析器 (MEDA) - 塵のサイズと形状、毎日の天気予報、火星の放射と風のパターンに関する情報収集。 火星酸素現地資源利用実験(MOXIE) - 別惑星の大気で人間が必要な酸素を生成する実験で、4月20日に固体酸化物形電解セルを用いて二酸化炭素から酸素を生成した。 X線岩石化学用惑星計器 (PIXL) - アームの先端についており、火星の物質を詳細に分析可能なX線分光器。 RIMFAX - 150〜1200 MHzの電波周波数を使用して地下数十メートルの状態を解析可能。 SHERLOC(シャーロック)は、機体に三つのコンポーネントとして組み込まれている。SHERLOC Turret Assembly (STA) :アーム先端についており、紫外線ラマン分光法、、レーザーとカメラ(WATSON、ワトソン)を使った詳細画像の重ね合わせデータから有機物や鉱物を分析する。 SHERLOC Body Assembly(SBA):ボディ内部にあり、マーズ2020との間のインターフェイスとして機能する。 SHERLOC Calibration Target (SCT) :シャーシ前面についており、分光器の較正用ターゲットがついている。このサンプルにはNASAで開発された火星用宇宙服マーズスーツの素材が組み込まれており、そのデータもNASAに送られている。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:44 UTC 版)
嫦娥1号は全部で130kgの機器を搭載している。そのうち8台の主要機器が含まれる。 CCD立体カメラ月面の立体映像の撮影に用いる。解像度は120m。 レーザ高度計月面の三次元画像生成の補助に用いる。月面の光を反射しない地区(例えば両極)では、地形図作成の主要な機器となる。解像度は1m。 画像分光器月面の光波の分布を調べる ガンマ線分光器月表面の14種類の元素(チタン、ウラン、トリウム、カリウム、酸素、鉄、ケイ素、マンガン、クロム、ゲルマニウム、マグネシウム、アルミニウム、カルシウム、ナトリウム)の調査に用いる。 X線分光器ケイ素、アルミニウム、マグネシウムの分布を調べる マイクロ波測定器月の表土の厚さ及び、月の裏面の輝度、温度と月両極の地上の情報を取得する(月周回衛星では世界初の試みとなる) 太陽高エネルギー粒子測定器衛星周囲の高エネルギー帯電粒子のエネルギーを測定する。 太陽風粒子測定器(低エネルギーイオン測定器)地球から月、及び月付近の空間の環境を測定する。嫦娥一号で最も早く運用を開始した機器の一つ。 補助機器 大容量メモリー48GB。各種機器が出力したデータを一時的に保存。 スターセンサー、紫外線センサー衛星の位置測定に使用
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搭載機器
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IM-1はNASAが選定した以下の機器を搭載する。 レーザーリトロリフレクターアレイ (LRA) 地球からレーザーを反射することで地球と月の距離を測定することができる。 精密な速度と遠近判定のためのドップラーライダー (NDL) 月着陸の精度を向上させるためのドップラー・ライダー。 ルナーノード1測位実証機 (LN-1) 周回衛星や着陸機に位置情報を提供する測位用のビーコン。 月プルームと表面の研究用のステレオカメラ (SCALPSS) Nova-Cの着陸時に舞い上がったダストを観測する。 月表側表面での光電子シースの電波観測 (ROLSES) 月表面近くの光電子シースの密度を電波で観測する実験。 無線周波数質量ゲージ (RFMG) 燃料の残量を低重力環境で測定する装置。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/20 07:13 UTC 版)
バスの定常運用、および相乗りペイロードの追加搭載を行う民間事業者としてスカパーJSATを選定した。スカパーJSATの横浜衛星管制センターからETS-9を運用する。相乗りペイロードにはスカパーJSATが提案した静止軌道光学モニタを搭載し、静止軌道上を撮影してデブリ等の状況を確認する。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/12 21:04 UTC 版)
