ぎんえん‐カメラ【銀塩カメラ】
読み方:ぎんえんかめら
銀塩カメラ
別名:フィルムカメラ,フィルム式カメラ
【英】silver halide camera
銀塩カメラとは、感光材料が塗られたフィルムを露光させることで像を写し撮る方式のカメラの総称である。フィルムを記録媒体として使用する、旧来のカメラが、銀塩カメラである。フィルムカメラ、または単純にカメラと呼ばれることもある。
デジタルカメラの登場以後、それと明確に区別するために従来のカメラを銀塩カメラなどと呼ぶようになった。塩化銀や臭化銀といったハロゲン化銀が光に当たることで黒化する原理を利用している。銀塩カメラでは一度撮影したものは撮り直しができず、現像・焼付けをしなくては仕上がりの確認もできない。
カメラ
(銀塩カメラ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 06:35 UTC 版)
カメラ(英: camera、独: Kamera)[注釈 1]は、写真(や映像)を撮影するための光学的な機械や装置[2]。 写真機(しゃしんき、寫眞機)ともいう。
注釈
出典
- ^ キャメラマン、、、キャ!? - 株式会社プロスクルー 2023年11月19日閲覧。
- ^ 『日本大百科全書』【カメラ】
- ^ a b c d e f g “カメラと写真がわかる本”. RICOH. 2020年7月2日閲覧。
- ^ 日本経済新聞「2019年のデジカメ出荷、22%減の1521万台に」
- ^ [https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ303W20Q1A130C2000000/ 日本経済新聞「デジカメ、20年世界出荷42%減 一眼をミラーレスが抜く」
- ^ a b c d e f g h i j k l m “カメラにはいろいろある”. CANON. 2020年7月2日閲覧。
銀塩カメラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:22 UTC 版)
フィルムや印画紙などの感光材料を利用したカメラで、フィルム式カメラやインスタントカメラなどデジタルカメラ以外のほとんどのカメラが銀塩カメラにあたる。銀塩は感光材料の主たる原料に銀や塩素の化合物が用いられていることに由来する。 銀塩写真では撮影時に光を銀や塩素の化学反応として記録し、それを別の化学反応によって目に見える形に変化させる現像の処理が必要なため画像が出来上がるまでに時間がかかる。また、銀塩写真では撮影するたびにフィルムを消費するためコストが比較的高くなる。 一方で銀塩写真は化学反応の強弱に応じた細かい諧調表現が可能なことや現像のプロセスを楽しむ目的などから未だに人気がある。
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