観測装置とは? わかりやすく解説

観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 16:33 UTC 版)

観測装置(かんそくそうち : instrument for observation[1], observation instruments)とは、観測のための装置である。


  1. ^ JST科学技術用語日英対訳辞書「観測装置」
  2. ^ メートル法(国際単位系)によって定義されている器具は、等級別に区分されている。例えば、各国の重量原器を0等級とすれば、各自治体毎の検定用原器は1等級となり、重量計を製作するメーカにある原器は2等級となる。これらとの比較対照によって、測定器具の較正が行われる。


「観測装置」の続きの解説一覧

観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/07 08:59 UTC 版)

サリュート6号」の記事における「観測装置」の解説

当初からサリュート6号取り付けられていた主要な観測機器はBST-1Mマルチスペクトル望遠鏡で、これは赤外線紫外線サブミリ波領域での天体観測が可能で、直径1.5メートル反射鏡利用したこの望遠鏡は約-269極低温環境使われた。望遠鏡サリュート6号地球の影に入る間だけ運用され昼間の領域ではカバー閉じていた。 もう一つ主要な観測機器地上観測用のMKF-6Mマルチスペクトルカメラであり、地球資源観測行ったカメラ最初に飛行試験したソユーズ22号のものから改良されており、165×220kmの範囲撮影することができ、解像度は20mまであげることができた。1200フレームカセット同時に6バンド波長域で画像撮影することができる。このカセットは、放射線の影響によって曇るため定期的な交換を必要とした。また、焦点距離140mmのKATE-140立体地形図カメラは、これは450×450kmの範囲撮影可能で、可視光赤外線領域で50mの解像度持っていた。これは遠隔操作クルーによる操作どちらも可能であったこのようにステーション写真撮影機能広範であり、ソビエト農務省カメラ能力試験するために、いくつかの特別に選ばれ作物ウクライナバイカル湖近郊試験場植えていた。 サリュート6号科学機能をさらに拡張するため、観測のための20のポートホール、機材宇宙露出させたりごみの排出にも使える2基の科学エアロック生物学的実験を行うためのさまざまな装置装備したサリュート6号飛行中に、プログレス補給船によってパラボラアンテナ5つ放射計からなるKRT-10電波望遠鏡届けられた。このアンテナ後部のドッキングポートに装着した状態で展開された。このアンテナ制御機器ステーション内に設置されアンテナ天文学と、気象科学観測使われた。

※この「観測装置」の解説は、「サリュート6号」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「サリュート6号」の記事については、「サリュート6号」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/15 02:59 UTC 版)

大型ミリ波望遠鏡」の記事における「観測装置」の解説

大型ミリ波望遠鏡には、星間分子放射観測するヘテロダイン受信機3種類(SEQUOIA赤方偏移観測システム、1mm帯SIS受信機)、星間塵放射する連続波受信機2種類(AzTEC、SPEED)搭載され予定である。このうちSEQUOIA5大学電波天文台14m電波望遠鏡に、AzTECはジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡搭載され、既に観測実行されている。

※この「観測装置」の解説は、「大型ミリ波望遠鏡」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「大型ミリ波望遠鏡」の記事については、「大型ミリ波望遠鏡」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 01:53 UTC 版)

プランク (人工衛星)」の記事における「観測装置」の解説

低周波数装置 (LFI) と高周波数装置 (HFI) から成る2台の装置搭載されており、両方とも30GHzから857GHzの偏波光子検出する

※この「観測装置」の解説は、「プランク (人工衛星)」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「プランク (人工衛星)」の記事については、「プランク (人工衛星)」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/10 17:43 UTC 版)