Kaバンド電波高度計 AltiKa (Altimeter in Ka-band) 衛星の海面高度計として従来使われなかったKaバンド(周波数35.75GHz/帯域幅500MHz)の高周波を初めて用いる。Kaバンドは強雨のエリアではレーダー波の減衰が大きいため観測が欠けるが、従来のKuバンド電波高度計より分解能の高い観測が可能であり、沿岸部や内陸水など錯綜する水面について高品質の観測データが得ることが可能となる。対流圏の湿度による誤差を補正するための2周波放射計(23.8GHzおよび37GHz)を内蔵する。開発製造の主契約社はタレス・アレーニア・スペース。 Argos-3 従来のArgos-2までは端末観測機器からの情報収集のみで通信速度も0.4kbpsであったが、Argos-3より端末に向けてコマンドを送る双方向通信が可能となり、通信速度も4.8kbpsへと向上した。製造はタレス・アレーニア・スペース。Argos-3を搭載した人工衛星はMetop-A・Metop-B(EUMETSAT)とNOAA-19(NOAA)が2006年から2012年にかけて打ち上げられており、SARALは4番目のArgos-3搭載衛星としてこの衛星コンステレーションに加わった。 この他にDORISシステムとレーザー反射器を備え、衛星自身の精密な位置計測を行う。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 14:23 UTC 版)
「きずな (人工衛星)」の記事における「搭載機器」の解説
MBA(マルチビームアンテナ) JAXA開発の、日本国内およびアジアの主要10都市の固定地域と通信を行うアンテナ。日本本土向けと東南アジア向けの2基を搭載する。 ビームごとに電力分配を行うマルチポートアンプを有し、雨天地域へのビーム出力を上げる事で、雨天時でも安定して高速通信を行う事が可能である。 APAA(アクティブ・フェーズドアレイ・アンテナ) JAXA開発の、アジア太平洋地域の広範囲をカバーするアンテナ。送受信ともに、2つのビームを電子的に高速走査し、MBAが対象とする固定地域以外の任意の地域との通信を行うことができる。 ABS(高速スイッチングルータ) NICT開発の、ATM交換機ルータ。衛星上で155Mbps×3チャンネルの交換能力がある。
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「ニュー・ホライズンズ」の記事における「搭載機器」の解説
Alice 冥王星の大気の組成と構造を調べる紫外線イメージングスペクトロメーター(多波長撮像装置)。 Ralph マルチスペクトルカメラ(モノクロとカラーの可視光カメラ)。 REX (Radio Science Experiment) 探査機の通信システムと一体の実験装置で、冥王星とカロンの大気の温度・圧力・密度・温度を測定する。 探査機のわずかな軌道変化を測定して、冥王星、カロン(うまくいけば別の太陽系外縁天体も)の質量を求める。また、冥王星とカロンによる地球の蝕(地球からの電波が遮られる現象)の時刻を測定する(これから、冥王星とカロンの正確な大きさがわかる)。 LORRI (Long Range Reconnaissance Imager) モノクロ望遠カメラ。 SWAP (Solar Wind at Pluto) 太陽風と冥王星の大気との相互作用を調べる。 PEPSSI(ペプシ, Pluto Energetic Particle Spectrometer Science Investigation) 粒子線観測器。冥王星から宇宙空間に逃げ出した大気物質を測定する。 ヴェネチア・バーニー学生微粒子計数器(ヴェネチア (Venetia), Venetia Burney Student Dust Counter, VBSDC) 彗星、小惑星、外縁天体同士が衝突して出る、微細な塵粒子の個数・速度・質量を計測する。コロラド大学の学生達によって設計・製作された。名称は、1930年、"Pluto"(冥王星の原語)という名を提案したイギリス人女性、ヴェネチア・バーニー(Venetia Burney, 1919年 - 2009年)にちなんで、打ち上げ後に命名された。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 00:41 UTC 版)
生体情報モニタ 人工呼吸器 除細動器 輸液ポンプ 吸引器 低圧持続吸引器 シリンジポンプ 血液ガス分析装置 超音波診断装置 自動心肺蘇生器 このほか、経皮的心肺補助装置(PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(IABP)など医療機器の持ち込みに対応するため、100V交流コンセントが設置されている。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 21:50 UTC 版)
「HiZ-GUNDAM」の記事における「搭載機器」の解説
