エコーとは? わかりやすく解説

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echo

別表記:エコー

「echo」とは、反響するこだまする繰り返すということ意味する英語表現である。

「echo」とは・「echo」の意味

「echo」とは英語の動詞名詞である。動詞「echo」として、主に「反響する」「こだまする」「繰り返す」「模倣する」「真似る」「オウム返しをする」「忠実に写す」といった意味を表す。名詞「echo」として、「こだま」「やまびこ」反響「共鳴」繰り返し」「模倣」といった意味を指す。日本語で「エコー」としても定着している。

「echo」の語源・由来

「echo」の語源は、古代ギリシア語の「ēkhō」から来ている。「ēkhō」とはギリシア神話出てくるニンフであり、美少年ナルキッソスに恋をして声だけの存在になった。また「ēkhō」は「音」を意味する古代ギリシア語の「ēkhē」や、「反響する」を意味する「ēkhein」と関連がある。そのため「ēkhō」は「こだま」反響」を意味するその後「ēkhō」からラテン語の「echo」、古フランス語の「echo」を経由して中英語の「echo」と変化した。そして現代英語の「echo」へと至る。

「ECHO(CIRCRUSHとCrusher-Pの曲)」とは

「ECHO(CIRCRUSHとCrusher-Pの曲)」とは、日本のソングライター・ボカロPである「Crusher-P」とそのサークルである「CIRCRUSH」が、2014年リリースした楽曲である。作詞・作曲・編曲は「Crusher-P」が手掛けボーカロイドの「Gumi」が歌っている。「MystSaphyr氏」が手掛けた動画は「YouTube」で8,000回以上再生され歌詞全て英語で綴られているのが特徴である。楽曲は各音楽配信サイトダウンロードできる他、2014年リリースされアルバム作品Download feat. 初音ミク」にも収録されている。

「Echo(スピーカー)」とは

「Echo(スピーカー)」とは、「アマゾンAmazon)」が製造しているスマートスピーカーブランドである。「Echo」には音声作動するAIアシストの「アレクサAlexa)」が搭載され、「アレクサ」を通じて主に音楽ラジオ天気などを聞いたり、スマートホーム対応の家電製品操作したりする。「Echo」には様々な種類用意されスタンダードモデルの「Echo」、通常の「Echo」よりコンパクトサイズの「Echo Dot」、高音質特徴である「Echo Studio」、液晶ディスプレイ付いたEcho Show」、車内使える「Echo Auto」などがある。

「echo」を含むその他の用語の解説

「ECHOコマンド」とは


Windows」において、コマンドプロンプト表示・非表示切り替える、あるいは任意の文字列コンピューター画面上に表示するコマンドである。「ECHO [ON|OFF]」という構文コマンドプロンプト表示・非表示切り替えが、「ECHO <文字列>」で文字列画面上の表示が可能となる。また「linux」において、コンピューター画面任意の文字列数字変数表示するコマンドでもある。

「echo」の使い方・例文

「echo」の使い方として、以下の例文挙げられる

・His death spell echoed throughout the room.(彼の断末魔部屋中にこだました
・His paintings echoes his teacher's.彼の絵は彼の先生の絵を忠実に模している)
I can't echo your thoughts like that.(私はあなたのそのような考え賛同できかねる
・I shouted loudly on the mountain and it echoed.(私が山の上大きな声で叫んだら、こだました

「echo」の発音・読み方とは

「echo」の発音記号は、「ékou」と表記される。「echo」の読み方は、カタカナで「エコゥ」と表記される。「エコゥ」の「エ」にアクセント付けて発音をする。

「echo」の活用変化一覧

動詞「echo」の活用形は、三人称単数現在形が「echoes」、現在分詞が「echoing」、過去形が「echoed」、過去分詞が「echoed」と変化する。また名詞「echo」の複数形は「echoes」である。

「echo」を含む英熟語・英語表現

「to the echo」とは


「音が反響するほど」「高らかに」といった意味を指す。

「echo in someone's mind」とは


「頭の中で反響する」「頭の中でこだまする」といった意味を表す。「echo in someone's head」とも言う。

「echo with」とは


「(with以下で)鳴り響く」「反響する」といった意味を持つ。

「echo back」とは


日本語で「エコーバック」とも言う。コンピューター用語で、ホストコンピューターモデム受信した文字などの信号を、ユーザー送り返すことである。

エコー【Ēchō】


エコー【echo】

読み方:えこー

[名](スル)

