運用機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/01 20:09 UTC 版)
「地球環境ファシリティ」の記事における「運用機関」の解説
先進国が拠出した資金は世界銀行に設けられた「GEF信託基金」に納められる。これを、世界銀行はプロジェクト投資の実施と基金管理、UNDPは技術協力プロジェクトの実施、プロジェクトに関する推進と管理、UNEPは地球的規模の分析と評価、地域越境関連を取り扱う役割分担される。この3機関がプロジェクトを進行する実施機関である。また、GEFの国際的な役割の拡大に伴い、執行機関として国連専門組織と地域開発銀行などが新たに加わっている。 実施機関 世界銀行(WB) 国際連合開発計画(UNDP) 国際連合環境計画(UNEP) 執行機関 アフリカ開発銀行(AfDB) アジア開発銀行(ADB) 欧州復興開発銀行(EBRD) 国際連合食糧農業機関(FAO) 米州開発銀行(IDB) 国際農業開発基金(IFAD) 国際連合工業開発機関(UNIDO) プロジェクトの実施には民間セクターの参加を推進しており、NGO、NPO、科学者等や民間企業とのパートナーシップを重要視している。NGO関係者は評議会にオブザーバーとしてプロジェクトに関して発言力を持つことが可能であり、プロジェクトが実施される現地では、大小さまざまな規模のパートナーが活動している。
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