広範囲X線モニター 1.2ステラジアンの広い視野を持つX線(0.4 - 4 k電子ボルト)検出器で、遠方のガンマ線バーストの検出に使用される。NASAのガンマ線バースト観測衛星ニール・ゲーレルス・スウィフト天文台(旧称:スウィフト)のガンマ線望遠鏡 BAT (Burst Alert Telescope) に比べて1.5 - 2桁高感度となる。 可視光・近赤外線望遠鏡 口径30 cmのグレゴリー式望遠鏡で、可視光から近赤外線の領域の4バンド(0.5 - 0.9マイクロメートル (μm) 、0.9 - 1.5 μm、1.5 - 2.0 μm、2.0 - 2.5 μm)を同時に測光する。これにより、z<12(約4億歳の宇宙)まで測定可能となる。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 09:29 UTC 版)
「JUICE (探査機)」の記事における「搭載機器」の解説
以下の11の観測機器が搭載される予定である。 可視分光映像カメラ (JANUS : Jobis, Amorum ac Natorum Undique Scrutator) 可視・近赤外撮像分光計 (MAJIS : Moons And Jupiter Imaging Spectrometer) サブミリ波観測器 (SWI : Submillimetre Wave Instrument) 紫外線撮像分光計 (UVS : UV Imaging Spectrograph) レーダーサウンダ (RIME : Radar for Icy Moons Exploration) 重力観測機 (3GM : Gravity and Geophysics of Jupiter and Galilean Moons) 電波・プラズマ波動観測器 (RPWI : Radio and Plasma Wave Investigations) プラズマ環境観測パッケージ (PEP : Particle Environment Package) 磁力計 (J-MAG : Magnetometer for JUICE) レーザ高度計 (GALA : GAnymede Laser Altimeter) 惑星電波干渉計およびドップラー実験PRIDE (Planetary Radio Interferometer and Doppler Experiment) 2019年10月1日、電波・波動観測装置RPWIのチームロゴにセガゲームスのソニック・ザ・ヘッジホッグが使われることが発表された。この装置は、東北大学大学院理学研究科の笠羽康正教授が日本側代表者を務め、スウェーデン・ポーランド・フランスとの共同で開発を進めている。欧州サイドからソニックをロゴデザインに使わせてほしいとの提案があり、東北大学を通じてセガへ打診したところ、セガも快諾、ソニックを描いたRPWIのチームロゴデザインを提供した。ロゴにはソニックと稲妻、スローガンの「電気を帯びるもの。また揺れ動くもの。すべては我らのもの! (If it's electrified and wiggles, it's ours!) 」が描かれている。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:31 UTC 版)
詳しくは外部リンクのオムロンソフト公式サイトにある各バージョンの「搭載商品」を参照のこと。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/13 06:28 UTC 版)
「オサイリス・レックス」の記事における「搭載機器」の解説
オサイリス・レックスには、電源として、1 kWを超える電力が得られる太陽電池パネルが搭載されている。これを電源として、各種の観測機器などを稼働させる。 OCAMS OSIRIS-REx Camera Suiteの略称。 要するに、オサイリス・レックス用に特別に設計された、光学観測のためのカメラ類である。 OVIRS OSIRIS-REx Visible and Intrared Spectrometerの略称。 ヒトの可視光から赤外線の波長域に感度を有したカメラで、どの波長が多く含まれているかを分析する機能を備えた、いわゆる分光計である。 OTES OSIRIS-REx Thermal Emission Spectrometerの略称。 直訳すると「オサイリス・レックス用の熱放射分析器」といった意味だが、要するに、赤外線などで非接触で調べるカメラで、どの程度の温度かを見るための分光計である。 REXIS Regolith X-ray Imaging Spectrometerの略称。 レゴリスとは、しばしば月面や小惑星の表面などで見られる粒子の細かい砂を指す。要するに、ベンヌの表面をX線で撮影するカメラで、これによってベンヌの表面の元素の組成や、どのような鉱物で構成されているのかを調べる。 OLA OSIRIS-REx LASER Altimeterの略称。 このOLAはカナダが、オサイリス・レックス用に特別に設計した機器である。