ニール・ゲーレルス・スウィフト」の記事における「観測装置」の解説

スウィフト3種類の観測装置を搭載しガンマ線X線紫外線可視光線に渡る広い領域ガンマ線バーストとその残光観測することができる。 Burst Alert Telescope (BAT) 2ステラジアンの広い視野をもつガンマ線(15-150k電子ボルト望遠鏡で、ガンマ線バースト検出使用されるバースト発見する探査機姿勢変えて詳しい観測始める。年間およそ100個のガンマ線バーストBATにより発見されている。 X線望遠鏡 (X-ray Telescope, XRT) BAT検出したガンマ線バーストX線(0.3-10k電子ボルト)で追観測する。残光スペクトル観測するほか、バースト位置絞り込みにも利用される。XRTはJET-X宇宙望遠鏡のために開発されハードウェアを基にしている。 紫外/可視光望遠鏡 (UV/Optical Telescope, UVOT) XRTと同様にバースト追観測使用される残光紫外線可視光(170-600ナノメートル)で観測し0.5秒角精度発生位置特定できる明る残光ではスペクトルの観測も可能で、その場赤方偏移基づいてバーストまでの距離を測ることができる。XMMニュートン搭載機器1つである可視光モニター (OM) を設計ベースとしている。

※この「観測装置」の解説は、「ニール・ゲーレルス・スウィフト」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「ニール・ゲーレルス・スウィフト」の記事については、「ニール・ゲーレルス・スウィフト」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/02 08:27 UTC 版)

IXPE」の記事における「観測装置」の解説

IXPE同一設計3つのX線偏光望遠鏡搭載しており、3基の検出器ユニットペアになった集光用ミラーモジュール3基で構成される直径300mmの円筒状のミラーモジュール3基は打ち上げ後伸長するブーム先端取り付けられており、24層の多重ミラーからなるかすめ入射鏡を用いて4m先の衛星本体取り付けられ検出器ユニットX線収束する。各望遠鏡は展張したブームにより4001mmの焦点距離持ち、その視野は12.9分角分解能25秒角である。検出ユニットにはイタリア宇宙機関(ASI)が国立天体物理学研究所INAF)および国立核物理研究所INFN)との協力によって開発した、2~8keVのネルギー帯域X線高感度観測可能なガスピクセル検出器(GPD)を採用している。またミラーモジュールの先端には打ち上げ後展開されるX線シールド配置され、ミラーモジュールを通過しない観測対象外のX線検出器入射することを防止する

※この「観測装置」の解説は、「IXPE」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「IXPE」の記事については、「IXPE」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/08 09:58 UTC 版)

スピッツァー宇宙望遠鏡」の記事における「観測装置」の解説

軽量ベリリウム構成され反射望遠鏡搭載しており、高精度赤外線観測のために液体ヘリウム用いて5.5ケルビンまで冷却していた。 IRAC (InfraRed Array Camera) 4波長 (3.6 µm, 4.5 µm, 5.8 µm and 8 µm) の赤外線同時に観測するためのカメラ256 x 256 画素IRS (InfraRed Spectrograph) 4波長 (5.3 µm-14 µm, 10 µm-19.5 µm, 14 µm-40 µm, 19 µm-37 µm) の赤外線分光観測できる分光計MIPS (Multiband Imaging Photometer for Spitzer) 遠赤外線観測するための観測装置。24 µm帯では128 x 128画素70 µm帯では 32 x 32 画素、160 µm帯では 2 x 20画素冷却用ヘリウム2009年5月に底を突き望遠鏡温度は5.5ケルビンから30ケルビンにまで上昇した。これにより望遠鏡自体赤外線発するようになったため、最も長波長のチャンネル観測使用できなくなった残りチャンネルその後も「ウォーム・ミッション」として稼働続けたが、2020年1月30日全ての運用終了した

※この「観測装置」の解説は、「スピッツァー宇宙望遠鏡」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「スピッツァー宇宙望遠鏡」の記事については、「スピッツァー宇宙望遠鏡」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/05 21:48 UTC 版)

全天X線監視装置」の記事における「観測装置」の解説

全天効率よく観測するため、スリット用いたカメラが2台(ガススリットカメラ(GSC)、X線CCDスリットカメラ(SSC))を搭載している。ガススリットカメラは2-30keVのX線を、X線CCDスリットカメラは0.5-10keVのX線観測することができる。またX線CCDスリットカメラエネルギー分解能も高いので、検出され天体性質X線分光によって明らかにすることができる。

