炭素とは? わかりやすく解説

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たん‐そ【炭素】


アセチレンブラック

分子式C
その他の名称炭素【動物性,植物性】、カーボンブラックエキストラクト、Carbon black extractCarbon、C、活性炭Activated carbon活性炭素、Graphitized carbon blackCarbon blackAcetylene blackせきぼく、Grapite、カーボンブラック、アセチレンブラック、黒鉛化カーボンブラック、Activeated carbonpowder】、活性炭粒状】、Activeated carbongranule】、活性炭粉末】、AST-120、クレメジン、Kremezin
体系名:炭素


物質名
炭素
英語名
Carbon
元素記号
Ca
原子番号
6
分子量
12.011
原子半径(Å)
0.77
融点(℃)
3500
沸点(℃)
4918
密度(g/cm3
2.25
比熱(cal/g ℃)
0.165
イオン化エネルギー(eV)
11.26
電子親和力(eV)
1.268

生命に非常に深く関係する有機化学根本物質とも言える物質結合によって炭やダイヤモンドに姿を変える人類も、黒鉛などとして太古から炭素に親んできた。ただし元素として認識する至ったのは18世紀過ぎてのことである。

炭素

作者プリーモ・レーヴィ

収載図書周期律元素追想
出版社工作舎
刊行年月1992.9
シリーズ名プラネタリークラシクス


炭素

作者広坂光則

収載図書閑話百題―ショートショート集
出版社新風舎
刊行年月2007.3


炭素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/09 06:21 UTC 版)

炭素(たんそ、: carbon、カーボン、: carbone: Kohlenstoff)は、原子番号6の元素である[11]元素記号C[11]原子量は12.01。非金属元素第14族元素第2周期元素の一つ。




「炭素」の続きの解説一覧

炭素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/28 07:10 UTC 版)

国際核融合材料照射施設」の記事における「炭素」の解説

炭素が使用される場合物理・化学双方スパッタリング起因するエロージョン速度1年あたり数メートルにも達する。そのため、スパッタされた材料が再蒸着されることに頼らなくてはならない。再蒸着される場所がスパッタされた場所と対応関係にあるわけではないので、炭素の持つ、使用供し難いほどのエロージョン速度という問題拭い去れない。更に大きな問題として、炭素の再蒸着の際に三重水素一緒に蒸着されることがある。炭素の再蒸着層に取り込まれ三重水素と炉内のちりはすぐに数 kgオーダーの量に達する。これは燃料が再蒸着失われることと、事故の際にきわめて深刻な放射性物質汚染問題引き起こすことを示している。核融合関係者の間では、炭素は核融合実験においては非常に魅力的な材料ではあるが、PFC 材質として第一に選択すべきものとはなり得ないだろう、ということ共通認識となっている。

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炭素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 04:16 UTC 版)

栄養素 (植物)」の記事における「炭素」の解説

炭素は、有機物必須構成元素である。有機物には、タンパク質糖質脂質核酸などがなり、これらは生物一般細胞組織の構造機能欠かせない植物の場合デンプンセルロースも、重要かつ植物体中豊富な有機物である。植物とって主要な炭素源は大気中の二酸化炭素であり、取り込まれ二酸化炭素炭化水素変換された後、様々な有機物材料となる。

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炭素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/05 22:43 UTC 版)

ケレス (準惑星)」の記事における「炭素」の解説

有機化合物ソリン)がエルヌテト(Ernutet)と呼ばれるクレーター検出されており、またケレス大部分は非常に炭素に富んでいて、表面付近の全質量の約20%占めている。炭素含有量地球上で分析されている炭素質コンドライト隕石よりも5倍以上多い。表面の炭素は、岩石水の相互作用でできた粘土のような生成物混合されている証拠だとされている。この化学組成は、ケレス木星軌道よりも外側で、そして有機化学有利な条件もたらす存在する状況下でケレスが炭素に富む物質降着によって形成され可能性示している。ケレスこうした物質見られるのは、生命にとって基本的な成分宇宙全体存在しているという証拠になる。 ケレス光点地図 2017年12月時点 2015年12月時点 可視光線および赤外線でのケレス光点2015年4月撮影スポット1(上段周囲より温度が低い)スポット5(下段周囲温度似通っている) オッカトルクレーターにあるスポット5。ドーンが高度385 kmから撮影アフナ山は最も急勾配のところで推定5 kmの高さを持つ。ドーン2015年12月に高度385 kmから撮影

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炭素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 08:38 UTC 版)

同素体」の記事における「炭素」の解説

ダイヤモンド - 非常に硬い無色結晶炭素原子正四面体格子状配置した分子構造をとる。電気伝導性が低い。優れた導体ロンズデーライト - 六方晶ダイヤモンドとも呼ばれるグラファイト - 黒鉛とも呼ばれる薄片状剥がれやすい層状黒色固体中程度電気伝導性を持つ。グラフェンが何層にも重なった構造をとる。 グラフェン - 1原子分の厚さを持つ六角形格子構造をしたシート状の形をとる。 不定形炭素 - 顔料着色剤として使用されるフラーレン - C60の炭素のみで構成され閉殻空洞体の総称カーボンナノチューブ - 炭素が円筒形ナノ構造構成している。 カルビン - 炭素同士sp混成軌道連鎖した構造をとる。 schwarzites Cyclocarbon

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炭素

出典:『Wiktionary』 (2021/07/14 12:14 UTC 版)

名詞

(たんそ)

  1. 原子番号 6、元素記号 C の非金属元素単体黒鉛ダイヤモンドなどの形状がある。様々な化合物の形で豊富に存在している。

語源

初出1822 年[1]オランダ語 koolstofkoolすみ)+ stof物質[2]

複合語

訳語

参照

  1. 宇田川榕菴、『遠西医方名物考』、巻14、1822、12ページ :
    鋼ハ銕ニ炭素ヲ含ム者ナリ
  2. 宇田川榕菴、『遠西医方名物考補遺』、1834炭素

「炭素」の例文・使い方・用例・文例

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