生体成分のうち、水に溶けない物質をいい、体内では水分の次に多く含まれています。炭水化物・たんぱく質と並ぶ、三大栄養素のひとつです。中性脂肪などの単純脂質、リン脂質やリポたんぱく質などの複合脂質、脂肪酸やコレステロールなどを含むステロイドなどの誘導脂質に大きく分けられます。
食物から体内に取り入れた脂質は、主に小腸で消化されます。脂質の種類ごとに複雑な過程を経て取り込まれ、効率の良いエネルギー源として使われるほか、各種生理活性物質の原料となるなどさまざまな役割を果たしています。
余った脂質は、中性脂肪として体内に蓄えられますが、多く摂り過ぎれば肥満を招き、生活習慣病の原因となります。
三省堂 大辞林 |
ししつ 1 【脂質】
生物学用語辞典 |
脂質
脂肪酸エステルの総称。グリセロールとエステル結合したグリセロ脂質や、スフィンゴシンと結合したスフィンゴ脂質など。体内におけるエネルギー貯蔵物質として使われるほか、細胞膜の構成成分となる。
健康関連用語辞典 |
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馬の用語事典 |
脂質
【英】:lipids
脂肪酸とグリセリンのエステル(化合物)で、生体に利用されるものの総称。脂質はあらゆる飼料に含まれるが、その含量は少なく2-5%程度である。しかし、炭水化物やタンパク質の2.25倍のエネルギ−含量をもち馬にとっては効率のよいエネルギ−源といえる。飼料に脂質を添加することが馬の運動能力に好結果を与えるという報告は多い。おもに運動距離が長くスタミナを要する競技においては、脂質がエネルギ−として利用されることにより筋肉中グリコ−ゲンが節約され、結果的に運動後の血糖も高い値で維持される。 類義語:脂肪(しぼう)、粗脂肪(そしぼう)
微生物の用語解説 |
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脂質 [Lipid]
近年、脂質生化学の発展にともなって、生物にとって重要な複合脂質であるリポ多糖、リポタンパク質あるいは糖脂質など重要性が解明されつつある。
日本酒用語集 |
ウィキペディア |
脂質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/13 19:52 UTC 版)
脂質(ししつ、Lipid)は、生物から単離される水に溶けない物質を総称したものである[1]。特定の化学的、構造的性質ではなく、溶解度によって定義される。1925年に W・R・ブロール (W. R. Bloor) によって以下の生化学的脂質の定義がなされている[2]。
ただし、上記の定義は現在では数多くの例外が存在し、十分な条件とは言えない。現在の生化学的定義では「長鎖脂肪酸あるいは炭化水素鎖を持つ生物体内に存在あるいは生物由来の分子」となる。
- ^ IUPAC Gold Book - lipids
- ^ Bloor, W. R. "Biochemistry of the Fats". Chem. Rev. 1925, 2, 243–300. DOI: 10.1021/cr60006a003.
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