※この「観測装置」の解説は、「全天X線監視装置」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「全天X線監視装置」の記事については、「全天X線監視装置」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 06:40 UTC 版)

国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡」の記事における「観測装置」の解説

近赤外線分光撮像装置 IRCS(地元ハワイ大学との共同開発コロナグラフ撮像装置 CIAO 冷却中間赤外線分光撮像装置 COMICS 微光天体分光撮像装置 FOCAS 広視野焦点カメラ Suprime-Cam 超広視野焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム, HSC) 高分散分光器 HDS天体近赤外分光撮像装置 MOIRCS 東北大学理学部天文学教室との共同開発 これらの観測装置によって可視光から赤外線領域カバーする観測可能な仕組みとなっている。撮像目的にした装置分光観測目的とした装置を、観測対象に応じて4つある望遠鏡焦点いずれかに取り付けることで、広い範囲波長カバーする。なお、新しい観測装置は、各大学国立天文台にて開発研究進められている(国立天文台の項を参照)。 「HDS:高分散分光器」、「IRCS:近赤外線分光撮像装置」及び「Suprime-Cam:広視野焦点カメラ」が、国立天文台ハワイ観測所開設最初時期設置した観測装置である。その後岡山天体物理観測所等で行われた開発に基づき新たに開発され機器COMICS冷却中間赤外線分光装置」や「FOCAS:微光天体分光撮像装置」を設置し観測利用している。また、太陽系外惑星発見などを目指し開発された「CIAOコロナグラフ撮像装置」によって、「連星系」や「太陽系外惑星系」の観測が行われる。また、大規模光学系有効に活用するために、東北大学チーム中心となって開発した「MOIRCS:多天体近赤外分光撮像装置」が設置されて現在にいたる。 2012年8月には、「Suprime-Cam:広視野焦点カメラ」に代わって新開発の「超広視野焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (ハイパー・シュプリーム・カム)」が設置され2013年7月にファイストライト画像公開された。Suprime-Camでは、アンドロメダ銀河一部 (満月よりやや広い視野) を撮影できていたが、Hyper Suprime-Camは、満月9個分の広さの天域を一度撮影できる世界高性能の超広視野カメラとなった独自に開発した 116 個の CCD 素子配置し、計8億7000万画素を持つ巨大なデジタルカメラの持つ広い視野により、すばる望遠鏡アンドロメダ銀河のほぼ全体を1視野捉えることに成功した観測機器アップデートに関しては、太陽系外惑星ピンポイント観測するために、コロナグラフフィルターの精度とともに補正光学系改良した「HiCIAO」 が開発され2009年より利用されている。 観測補助装置としては、浜松ホトニクス開発した波面センサーによる補償光学装置理化学研究所にて開発されレーザーガイド星装置などがあり、高分解能かつ高精度レイリー限界ドーズ限界限りなく近くする)の観測可能なように配慮している。ただし、波面センサー分解能に関しては、これから研究開発が進むことによって、将来更に解像度上げた装置になる予定でもある。

※この「観測装置」の解説は、「国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡」の記事については、「国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 04:12 UTC 版)

ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡」の記事における「観測装置」の解説

RxA 観測可能周波数215 - 270 GHz 1画SIS受信機 HARP 観測可能周波数325 - 375 GHz 16画SIS受信機 RxW 観測可能周波数:315-375 GHz または 630-710 GHz Submillimetre Common-User Bolometer Array (SCUBA) 観測可能波長450マイクロメートルおよび850マイクロメートル ボロメータアレイ 画素数91画素450マイクロメートル)、37画素850マイクロメートルこの他SCUBA後継装置として、450マイクロメートルおよび850マイクロメートルの2波長帯においてそれぞれ1万画素を持つSCUBA-2の開発進められている。

※この「観測装置」の解説は、「ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡」の記事については、「ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/18 01:14 UTC 版)