こだま。山びこ

残響。「—を効かせた録音

エコー検査」の略。

レーダー音響測深などにおける、対象物からの電波または音の反射波

[補説] 曲名別項。→エコー

「エコー」に似た言葉

エコー【Echo】

読み方:えこー

ハイドン交響曲第38番ハ長調通称1769年作曲第2楽章で第1バイオリンと第2バイオリンによる、エコーのような掛け合い現れる。こだま。


エコー 【echo】

反響音のこと。ある時間差ディレイをもって反射してくる音、即ち山彦状の反射音をいう。残響音(reverberation)とは区別されにくいため、慣例的に残響音含めエコーと呼ぶことが多い。

エコー

分類:人工衛星


名称:エコー1号・2号/Echo 1・2
小分類:通信放送衛星
開発機関・会社:国防高等研究計画局(ARPA)/アメリカ航空宇宙局(NASA)
運用機関会社:アメリカ航空宇宙局(NASA)
打上げ年月日:1960年8月12日(1号)/1964年1月25日(2号)
運用停止年月日:1968年5月24日(1号)、1969年9月7日(2号)大気圏突入により消滅
打上げ国名機関:アメリカ/アメリカ航空宇宙局(NASA)
打上げロケット:ソー/デルタ
打上げ場所:ケープカナベラル空軍基地
国際標識番号:1960009A(Echo1)/1964004A(Echo2)解説:エコー衛星は、プラスティック(マイラー樹脂)薄膜でできた、直径30mにも達す巨大な風船です。フィルム表面にはアルミニウム蒸着されていて、地上からの電波反射できるようになっていました
鏡と同じよう反射するだけのパッシブ(受動)型という単純な仕組みですが、1960年8月12日打ち上げられエコー1号は、歴史上はじめて、衛星用いた音声通信と、TV放送試験運用成功しました
ただし、その3カ月前の5月15日おこなわれた最初打上げ失敗終っており、このため失敗例エコー1号とし、軌道に乗ったものをエコー1Aと呼ぶこともあります
エコー1号(1A号)による宇宙中継試みは、まず単純な信号送受信8月18日アメリカフランスの間で成功8月19日にはアイオワからダラスまでアイゼンハワー大統領写真無線伝送され、23日にはニュージャージーからイギリスジョドレルバンク天文台無線望遠鏡へ声と音楽送られこののちさまざまな通信実験おこなわれました。
また、予想され軌道からのエコー衛星ズレ用いて天文学者たちは、太陽からの風すなわちイオン粒子からなる太陽風太陽光そのもの圧力観測することができました
1964年打ち上げられエコー2号は、表面の仕上げ全体の形を改良し直径も41mと大型化よりすぐれ反射率実現ねらったものでしたが、期待どおり成果得られませんでした。すでに、宇宙開発主流は、地上から受け取った電波信号をいったんメモリー・ストア、つまりたくわえた上で再送信するアクティブ(能動)型へと移っていました
2つ衛星は、計画終了したのちも、1号1968年まで、2号1969年まで軌道とどまりました
軌道浮かんだ球形の鏡でもあるエコー衛星反射光きわめて明るくまた、1000〜2000kmと比較的高い高度を飛んでいたため、地球上の広い範囲観測することができましたこのため1960年代には一般にも、人工の星の代表として有名な存在となっていました

エコー1号・2号をよく知るためのアラカルト
どんな形をして、どんな性能持っているの?
どんな目的使用されるの?
宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
どのように地球を回るの?

分類:人工衛星エコー1号・2号をよく知るためのアラカルト
どんな形をして、どんな性能持っているの?
どんな目的使用されるの?
宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
どのように地球を回るの?1.どんな形をして、どんな性能持っているの?
重量61キログラム直径約30mの薄いマイラー・フィルムにアルミニウム蒸着した巨大気球です。電波アルミ反射し地球上遠く離れたところへ中継することができました。エコー衛星最初の発射失敗したため、このあと軌道に乗ったエコー1号は、エコー1A号とも呼ばれてます。

2.どんな目的使用されるの?
通信衛星実用化向けた実験的な運用目的としていました

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
実験的とはいえ電話回線ならびにテレビ番組宇宙中継を、世界ではじめて実現しました。また太陽風地球磁気圏など地球周辺宇宙環境を、その軌道ズレから観測する役割をはたしました。4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
他にはありません。5.どのように地球を回るの?
近地点高度は966km、遠地点高度は2157km。軌道傾きは47.3度、公転周期は117.3分でした。


