Kaバンドとは? わかりやすく解説

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Kaバンド

フルスペル:K-above band
読み方ケーエーバンド

Kaバンドとは、主に衛星通信用いられる無線周波帯域のうち、27GHz~40GHzの周波数帯のことである。

Kaバンドでは高周波用い下り通信速度でおよそ188GHzから20.2GHzの大容量通信が可能である。また地上波として用いられる周波数帯域混雑することが少ないという特徴がある。ただし、Kuバンド天候などによって通信速度左右されやすいという特性持っている

Kaバンドと同様に衛星通信用いられている周波数帯域のうち、12GHz~18GHzの帯域用い帯域Kuバンド呼ばれ、主に衛星放送などに採用されている。

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Kaバンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/25 13:34 UTC 版)

Kaバンド(ケーエーバンド)は電磁スペクトルマイクロ波の中でも、周波数範囲 26.5–40 GHz、すなわち波長範囲 1 cm 強から 7.5 mm である帯域のこと[1]。Ka"K-above"(Kの上)の略であり、これは NATO Kバンド英語版の上の部分であることが由来である。 NATO Kバンドは真ん中の部分に 22.24 GHz の大気水蒸気共鳴ピークを含み、その部分での長距離伝送が不可能であったため、Ku, K英語版, Kaの 3つに分割された。 30/20 GHz 帯の通信衛星、 27.5 GHz と 31 GHz 帯のアップリンク[2]、および軍用航空機に搭載されている高解像度近接レーザーで使われている。この帯域のいくつかの周波数は法執行機関による車両速度の検出に使われている[3]ケプラーのミッションではこの周波数帯を用いて宇宙望遠鏡により収集された科学的データをダウンリンクしている。




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