SAC-D」の記事における「観測装置」の解説

名称運用者用途アクエリアス英語版NASA 海面塩分測定マイクロ波放射計/散乱CARMEN I CNES 宇宙でのデブリ粒子研究宇宙線とその電子機器への影響研究 DCS CONAE 地球上プラットフォームからのデータの収集アルゴスシステム互換 HSC CONAE 高感度カメラ MWR CONAE 放射測定 NIRST CONAE CSA 赤外線カメラ、海温の推定 ROSA ASI GPS大気掩蔽観測装置 TDP CONAE GPSナビゲーションおよび慣性航法装置関連する技術実証

※この「観測装置」の解説は、「SAC-D」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「SAC-D」の記事については、「SAC-D」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/26 07:17 UTC 版)

リック天文台」の記事における「観測装置」の解説

2003年現在の観測装置設置場所以下の通りである。 C・ドナルド・シェーン 3 m (120-inch) 反射望遠鏡 (Shane Dome, Tycho Brahe Peak) ジェームズ・リック 0.9 m (36-inch) 屈折望遠鏡 (South Dome, Main Building, Observatory Peak) カーネギー 0.5 m (20-inch) 双眼屈折望遠鏡 (Double Astrograph Dome, Tycho Brahe Peak) アンナ・L・ニッケル 1 m (40-inch) 反射望遠鏡 (North (small) Dome, Main Building) クロスレー 0.9 m (36-inch) 反射望遠鏡 (Crossley Dome, Ptolemy Peak) 0.6 m (24-inch) クーデ補助望遠鏡 (just South of Shane Dome, Tycho Brahe Peak) トークマン 0.5 m (22-inch) 反射望遠鏡 (Tauchmann Dome atop the water tank, Huyghens Peak) CCD 彗星カメラ 135 mm ニコン カメラレンズ ("The Outhouse" Southwest of the Shane Dome, Tycho Brahe Peak) カッツマン自動撮像望遠鏡 (KAIT) 76 cm 反射望遠鏡 (24-inch Dome, Kepler Peak) 自動惑星検出望遠鏡2013年8月ファーストライト

※この「観測装置」の解説は、「リック天文台」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「リック天文台」の記事については、「リック天文台」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/03 05:26 UTC 版)

エルクロス」の記事における「観測装置」の解説

エルクロスペイロードは、9個の観測装置から構成されている。1つ可視光カメラ2つ近赤外線カメラ2つ赤外線カメラ、それに1つ可視光分光計2つ近赤外線分光計1つ光度計である。データ処理ユニットそれぞれの計器から情報集めコントロールユニット送信するスケジュール予算制約のため、それぞれの装置市販のものだが、宇宙使えるように改良施され発射飛行再現した試験にもクリアした。

※この「観測装置」の解説は、「エルクロス」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「エルクロス」の記事については、「エルクロス」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 06:26 UTC 版)

W・M・ケック天文台」の記事における「観測装置」の解説

DEIMOS (Deep Imaging Multi-Obect Spectrograph) - 世界最大級の30cm口径人造蛍石搭載した赤外分光撮像装置

※この「観測装置」の解説は、「W・M・ケック天文台」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「W・M・ケック天文台」の記事については、「W・M・ケック天文台」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 14:53 UTC 版)

太陽系外惑星の発見方法」の記事における「観測装置」の解説

直接撮像法惑星発見出来装置には、Gemini Planet Imagerジェミニ望遠鏡)、SPHEREVLT)、HiCIAO(すばる望遠鏡)などがあり、宇宙望遠鏡ではWFIRSTによる観測予定されている。New Worlds Missionでは、対象恒星観測するために、近くにある無関係恒星の光を遮る大型のオクルターの設計提案されている。これは、すでに計画されている新たな専用望遠鏡一緒に使用する事が出来る。 2010年ジェット推進研究所研究チームコロナグラフ用いることで惑星直接観測出来る事を、以前パロマー天文台口径1.5mのヘール望遠鏡によって撮影されHR 8799系の画像から実証したコロナグラフ用いると明る中心恒星を隠すことができ、その周囲にある惑星から発せられる微弱な光を検出できるうになる別の有望な方法として、明るい恒星からの光のみを干渉によって打ち消して恒星からの光を大幅に暗くするナル干渉計(英語: Nulling interferometer)を用いるというものもある。 鏡の代わりにゾーンプレート使用して光を集め宇宙望遠鏡は、よりコントラストの高い観測可能にさせる。また、プレート折りたためるので、安価宇宙打ち上げる事も提案されている。