OLAからレーザーをベンヌに向けて照射して、レーザー光が反射して戻ってきた時間を計測する方法によって、ベンヌの詳細な地図の作成に成功した。 TAGSAM Touch-and-Go Sample Acquisition Mechanismのの略称。 TAGSAMは円盤形状の装置で、ロボットアームの先端に取り付けられている。ロボットアームを動かしてTAGSAMをベンヌの表面に押し付け、さらに窒素ガスを吹き付けるという方法で、ベンヌの表面物質を吹き飛ばしてサンプルの採取を目指す。 SRC Sample Return Capsuleの略称。 その名の通り、ベンヌで採取したサンプルを保護し、地球の大気圏へ再突入させるべく、最終的に探査機本体から分離させる部分である。隕石が地球の大気に突入すると、大気中の音速を超えてしまうために、大気を構成する気体分子が圧力変化を逃し切れず断熱圧縮が発生するため、隕石は高温に曝される。さらに、地球の大気には酸素分子が高濃度で含まれているため「燃焼」してしまう。これでは熱による物理的な相変化や、酸素などによる化学変化が起きてしまうために、隕石の本来の化学組成や鉱物の状態は「推定」するしかない。ましてベンヌのようなC型小惑星は炭素など燃えやすい元素が多く含まれているため、オサイリス・レックスのような探査機を用意し、SRCのような機器を用いてサンプルを保護しながら回収する必要がある。
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搭載機器
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「FORTE (人工衛星)」の記事における「搭載機器」の解説
FORTEのペイロードは、3つの機器から成る。「電波システム」と「光学システム」、そして「イベント分類装置」である。電波システムは、周波数域30-300 MHzをカバーする広帯域無線受信機と偏波切り替え機能を有するアンテナと高速AD変換機の三つを結合したものである。光学システムは、アメリカ航空宇宙局(NASA)マーシャル宇宙飛行センター(MSFC)の設計に基づく、比較的低解像度のイメージセンサ(撮像装置)から成る。雷のフラッシュした場所の把握のために、10km x 10kmの地上解像度(500フレーム/秒)を持ち、光度変化を記録するための高速光検出器(5万サンプル/秒)を持っている。イベント分類装置はデジタル信号プロセッサー技術に基づき、核爆発や自然界に発生した雷のような瞬間的な電波発生と、人工的な電波信号の違いをそれぞれの特徴により分類することができた。 FORTEは、軌道に投入後に特徴的な35フィートのロングアンテナを伸張する。アンテナは直角にクロスされた2エレメントのアレーから成り、電離層が電波信号の伝播にどのような影響を与えるかオペレータが知るのを手助けする。
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搭載機器
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「つばめ (人工衛星)」の記事における「搭載機器」の解説
小型高分解能光学センサー (SHIROP: Small and High Resolution Optical Sensor)有効開口径: 20cm, 焦点距離: 2m, 波長: 0.48-0.7μm(モノクロ), 地上分解能(GSD): 高度268kmで1m以下 望遠鏡方式: カセグレン型, 検出器: 2次元CCD, 重量 19.8kg, 電力: 27.8W GPS受信機を搭載しており, 撮像対象の位置情報に対応して撮像時刻を自律的に決定する 。 小型光学センサ(OPS)質量 1.9kg, 口径 2cm。空間分解能 30m級のカラー画像。 原子状酸素モニタシステム (AMO): 衛星の材料を劣化させうる原子状酸素(AO)の超低高度域環境及び材料への影響を把握AO計測センサ(AOFS) 材料劣化モニタ (MDM)
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 16:45 UTC 版)
「IRIS (人工衛星)」の記事における「搭載機器」の解説
IRISが搭載する紫外線望遠鏡は主鏡口径19cm・焦点距離6895mmのカセグレン光学系で175×175秒角の視野を持ち、太陽光球の100分の1の領域を分解能0.33~0.4秒角の高解像度で撮影する。観測波長は遠紫外線(波長133~141nm)および近紫外線(波長278~283nm)の2バンドを持ち、あわせてドップラーシフトによる視線方向の速度変化を計測可能。ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー搭載の紫外線望遠鏡AIAと同じくスミソニアン天体物理観測所によって製作された。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 06:42 UTC 版)
