サービスモジュール
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サービスモジュール(さーびすもじゅーる、また、設備モジュールまたは機器区画とも呼ばれる、英語: service module)は、構成要素である有人宇宙カプセル宇宙船操作に使用支援システムの様々なを含む。通常、無人の宇宙船であるサービスモジュールは、電気システム、環境制御、推進剤タンクなどのミッションのための重要なサブシステムと消耗品等の輸送に使用される。サービスモジュールは、ミッション完了時に投棄され、通常は大気圏再突入時に燃え尽きてしまう[1]。
- ^ a b “CSM07 Service Module Overview”. NASA. 2021年2月5日閲覧。
- ^ “Explore the Exploration Vehicle” (英語). NASA (2013年6月6日). 2021年2月6日閲覧。 この記述には、アメリカ合衆国内でパブリックドメインとなっている記述を含む。
- 1 サービスモジュールとは
- 2 サービスモジュールの概要
サービスモジュール (SM)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 01:06 UTC 版)
「シグナス (宇宙船)」の記事における「サービスモジュール (SM)」の解説
SMはOSCの静止衛星用の衛星バスシステムSTARバスの推進系や電源系、STARバスを改修して用いた小惑星探査機ドーンのアビオニクスを流用して開発。 主要諸元 寸法 : 直径 3.1 m × 1.3 m 全備質量 : 1.8 t 電源 : 固定型GaAsトリプルジャンクション太陽電池パドル実用4号機 (CRS 4) からはATK社が開発した円形のUltraFlex太陽電池パネルに切り替え 発生電力 : 3.5 kW(初期型) メインエンジン : IHI社のBT-4エンジン(推力445N) 推進剤 : MON-3 / N2H4 スラスタ:Aerojet Rocketdyne社のMR-106Mヒドラジンスラスタ 32基 バッテリ:GSユアサ社のLSE190リチウムイオン電池を採用 近傍接近システム(ISS等とのランデブードッキング時、姿勢制御や動作状態のデータをやり取りして誘導する通信機器)には日本のHTVに使われた三菱電機製のPROXシステムが採用されている。
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サービスモジュール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 11:46 UTC 版)
「ユークリッド (宇宙望遠鏡)」の記事における「サービスモジュール」の解説
サービスモジュールには、観測装置に電力を供給するためのソーラーパネルと、望遠鏡の向きを35ミリ秒角以内で制御するための装置が搭載される。望遠鏡とサービスモジュールの間は良好な熱絶縁が施されており、望遠鏡の光学部品の位置がずれないように、良好な熱安定性が確保される。通信システムとしてXバンドとKaバンドのアンテナが搭載されており、科学データを毎秒55メガビットの速度で地球に伝送することができる。また、少なくとも容量2.6テラビットの記憶装置が搭載される。
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