※この「観測装置」の解説は、「太陽系外惑星の発見方法」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「太陽系外惑星の発見方法」の記事については、「太陽系外惑星の発見方法」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 11:46 UTC 版)

ユークリッド (宇宙望遠鏡)」の記事における「観測装置」の解説

VIS: 可視波長550〜920nm)の観測を行うカメラ36個のCCD素子並べた構造で、合計約6億ピクセルとなる。重力レンズ効果による銀河形状のゆがみを測定する。 NISP(近赤外線分光測光装置): 近赤外線波長1000〜2000nm)に感度を持つテルル化カドミウム水銀検出器16並べた構造で、以下の2つ機能を持つ。多色フィルター(Y、J、Hバンド)を用いた測光行い10億超える銀河大まかな赤方偏移測定する。 スリットレス分光計使用して銀河近赤外線スペクトル分析しする。測光による赤方偏移測定よりも10倍高い精度数百個の銀河に対して正確な赤方偏移測定することができる。これにより、バリオン音響振動測定する

※この「観測装置」の解説は、「ユークリッド (宇宙望遠鏡)」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「ユークリッド (宇宙望遠鏡)」の記事については、「ユークリッド (宇宙望遠鏡)」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 16:19 UTC 版)

フーコーの振り子」の記事における「観測装置」の解説

床面振り子可動域円周上にピンブロック並べ振り子の錘がこれらを倒すことで振動面の変位を示す方法一般的である。 1851年レオン・フーコーパンテオン実験したとき、錘の下部には鉄筆状のものが取り付けられた。一方床面振り子可動域の端に砂を盛った土手設け鉄筆がこの土手かすめることで振り子振動面の変位を示すようにした。 日本国立科学博物館にあるフーコーの振り子には、直径150cmの目盛盤があり、振動方向検知する赤外センサとそれを表示する表示ランプ48並んでおり、振動面の位置表示できるようになっている赤外線センサ発光部受光部が1対になっており、錘の下の反射によって錘の通過検知する

※この「観測装置」の解説は、「フーコーの振り子」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「フーコーの振り子」の記事については、「フーコーの振り子」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 15:40 UTC 版)

SPICA」の記事における「観測装置」の解説

SMI中間赤外線観測装置 SPICA Mid-Infrared Instrument波長1236 µm中間赤外線帯の観測のため、LR、MR、HR3つの分光装置撮像装置 (CAM)が搭載される。SMI開発は、名古屋大学宇宙科学研究所中心とするSMIコンソーシアム担当するSMIコンソーシアムには、大阪大学東京大学東北大学京都大学台湾中央研究院天文天文物理研究所 (ASIAA) が参加している。 SAFARI遠赤外線観測装置 SpicA FAR-infrared Instrument波長34230 µm広帯域で、適度な波長分解能 (R=300) を持つ高感度回折格子分光器。この帯域には電離しガス中のイオン放出する様々な輝線存在するため、遠方銀河からこれらの輝線検出することで、銀河における星生成銀河中心超巨大ブラックホール活動の歴史を探ることが可能となる。SAFARI開発は、SRONを中心とするSAFARIコンソーシアム担当するSAFARIコンソーシアムにはヨーロッパ10か国、アメリカ、カナダ台湾、および日本参加している。 B-BOP遠赤外線偏光観測装置 Magnetic field explorer with BOlometric Polarimeter旧称POL100µm200µm350µm3つの帯域動作するイメージング偏光計で、銀河フィラメント構造偏光マッピングによって、フィラメント構造および星形成における磁場役割研究するB-BOP開発は、フランスCEA中心とするヨーロッパチームが担当する

