クロロホルム

デジタル大辞泉

クロロホルム【chloroform】

読み方：くろろほるむ

エーテル臭をもつ無色透明の液体。メタンを塩素ガスで塩素化して作る。揮発性があり、蒸気は甘味を帯びる。フレオンの合成原料、溶剤などに用いる。以前は吸入麻酔薬に用いられた。化学式CHCl₃　クロロフォルム。トリクロロメタン。

日本化学物質辞書Web

クロロホルム

分子式：	CHCl3
その他の名称：	クロロホルム、Chloroform、Trichloromethane、トリクロロホルム、TCM、R-20、RCRA waste number U-044、R-20【Refrigerant】、NCI-C-02686、Trichloroform
体系名：	トリクロロメタン

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分子構造リファレンス

物質名

トリクロロメタン

慣用名

クロロホルム

化学式

CHCl₃

融点（℃）

－63.5

沸点（℃）

61.2

特徴

ハロゲン化合物の一種。溶媒として用いられる。

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分子生物学用語集

クロロホルム

実験用の溶媒。過去には麻酔薬として用いられたこともあったが、発ガン性が指摘されたため使用が禁止された（アメリカ）。

名前	Trichloromethane, Chloroform

b.p.	61.15 - 61.70°C
m.p.	-63.2 - -63.5°C
ICSC	ICSC
MeSH	68002725

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水質用語集

クロロホルム（CHCl3）

クロロホルムは揮発性有機塩素化合物の1つで、無色透明の液体です。フッ素樹脂の原料、溶剤、抽出剤等広い用途に使用されています。また、水道の浄水処理過程で消毒用の塩素と有機物質が反応し生成するトリハロメタンの成分の一つでもあります。人体への影響としては、肝障害、腎障害、中枢神経障害があります。かつては麻酔剤として用いられましたが、その毒性のため用いられなくなりました。指針値は、「0.06mg/リットル以下」と定められています。

ウィキペディア

クロロホルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/06/22 23:23 UTC 版)

クロロホルム (英: chloroform) は化学式 CHCl₃ で表されるハロゲン化アルキルの一種である。IUPAC名はトリクロロメタン (trichloromethane) であり、トリハロメタンに分類される。広範囲で溶媒や溶剤として利用されている。

ウィキペディア小見出し辞書

クロロホルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/23 01:17 UTC 版)

「鉄人28号 白昼の残月」の記事における「クロロホルム」の解説

ベラネード財団先遣隊の視察団長を務め、廃墟弾奪取の為に暗躍する。

Weblio日本語例文用例辞書

「クロロホルム」の例文・使い方・用例・文例

• クロロホルムで麻酔する
• 医師は、クロロホルムで人々の意識を失わせたものだ
• クロロホルムは最初の吸入麻酔薬だった
• スコットランドの産科医、外科医で、エーテルの使用における先駆者となり、クロロホルムの麻酔薬効果を発見した（1811年−1870年）
• （クロロホルムに似た）無色の気体であるハロホルムCHF3
• クロロホルムという麻酔作用のある溶剤
• 麦角をクロロホルムで浸出して得た液