超音波、エコー


超音波検査(エコー)(ちょうおんぱけんさ)

超音波人間の耳には聞こえない音)を体の表面にあて、臓器から返ってくる反射様子画像にするものです。検査は体の検査部位にゼリー塗りプローブ呼ばれる器械をあてて移動させ、モニターに映る映像観察します音波を使う検査なので、ひんやりするだけで痛みもなく、放射線被曝もありません。この検査では腫瘤性状観察や、良性悪性の鑑別をしたり、触診では分からないミリのしこりやリンパ節転移を見つけ出し、その状態を観察することができます

→しこり、 のう胞、 エコー


エコー[echo]

音源から直接人の耳に届いた音を直接音といい、反対に壁などに一度以上反射して遅れて耳に届く音を反射音という。この反射音を総称してエコーという。

スカルコッタス:エコー

英語表記/番号出版情報
スカルコッタス:エコーEcho

エコー

作者ウォルター・テヴィス

収載図書ふるさと遠く
出版社早川書房
刊行年月1986.9
シリーズ名ハヤカワ文庫SF


エコー

作者イサク・ディーネセン

収載図書不滅物語
出版社国書刊行会
刊行年月1995.9
シリーズ名文学の冒険シリーズ


エコー

作者平山夢明

収載図書ゆるしてはいけない
出版社角川春樹事務所
刊行年月2006.7
シリーズ名ハルキ・ホラー文庫


エコー

名前 EchoEchō

エコー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 12:25 UTC 版)

エコー(echo)は、反響を意味する英語。




「エコー」の続きの解説一覧

エコー (Echo)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 13:24 UTC 版)

オーバーウォッチ2」の記事における「エコー (Echo)」の解説

空を飛んで戦う天使のような姿のアンドロイド前作短編アニメーション「Reunion」登場しキャスディ因縁がある。

※この「エコー (Echo)」の解説は、「オーバーウォッチ2」の解説の一部です。
「エコー (Echo)」を含む「オーバーウォッチ2」の記事については、「オーバーウォッチ2」の概要を参照ください。


エコー(反響)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:35 UTC 版)

おと×まほ」の記事における「エコー(反響)」の解説

バズオリジンキー奪われ委員長使った魔法。幻の降らせ、その雨粒一つ一つに自らの暗い過去記憶想いノイズとして宿して弾けるたびに反響させる。元は母であるフィアネス使った、人のトラウマコンプレックスを増響して刺激する魔法だが、フィアネスは名前をつけず命名委員長よるものである。

※この「エコー(反響)」の解説は、「おと×まほ」の解説の一部です。
「エコー(反響)」を含む「おと×まほ」の記事については、「おと×まほ」の概要を参照ください。


エコー(Echo/CT-1409)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:33 UTC 版)

クローン・トルーパー」の記事における「エコー(Echo/CT-1409)」の解説

第501大隊所属ARCトルーパー階級一般兵ARCトルーパー昇格後は伍長ニックネームの由来お喋りなところからきている。

※この「エコー(Echo/CT-1409)」の解説は、「クローン・トルーパー」の解説の一部です。
「エコー(Echo/CT-1409)」を含む「クローン・トルーパー」の記事については、「クローン・トルーパー」の概要を参照ください。


エコー(echo)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/22 17:17 UTC 版)

電波伝播」の記事における「エコー(echo)」の解説

電波地球を1周するには約1/15秒を要するためロングパス、あるいは地球を1周、2周した電波がともに到達するとエコーとして聞こえことがある

※この「エコー(echo)」の解説は、「電波伝播」の解説の一部です。
「エコー(echo)」を含む「電波伝播」の記事については、「電波伝播」の概要を参照ください。


エコー (Echo)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:55 UTC 版)

デアデビル」の記事における「エコー (Echo)」の解説

本名マヤ・ロペス。聴覚障害者格闘技達人父親死んだキングピン育てられヴィランとして登場したデアデビル父の仇と思わされていたが和解しシルバー・サムライ偵察をしに日本に渡るなどデアデビル協力者になったその後は「ローニン」と名乗って日本暗躍したり、ニューアベンジャーズメンバーとなるといった活躍をしている。

※この「エコー (Echo)」の解説は、「デアデビル」の解説の一部です。
「エコー (Echo)」を含む「デアデビル」の記事については、「デアデビル」の概要を参照ください。

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「エコー」の例文・使い方・用例・文例

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