最初の発射
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2015年5月4日、朝鮮中央テレビが放送した記録映画『敬愛する最高司令官金正恩同志が人民軍隊事業を現地で指導』の中で、金正恩第一書記がSLBMの打ち上げを視察する映像が公開された。。5月9日、朝鮮中央通信は潜水艦発射弾道ミサイルの打ち上げに成功したと報じ、ミサイルの打ち上げの瞬間を視察する金正恩の写真を同時に公開した。 この時の打ち上げは、北朝鮮の東海岸に位置する、咸鏡南道新浦市付近にある、新浦港付近から試射されたと推測される。
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最初の発射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 04:51 UTC 版)
2017年7月4日の日本時間9時39分頃に、北朝鮮が北西部・平安北道の亀城(クソン:구성)付近から弾道ミサイルを発射し、ミサイルは40分間飛行した後に日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。 同日15時30分に朝鮮中央テレビが「特別重大放送」を行い、最高指導者で朝鮮労働党委員長の金正恩立ち合いの下で同国で初となる大陸間弾道ミサイルの「火星14」を発射したこと、ミサイルは意図的に高い軌道をとるロフテッド軌道で打ち上げられ、高度2,802km、水平距離933kmを39分間飛行して実験が成功したこと、同国が世界中のあらゆる場所を打撃できる大陸間弾道ミサイルと核兵器を保有したこと、堂々たる核強国としてアメリカ合衆国の核の威嚇を終息させることを発表した。また16輪の移動式発射機からミサイルが発射される映像も異例の速さで公開した。当初、アメリカ当局者は初期段階の分析として中距離弾道ミサイル(IRBM)の発射であったと見ていたが、北朝鮮の発表を受けて関係国と共に詳しい分析を続けるとし、翌日の日本時間5日朝にレックス・ティラーソン国務長官が「北朝鮮の大陸間弾道弾発射を強く非難する」との声明を発表し、米政府として「火星14」がICBMだったことを認めた。北朝鮮発表の高度と水平距離が正確であると仮定するならば、火星14が通常軌道で発射された場合の射程は8,000km以上となり、アメリカ太平洋軍司令部のあるハワイやアラスカ全域に届くほか、8,200km以上ならシアトルにも届くことになり、アメリカ本土の大都市を核攻撃することができる技術を獲得した可能性があるということになる。 発射翌日の7月5日、朝鮮中央通信は、ミサイルに新型の第2段エンジンが使用され、弾頭が大気圏再突入時の高温や振動に耐えて起爆装置も正常に作動したとして、同技術が実証されたことを発表した。また金正恩がアメリカ独立記念日と同日の発射について「米国が非常に不快に思ったろう」「今後も大小の贈り物をしばしば送ってやろう」と発言し、ミサイル発射を継続する意思を示したという。
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最初の発射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 14:35 UTC 版)
2017年5月14日、北朝鮮が平安北道亀城 (クソン) から弾道ミサイルを発射し、高度2111km、水平距離787kmを飛行して日本海に着水した。 発射の翌15日の朝鮮中央通信の報道によると、前日に発射された弾道ミサイルは新型の火星12であり、大型・大重量の核弾頭の搭載が可能で、新型のエンジンを使用しており、発射は意図的に高い軌道をとるロフテッド軌道で行われ、大気圏再突入時の弾頭部の誘導性能や起爆システムの正確性が実証されたという。また、発射に立ち会った最高指導者の金正恩が、高度に精密化・多種化した核兵器やミサイルの増産と実験準備を進めるよう命令したという。同日に放送された朝鮮中央テレビの報道番組ではこの発射の様子を放映した。 同月16日、韓国国防部は、この弾道ミサイルは同年4月15日の太陽節の軍事パレードで登場した弾道ミサイルであり、射程5000㎞程度の中距離弾道ミサイルで、信頼性の劣るムスダン (火星10) の液体燃料エンジンに代わって新型の液体燃料エンジンを使用していることを指摘した。また専門家によると、500kgの弾頭を載せた場合の射程は5,000kmであり、射程を犠牲にして攻撃力を重視して1トンの弾頭を載せた場合の射程は3,000kmになるという。主エンジン1基と補助エンジン4基の構成であるが、主エンジン4基の構成にすれば射程は13,000kmまで延びて大陸間弾道ミサイル (ICBM) になるという。 同月19日、アメリカのNBCが、複数の米国政府高官の話を引用する形で北朝鮮が弾頭の大気圏への再突入を成功させたと報じた。
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最初の発射
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「銀河3号 (ロケット)」の記事における「最初の発射」の解説
「光明星3号1号機」を参照 2012年4月8日に、同国平安北道鉄山郡東倉里に新たに建設された射場「西海衛星発射場」と、ロケット「銀河3号」、人工衛星「光明星3号」が外国から招待した報道陣に公開された。そして4月13日に光明星3号を搭載したと見られる本機が発射されたが、打上げは失敗し黄海に墜落した。同日中に北朝鮮は打上げの失敗を公式に認めたが、これは発射の事前に射場や各種施設が外国の報道陣に公開されたことと合わせて異例な事であった[5]。
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最初の発射
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:32 UTC 版)
2017年11月29日未明(現地時間)、北朝鮮が平安南道の平城付近から弾道ミサイルを発射し、高度4,475km、水平距離950kmを飛行して日本海の日本の排他的経済水域(EEZ)内に着水した。ミサイルは通常の軌道より高い軌道をとるロフテッド軌道で飛行し、北朝鮮の弾道ミサイルとしては最高となる高度約4,500kmに到達したが、仮に通常軌道で発射された場合の射程は13,000kmであり、北朝鮮のミサイルのうち初めてアメリカ合衆国東海岸を含む米国全土を射程に収めた弾道ミサイルであるとされる。 この発射の際に周囲にいた軍人が炎に包まれる事故がありテレビでそのまま放映され、視聴した住民が衝撃を受けたと報道された。 この発射後に北朝鮮は、火星15は超大型の核弾頭の搭載が可能であり「国家核戦力の完成」を宣言したが、西側からは実際の発射に際して搭載されていたペイロードは軽量の模擬弾頭であった可能性も指摘されている。 ミサイルが3つに分離したことや発射翌日の11月30日に放送された朝鮮中央テレビの報道で公開された映像から、火星15は二段式に弾頭部を組み合わせたもので、上下段共に直径が同じなので従来より大型大重量の弾頭を打ち上げ可能であること、一段目のエンジンの噴射口は2つあること、発射は輸送起立発射機(TEL)により行われ、TELは北朝鮮が火星14の発射時に使用した中国の万山特殊車両(中国語版、英語版)製の8軸16輪の車両を改良国産化した新型の9軸18輪の車両であること、噴射炎の直線状の形状と色から液体燃料を使用していたことが分析された。なお発射に際しては、TEL車両からミサイル部分を分離して直立・固定させた状態で発射された。
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