光学系とは? わかりやすく解説

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こうがく‐けい〔クワウガク‐〕【光学系】

読み方:こうがくけい

光線性質利用して物体の像をつくる器具の一まとまり。光を集中発散反射屈折させるためのレンズ反射鏡プリズムなどの組み合わせ


光学系

投写ランプからデバイス、プリズム、レンズ、ミラーなどを総合して光学系と呼ぶ。この光学系を抜本的に見直すことによって、画質を飛躍的にアップさせることも可能。人気の液晶プロジェクター、ソニーVPL-VW11HTはその一例だ。

(執筆:オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。


光学

(光学系 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/20 03:37 UTC 版)

光学(こうがく、英語: optics[1])は、の振舞いと性質および光と物質相互作用について研究する、物理学のひとつの部門。光学現象を説明し、またそれによって裏付けられる。




「光学」の続きの解説一覧

光学系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:39 UTC 版)

デジタルカメラ」の記事における「光学系」の解説

撮像 基本的な光学系は銀塩カメラそれほど差はない。同じ画角で同じF値レンズ作る際に、撮像素子小さいほど短い焦点距離レンズ、つまり小さレンズで済む。ほとんどのデジタルカメラ撮像素子は、35 mmフィルム比べて小さいため、レンズ35 mmフィルム式のカメラのものよりも小さい。デジタルカメラ中でもコンパクトデジカメ撮像素子は特に小さいため、高倍率のズームレンズ小型本体搭載できるコンパクトカメラ多く沈胴式レンズ備えることで、携帯性を高めている。 一眼レフカメラミラーレス一眼カメラではレンズ交換対応するために、カメラ本体交換レンズとの接続に関して規格があり、これは「レンズマウント規格」と呼ばれるカメラ本体側には「レンズマウント」と呼ばれる交換レンズ接合基部設けられ光路となる大きな開口部とその周囲円環状の金属部分から構成されるレンズマウントには交換レンズ内の絞り機構ズーム機構など駆動制御するための配線接点設けられており、レンズマウント規格では物理形状だけでなくこういった電気信号類も規定している。 銀塩カメラシャッター機構機械式のみであったが、デジタルカメラでは機械式電子式電子シャッター)の2種類がある。一般に一眼タイプでは機械式コンパクトデジカメでは電子式採用される傾向がある。最近は機械式電子式組み合わせたハイブリッド方式のものも増えてきている。 ファインダー ほとんど全てのデジタルカメラには本体背面液晶ディスプレイによる画像表示器が備えられており、これが撮影時画像情報を得るファインダーとしても用いられることが多い。また、従来型小穴覗き込む透過形式ファインダー搭載するものや、電子式表示面が備わっている電子ビューファインダー搭載するものもある。一眼レフカメラではペンタプリズムなどを用いた光学式レフレックスファインダー搭載されており、背面液晶ディスプレイ合わせてそれぞれの役割違いメーカー各社ごとの特徴である。 光学信号である画像電気変換する撮像素子光学センサ)は、CCDイメージセンサCMOSイメージセンサ用いられる。この点が光化学反応用い銀塩フィルム式のフィルムカメラ異なる。撮像素子の受光面の大きさは、通常のフィルムカメラ用いられる35 mmフィルム1コマよりも小さいものが大多数である。半導体素子そのものである撮像素子は、その大きさ部品価格主要な決定要素であるため、比較廉価なコンパクトデジカメでは1/3インチから2/3インチが、上位価格帯占め一眼レフタイプではより大きなAPS-Cサイズ用いられるまた、一部の高級機種業務用機種には35 mmフルサイズ中判など、銀塩フィルム同等サイズ撮像素子搭載する製品もある。 撮像素子2000年頃までCCD主流で、画質劣ったCMOS一部安価な機種搭載されるのみだった。その後CMOSイメージセンサ性能向上して多く問題点対処進められた。CMOSの特徴である低消費電力性や低価格なこともあり、一眼レフ中心にCMOS搭載機種増えてきている。CMOSによるデジタル回路を同じシリコン基板上に構築しやすいので高機能駆動回路センサ側に作るのに向いており、例えA/D変換回路内蔵するものがある。 一般に撮像素子大きいほど色再現性感度ノイズダイナミックレンジなどあらゆる点で有利である。とくに同じ時代設計され撮像素子同士比較ではサイズにより画質の差があり、測定値にも表れるまた、同じ画角・同じF値における被写界深度浅くなるため、対象物だけにピントを合わせて背景から浮き上がらせるボケ効果得られやすい。反面撮像素子大きいとボディ大型化し、高価になる。また画素数が多いほど描写精細になり、大きなサイズでのDPE依頼フォトプリントでも精細な画像得られる撮像素子のサイズ変えず画素数増やすと、1画素あたりの面積小さくなるダイナミックレンジ狭くなる電気的なノイズ歪み多くなることからむし画質損な場合もあるので、撮像素子や処理回路ノイズ抑える設計が必要であるため、画素数増やすことには限界がある。コンパクトなボディ大きな撮像素子搭載した機種存在する2010年現在用いられている撮像素子多くが、1つ画素多様な色の識別行えず、画素構成するそれぞれのフォトダイオードの上RGB(CMY) の内のいずれか1色のフィルター配置することでそれぞれの色を検出するこのため多様な色が検出できる最小単位は、少なくとも3画素である。続く画像処理部では、それぞれの画素には本来測光しなかった他の2色分の色情報を周囲の色から作り出すという処理が行われる場合があり、「偽色」と呼ばれる誤った色情報を生成した不自然なノイズ生じ原因である。このようなノイズ画素数実質的な減少避けて可能な限り画素数増やしたいプロ仕様の上機種では、入射光を3個ほどのプリズムによって CMY(RGB) という波長帯別に分離してから、それぞれの光を1枚ごとの撮像素子電気変換する仕組み備えるものもある。

