インスタントカメラとは? わかりやすく解説

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インスタント‐カメラ【instant camera】

読み方:いんすたんとかめら

特殊フィルム用い撮影後すぐにポジ画像見られるカメラポラロイドカメラなど。


インスタントカメラ

別名:ポラロイドカメラポラロイド式カメラ
【英】instant camera

インスタントカメラとは、写真フィルム個別自動的に現像する仕組み備え撮影後すぐにその写真を見ることができるタイプカメラ総称である。このタイプカメラ開発発売した先駆的企業ポラロイド)の名称が製品カテゴリー代名詞として認知されている。

インスタントカメラのフィルムには現像液があらかじめ仕込まれてあり、撮影後現像液添付されることで自動的に現像進行するようになっている暗室などの大がかり現像設備必要なく、手軽にポジ写真得られる。ただしフィルム単価相対的に割高といえる

インスタントカメラの主要なメーカーとしては、ポラロイドの他に、「チェキ」を販売している富士フイルム挙げることができる。チェキはインスタントカメラをコミュニケーションツールとして打ち出しており、若い女性主なターゲットに、トイカメラ的な位置づけ販売している点に特徴がある。

デジタルカメラ普及などの背景もあり、インスタントカメラの需要長らく減り続けていたが、最近ではデジタルネイティブ世代がインスタントカメラを却って斬新受け止めるようになっており、再び人気集めつつある。チェキなどは2010年代入って売り上げ伸ばしつつある。

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撮影技術:  有効画素数
種類:  アウトカメラ  一眼レフカメラ  インスタントカメラ  インカメラ  おもちゃデジカメ  EX-FR10

インスタントカメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/23 08:24 UTC 版)

インスタントカメラ: instant camera)は、撮影直後に自動的に現像を行う写真フィルムを使ったカメラ。撮ったその場で写真を見ることができるという最大のメリットがある。


  1. ^ a b c d e f g h i j 『発明の歴史カメラ』pp.33-35「インスタントカメラ出現」。
  2. ^ a b c d 『現代カメラ新書No.6、クラシックカメラ入門』p.53。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『発明の歴史カメラ』pp.183-185「インスタントカメラ」。
  4. ^ a b c d 『発明の歴史カメラ』pp.185-187「コダック、ようやく参入」。
  5. ^ “フォトラマ”の誕生―フジインスタント写真システムの開発


「インスタントカメラ」の続きの解説一覧

インスタントカメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 19:50 UTC 版)

彼女とカメラと彼女の季節」の記事における「インスタントカメラ」の解説

撮影直後自動的に現像を行うフィルム使ったカメラ富士フイルムの「チェキ」が有名。作中ではコダックのEK6をモデルとしたカメラ登場するPHOTO:05)。

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インスタントカメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 16:10 UTC 版)

ドクター・エスカルゴン」の記事における「インスタントカメラ」の解説

第12話エスカルゴン開発したインスタントカメラ。写真幽霊が写るように細工施されていた。

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インスタントカメラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:16 UTC 版)

カメラの歴史」の記事における「インスタントカメラ」の解説

「インスタントカメラ」および「ポラロイド#歴史」も参照 世界初現実的なインスタントカメラポラロイドモデル951948年市場出た。その発明者エドウィン・ハーバード・ランドにちなみランドカメラとして知られ特許受けた化学プロセス使用し、1分未満ネガからポジプリントを作り出した。ランドカメラは比較高価ではあったが人気博し、ポラロイドラインアップは1965年モデル20スィンガーがベストセラーとなるなどして、1960年代まで何十ものモデル拡大した。しかし、20世紀の末からデジタルカメラ普及に伴い急速に市場縮小2008年夏にポラロイドインスタントフィルム生産終了した

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「インスタントカメラ」の例文・使い方・用例・文例

  • インスタントカメラ
  • 彼がインスタントカメラで日常風景を撮る
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