塗り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/25 00:08 UTC 版)
下塗り、中塗り、上塗りと、3段階で漆を塗る。一回塗るごとに、漆風呂と呼ばれる室の中でしっかり乾燥させる。各塗り工程の前には、乾燥させた漆の表面を砥石で磨き、表面の大きな凹凸を削りながら次に塗る漆が乗りやすいようにざらつかせる。上塗りは漆塗りの作業の中で最も神経を使う工程である。
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塗り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 08:28 UTC 版)
木地が出来上がると、塗師による塗りの工程に入る。 木地に磨きをかける。 「木地固め」-色よく、むらなく塗るために、目止めとして木肌よりとった汁またはタートラージンによる着色と、豆汁(大豆をつぶした汁)またはカゼインを塗り重ね、乾燥した木地が余分な水分を吸わないようにする。水拭きを行う。 「着色」-黄色のオーラミン顔料または紅色のローダミン顔料を染料として用いる。 「摺漆(すりうるし)」-生漆に荏油を加えた、透明な「透漆」を薄く塗っていく。塗る回数により、荏油と漆の配合は変えている。乾燥させ、木地の表面に残った荏油を拭き取る。 「研ぎ」-「トクサ」に水をつけ、表面を磨く。 「上塗」-塗師それぞれの調合で作られる、最も透明度の高い透漆「春慶漆」を刷毛で塗って仕上げる。 乾燥させる。
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塗り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 04:49 UTC 版)
元来、棹の表面は黒く漆塗りされる。近年ではウレタンの吹き付け塗装が主流である。黒木や花梨といった用材で棹を作製する場合には、その木目や色合いを生かすために春慶塗り(スンチーヌイ)と呼ばれる透明の漆塗りを施すことが多い。また、奄美群島では塗りを施さない地のままの棹を好む人も多い。
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「塗り」の例文・使い方・用例・文例
- 寝る前に忘れずにナイトクリームを塗りなさい
- ペンキを2度塗りする
- 私は家のペンキ塗りを終えた
- 彼はそのいすをオーク着色剤で仕上げ塗りをした
- ペンキ塗り立て
- 私の家は新しく塗りなおす必要がある
- 父はやっと車庫のペンキ塗りをする暇をみつけることができた
- ペンキのひと塗り
- 彼の名前を黒で塗りつぶして消してくれ
- 外の壁は2度塗りしてください
- ペンキ塗りたて
- ケイトは体中にクリームを塗りつけた
- ケーキ型の内側と底に軽くバターを塗りなさい
- 花の絵に皆で色を塗りました
- 願い事をするときに左目を塗り、それがかなったら右目を塗るからです。
- このお箸は漆塗りです。
- あの手塗りのテーブルは一点ものです。
- マスタードの代わりにガーリックマヨネーズを塗りなさい。
- 接着剤を塗るのに塗り道具を使う
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