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光学系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 23:49 UTC 版)

ステッパー」の記事における「光学系」の解説

分解能波長比例し開口数反比例するこのため光源には可視光より波長が短い紫外線エキシマレーザー)が用いられ、光学系を構成するレンズには紫外線透過率が高い合成石英やフッ化カルシウムなどが使用されるまた、近年実用化されつつあるEUV(極端紫外線露光装置の光学系には、レンズ代わりにMo/Si製のミラー用いられている。(EUVレンズ透過しないため。)

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光学系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 06:13 UTC 版)

イエベス40m電波望遠鏡」の記事における「光学系」の解説

光学系は、次の3つの主要コンポーネント構成されている。 主鏡 主鏡口径40mの放物面であり、420のアルミニウムパネルからなる個々パネル厚さは約1.8mmで、表面樹脂コーティングされている。パネルアルミニウム骨組みの上設置されていて、機械式アクチュエーター位置角度14マイクロメートル精度調整することができる。主焦点放物面鏡中央から15メートルの距離にあり、副鏡の焦点一つ一致している。主鏡支持機構全体重量200トンとなっている。 副鏡 副鏡は、直径3.28メートル双曲面鏡であり、カセグレン焦点へと電波を導く。副鏡は炭素繊維の上に薄いアルミ箔載せるかたちで作られている。副鏡に要求される表面精度主鏡それよりも厳しくrms53マイクロメートルとなっている。また、副鏡は2通り駆動が可能である。ひとつは、焦点周辺での微細な駆動であり、副鏡が焦点位置からずれている場合にこれを補正することができる。特に高周波観測では、焦点位置調整は重要である。もうひとつは、光軸方向最大で1メートル動かすことができることである。これにより、主鏡であるパラボラアンテナ焦点ホログラフィ受信機設置することができる。 ナスミス鏡 副鏡で反射されビームナスミス焦点に導くために、第3鏡と第4鏡が設置されている。これらはいずれ直径2.65mの平面鏡であり、光軸に対して45度傾いて設置されている。第4鏡は観測する周波数によって2種類使い分けることができるが、現在1種類のみ設置されている。もう1種類の第4鏡は、高周波観測やマルチビーム受信機のために使われる三次光学系 三次光学系は、望遠鏡設置された各周波数帯域ホーンアンテナへの信号を導く役割持っている三次光学系の入り口には、焦点距離が1.36メートルオフセット放物面鏡設置されていて、入射する平面波収束されたビーム変換する。このビームは、S/C/CHバンド電波透過するXバンド電波反射するように作られ特殊なレンズ導かれ最終的な受信機送られる

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光学系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/19 21:49 UTC 版)

光電測光器」の記事における「光学系」の解説

光電測光器の光学系は、視野確認光学系、ダイアフラム目的天体以外をマスクする絞り)、ファブリーレンズ、フィルター、そして検出器配置される光電測光器の光学系 典型的な光電測光器では、視野確認光学系として、ダイアフラム前に45度跳ね上げ鏡+導入用広視野接眼鏡を置き、接眼鏡には照明十字線張ってある。この十字線交点天体合わせ45度鏡を跳ね上げると、ダイアフラム中央天体が来るように調整されている。ダイアフラムの穴径は、天体サイズ明るさに応じてターレット何種類かの物を選べるダイアフラム後ろにはポストビューワと言ってダイアフラム拡大して観察できる倍率顕微鏡似た光学系が跳ね上げとともに配置されていて、目的天体ダイアフラムから外れていないかを観察できるダイアフラム光電子増倍管光電面の間にはファブリーレンズが置かれ、その位置は、望遠鏡主鏡対物レンズ)の実像光電面に結ばせるように置く。こうしておくと、望遠鏡主鏡目的星の光均等に照明されているので、ダイアフラム内で目的星の位置がずれても、常に光電面の決まった位置均質な光があたり、測光誤差生じないうになるまた、ダイアフラムとファブリーレンズの間隔は、ファブリーレンズの焦点距離だけ離しておくと、ファブリーレンズを通った光は平行光線になり、その後におかれたフィルター設計どおりの光学特性になる。フィルターターレット収められることが多く、以下に述べ測光システム合わせた透過特性持った種類フィルター選択できる。そして最後に検出器目的天体の光が届く。

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