「Solar-C_EUVST」の記事における「搭載機器」の解説
極紫外線高感度分光望遠鏡 (EUVST) EUVST (EUV High-Throughput Spectroscopic Telescope) は、彩層・遷移層からコロナ・フレアプラズマまでの多様なプラズマが発する極端紫外〜遠紫外域の輝線を分光観測し、温度・密度・速度といったプラズマ診断情報を2次元マップ(撮像)として取得する分光望遠鏡である。空間分解能は0.37秒角と、ひのでに搭載された極紫外線撮像分光装置 (EIS) の約7倍を誇る。時間分解能は0.5 - 10秒。17 - 21.5 nmと46.3 - 127.5 nm の、観測可能波長域の異なる2種類のカメラで、彩層温度(10000 K)からコロナ・フレア温度(106 - 107 K)に至る広い温度範囲をシームレスに捉える。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/23 00:58 UTC 版)
「FORMOSAT-5」の記事における「搭載機器」の解説
リモートセンシング・イメージャ RSI (Remote Sensing Imager) 観測幅は24km、解像度はパンクロマチック2m、マルチスペクトル4m。マルチスペクトルの観測波長は可視光3色(青/緑/赤)と近赤外線の4バンド。集光部は口径45cmのカセグレン望遠鏡を用い、センサー素子には光学衛星としてはじめてCMOSイメージセンサを採用した。撮像方式は帯状に走査したイメージを合成処理するプッシュブルームイメージャである。NSPOが中心となり、国家実験研究院(NARLabs)に属する計器技術研究センター(ITRC)などの研究機関、漢翔航空工業など台湾国内の企業が参加して開発に当たった。 先進電離層測定プローブ AIP (Advanced Ionospheric Probe) ラングミュア探針・逆電位アナライザ・イオントラップ・イオンドリフトメーターの機能を兼ね備え、これらの観測モードを順次切り替えて電離層のプラズマイオンを観測する。アルミニウム合金に金のコーティングが施された装置の外形は一辺10cmのコンパクトな直方体であり、ルービックキューブを思わせる形状から「宇宙キューブ」の愛称で呼ばれる。台湾国立中央大学の宇宙科学研究所とオプトメカトロニクス研究所によって開発された。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/12 18:08 UTC 版)
以下の6つの機器がこのミッションでは必要不可欠となってくる。 カメラ - 二つの天王星型惑星を同時に観測するために角度を調節して設計する。 可視近赤外イメージング分光器 磁気センサ - 海王星の磁場を調査する。 質量分光器 - イオンと中性ガスの質量分光器。英名のIon and Neutral Mass Spectrometerを略してINMSとも呼ばれる。 DSI - ドップラー振動撮像装置(Doppler Spectro-imagerの略)のこと。振動を観測する。 マイクロ波放射計 また、他に2つの機器の搭載も考えられている。 高速中性粒子の検知器 高感度加速度計 - 降下する際に使われる。
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搭載機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 04:23 UTC 版)
SILEX (Semiconductor-laser Intersatellite Link Experiment) は衛星間レーザー通信用の装置で、フランスの地球観測衛星SPOT-4との通信実験に使用された。出力60mWのGaAlAsレーザーダイオードを送信用に使用し、受信側はフォトダイオード検出器を使用。望遠鏡の口径は25cmで、データの伝送量は50Mbps。重量約160kg、消費電力は150W。Astrium社で製造された。 SKDR (S/Ka band Data Relay)は、他の衛星とSバンドとKaバンドの電波を使ってデータ中継を行うペイロードであり、口径2.85mのアンテナを装備。ESAのEnvisat衛星、欧州補給機(ATV)のデータ中継に使用。 LLM (L-band Land Mobile)は、ヨーロッパの小型車両に搭載した端末との通信に使用するLバンド通信装置であり、もう一つの口径2.85mのアンテナを使用。 EGNOS 航法用送信機 イオンエンジン キセノンを44kg搭載
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