※この「観測装置」の解説は、「SPICA」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「SPICA」の記事については、「SPICA」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 04:22 UTC 版)

神麻嗣子の超能力事件簿」の記事における「観測装置」の解説

チョーモンイン各支部設置されている、超能力使用探知する装置。その原理はまった明らかでないが、超能力残留エネルギー探知するものらしい。ほとんどの超能力がいつ、どこで使用されたのか探知できるが、誰が使用したのかまではわからない。観測装置は力場流れまで探知できることが多く、運良く高精度観測できた場合は「部屋の外から中に向かってドアプレート付近に力場集中」などという細かさでわかる。また、サイコ・シグナルという声紋指紋のようなエスパー個人特有の思念キャッチできる場合もある。誰が超能力使ったのかまでわかる特定装置というものも存在するが、条件限定されることや料金が高いことなどから作中では活躍しない

※この「観測装置」の解説は、「神麻嗣子の超能力事件簿」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「神麻嗣子の超能力事件簿」の記事については、「神麻嗣子の超能力事件簿」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 09:30 UTC 版)

入笠山光学観測所」の記事における「観測装置」の解説

現在の観測所の設立当初から設置されている2台の望遠鏡のうち1台目口径35cmの高橋製作所ε-350Nで、天体捜索有利な広い視野確保できる機種である。この鏡筒昭和機械製作所フォーク式赤道儀25EFに搭載しイギリスのe2V technology社のCCDイメージセンサ備えたナカニシイメージラボ社製水冷式冷却CCDカメラ(2k×2k 400万画素)が取り付けられている。2台目口径25cmの高橋製作所BRC-250で、天文台によく採用されるリッチー・クレチアン式望遠鏡中でも視野の広いベーカータイプの機種である。この鏡筒昭和機械製作所のエキセントリックエルボ式赤道儀25ELに搭載し、e2V technology社の2k×4k(800万画素)のCCDイメージセンサ2枚用いた冷凍機式冷却CCDカメラ(4k×4k 1600万画素)が取り付けられている。

※この「観測装置」の解説は、「入笠山光学観測所」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「入笠山光学観測所」の記事については、「入笠山光学観測所」の概要を参照ください。


観測装置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 05:12 UTC 版)

EarthCARE」の記事における「観測装置」の解説

大気ライダ (ATLID) ESA開発しているライダ。主にエアロゾルと薄い観測する雲プロファイリングレーダ (CPR) JAXANICT共同開発している、95 GHzドップラー計測機能付きレーダ衛星進行方向前面取り付けられており、鉛直方向100 m単位でのエコー強度ドップラー速度測定することで、主に厚い内部構造鉛直速度観測する多波長イメージャ (MSI) ESA開発しているイメージャ。さまざまな波長で幅150 km観測を行う。 広帯域放射収支計 (BBR) ESA開発している放射収支計。衛星前方後方直下の3方向からの放射輝度統合して測定する

※この「観測装置」の解説は、「EarthCARE」の解説の一部です。
「観測装置」を含む「EarthCARE」の記事については、「EarthCARE」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「観測装置」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「観測装置」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「観測装置」の関連用語

観測装置のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



観測装置のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの観測装置 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのサリュート6号 (改訂履歴)、大型ミリ波望遠鏡 (改訂履歴)、プランク (人工衛星) (改訂履歴)、ニール・ゲーレルス・スウィフト (改訂履歴)、IXPE (改訂履歴)、スピッツァー宇宙望遠鏡 (改訂履歴)、全天X線監視装置 (改訂履歴)、国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡 (改訂履歴)、ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡 (改訂履歴)、SAC-D (改訂履歴)、リック天文台 (改訂履歴)、エルクロス (改訂履歴)、W・M・ケック天文台 (改訂履歴)、太陽系外惑星の発見方法 (改訂履歴)、ユークリッド (宇宙望遠鏡) (改訂履歴)、フーコーの振り子 (改訂履歴)、SPICA (改訂履歴)、神麻嗣子の超能力事件簿 (改訂履歴)、入笠山光学観測所 (改訂履歴)、EarthCARE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS