三大栄養素とは? わかりやすく解説

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さんだい‐えいようそ〔‐エイヤウソ〕【三大栄養素】

読み方:さんだいえいようそ

栄養素のうち、動物の体をつくるもととなったエネルギー源となったりする、たんぱく質糖質脂質のこと。


三大栄養素

英訳・(英)同義/類義語:Three major nutrient

タンパク質脂肪炭水化物

栄養素

(三大栄養素 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 01:57 UTC 版)

栄養素(えいようそ、nutrient)とは、


注釈

  1. ^ 検出感度が飛躍的に向上したため、今日では周期表のほとんどの微量元素を生体試料から検出することが可能になっている。一部のサプリメントには体内で検出されることをもって栄養素であると主張する根拠に欠ける商品もある。
  2. ^ 英語圏では栄養素元素表を学生が暗記する為に(C. Hopkinsのコーヒーマグという読みから転じた)アクロニムC. HOPKiN'S CaFe Mgが使用される。すなわち炭素(Carbon), 水素(Hydrogen)、酸素(Oxygen)、リン(Phosphorus)、 カリウム(Potassium; K)、窒素(Nitrogen)、硫黄(Sulfur)、カルシウム(Calcium)、鉄(Iron; Fe)そしてマグネシウム(Magnesium; Mg)

出典

  1. ^ a b 広辞苑第五版
  2. ^ a b c d e f g h i j 『岩波生物学事典』岩波書店、1996年。ISBN 4-00-080087-6 
  3. ^ a b c d 参照文献:『世界大百科事典』
  4. ^ a b 長倉三郎ら編、「栄養」、『岩波理化学辞典』、第5版CD-ROM版、岩波書店、1999年
  5. ^ 正式には食事摂取基準の「策定栄養素」と呼ばれる。; 日本人の食事摂取基準について、日本国 厚生労働省、2005。また記事 栄養素 (栄養学)に詳しい。
  6. ^ 長倉三郎ら編、「独立栄養」、「従属栄養」、『岩波理化学辞典』、第5版CD-ROM版、岩波書店、1999年
  7. ^ 佃 弘子、「栄養」、『世界大百科事典』、平凡社、1998年
  8. ^ 茅野 充男、「最小養分律」、『世界大百科事典』、平凡社、1998年
  9. ^ Fox, JE, Gulledge, J, Engelhaupt, E, Burrow, ME, and McLachlan, JA (2007). “Pesticides reduce symbiotic efficiency of nitrogen-fixing rhizobia and host plants”. Proceedings of the National Academy of Sciences of the USA 104: 10282-10287. 
  10. ^ a b 八杉龍一ら編『岩波生物学事典 第4版CD-ROM版』岩波書店、1988年。ISBN。 
  11. ^ 『岩波生物学事典CD-ROM版』の中の特に「消化共生」「栄養交換」の項目
  12. ^ 森本 桂、「シロアリ(白蟻)」、『世界大百科事典』、平凡社、1998年
  13. ^ 佃 弘子、「共生栄養」、『世界大百科事典』、平凡社、1998年


「栄養素」の続きの解説一覧

三大栄養素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:26 UTC 版)

栄養素」の記事における「三大栄養素」の解説

前に述べたように、有機栄養素のうち炭水化物たんぱく質脂肪多く生物種栄養素であり、「三大栄養素」とも呼ばれる。 糖から構成される炭水化物炭水化物構成する単位の数により(グルコースフルクトースのような単糖、(ショ糖乳糖のような二糖、(でんぷんグリコーゲンセルロースのような少糖多糖区分されるたんぱく質アミノ酸ペプチド結合連なった有機化合物である。ヒト体内幾つかのアミノ酸作り出すことができず(必須アミノ酸呼ばれる食事から補給されるたんぱく質消化管消化酵素消化作用により、遊離アミノ酸分解される脂肪化学構造一分子のグリセリン三分子の脂肪酸エステル結合している。その脂肪酸分岐しない炭化水素単結合のみからなる場合飽和脂肪酸)と、分岐しない単結合および二重結合炭化水素場合不飽和脂肪酸)とがある。脂肪から代謝誘導される脂質生物細胞膜維持する機能有している。加えて高等動物においては体表近く蓄積されることで体に加わった打撃吸収した体温安定化させる役割を持つ場合がある。あるいは、体表分泌されることで表皮髪の毛健全に維持する役割有するエネルギー量は脂肪は9 kcal/g (〜37.7 kJ/g)、タンパク質あるいは炭水化物は4 kcal/g (〜16.7 kJ/g)である。

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三大栄養素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 16:56 UTC 版)

栄養素 (栄養学)」の記事における「三大栄養素」の解説

有機栄養素のうち糖質炭水化物)、タンパク質脂肪多く生物種利用可能栄養素であり、「三大栄養素」と呼ばれる栄養学上、炭水化物のうち人間消化不能な食物繊維除いたものを糖質と呼ぶ。三大栄養素のひとつとして炭水化物の語を用いるときは、主に糖質を指す。 炭水化物は糖から構成され構成する単位の数によりグルコースブドウ糖)・フルクトース果糖)等の単糖スクロースショ糖)・ラクトース乳糖)等の二糖オリゴ糖少糖)、デンプン・グリコーゲン・セルロース等の多糖区分されるタンパク質アミノ酸ペプチド結合連なった高分子化合物である。ヒト体内幾つかのアミノ酸作り出すことができず(必須アミノ酸呼ばれる)、食事から補給するタンパク質消化管消化酵素作用により、遊離アミノ酸分解される脂肪一分子のグリセリン三分子の脂肪酸とがエステル結合結合した構造をしている。脂肪酸には炭化水素鎖に単結合のみが含まれる飽和脂肪酸と、二重結合含まれる不飽和脂肪酸とがある。脂肪から代謝誘導される脂質生物細胞膜維持する機能有している。加えて高等動物は、脂肪体表近く皮下脂肪として蓄積することで、体に加えられ打撃吸収したり、体温調節行ったりする場合がある。あるいは、体表皮脂として分泌されることで表皮や毛を健全に維持する役割有するエネルギー量は、脂肪はおよそ9 kcal/g (~37.7 kJ/g)、タンパク質炭水化物はおよそ4 kcal/g (~16.7 kJ/g)である。

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