アイ‐エー‐ビー‐ピー【IABP】
読み方:あいえーびーぴー
大動脈バルーンパンピング
(IABP から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 03:24 UTC 版)
大動脈バルーンパンピング(Intra Aortic Balloon Pumping; IABP)とは、心臓の機能が低下し、自らの心臓で血液を全身に送ることができない状態(急性心筋梗塞など)に対する治療法。IABPバルーンカテーテルを大腿動脈から挿入し、胸部下行大動脈に留置し、動脈圧または心電図に同期させてバルーンをヘリウムガスで収縮・膨張させることにより心臓の圧補助を行う補助循環装置である[1]。これにより、心室の後負荷が減少し、心筋酸素消費量を減少させる[2]。
- ^ “大動脈内バルーンパンピング術”. 医療法人錦秀会 阪和記念病院. 2019年10月30日閲覧。
- ^ “JSEPTIC CE教材シリーズ 対象:レベル1 ICUで働く新人CE(1~3年目程度)”. 2019年10月30日閲覧。
- ^ “心臓カテーテル室で使用される補助循環装置”. 2019年10月30日閲覧。
- ^ “イラストで理解!IABPの仕組み”. 2019年10月30日閲覧。
- 1 大動脈バルーンパンピングとは
- 2 大動脈バルーンパンピングの概要
- IABPのページへのリンク