液体ヘリウムとは? わかりやすく解説

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えきたい‐ヘリウム【液体ヘリウム】

読み方:えきたいへりうむ

液化したヘリウムヘリウムすべての物質沸点が最低で、セ氏零下268.9度で得られる極低温冷却剤として広く使用。また超流動などの特異な性質を示すため、物性論的な研究の対象となる。


液体ヘリウム

 ヘリウム標準沸点が4.21Kと最も液化しにくい気体であるため、は高価であるが、従来金属系超電導体冷媒として用いられる

液体ヘリウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/02 09:22 UTC 版)

ヘリウムは、-269 ℃(約4 K)という極低温で液体として存在する。ヘリウムの安定な同位体には大多数を占めるヘリウム4と非常に希少なヘリウム3の2種類しかないが、沸点臨界点は、同位体によって異なる。1気圧、沸点でのヘリウム4の密度は、約125 g/lである[1]




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