チョーモンイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 04:22 UTC 版)
「神麻嗣子の超能力事件簿」の記事における「チョーモンイン」の解説
正式名称は超能力者問題秘密対策委員会。またの名をエスパー・エリミネイト・フォース(略してエスエフ)。超能力の悪用によってエスパーが不正な利益を得ることや、その結果人間社会に悪影響が出るのを阻止することを主な目的とする。超能力使用の監視、クリミナル・エスパーの補導、シャーリングと呼ばれる暗示による超能力の除去、エスパーのデータベース作成が作中で言及される任務。秘密組織であり、一部の協力者以外その存在を知る者は無い。本部・支部施設は亜空間に隔離されており、ティルトと呼ばれる特殊な処置を施された職員以外は侵入どころか存在を認識することも不可能である。詳細はほとんど不明だが、海外支部が存在し、係長、課長、部長、局長、支部長、委員長などの役職があることからかなり大きな組織のようだ。一般企業や官公庁のように昇進に必要な試験があり、下級職員は情報が制限されるなどの制約がある。また、寮も用意されており、見習いのうちはそこに入居しなければならない。各職員の名前は全てミッション・ネームであり、本名はもちろん、名前、年齢、性別、国籍すら記憶から消されている。それどころかこの世に戸籍を持っているかどうかも本人にはわからず、「現世」ではすでに死んでいたり、生まれてもいないかもしれない。その目的上、警察の上層部と繋がっているらしいが、非公式なもののため、現場レベルの協力体制に留まっている。作中の描写によると、少なくとも20年前から活動している模様。
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